合宿も最終日、最後の練習とのこともあり、
各ウマ娘普段も一生懸命だがそれ以上に頑張って練習していた。
勿論、テイオーもその中に含まれる。
そのテイオーの練習を見ていたトレーナーは最近少し悩んでいた。
テ「あの一件からテイオーのスキンシップが増えた気がする…」
やけに最近引っ付いてくるし、
事あるごとに抱き着いてくる…暇なときは私の部屋によく遊びに来るし…
元々信頼し合う仲ではあるとは思っていたが
前回の一件で、LikeというよりLove寄りになってね?ボクだけみてよとか言い出してしっとりしだすぞ…
重馬がくるか…まずいぞ…
いや好かれるのはうれしいよ?可愛い娘にスキンシップされるのもうれしいよ?
でも重いのはキツイですわ…
あーいつぞやのルナとかも苦労したなぁ…あとあいつも…
ただ重馬場の経験がある私だからこそちゃんと対処すれば…うん大丈夫だな!!
そう自分に言い聞かせたトレーナー、
シニアの春あたりで地獄を見ることを知らず
そういえば、もう太り気味は解消されたし、
はちみー禁止も解消だとテイオーに伝えないとなぁ
そう考えていたら、後ろから誰かに抱き着かれた。まぁ一人しかいないんですけど、
テ「トレーナー走り込み終わったよー」
うーんやっぱスキンシップ多いよなぁ…
ト「テイオーちょっといいか」
テ「なにトレーナー?」
そういうとテイオーは抱き着いていた手を放してくれたので、テイオーの前に振り向いた。
ト「明日からはちみー飲んでいいぞ、十分スリムになったし目標は達成したと思うしさ」
トレーナーがそういうとテイオーは少し顔を下に向け考え出した。
あれ?喜ぶとおもったんだけど…
テ「えっと…トレーナーはちみーはまだ禁止でいいかな?」
予想外な回答が来た
ト「え?どうして?飲みたかったんだろ?もう痩せるという目標は達成できたと思うしいいんだぞ?」
テ「えっと…以前トレーナーは菊花賞勝てたら好きなだけ飲んでいいって言ったよね?」
そういえばそんなこと言った気がする…
テ「だから菊花賞まで我慢する」
テイオーの顔を見る、本気の顔であった。そしてその目は決意が宿った目であった。
ト「そうか…なら菊花賞勝つぞ、テイオーを絶対に勝たせる!頑張ろうな!」
テ「うん!!それでねトレーナーお願いがあるんだ」
ト「お願い?」
テイオーは顔を赤くしながら上目遣いでってナニコレ可愛くね?
写真撮っていい?その写真大量に焼き増しして売っていい?その金で焼肉食べに行っていいか?
テ「えっとね///ボク毎日練習やレースを頑張るからそのご褒美が欲しんだ」
ト「ご褒美かぁ…ご褒美の内容は?」
ここでいいぞと即答してもいいかもしれないが、無理難題な要求をされたらたまったもんじゃないので、まずは内容を聞くことにした。
テ「えっと///」
もじもじしてるなぁ…自室のカギをくれとか…ボク以外の女を見るの禁止とか言わるんじゃねこれ?
テ「毎日褒めながらナデナデしてほしいかな…///」
良馬だったぁ!よかったぁ!
ト「あぁいいぞ」
テ「じゃあ早速お願いしてもいいかな?///」
そう言うと、テイオーは頭を前に差し出した。
その頭を優しく撫でた。
ト「合宿最後まで頑張ったな!さすが俺の相棒だぜ!」
テイオーは嬉しいみたいだ、しっぽや耳の動きがそう物語っている
その後、数秒間は褒めつつ撫でた。終わった後にふとひらめいた。
ト「あ…そうだテイオー、菊花賞勝てたその日から毎日はちみー1本俺からプレゼントするよ」
テ「本当に?」
ト「あぁ約束だ!!」
そういうとすごくうれしいのかテイオーは勢いよく抱き着いてきた。
テ「約束だよ!!絶対だよ!!」ギュー
ト「おう…」ギチギチギチギチ
抱き着く力強すぎ折れる…
こうして合宿最終日は終わった。
菊花賞まであと1か月と数日
次の日、合宿へ帰るため、バスに乗るテイオーとトレーナー
テ「あれ?マックイーンがいないんだけど?」
ト「え?」
一方そのころ
マ「ゴールドシップさんに教えてもらった場所に行きましたのに、これは一体どういうことですの?お店なんてどこにもないじゃない?!」
数時間前、ゴールドシップにあの海岸から5キロ先にある離島に、伝説級に美味しいカキ氷屋があると聞いたマックイーンは、居てもたってもいられず、水着は持ってきていないので、ジャージを着たまま、泳いで離島まで来ていた。
だがその離島は無人島であったため、そんな店はなかった。
数時間後、ビショビショで意気消沈した彼女を彼女のトレーナーが海岸で見つけ、無事帰った。
マックイーンとそのトレーナーは罰則として1週間、朝の清掃活動を言い渡された。