遊戯王GX 〜One turn kill version〜   作:一汎人

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前回の投稿が約3ヶ月前ってマジ?な話です。


番外編 許されなかった勅命

 〜あらすじ〜

 前回エドにボコボコにされた万丈目は、なんやかんやあってリベンジマッチすることとなった。

 

「今度は俺が勝たせてもらう!」

「何度やっても同じことだ!」

 

「「デュエル!」」

 

 万丈目 LP4000

 エド  LP4000

 

「俺が先行だ! ドローッ! 俺は《相剣師-莫邪》を通常召喚! そして効果発動! このカードが召喚に成功した時、手札の相剣カードか幻竜族モンスターである、《相剣師-泰阿》を見せることで、レベル4のチューナーモンスターである相剣トークン1体を特殊召喚!」

「これでレベル8のシンクロモンスターのお出ましか」

「そういうことだ。俺はレベル4の莫耶にレベル4のトークンをチューニング! シンクロ召喚! 出でよレベル8! 《相剣大師-赤霄》! 続けて赤霄の効果発動! 1ターンに1度、このカードがシンクロ召喚に成功した場合、デッキから相剣カード1枚を手札に加えるか除外することができる! この効果で俺はデッキから《相剣軍師-龍淵》を手札に加える。そして莫耶の効果により、俺カードを1枚ドロー。さらに俺は龍淵の効果を発動! 泰阿を捨てる事で手札のこのカードを特殊召喚し、さらに相剣トークン1体を特殊召喚できる。レベル6の龍淵にレベル4のトークンをチューニング! 絶望に呑まれし相剣の軍師よ、その邪悪なる剣を持って敵を射て! シンクロ召喚! レベル10! 《相剣大邪-七星龍淵》」

「暗転の時点でキナ臭かったが、まさかここまで早く裏切るとはな」

「3ヶ月*1もあれば十分だったという事だろう。そして龍淵の効果により、お前に1200のダメージを与える!」

「ぐっ」

 

 エド  LP4000→2600

 

「俺はカードを2枚伏せてターンエンド! (セットカードは俺の場の幻竜族モンスターと相手の場のカードを2枚破壊する《相剣暗転》と、魔法カードを完全封殺する永続罠の《王宮の勅命》。エドは融合デッキを使うことが多いから、勅命はかなり刺さるはずだ! これで俺の勝ちは確実だな)」

 

(……成る程、わかりやすい相剣の展開ルートできたか。今万丈目のフィールドには、コストとして手札かセメタリーの相剣カードか幻竜族モンスターを除外し、自身以外のモンスターをチョイスしてその効果を無効にする《相剣大師-赤霄》と、僕が魔法(マジック)(トラップ)のエフェクトを発動したら除外し、モンスターを特殊召喚すれば、そのうちの1体を除外し、それら2つの効果の発動時にそれぞれ1200のダメージを与える《相剣大邪-七星龍淵》か。おまけにセットカードが2枚と、厄介極まりないが……プロの力を無礼(なめ)るなよ!)

 

「僕のターン、ドローッ! ……行くぞ、万丈目! 僕は魔法カード《アラメシアの儀》を発動!」

「やっと制限になったカードか……そいつを倒すわけにはいかない! まずは七星龍淵の効果発動! そのカードを除外して1200のダメージだ! 続けてリバースカードオープン! 《王宮の勅命》! これによって魔法カードの効果を無効にする!」

「先行制圧は許さん! そこにチェーンして《禁じられた一滴》を発動! コストとして手札の《錬装融合》とフィールドの《アラメシアの儀》をセメタリーへ送り、赤霄と七星龍淵のエフェクトを無効にする! さらにチェーンして《手札断殺》! 2枚捨てて2枚ドローだ!」

「またそれ(一滴)か! プロと言え芸がないな!」

「1芸すら超えられないようではプロの道は遠いぞ、万丈目。逆順処理だ。まず断殺で2枚捨てて2枚ドローだ」

「……ドロー!」

「続けて一滴のエフェクトが適用、さらに勅命が適用され、七星龍淵のエフェクトは無効になるため不発。そして《王宮の勅命》はフィールドの魔法のみを無効とするカード……つまり、コストとして墓地へ送られた《アラメシアの儀》は有効! 現れろ! 勇者トークン! ……その後、《運命の旅路》をデッキから発動する」

「しかし旅路は勅命の効果で無効! 貴様の勇者ギミックは封殺されてしまった」

「勘違いするなよ、勇者ギミックはあくまでただの出張でしかない」

「何っ!?」

「見せてやる! このデッキの真の力を! 先ずは手札から《ダイナレスラー・パンクラトプス》を特殊召喚!」

「《ダイナレスラー・パンクラトプス》だと!? (あのカードは自身をリリースすることで、フィールドのカード1枚を破壊するカード……! 不味い! これで勅命が破壊される!)」

「お前は勅命を破壊すると思っているようだが……そんなもの、僕のデッキには通用しない! 僕はセットカードを破壊させてもらう!」

「(ここで発動してもあまり意味はないか……いや、旅路を残しておくのは不味い。念には念を、ここで破壊する!)(トラップ)発動! 《相剣暗転》! 赤霄とお前のフィールドのカード2枚を破壊する!」

