世を照らすのは日輪だけじゃない。   作:ポンタ ponta

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 よくよく調べてみれば、無一郎が柱になる時期と今の時期が合わないので、時透兄弟が目覚めたのは冬とします。
 一話当たりの文字数は最低でも6000文字は書く予定です。経験から言って最高は30000文字だと思います。


第2話 彼らが手にしたものは

「ううぅ………」

 

 目を覚ましたら、見たことが無い場所に居た。

 ここはどこだろう………? とぼんやりと首を横に向けた瞬間、水が溢れる音が聞こえた。

 

「兄さん?」

 

 音が聞こえてきた方向を見やると、手を宙に置いたまま硬直している無一郎が立っていた。その足元には桶と布が転がっている。

 

「兄ざんっ、兄さん゛……!」

「無一郎……!!」

 

 無一郎の全身に視線を走らせる前に、ほぼほぼ倒れ込むような形で、無一郎が抱き着いてきた。腕の中からすんすんと、鼻を啜る音がして明らかに泣いている

 首や顔を擽る俺と同じ長い髪が揺れているのを見て、心臓が刻む鼓動を聞いて、やっと俺たちは生き残ったことを実感した。

 

「兄さんっ! 良がっだ、生ぎでて!!」

「ふん、俺があれぐらいで死ぬもんか……だけどまぁ、お前が無事で良かった。だからさっさと泣き止め」

「う゛んっ………………あっごめん兄さん洟ついた」

「おい」

「えへへ」

 

 溜息を吐きつつ、無一郎が持ってきていた布で服についた粘つきを拭う。

 無一郎はごしごしと目元を擦ったせいか、目元がほんのりと赤く染まっている。

 しばらくついた洟と格闘していると、襖がゆっくりと開き、男の人とあまねが顔を覗かせた。

 

「すまないね、入ってもかまわないかい?」

「は、はい」

「ありがとう」

「失礼します」

 

 なんだろうこの人、存在感が無いっていうか、そこに居て当たり前みたいな雰囲気が出てる。

 でも一番に目を引いたのは、その人の顔。顔上半分とまではいかないけど、痛々しく爛れていて両目とも白く濁ってた。

 

「ふふ、これが気になるかい?」

「いえ! ……その、不快に思われたならすみません」

「かまわないよ」

 

 何度か見られたことがあるのだろうか、すぐに俺の視線に気付かれた。

 

「私は産屋敷耀哉。鬼殺隊の現当主だよ。こちらは妻のあまね。知っているけれども、改めて君たちの名前を教えてもらっても良いかな?」

 

 そうかこの人が、俺たちを鬼狩りに勧誘した人の元締めか。

 そうと知った途端に、忘れられぬ苛立ちで眉間に皺が寄る。当たり前だ。俺たちの生活を妨害した女らの当主であるのだから。けれども、俺たちを助けてくれたのも事実。ならせめて、その礼を言わなくてはいけない。

 

「はい。俺の名前は時透有一郎です」

「改めまして、僕の名前は時透無一郎と言います」

 

 だが礼を言うまえに、当主はよろしくね、と穏やかに微笑んで自身の目元を人差し指でそっと撫でた。

 

「これはね、病ではなくて、呪いなんだ」

「「呪い?」」

 

 呪いなんて馬鹿馬鹿しいって、今までならそう信じていたけれど、鬼という生物がこの世に存在していたことを知ったからか、真正面から否定するのは憚れた。

 

「私たち産屋敷一族と、君たちを襲った鬼の、その始祖である鬼舞辻無惨は同じ血族だったんだ。平安時代の頃、一族から人喰いの鬼という怪物を出した事で、我々の一族は呪われた。子供は皆病弱で、三十年と生きられない。それを嘆いた当時の一族の者に、とある神主が助言をした。一族から出た怪物を倒せ、そのために心血を注げと。それ以来、我々鬼殺隊は鬼舞辻無惨を滅ぼさんがために、毎夜鬼と戦っている」

 

