朝 ホテル
ウマホ<ピピピピピピピ
トレーナー「うーん…朝か…」
ウマホのアラームで目が覚めるトレーナー
次第に眠気が覚めながら、身体に違和感があるのを感じてきた
トレーナー「…」ジー
トレーナーは自分のおなかの方を見る
その先は布団なのだが、
おなかのふくらみと到底思えない大きなふくらみがある
トレーナー「」チラ
布団を少しめくり、お腹の方を見る
テイオー「…ウーン…トレーナー…モウタベラレナイヨ…ニシシ…」スヤスヤ
私のおなかにテイオーが抱き着いて寝ていた…
トレーナー「うそでしょ…」
ヤバくね?え?なんでテイオーがいんの?あれ?こんなこと世間にバレたら社会的に死ぬやん…ヤバいですね☆
じゃなくて…ヤバイヤバイヤバイひとまず、テイオーを起こして…あれ?
トレーナーは左手を動かそうと思ったらなぜか左手が動かなかった
誰かに掴まれてる…
トレーナーは恐る恐る左に顔を向けると
ル「…///」ジー
ルナが顔を赤らめながら見つめている
どうやら先ほどまで私の左腕をギュッと抱いて横で一緒に寝ていたみたいだ…
トレーナー「…うそでしょ…」
ル「おはよう///トレーナー君.///」
トレーナー「お…おはようございます…」
その後、テイオーとルドルフはトレーナーにたくさん怒られた
ついでにたづなさんにめっちゃ怒られた
それから何日か
ルナが桐生院と久しぶりに対面したのだが、
目が殺意に満ち溢れた状態だった
桐生院は、そんなことも感じず、中央の生徒会長が来たことに喜び
めっちゃ普通に接してた…いやこいつ…いつか死ぬぞ…
また、桐生院は久しぶりの同期に会えた事が嬉しいのか
トレーナーがトレセンに来ると、もう引っ付いて離れないくらい常に一緒にいた
何も知らないカサマツにいるウマ娘たちはカップル?なんて誤解していた
それを見ながら、目にハイライトがなくなるルドルフとテイオー、それを抑えるスキー
たづなは笑顔だが、さっき「あのアマ…いつか…潰す…」ってつぶやいていた…怖い…
私の業務は順調で、一通りの視察は終わり、今は自分のチームに入れる娘を探しながら
中央からカサマツに出戻ったウマ娘を見ていた…ってまぁアイツしかいないんだけどな
オグリ「トレーナーすまないがお腹がすいた」
トレーナー「ついさっき食べたじゃん…」
そう言いつつも、フライパンで炒め物を作るトレーナー
トレーナー「そういえばさ」
オグリ「なんだ?」
トレーナー「ここにきて数日、お前がちゃんと走ってるのを見たことないな」
そう言うと、オグリキャップは少し顔を強張らせた
オグリ「私は、もう走らない…」
トレーナー「え?どうしてだ?」
もう走らない…なんで?
オグリ「私は、もう走る理由がないんだ…」
トレーナー「走る理由…」
オグリ「もう…走ってもう楽しくないんだ….あのジャパンC敗北以降まったく楽しくなくなったんだ、そして私は、あの年の有馬記念が終わったらもう走らないと決めたんだ…」
トレーナー「…」
ジャパンCの敗北…秋の天皇賞に続き大敗したあれか…
?「走るのが楽しくない?」
トレーナー「ルドルフ…」
そこにはルナがいた、そしてオグリキャップに近づく
ル「オグリキャップ、久しいな」
オグリ「会長か…」
ル「現役だったあの頃、強くなるのに貪欲で私にも食って掛かるあの威勢、今ではその面影もなく腑抜けてしまったようだね」
オグリ「…」
ル「君と走れる日が来ることを楽しみにしていたんだけどな…」
オグリ「…すまない」
トレーナー「まぁ…走れないなら…仕方がないか…ただ俺としてはできれば走っては欲しいけどな」
「ほら、オグリキャップにんじんチャーハンできたぞ」ドン
ル「トレーナー君、またオグリキャップにごはん作ってあげてるのか」ハァ
トレーナー「まぁカサマツにいる間は、いいかなって」
そう言うと、オグリキャップがトレーナーの手を握る
オグリ「トレーナー、中央へ戻るのか?」
トレーナー「え?1か月の出張だし…そうだよ」
オグリ「ダメだ…ここにずっと居てくれ、トレーナーのごはんが毎日食べたいんだ」
