トレーナーはふらふらと歩いていた
今朝、なんというか…ひどい目にあい、やる気が今年初の絶不調になっていた
歩いていると掲示板に1枚の紙が貼られていた
辞令
桐生院葵 殿
貴殿に来月付けをもってして、ベトナムトレセン支部へ勤務を命ずる
以上
トレーナー「やっぱりなぁ…」
……………………………………
今朝 トレーナーが宿泊するホテル
葵「スー…スー」Zzz
トレーナー「うそでしょ…」アオザメ
トレーナーは隣で寝ている、なぜか全裸の葵を見る
一体どういうことだ…ちゃんとカギをかけて寝たはず…
なのになんで起きたら、こいつがいるんだ…
しかも…全裸だと…何?やっちゃったの?え?うまぴょいしたの?
童貞歴28年なくなったの?!
あと2年で魔法使いになれたのに…え?いや…そんなことはどうでもいい
落ち着け…考えるんだ…OK落ち着け…とりあえず深呼吸を
トレーナー「ヒッ・ヒッ…フー」
「ってラマーズ法!?」
ひとまずだ…ひとまず…誰かが来る可能性があるし、それまでにこの卑しか女を叩き起こして、事情を聞かねb
ドア<コンコン
たづな「トレーナーさん、おはようございます。一緒に朝食でもどうですか?」
oh…たづな…
どうする…まだ寝たふりをして流すか…ただこの時間は起きてることは彼女は把握しているはず…
どうするか考えていると
たづな「あれ?珍しくまだ寝てるのですかね?仕方がありませんね」
お…これは…そのまま諦めてくれるパターンか!?
ドア<ガチャ
たづな「トレーナーさん、起こしにきました…あらトレーナーさん起きてたんですね♪」
トレーナー「あ…あぁ…たづなさんおはようございます。ちょうど今起きたところだよ…」
たづな「そうですか♪ところで、どうしてあの女が寝てるんでしょうか?」
トレーナー「…」
たづな「トレーナーさん?」
トレーナー「お…起きたら…なぜかいた…」
たづな「そうですか…」
「トレーナーさんちょっとそこの連れて行きますね♪」ニコニコ
トレーナー「あ…はい…どうぞ…」
後々聞いた話だが、どうやら未だにやり方がわからないのかうまぴょいは未遂で終わったらしい
……………………………………
現在 カサマツトレセン
桐生院は流石にたづなさんにガチで怒られたのか
少しシュンとしていたが、午後からはそんなことを忘れたのか
相変わらず、こっちに引っ付いてくる…
鋼すぎるメンタルやばい…ちなみにベトナムへ行く件は、なぜか本人は喜んでいた…ポジティブすぎる…
さて私は、グラウンドに来ていた
今日は、ルナとオグリキャップがレースをする日、テイオー「いいなーボクも走りたいなー」と言っていたので、テイオーも参加することになった
私とスキーは彼女らを見る
トレーナー「さて…どうなることやら」
マルゼンスキー「うーん…芝1200mルドルフもテイオーも得意と言える距離じゃないわねー」
トレーナー「今のオグリキャップの走りを見てないが、もし全盛期の頃だったらテイオーは勝てないだろうなぁ…」
マルゼンスキー「ルドルフもこの距離だったら厳しかったわね、でも今のオグリキャップだったらルドルフの圧勝ね」
トレーナー「うーん…やっぱそうなるかな…」
ストレッチをするテイオーとルドルフ
そこにオグリキャップが近づいた
オグリ「会長…本日はよろしく頼む」
ル「こちらこそ、よろしく頼む、共に全力を尽くそう」
オグリ「それで、私が勝てば、トレーナーはカサマツにずっと居てくれるんだな?」
ル「あぁ…約束しよう」
テイオー「カイチョーのトレーナーじゃないのに…ボクのトレーナーなのに…」
その言葉がルナに刺さる
ル「んぐ…まぁ…そういうな…」
テイオー「まぁいいやどうせ勝つのはボクだし」ニシシ
ル「ほぉ…その余裕全力で潰してあげるよ」
そんなやり取りも終わり、それぞれがスタート位置に着いた
トレーナー「それじゃあ始めるぞー」
「位置についてーよーい」
テイオー「ボクが勝つ!」
ル「さて…」
オグリ「…」
「ドン!」
こうしてレースが始まった
そして結果、まぁ分かってはいたが…
ル「トレーナー君、観たかこれが皇帝の走りだ」ドヤァ
テイオー「あと少しなのに…」グヌヌ
オグリ「ま…負けた…」
予想はしてたけど、こうきれいに決まるとは
1位はルナ、ハナ差でテイオーでオグリキャップは…4馬身差か…
オグリ「ま…待ってくれ…もう一度頼む!」
テイオー「いいね!カイチョーもう一回やろ!今度はボクが勝つからさ!」ニシシ
ル「っふ…何度やっても負けはしないさ」
そういいまたスタート地点へ移動する
数分後
これで5回目か…
ル「っく…テイオーに負けた!」
テイオー「やったーボクのかちー」
オグリ「…」ハァハァ
ル「だが4対1だからまだまだだな」