 そう語る当主の瞳は、憎しみと覚悟で溢れているように見えた。

 間が途切れたのを感じた俺は、当主らに向かって頭を下げた。今度こそ礼を言うために。別に俺は好きで頭を下げる訳じゃない。無一郎の教育のためだ。

 

「ありがとうございました。産屋敷さんのお陰で、俺たちは生き延びることができました」

「ありがとうございました!!」

 

 俺が布団に額をつければ、やはり無一郎も額をつけた。

 

「いいや、君たちが生きてくれて良かったよ」

 

 嫌味か。

 そうは心で思ったけど、口にすることはしない。

 

 そのまま話は流れて、いよいよ俺が危惧していた話になった。鬼殺隊に入るかどうかだ。

 

「俺は嫌です。絶対に入りません」

「なんでよ兄さん! 一緒に困ってる人を助けようよ!!」

「駄目だ。絶対に駄目だ!!」

 

 次第に険悪な雰囲気になっていく空気に、「有一郎」と当主が俺に視線を向けてきた。

 

「君は弟が大切だから、君は無一郎に危険な目に合わせたくないんだよね?」

「……!」

 

 ぎくり、胸が嫌な音を立てた。

 思わず言葉に詰まり、狼狽える俺に無一郎が驚きの視線を寄越す。

 

「できることなら無一郎の背中を押したいんだよね。でも無一郎の進みたい道は危険だから、弟想いの有一郎にはそれができなくて、ひたすらに無一郎のことを否定するんだよね」

 

 その通りだった。

 的確に俺の心内(こころうち)を当てられ、俺は目を下に落とす。

 

「兄さん、本当なの? 本当は僕のこと応援したかったの?」

 

 口を結んだままの俺に、無一郎がどうなの、と返事を急かす。

 

「………そうだよ。お前は誰かを助けられる特別な人間だって分かってた。けれどお前は、年は同じといえど俺の弟なんだ。両親が死んで、たった一人残った家族だから、たとえお前に嫌われようと守ってやりたかった。どれだけ善良に生きていたって、神様も仏様も結局守ってはくださらないから、俺がお前を守らなければと思ったんだ」

 

 お前は特別な人間なんだ。俺なんかよりもずっと。

 誰かを助けようと戦うことを望むお前は、確かにあの夜、俺を助けてくれた。

 でもお前に誰かを助けられる力があっても、俺にはない。俺に誰かを助けようとする感情は無くて、代わりにあるのは、何が何でもお前を守るという覚悟。

 

 俺が無一郎と同じくらい才能があれば、あの夜たったひとりでお前を鬼と戦わせることなんてなかった。

 俺に勇猛さがあれば。

 俺が屈強であれば。

 俺が速ければ、力があれば、才能があれば。

 無一郎と肩を並べて戦えただろう。

 

「無一郎の“無”は“無限”の“無”。自分ではない誰かのために無限の力が出せる選ばれた人間だ」

 

 それに比べて俺の“有”は“有限”の“有”。限界のある力じゃ、自分ではない誰かのために力をだせることなんてできやしない。俺は俺の命と、無一郎の命を守るだけで精一杯。これが俺の限界だ。

 

「兄さん。自分を卑下するのはやめてよ」

 

 そんな思いを見通したのか、膝の上に置いた拳を握り締める俺の手に、無一郎の手が優しく触れた。

 

「兄さんは凄い人だよ。僕知ってるよ、兄さんが盗賊相手に一人で立ち向かったの」

「えっ?」

 

 知られてはいないと思ってた。無一郎を不安にさせたくなかったから、盗賊のことは話してないし、あまつさえ俺一人で戦ったなんて言える訳がなかった。無一郎もそれに気付いた様子はなくて、何時も通りのほほんとしてたから、知られてはないと思ってた。

 

「兄さんが俺を守るために一人で沢山の盗賊と戦ってたのを見たよ。兄さんは凄い人だよ。だから、今度は僕が兄さんを守りたい。……あの夜、鬼に襲われた時すごく怖かった。兄さんが死んじゃうんじゃないかって、もう会えなくなるんじゃないかって。鬼に向かうよりとても恐ろしくて怖かった。それに人の大切なものを平気で踏みにじる鬼に、今まで感じたことの無い程の、とてつもない怒りが湧いた。僕、兄さんにも、他の人にも、あんな思いさせたくない。そうなる前に助けてあげたい、悪い鬼から守ってあげたいんだ!」

