テイオーとトレーナー   作:皇帝紅茶

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テイオーとトレーナー、一難去って

 

キタサン視点 放課後

 

キタサンブラックはいつものように授業を終えトレーナー室へ向かっていた

 

ただよくわからないがここ1週間程、授業を欠席していたという事実

なぜ欠席していたのか思い出そうにも彼女はここ最近の記憶があいまいで思い出せないでいた

 

キタ「私…どうしたんだろう…」

 

ダイヤちゃんに聞いても教えてくれなかったし…

他の友人にも聞いても同じだった…

 

ただ…今日の朝起きる前の記憶をあやふやだが覚えてはいた…

 

放課後自主練をした後に、クリークさんがやってきて…

 

キタ「この後が…思い出せない…」

 

そういえば自主練?なぜ自主練してたんだろう…トレーナーさん達とトレーニングすればいいだけなのに…

 

トレーナーさん…あれ?トレーナーさん…なんだろう…よく覚えていないけど…

キタ「トレーナーさんに謝らないと…」

 

なぜだろう…トレーナーさんに謝らないといけない…そう…思う…

 

 

…………………………………………

トレーナー視点 グラウンド 

 

トレーナーと休憩中のテイオーはベンチに座って練習を眺めていた

 

テイオー「トレーナー今日もいい天気だねー」

 

トレーナー「そうだなぁ」

 

テイオー「トレーナーあそこ見て見て~」

 

トレーナー「エルが薙刀持ってるグラスに追われてるなぁ」

 

テイオー「平常通りだねー」

 

トレーナー「そうだなぁー」

 

テイオー「チームの皆、今日も元気に練習してるねー」

 

トレーナー「そうだなぁスカーレットもスキーと並走トレーニング頑張っててルドルフがタイム計ってるなぁー」

 

テイオー「クリークは今日から復帰するキタちゃんを待ちながらストレッチしてるね」

 

トレーナー「あっちでは、ブライアンが筋トレしてるな次一緒に並走な」

 

テイオー「うん!わかったよ!あそこではタイキはバクシンオーとダートで足腰鍛えてるね」

 

トレーナー「そうだなぁー」

 

テイオー「ところでさートレーナー」

 

トレーナー「なんだい?」

 

テイオー「どうして練習にカイチョーがいるの?」ニコニコ

 

トレーナー「…」

 

テイオー「ねぇ…なんで?」ハイライトオフ

 

トレーナー「えっと…色々とあって…サブトレーナーとして…」

 

テイオー「色々って何?」ガシ

テイオーはトレーナーの腕首をつかむ

 

トレーナー「強く握りすぎ…痛い折れる折れるぅわかった話すから!いったん離そう!?」

「今日朝俺の部屋に来た時ルドルフがいて……

 

 

………………………………

回想 朝、トレーナー室前

 

ル「トレーナー君…」

 

トレーナー「ル…「本当に申し訳ございません」え?」

 

ルナは、トレーナーに頭を下げ謝った

ルナの身体は震えていた

 

トレーナー「...」

ここで許して…でもまぁ…昨日あんなにやらかしたし…

少し罰がてらいじめてみようかな…(死亡フラグ

 

トレーナー「…ルドルフ」

 

ル「!?」ッバ

ルドルフと呼ばれた瞬間顔をあげる、その顔は絶望に染まっていた…

 

トレーナー「…」

私は普段より5割増しで真剣な顔になりルナに近づく…

ルナは普段とは違う私に怯え今にでも泣きそうであった

 

なんかこう言うと最低な男に聞こえるが、さっきまで色んな子に泣かれてたから…耐性がついてきたのか…泣き顔に動揺しなくなってきたな…

 

ルナの目の前まで来たな…さてどうするかなぁ…

まぁ最後にルドルフって呼んでネタバレしながら撫でればいいか

 

トレーナー「ルドルフ…」ッス

もう一度彼女を呼び手を頭に差し出そうとした瞬間

 

ルナ「ご…ごめ…ごめんなしゃい…トレーナ…ごべんなじゃい…」エグエグ

叩かれるのかと思ったのか頭を抱えてしゃがみこんでガチ泣きするルナ…

 

やりすぎた…

 

トレーナー「ルナ…泣くなって悪かった…怒ってないから…泣き止んでくれえええええええ」

 

5分ほど号泣してたルナをあやし、何とか落ち着いてくれた…

ついでに、先ほどまで意地悪してたこともバラしてしまい…

 

ル「…ふん」ツーン

 

トレーナー「ごめんってルナ…機嫌直してくれ…」

ル「知らない」ツーン

 

トレーナー「次中距離か遠距離枠が空いたらチーム勧誘するからさ…」

 

ル「ほんとうに?」

 

トレーナー「あぁ…いつになるかわからないけどさ…」

 

ル「じゃあ…」

 

ルナは笑顔で私にある提案をした

 

 

………………………

トレーナー視点 現在

 

なんて、テイオーに全部言ったことがルナにばれたら後々面倒だしここの部分は端折るか…

 

トレーナー「ルドルフは3枠目が空いた時に誘うって約束したんだけどさ」

 

テイオー「え?そうなんだ!カイチョーと一緒に走れるんだ!」

 

トレーナー「ただ…3枠目を増やすためにはレースに勝たなきゃいけないだろ?」

 