ル「は?」
トレーナー「いや…流石に」
オグリ「すまないが、ずっと居てくれ…」ギュ
手を握る力が強まる
ル「オグリキャップ、そこまで言うなら私と勝負をしないか?」
オグリ「勝負?」
ル「君の得意の距離で私にレースで勝ってみせろ」
オグリ「レース…」
トレーナー「お…おい…ルドルフ」
ル「トレーナー君、私に任せてくれ」
「それとも私に勝てる自信がないから諦めるかい?何ならダートで競争してもいいんだぞ?」
トレーナー「…いや流石にダートは…」
流石にダートでは勝てないからやめておけって…
オグリ「私が勝てば、トレーナーはカサマツにずっと居てくれるのか?」
ル「あぁ…約束しよう」
オグリ「いいだろう…なら明後日勝負を頼む」
ル「いいだろう」
トレーナー「えぇ…」
………………………
同日 アメリカ
スカーレット「スズカ先輩、色々とお世話になりました」
スズカ「いえ」
スカーレット「あれから色々と練習や私の走りを見てくれて、本当にありがとうございました」
スズカ「あの人のチームの一員ですもの、あの人のためにも頑張ってくださいね」
スカーレット「はい!」
スズカ「それに、貴方とは、どこか…」
スカーレット「?」
スズカ「いえ、何でもないは、ただしあの人を渡すつもりは毛頭ないので」
そうスズカが言うとスカーレットは目を見開いた
スカーレット「え…なんのこですか?」
スズカ「トレーナーさんの事好きですよね?一目でわかったわ」
スカーレットは図星をつかれ、少し俯き、またスズカの方へ向き直る
スカーレット「はい、なので、スズカ先輩には絶対負けません!」
スズカ「ふふふ…そうね今回は、最初で最後の塩を送ってあげたけど、次からは仲間でもあるけど敵同士ね」
スカーレット「はい!今回色々と教えてくれたこと後悔させてあげますね」
スズカ「ふふふ…じゃあこれで、お別れね、あ…それともう一つ、これを」
そう言い、スズカは1枚の手紙を渡した
スカーレット「これはなんですか?」
スズカ「もし何かあったときはその手紙を読んで、では無事に日本へ帰れることを祈ってるわ」フリフリ
そう言い、スズカはスカーレットの元を後にした
スカーレット「さて…日本へ帰るわよ!!」
こうしてスカーレットは日本へ向かい搭乗ゲートへ向かう
………………………
夜 ホテル
トレーナー「はぁ…疲れた…」ガチャ
そう言いながらホテルの部屋を開けると
葵「あ!?トレーナーさんおかえりなさい」ニコニコ
桐生院葵がその場にいた
トレーナー「なんでいるのぉ!?」
葵「それは、トレーナーの同期だからです」
トレーナー「ワケガワカラニヨォ」
葵「トレーナーさん友達同士お泊り会もいいかなって」
トレーナー「いやダメだろ…てか友達じゃ「私たち仲良しですもんねー」人の話最後まで聞けや卑しか女」
そう言いあってると
ドア<ガチャ
テイオー「トレーナー!まだ寝る時間じゃないし、あそ…は?」
ル「トレーナー君、寝る前には帰るからいいか…は?」
トレーナー「」
\(^o^)/オワタ
その後、生きた心地がしない状態で、トランプで遊んだ、
なおお開きになった時、ルナとテイオーが無理やり桐生院を引きずって行った
………………………
翌日 ?
最初は博多、次に札幌と来て、前回はアメリカ、そして今は、
少なくとも東京にはついていない
スカーレット「あぁもぅ!認めるわよ!私は方向音痴だって認めるってば!」
スカーレットは自分が方向音痴だということを認めた
だが、認めたからといってどうしようもない
スカーレット「あ…そうだ!スズカ先輩に貰った手紙が」
そうしてスズカに貰った手紙を読む
読み終えたスカーレットは
スカーレット「私が向かおうとしてもたどり着きそうにないし…迎えに来てもらうしかないよね…」
「ただ、方向音痴でってのは、流石に恥ずかしいし、トレーナーにドン引きされちゃうよね…」
なら…
スカーレットはある建物を見ながらウマホを取り出し、手紙を見ながらある番号へかける
ウマホ<Bonjour.(こんにちは)