テイオー「助けに来たよ、トレーナー!」
トレーナー「テイオー…」
ル?「テイオーすまないが、そこをどいてくれないか?これからトレーナー君に用事があるんだ」
テイオーの前では、会長としてふるまいたいのか、ルナからルドルフに戻ってる…
テイオー「えーカイチョー、せっかくあったんだし、お話ししようよ」
そういいニシシと笑うテイオーだが目は笑っておらず、その瞳には殺意すら感じる
ル?「すまない…これから用事があるから構ってあげられない…」
ルナはテイオーに進行の邪魔をされて少しイラついているようだ
テイオー「そっか、でもねボクもカイチョーに用事があるんだ」
食いつくテイオー
ル?「…私には用がない…テイオーどいてくれ…」
テイオー「ダメだよ…ボクの用事が最優先なんだ」
ル?「しつこいぞ!テイオーそこをどけ!これから私のトレー「違う!!」は?」
テイオー「カイチョーのトレーナーじゃない!彼はボクのトレーナーだ!!」
「カイチョーの方が付き合いが長くても!ボクがまだカイチョーやブライアンより弱くても!!」
「彼はボクのトレーナーだ!!」
ル?「ッ…」
テイオー「カイチョー…今…彼が欲しくて仕方がないんだ」
ル?「当たり前だ…私は彼が…「好きなんだね」 っ…」
テイオー「わかるよ…ボクだってそうさ」
「好きで、好きで…でも自分の物にならない…すごくつらいよね…ボクだってそう思ってた事があったよ」
そういいながらテイオーは近づく目にはハイライトがなくなっていく…
テイオー「でも、自分の物にしようとして、今やろうとしてるような事をしてもダメなんだ…トレーナーは手に入るかもしれない…」
「それでもトレーナーが欲しい、ボクもそう思ってた時もあった…でも去年…ボクは暴走して、トレーナーを…」
そういい…少し俯いたテイオー
テイオー「そして気づいたんだ、こんなことをしたら、ボクやカイチョーがそしてみんなが大好きだった優しく、時に馬鹿なことを言い合ったり、ボクたちのために一生懸命なトレーナーは、一生手に入らなくなるんだって」
「それに、自分がよくても、周りを不幸にしてしまう…」
その声は、少し震えていた…だがすぐに顔をあげる…
テイオー「だからボクは二度とこんなことをしてはいけない!させてはいけないって決めたんだ!!」
先ほどまで濁っていた目ではなく、その目には決意を宿していた
私は、その決意を聞いて…去年シニアの時を思い出した…テイオーにされた事を…
それを許し、これからも共に頑張ろうと約束した判断は正しかったのと…テイオーが大人になったなぁと感じ感動した…涙が出そうになったが耐えた…心が大人になったんなら身体も…テイオーが一瞬睨んだきがする…
ルナは…「チガウ…ソレデモ…ルナハ…」とブツブツ俯いてつぶやいている
テイオー「それに、カイチョー言ったよね、ウマ娘誰もが幸福になれる時代を目指したいってこんなんじゃあ誰も幸福になれないよ」
ルナ「うるさい!うるさい!うるさい!何がわかる!ルナがどれだけ我慢してたか…テイオオオ!」
痛いところを突いたのか、我慢の限界が来たのか、テイオーにつかみかかろうとする
トレーナー「おい!やめ」
私がそう言おうとした瞬間
?「シンボリルドルフさんダメですよ」
誰かが横切った…次の瞬間テイオーに向かって行ってたルナが倒れた
彼女の元に立っていたのは…たずなさんだった
たずな「トレーナーさんのお部屋の現場確認、エアグルーヴさんを保健室に連れて行ったり、屋上の現場確認をしてて、遅くなりました、すみません…」ペコリ
トレーナー「い…いえ…たずなさん助けに来てくれてありがとうございます」
たずな「では、私は今からメジロマックイーンさんにも屋上や壊した壁について、お聞きしなきゃいけないので失礼しますね」
「トレーナーさんは、またあとでお話ししましょうね♪では、トレーナーさんテイオーさんお疲れさまでした」
そういいルナを担いでマックイーン(ト)の部屋に行った
またあとでってことは…今日も飲みかな…
そうして、残された、私とテイオー
テイオーは、ぺたんとその場に座り込んだ
テイオー「あははは、腰が抜けちゃった…」
そういい笑うテイオー私もつられて笑いそうになるが我慢し背中を差し出す
トレーナー「ほら、つかまれ」
テイオー「うん」ギュ
テイオーをおんぶし、歩いていると
テイオー「トレーナー」
トレーナー「なんだ?」
テイオー「今日ねブライアンと模擬レースしたんだ」
トレーナー「そっか…どうだった…」
テイオー「ボク全く勝てなかった…クラシック3冠とって春も秋のシニアも3冠取って無敗だったのに…ブライアンには歯が立たなかったよ…」
トレーナー「先は遠いな…」
テイオー「うん…」
トレーナー「それでも…」
テイオー「それでも?」
トレーナー「それでも…いつかは…」
テイオー「うん!絶対に!」
トレーナー「テイオー」