「勇者トークンと旅路が破壊される。だが、これで見えてる妨害は無くなった! 僕は手札から《クリッター》を通常召喚。そして《クリッター》1体でリンク召喚。リンク1、《転生炎獣アルミラージ》! アラメシアは発動ターンに通常召喚したモンスターはエフェクトを発動できないと言う誓約がかかるが、墓地へ送って仕舞えば関係ない! 《クリッター》のエフェクト発動! デッキから《神樹のパラディオン》を手札に加えてそのまま特殊召喚! 《神樹のパラディオン》はリンクモンスターのリンクマーカーの先に特殊召喚出来る」

「これでエドの場にチューナーモンスターが……まさかッ!」

「そのまさかだ。リンク召喚! 召喚条件はチューナーを含むモンスター2体! カモンッ! 《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚! そしてハリファイバーのエフェクトによってデッキから《ブンボーグ001》を特殊召喚! 3度リンク召喚! カモンッ!《幻獣機アウローラドン》!」

「(俺の手札には誘発はない。そしてフィールドには勅命と効果無効の赤霄が1体のみ。さらにはエドのフィールドにアウローラドン、墓地に001と 《エッジインプ・シザー》と《ジェット・シンクロン》…………)ちょ、ちょっと待て!」

「待たん! ここからは巻きで行くぞ! トークン3体特殊召喚! 001特殊召喚! レベル4《ルイ・キューピット》! レベルを5にしコリドーをサーチ! アウローラドンとトークン1体をリリースしてオライオン! レベル5! 《ガーデン・ローズ・メイデン》! エフェクトにより《ブラック・ガーデン》をサーチ、そしてオライオンのエフェクトでトークンを特殊召喚! ガーデンを捨てジェットを特殊召喚! レベル6《瑚之龍》! そのままレベル9! カモンッ!《灼銀の機竜》! 《瑚之龍》のエフェクトで1ドロー。さらに《灼銀の機竜》のエフェクトによって神樹を除外して赤霄を破壊!」

「ぐっ、赤霄が破壊される!」

「そしてメイデンのエフェクトにより《瑚之龍》を特殊召喚! ドローしたカードを捨てついでに勅命を破壊!」

「勅命が破壊される……!」

「墓地の《錬装融合》のエフェクトにより1ドロー!」

「そのカード、いつになったら融合するんだろうな……」

「僕が本編で出るまでは使われないだろう。シザーのエフェクトを発動! ドローしたカードを戻してセメタリーから特殊召喚! 現れろレベル9! カモンッ!《電脳堺狐-仙々》! そして手札から《ネメシス・コリドー》のエフェクト発動! 除外された《ジェット・シンクロン》をデッキに戻し、このカードを特殊召喚する!」

「そう言えばサーチしてたな」

「なぜか守備力が600しか無いのが悪い。そして、これが最後だ! 魔法なしでも融合デッキが成り立つことを教えてやる!」

「何? ……待て、ハリラドンの時点で融合デッキじゃ「このカードは、手札で雷族モンスターのエフェクトを発動したターンに特殊召喚出来る! カモンッ! 《超雷龍-サンダー・ドラゴン》

 


 

《超雷龍-サンダー・ドラゴン》

 

 ☆8 闇属性・雷族・融合・効果

 ATK2600

 DEF2400

 

「サンダー・ドラゴン」+雷族モンスター

 このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。●雷族モンスターの効果が手札で発動したターン、融合モンスター以外の自分フィールドの雷族の効果モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。②:このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の雷族モンスター1体を除外できる。

 


 

「これが先行なら《灼銀の機竜》ではなくウォルフライエ*2を立てていたところだが……まあいい、バトルだ! 全員で総攻撃!」

「ぐおおおぉっ!!??」

 

 万丈目 LP4000→-4100

 

「《王宮の勅命》はデッキ次第、それこそ閃刀姫や神碑(ルーン)のような魔法主体のデッキはこれ1枚で詰んでしまうカードパワーから禁止にされたんだろう。多少のアンチシナジーを考慮しても、採用する考えは悪くない。尤も、ハリラドンのように魔法に頼らずとも展開できるデッキはあまり影響ないがな」

「くっ……」

 

 こうしてまたもやエドに敗北することとなった万丈目であったが、《王宮の勅命》が禁止となり、様々な魔法主軸のデッキが息を吹き返す事を喜ばしく思う反面、十代やエド(ワンキル厨)を抑える手段が一つ消えたことに頭を抱える事となるだが、それはまた別のお話。

 

 

*1
龍淵の初登場である『バースト・オブ・デステニー』が発売されてから七星龍淵の登場である『バトル・オブ・カオス』発売までの期間

*2
なんか盤面のカードデッキバウンスしてくるレベル9シンクロのヤベェ奴




水遣い・アラメシアの儀→両方制限
どうやって勇者デッキを組めばいいんでしょうかねぇ……

開幕・血染め・フラクトール→準制限
妥当ですね。特に不満はないです。

サンボル→準制限(緩和)
やめろォ(建前)ナイスゥ(本音)
ぶっちゃけるとずっと禁止でいて欲しかった感はあります……

トリシューラ→準制限(緩和)
やめろ!そんなことしちゃいけない!(建前)
こんなんじゃ……満足……できねぇぜ……(本音)

ゼンマイティ→準制限(緩和)
あっ(察し)
準制限に緩和されると判明した当日にワンキルルートの動画を上げるプロデュエリストがこの世に存在するそうです。怖いですね。

ところで今回の制限改定についてまだ自分が触れたない連中がいるんですよね。ダレノコトナンダロウナー
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