あの薬の一件は犯人も捕まりまして一件落着と…
ト「んなわけあるか!!」
テ「うわ!?突然叫んでどうしたの?」
ト「薬まだ効果切れねーんだわ!!おかげこっちはチーム勧誘に支障きたしてて、マジでふざけんなよ!!」
テ「あー大変だね…」
ト「今日もスぺちゃん勧誘したらめっちゃ拒絶された。心が折れそうだ…」
テ「スぺちゃん勧誘してたのね…」
ト「次にエルを勧誘しようとしたらプロレス技かけられて、その後グラスに襲われた」
テ「トレーナーもよく生きてるよね?」
ト「最後にミホノブルボンを勧誘したら、エラー、エラー言いながら爆発した」
テ「えぇ…」
ト「マジで薬の効果いつ消えるんだよ…」
そうぼやく
テイオーは少し俯いた
テ「…」ハイライトオ…
(コノママ…ボクガ…)
テ「っ!?」ブンブン
ト「うん?どうした?急に頭振って」
テ「い…いや…なんでもないよ」
ト「…そうか」
なんかテイオーの様子がおかしい気がする…ちょっと警戒しておいた方がいいのか…?
ブブブブ
なんて考えていたら、ポケットに入ってるウマホが震えだす
ト「うん?誰からだろう…あ…先生からか」
ウマホの画面には先生からのメッセージですと通知が来ていた
先生とは、私が大学生のころからサブトレーナーまでの間、トレーナーとして色々教えてくれた人だ、
今では60歳になり、数多くの圧倒的な最強と言わしめたウマ娘のトレーナーとして活躍し生きる伝説といわていた
シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ミスターシービーはもちろん、
昔はセントライトやシンザンなどのトレーナーでもあった
またトキノミノルのトレーナーであったという噂もあったとか…
そんな先生に中学生のころ憧れて、私は、トレーナーを目指していた
だが先生も今年60…身体が限界なのか、チーム活動を休止、
チームメンバーであったマルゼンスキーやタイキシャトルを預かってくれとお願いされ、今では私のチームにいる
そして最近休職になり、残ったルナやブライアン達はそれぞれ自主的に活動してる状況だったりする
そんな先生から久しぶりのメッセージ…一体なんなのか…
ウマホを操作し、メッセージを開く…
ト「マジか…ちょっとテイオー急用ができた…理事長室行ってくる」
テ「え?トレーナー?」
私は急ぎ理事長室へ向かった
………………………………
理事長室
トレーナーはドアをノックし返事があったのではいる
ト「失礼します」
そこには、理事長のやよいさんとたずなさん、先生のチームに所属していたウマ娘達そして、
ト「先生…」
先生「お?来たか坊主」
ト「相変わらずですね…これでも、もう27なんですけどね」ハハハ
先生「いくつになろうが私からしたらお前は可愛い坊主だ」
そういい笑う先生
ト「先生…トレーナーをやめるって本当ですか?」
そう悲しく先生に問いかけた
先生「私も歳には敵わなくなってきてな…もう潮時かなってな」
ト「そんな…」
先生「それに…」
私を見て近づいた
先生「新しい世代は若者に任せていいかなって思ったからさ」ニカ
そういい笑顔で私の頭をポンとたたいてくれた…
先生「では、理事長。今までお世話になりました」
やよい「感謝!!前代から今までこの学園を支えてくれ本当に感謝する!!」
そういい感謝と2文字書かれた扇子を開く理事長
先生「たずなも今までありがとうな!これからも坊主やこいつらの事頼んだ」
そういい頭を深く下げる先生
たずな「本当にやめてしまうんですね…」
彼女は笑顔だが目が少し赤かく声も少し震えていた
先生「あぁ…すまんな…」
そういいたずなに近づき
イママデアリガトウ…アイボウ…
小さな声でたずなに耳打ちした…
そうして先生は出口の方へ振り向いたが、ふとたずなの方へ向く
先生「お…そうだ、たずな酒はほどほどにな、お前酒癖悪いんだからさ」
そういいニタニタ笑う先生
たずな「大丈夫ですよ、ちゃんと自制して飲んでます!!」ッム
そういいたずなさんはほっぺを膨らませてた
先生「そうか?坊主と頻繁に飲みに行ってるみたいだが、酒癖悪いってたまに愚痴ってたぞ」
おい!!くそ爺そればらすなよ!?