テイオー「何?」
トレーナー「お前が相棒で本当によかったよ、ありがとうな」
テイオー「う…うん///」
………………………………
一方そのころ
マックイーン「どうして、私も説教されなきゃいけませんの!?」セイザ
ションボリルドルフ「…」ショボーン
たずな「貴方たちが暴れたせいで、屋上とナイスネイチャ(ト)室の壁が無茶苦茶になりました」
マックイーン「そ…それは…確かに暴れたのはわたくしですが…それでもわたくしは被害者ですのよ!?」
たずな「黙りなさい!2人には今週いっぱい屋上の掃除と毎朝の清掃活動を罰則として課します」
マックイーン「!?ま…まってください、もしかして、それは土日もですか?」
たずな「当たり前です、まさか土日もせずに屋上の掃除が終わるとでも?」
マックイーン「そ…そんな…今週の土曜日は…トレーナーさんとのデートが…」ヨヨヨ
その後、マックイーンとルドルフは1週間屋上の掃除と毎朝の清掃活動をした
マックイーンは彼女のトレーナーにガチ目に泣きついて、デートを延期してもらってた
………………………
次の日
うーん…昨日はたずなさんと飲みすぎたな…
昨日の事情はちゃんと伝えたけど、あんなに酔ってたら忘れてそう…
さて、ルナとの一件が終わった…さてとどうしたものかね、私事態はあまり怒ってないが気まずいよなぁ
などと考え事してたら、普通に校門から何も対策せず来てしまった…
あ…やべぇ…最近は誰にも会わないために裏口から来てたけど…
あいつら以外のウマ娘に見つかったら何されるかわからない…
冷や汗をかき、もう一度引き返して…裏口に戻ろうとした時
?「お…おはようございます…」
振り向くとそこには、今にも泣きそうな顔をしたスペシャルウィークがいた
トレーナー「スぺちゃん…」ッバ
今まで罵声やらされた事を思い出し身構えるトレーナー
その動作を見たスペシャルウィークは
スペ「うぇええん…ト…レ…ナーさ…うぇ…ごめん…な…さい…」グスグス
トレーナー「え?」
突然のスぺちゃんの号泣にびっくりするトレーナー
流石に周りに観られたら気まずいってかまずいと思い、あたりを見回すと、なぜか私を見て泣いてるウマ娘が…
ま…まさか…薬の効果が…切れたのか…
ひとまずスぺちゃんに薬の効果だし、怒ってないし大丈夫と伝えるも、
なかなか泣き止まず、大変だった…その後が大変だった…
ウマ娘に出会う度に泣かれるし、すごく謝ってくる
………………………
エル「あ…トレーナーさん…」
グラス「トレーナーさん…」
トレーナー「エルとグラス…」
エル「エル…トレーナーさんにひどい事たくさんしてしまい本当にゴメンなさい…」グスグス
グラス「トレーナーさん…誠に申し訳ございません…」ドゲザ
トレーナー「ちょ…グラス…土下座しなくても…エルも泣くなって…怒ってないからさ!!大丈夫だから!」
グラス「…本当にすみません…トレーナーさん…」ナミダメ
トレーナー「これからも仲良くしてくれたらいいからさ!な!」
エル「グス…ハ…ハイ…」
グラス「…グス…はい…」
トレーナー「じゃあ俺はこれ「あ…あと」ん?」
グラス「私がノーパンだの…僧侶の衣装着てるけどザキやザラキなどの死の呪文しか使えないだの…淫乱だのと噂をエルと流してた件でお二人にお話が…」ニッコリ
トレーナー・エル「」
………………………
アグネスデジタル「トレーナーさん…尊いものを共有してた同志なのに…傷つつけて本当にごめんなさい」ドゲザ
ここでも土下座か…
トレーナー「デジタル…まぁ暴力振るわれてないし、そんなに実害なかったしさ!全然大丈夫だよ!気にすんな!」
「それよりさ…昔エアグルーヴとさ、ものすごく怖い映画を見た後の反応を動画でおさm」
?「ブライアンが言ってた通りやはり消してなかったのか…」
トレーナー「やば…」
………………………
トレーナー「!!」キピーン
トレーナーは咄嗟に後ろからくる蹴りを避けた、蹴ったのは
マックイーン「テイオーのトレーナーさん!ここであったら百年目ですわ!!」
クズ呼ばわりはしなくなったから効果はきれてるんだよね?
トレーナー「マ…マックイーン!?どうして!?」
マックイーン「貴方のせいで、今週朝は清掃活動、放課後は屋上の掃除になりましたの!!おかげでわたくしのトレーナーさんとのデートも中止ですわ!!許しませんわ!!」
トレーナー「えぇ…」
………………………
などなど他にもモブの女の子にすごく泣かれたり、謝れたりされた
ハルウララにも泣いて謝られた…逆に私が耐えれなくなって号泣してしまった…
泣くの見るのってなんかこっちのメンタルがきつい嫌われで罵倒や暴力振るわれてた方が楽な気がする…
まぁ…これから関係修復に努めたらいいか…大変だけど頑張ろう…
そして、へとへとになりながら…
トレーナーは自分の部屋に行くと、かつてドアがあった場所の前でルナが申し訳なさそうに待っていた