テイオー「グヌヌ…」
オグリ「…す…すまない…もう一度…」ゼェゼェ
それを聞いたルドルフが首を振り
ル「オグリキャップ、何度やろうが私達には勝てないよ」
そういうとオグリキャップは俯いた
ル「いくら君が怪物と呼ばれてた化け物だったしても得意な距離で走ったとしても、現役で走ってる私たちに勝てるほど甘い世界じゃない、それは君もわかってたはずだ」
オグリ「…」ギリ
ル「ふむ…いくら睨んでも状況は変わらないよ」
オグリ「…それでも…」
ル「もしかしてだが、負けたのが悔しいのかい?」
オグリ「!?」
ル「なら悔しいのであれば、また走れるし、きっと楽しくなるはずだよ」
そう言った後、ルドルフはトレーナーの元へ歩いて行った
オグリキャップは固まる
オグリ「私は…」
握りこぶしが震える
テイオーがオグリキャップの元へ近づき、何かを話してた
テイオー「オグリキャップ…ボクと1つ勝負しない?」
そして
出張最終日
トレーナー「ここの生活もこれで最後かぁ…」
ル「長いようで一瞬だった」
トレーナー「さて、グラウンドにいきますか」
グラウンドへ行くと、人混みができていた…何だろうと思い、近くにいた人に聞く
トレーナー「この集まり、どうしたんですか?」
モブ「なんかオグリキャップ先輩とトウカイテイオーさんがレースするみたいです」
トレーナー「え?ちょっとすみません」
そういい、人混みの中に入り抜け出したさきには、スタート地点で始まるのを待つテイオーとオグリキャップがいた
テイオー、一体どうしたんだ…
そう思っていると、スタートしたのか、2人は走り出す
結果は、ハナ差でテイオーが勝った
テイオー「数日でここまで強くなるなんて…流石オグリキャップだね」ハァハァ
オグリ「…」ハァハァ
テイオー「オグリキャップ…」
オグリ「あぁ…会長やテイオーの言う通り、負けて…悔しかった…勝ちたい…」
テイオー「そっか…じゃあまだ走れるね、勝てたら楽しくなれるね」ニシシ
オグリ「あぁ…そうだな…」
テイオー「じゃあボクが勝ったから、約束は果たしてもらうね」ニッコリ
約束?何の約束をしたんだろう…
テイオーは私の元へ近づいた
テイオー「トレーナー」
トレーナー「どうした?」
テイオー「紹介するね、新しいチームメンバーのオグリキャップだよ」
トレーナー「え?」
ル「え?」
オグリ「よろしく頼む、トレーナー」
トレーナー「え?え?えぇー!」
ル「」アゼン
こうして、新たにオグリキャップがチームに加わった
数時間後
オグリキャップは早速中央へ行くということで、テイオー、ルドルフとたづならと新幹線で中央へ帰った
そして私は、今
どこかの峠(セリフのみのダイジェスト)
トレーナー「GTRってあんなに直線遅かったっけ?」
マルゼンスキー「ちゃんと踏んでないわね…私を待ってるのかしら…」
N里「ストレートにちぎってももったいねえだろ…俺がバトルがしたいんだよ」
T兄「こうして近くで見ているとまるで芸術だな、あのドリフトは」
「ほとんどカウンターを当てない全開の四輪ドリフト」
「あれがどんなに凄いことか分かるか」
「奴はハチロクという車を限界領域で、まるで自分の手足のようにコントロールできるんだ」
「オレでもあそこまではFCをコントロールできていない、感動的だ」
N里「全身から血が沸騰したようなハイテンション!これこそバトルだ!」
数分後
マルゼンスキー「うーん…ブロックされてなかなかコーナーで抜けれないわね…」
トレーナー「諦めて普通に走る?」
マルゼンスキー「うーん…次のコーナーでダメだったらそうしましょ」
N里「屈辱だぜ、大勢ギャラリーが出てる前で、良いように外からつっつかれちゃなぁ」
「無理にインに着こうとするから不自然なラインになって突っ込みが甘くなるんだ…」
コーナー
N里「よーしインには来ねぇな」
マルゼンスキー「!?」カットイン
N里「86が消えた!?」
「外に行くと見せかけておいて、ブレーキングしながらラインを変えやがった!?」
「86ってのはあんなことができる車なのか?」
トレーナー「まだ乗って2回目の運転なのにすげぇ…」
マルゼンスキー「ちゃんと練習してたはよ?」
トレーナー「いつのまに…」
「あ?GTR後部がガードレールにぶつかった…」
マルゼンスキー「まぁほかにお仲間がいるみたいだし大丈夫っしょ」
……………………………………
数時間後 昼 中央トレセン トレーナー室
トレーナー「というわけで、無事に帰ってきました」
マックイーン(ト)「おかえりなさい、先に帰ってきた彼女らに事情は聞きましたよ、オグリキャップさんをチームにいれたんですね」