周りの目が痛い、特にウマ娘からの…視線がガガガ
あとたずなさんも笑顔だが怖いオーラーが見える
先生はそのまま私の方へドアの方へ向かった
すれ違いざま先生のトレーナー室へ来てくれと言われた
………………………………
先生のチーム室
あれからたずなさんとよくお出かけしてるとはどういう事だと、ルナを筆頭に詰められた
なんとか逃げ切り、あのクソじz…先生の部屋についた
ト「なんでバラしたんですか…めっちゃ詰められたじゃないですか!!」
先生「ハハハ、すまんすまん、それにしても、お前はモテモテだなぁ、昔の私を思い出すわ」
ト「はぁ…で…」
先生「そうそう、私が引退するから私のチームメンバー何人か引き継ぐ気はないか?」
「しっかりやってるし、良いチームだとタイキやスキーから話は聞いているしどうだ?」
すごくうれしい話なんだけど…そんなに入れれないんだよなぁ…
チームレースだってまだ2枠までだし…
先生「何も全員引き取ってほしいわけではない、それに最近トラブって勧誘がうまくいかないんだろ?」
確かに…嫌われ薬の影響で勧誘が非常にし辛い状況だし…ここは素直に…
ト「先生、ありがとうございます」
「では、数名勧誘させていただきます」
先生「おう!頼んだぞ!!」
………………………………
トレーナー室
今はチームはトレーニングへ行ってるので、部屋には私しかいない…
さて…勧誘へ行きますか…しかし誰を勧誘するか…
ドア<コンコン
ト「はーいどうぞー」
そう答えるとドアが開き1人のウマ娘が入ってきた
ト「ん?」
初めて見る顔だな…それにしても…で…でかい…スキーくらいあるぞ…
てか私の部屋に来るってことは薬の効果効いてないのか…効かないウマ娘もいるんだなぁ…
ト「何か用かな?えっと…」
?「あ…あたし…お願いがありまして…」
………………………………
数時間後中庭
ブライアン「……」スヤァ
ブライアンは生徒会の仕事をさぼって日向ぼっこをしていた
ザッザザ
足音が聞こえるブライアンは近づく足音に反応し起き上がった
ブライアン「なんだ…お前か…トレーナー」
ト「よっ!ブライアン!相変わらずさぼりか」
そういいブライアンの隣に座る、ブライアンは再び寝転んで日向ぼっこを再開する
ブライアン「そんなところだ…ところでどうした?」
ト「単刀直入に言うと、お前を勧誘しに来た」
ブライアンは再び起き上がり目を見開いてこっちを見ていた
ブライアン「私をか?てっきり会長を勧誘するかと思ったぞ」
ト「うーん確かに考えたんだけど…テイオーにルドルフ以外の絶対的な強さを相手させて、経験させたいかなっと思ったんだ、チームレースとはいえ、1位は1人チームでも競うことになる」
「テイオーはルドルフを超えたいという目標がある、なら担当トレーナーとしてそれをかなえさせたい」
「だがテイオーは絶対的な強さってやつをまだ知らなすぎる、シービーは海外へ行ってていない、なら彼女と同等またはそれ以上の存在は今ここにはブライアンお前しかいない」
「だから力を貸してほしい…」
そういいトレーナーは立ち上がり頭を下げた
ブライアン「わかった…いいだろう…最近レースにも出てなくて、ちょうどレースに出たいと思っていたんだ」
ト「そうか…ブライアンありがとう、これからよろしくな!」
そういいブライアンと握手をする
ブライアン「ただし、シンボリルドルフより先にテイオーを潰してしまっても文句はいうなよ?」
ト「大丈夫だ、逆にブライアンがテイオーに潰されるかもしれないぞ?」
ブライアン「いったな…その言葉後悔させてやる…」
こうしてチームに新たなメンバーが2人決まった
2人?2人決まったよ
………………………………
翌日 生徒会室
今日ルドルフはご機嫌だった、昨日自分のトレーナーが退職した
非常に優秀で惜しい人物がやめてしまった
同じ志を持ち彼ほどのトレーナーはそうそういないだろう…と結構落ち込んでいた
だが昨日とは違い。今日のルドルフはご機嫌だった
それは昨日
………………………………
元トレーナー「坊主にチームメンバー数名引き継いでもらうことになった」
「彼に誘われたら前向きに考えてほしい」
そう元トレーナーが私たちに告げてくれた
………………………………
トレーナー君は中距離担当を1名探していた…
つまり…やっと彼が私のトレーナーになるときが来たのだ…
この時をどんなに待ちわびたか…彼が私のサブトレーナーだった時はたくさんの時間を彼と共有できた
だが彼がテイオーのトレーナーになった時、その時間はほとんどなくなり、当初は絶望したものだ…
だが…ついに…彼の事を私のトレーナーと堂々と言える時が来たのだ…
ル「フフフ…」
ルドルフが不敵な笑いをするのでエアグルーヴはすごく気になり、どうしたのかと考え、わからずそして…
↓エアグルーヴのやる気が下がった
そんな時、作業していたブライアンが立ち上がる、
ブライアン「会長すまない、今日から生徒会の仕事は16時までにさせてもらう」
ル「どうしたブライアン?何か用事でもあるのかい?」
ブライアン「あぁ、昨日テイオーのトレーナーと中距離担当で契約したから、今日からチームで活動するために、早めに切り上げさせもらう、ではまた明日」
ル「え?」
そう言ったあとブライアンは生徒会室を出て行った…
ル「え?は?」
ルナ「え…」涙目