テイオー「うん…」

 

トレーナー「んでルドルフがより勝利が確実になるために私もサブトレーナーとして皆を支えたいと言い出して…」

「最初は申し訳ないと思い断ったんだけど…どうしてもって言ってきかなくて…まぁそこまで断る理由がないし、いいかなって」

 

テイオー「あートレーナーってそういうときの押しには弱いよねぇ」

 

トレーナー「強くなりたいよ…」

 

テイオー「そこも含めて良いところだと思うよ」

 

トレーナー「そうかなぁ」

うーんそんなもんなのかなぁと考える

 

?「ト…トレーナーさん!テイオーさん!」

呼ばれたので、振り返ると、そこにはキタちゃんがいた

クリークに効果切れたからと伝えたその日に復帰だもんなぁ…大丈夫かな…

 

テイオー「キタちゃん…こんにちは!!」

 

トレーナー「や…やぁ…キタちゃん」

 

キタちゃんは、悲しそうな顔をし、私に聞いてきた

キタ「トレーナーさん…あの…私…トレーナーさんに何かひどいことをしたのに…覚えてなくて…」

 

トレーナー「…」

流石に全部忘れるって都合のいい事はできないか…

隠し通せるわけもないし…誰かに言われるより、私が言った方がいいよな

 

怒ってないことや悪くないと伝えれるし…

 

トレーナー「キタちゃん…実はな…」

 

 

………………………

ルドルフ視点

 

彼のチームのサブトレになったルドルフは、ダイワスカーレットとマルゼンスキーの練習を見ていた

 

だがトレーナーの方で誰か来たみたいだからそっちの方を見た

ん?キタサンブラックか…トレーナー君が深刻そうな顔をしているということは、おおかた薬の件を話しているのか…

 

トレーナー君が何か伝え、それを聞いたキタサンブラックは、ショックを受けた顔になる

次第に、悲しそうな顔になり、トレーナー君に頭を下げて謝っていた

トレーナー君はそんなキタサンブラックを落ち着かせようと必死に何か言ってる

 

ル「まったく、彼は優しいな…」

そうつぶやく

 

?「そうですね」

後ろから声がした後ろを振り向くとそこにはダイワスカーレットが立っていた

 

ル「やぁ…君はダイワスカーレットだったね…トレーナー君のチームに入ってくれて感謝するよ」

 

スカーレット「いえ、とても気になっていたチームだったので…」

 

ル「そうか…よろしく頼むよ(…これは…なんていうか…彼女と纏っている雰囲気が似てる…)」

ルドルフは…スカーレットを見て…何かに気付いた…

 

スカーレット「はい!これからよろしくお願いします」

そういい練習に戻るスカーレット

 

ル「ライバルが増えたか…私も含めてだが…トレーナー君も大変だな…」

スカーレットを見ながらそういうルドルフ

 

ル「全くトレーナー君は…どうして…そう」

苦言をこぼしそうになる

 

ル「だが…」

最後に勝つのはこの皇帝だ!

そう心の中で叫ぶルドルフであった

 

 

………………………

トレーナー視点

 

キタ「トレーナーさん…」

 

トレーナー「キタちゃん落ち着いたか?」

 

キタ「はい…」

 

テイオー「今日はたくさんの女の子を泣かせてばかりで本当に罪なトレーナーだねぇ」ニシシ

 

トレーナー「うるせー貧乳!」

 

テイオー「ライスよりあるんですけどぉ!?」

 

そんな馬鹿なやり取りを見たキタちゃんは

キタ「フフフ」

まだ少し涙目だが笑ってくれた…

 

トレーナー「とりあえず、キタちゃん」

 

キタ「はい…」

 

私は、キタちゃんに頭を下げた

キタ「ト…トレーナーさん!?」

それを見て驚くキタちゃん

 

トレーナー「キタちゃん!こんなことになってしまったけど、もう一度、俺の専属としてチームメンバーとして続けて欲しい!よろしくお願いします」

 

キタ「トレーナーさん頭をあげてください」

「むしろこっちからお願いします…よろしくお願いします!」

そういいキタちゃんも頭を下げる

 

テイオー「これで一件落着だねトレーナー!」

そういいスポーツドリンクを手に取り飲もうとするテイオー

 

トレーナー「そうだな」

これでひとまず終わりかな…色々あって疲れたなー

 

そんな事考えていたらスーパークリークが近づいて来た

クリーク「こんにちは、キタちゃん、今から一緒に練習しましょうね」

 

キタ「あ?ママ!」

は?今なんて言った?!

 

テイオー「ッブゥウウウウウウウ」

トレーナー「ちょ…汚…俺の顔に吹くな!」

飲んでたスポドリを私に吹きかけるテイオー

 

そのままキタちゃんはクリークに近づき抱き着く

クリーク「ふふふ…では、トレーナーさん練習に行ってきますね」

 

トレーナー「あ…あぁ…」

 

クリーク「じゃあキタちゃんいきますよ~」

 

キタ「うん!!」

 

そういいキタちゃんと手をつないで練習へ向かうクリーク

 

テイオー「トレーナー…どうすんのあれ…」

そういい…疲れた顔で彼女らを見るテイオー

 

トレーナー「…まぁ…なんとかなるっしょ…」

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