トレーナー「まぁ…成り行きでな、ところでさ…なんでルドルフがダートに埋められてるんだ?」
マックイーン(ト)「あぁ…あれは…外泊許可も合宿許可も出さず、生徒会の仕事も丸投げして逃げ出したので、その罰だそうです」
ダートに埋まったル「…」ションボリ
トレーナー「マジかよ…てっきり許可取ったものかと思った…」
マックイーン(ト)「と…とりあえず、本日からお預かりしてたメンバーをそちらに戻すということで」
トレーナー「あぁ…預かってくれてありがとうな」
マックイーン(ト)「いえいえ、バクシンオーさんには色々と賢さ練習でお世話になりましたし、うちのダイヤさんがキタさんやクリークさんと練習出来て喜んでましたし、ナリタブライアンさんに負けないとマヤノさんが頑張ってましたし、タイキシャトルさんの走り方でライスさんやマックイーンさんがよりフォームに磨きがかかりましたのでこちらこそお礼が言いたいですよ」
トレーナー「そう言ってもらえると嬉しいよ…ん?」
マックイーン(ト)「どうしました?」
トレーナー「いや…その話にスカーレットが出てこなかったからちょっと気になってさ…スカーレットはどうだった?」
マックイーン(ト)「スカーレット?ダイワスカーレットさんですか?こちらでは預かってませんよ?そちらに行ったと聞いたのですが…」
トレーナー「え?全く知らないし、来てないぞ…」
マックイーン(ト)「え」アオザメ
トレーナー「…」アオザメ
2人がスカーレットが失踪したことに気付き青ざめていると
ドア<バン!
たづな「トレーナーさん!大変です!!」
トレーナー「たづなさん?どうしました…ちょうどよかったこっちも大変で…」
たづな「そんなことより、これを見てください」ッピ
そう言うとたづなはトレーナー室にあるテレビをつけた
……………………………………
テレビ映像
記者「さて、先日の凱旋門賞について、ブロワイエさんにインタビューしたいと思います」
「ブロワイエさん、先日の凱旋門賞お疲れさまでした」
ブロワイエ「えぇありがとう(フランス語)」
記者「しかし、連覇達成できず、本当に惜しかったですね」
ブロワイエ「負けてしまったのはとても残念ですが、この経験を活かし、次は絶対勝ちたいと思います(フランス語)」
記者「それにしても、ジャパンCに続き、今回も日本のウマ娘に負けてしまいましたが、それについてどう思われますか?」
ブロワイエ「日本のウマ娘は、もう世界でトップレベルに達してると認めざるえないです、最大のライバルとして今後もっと全力に挑みたいです(フランス語)」
記者「ありがとうございます」
「続いては、凱旋門賞で見事勝利し、日本の刺客として送られてきたと噂されている、ダイワスカーレットさんに、インタビューしていきます」
……………………………………
トレーナー「は?」
マックイーン(ト)「え?」
今なんて言った?ダイワスカーレットって言った?
え?なんで凱旋門賞?てかなんでフランスにおるねん…
てかブロワイエに勝つって何?え?なにこれ?
……………………………………
記者「ダイワスカーレットさん本日は、凱旋門賞勝利おめでとうございます」
スカーレット「ありがとうございます」
記者「今回凱旋門賞を出るきっかけなどありましたらお願いします」
スカーレット「はい、今回たまたまフランスへ行く機会がありまして、そのさいブロワイエさんにご連絡をして少しの間お世話になったのがきっかけで出場いたしました」
記者「つまりブロワイエさんの推薦ということでしょうか」
ブロワイエ「彼女の走りを見て勝負したいと思い、その舞台として凱旋門賞を選びました(フランス語)」
記者「そうですか…いや…まさかそのような経緯があったとは」
「それではスカーレットさん今後の予定とかをお聞きしてもよろしいでしょうか?これからもフランスで走るのでしょうか?日本へ戻られるのでしょうか?」
スカーレット「そうですね…ひとまず私のトレーナーさんが迎えに来てくれると思うので、そのまま日本へ戻ろうと思います」
記者「そうですか、日本での活躍楽しみにしております。以上フランスからの中継でした」
……………………………………
トレーナー「たづなさん…」
たづな「はい…2日ほど出張延長しました…」
トレーナー「ありがとうございます…ちょっと行ってきます…マックイーン(ト)すまんがもう2日ほど頼むわ…」
マックイーン(ト)「は…はい…」
トレーナー「行ってきます…」ッダ
ドア<ガチャ
テイオー「あれ?トレーナー?どうしたの?」
トレーナー「すまん、テイオー少しフランスに用事ができたから2日ほどあける…」
テイオー「え?どういう…ってトレーナー!まってよぉ」
トレーナーはフランスへ向かった