「っ、駄目だ! お前が鬼狩りになるのは認めない! 代わりに俺が鬼狩りになるから! お前は剣を握るな!!」

 

 焦りが喉を衝いて出て、思わず伸びた手は無一郎の両肩を掴んだ。

 無一郎が口を開く前に、俺は止まらず畳み掛ける。

 

「お願いだから守られせてくれよ、庇われてくれよ。無一郎に才能があってもなくても関係ないんだ! たった一人の弟を守らせてくれよ!!」

「じゃあ、守られるしかできない弟の気持ちはどうだっていいのか!」

 

 きっとつり上がった無一郎の目が、俺を見抜く。

 

「嫌なんだ! もう兄さんを独りで戦わせるなんて! 二度とあんなところなんて見たくない! 俺も兄さんを守りたい! 兄さんの隣に立ちたい!! ……………こんな細やかな願いも、兄さんは許してくれないの?」

 

 眉を下げてそう溢した無一郎の目は、まるで迷子の子供の様に、うっすらと揺らんでいた。

 

「兄さん……一緒に歩こうよ。一人じゃどうしようもないことも、二人なら乗り越えられるよ。片方が疲れたら、片方が背負えば良いから、僕も兄さんを背負うから、だって、だって、僕と兄さんはふたりでひとつなんだから」

 

 するりと、その声が心に滑り込んだ。言われた内容は大して変わりはしないのに、どこか温かみに満ちていて、俺も昔、同じようなことを言った気がした。

 無一郎の、母親に似た眼差しは静かで、穏やかで、その薄浅葱(うすあさぎ)の双眸はまっすぐまっすぐと、俺を見やる。

 

「…………酷いことを、たくさん言った」

「兄さん……」

「本当は剣士になんてなってほしくない。何で見も知らない人間のために、俺の弟が命を賭けなきゃならないんだって今もそう思う。けれど、お前はもう止まらないんだろう」

「うん……」

「だから俺も鬼狩りになるよ。一緒に歩こう。一緒に守ろう、お互いに」

「うんっ!」

 

 ぽろぽろと俺と無一郎の目から零れる涙が、繋いだ手に落ちた。黙って側に居た当主とあまねが、優しく緩やかに俺と無一郎の背を叩く。その拍子に合わせるように、あとからあとから涙が溢れる。

 

「辛かったよね。苦しかったよね。愛する弟に言葉を荒げるのは。敬愛する兄に怒鳴られるのは。でももう大丈夫。君たちは通じあった。互いに互いを愛し、愛されている」

 

 その心地よい声に押されて、俺は声を出して泣いた。それにつられて無一郎も直ぐにわんわんと泣き、「ごめんね」と「ありがとう」を互いに繰り返した。

 二人で散々に泣き喚き、日が沈む頃になって、ようやく泣き止んで互いに互いの顔を見た。

 酷い顔だぞ、と笑い、兄さんも、と無一郎が返して、同じ顔だよって返す。お館様とあまね様はいつの間にか居なかった。

 

 

 その夜はひとつの布団で、二人で眠った。互いの手を握り締めて、決して離れないように指先を絡めた。

 

 

 

 久しぶりに感じた心からの幸せに微睡みながらも、俺は考えた。

 

 俺と無一郎を助けてくれた剣士。きっとあの人は鬼狩りだろう。

 ……それと笛を吹いたほぼ直後に現れたのは、偶然だったのかな。

 

 空にある月を思って、今も胸にある笛に手を添える。

 

 必然だと良いなぁ……。

 

 

 らしくないなって自分で思って、少し笑った。

 

 

 

―――………

 

 

 

 明くる日、俺と無一郎は二振りの刀を境にお館様の前で正座していた。

 

 俺たちはこれからこの刀を握り、『呼吸』の資質を知る。

 

 お館様の話しによると、色の変化は通常、ある程度鍛えないと見られないものだそうだ。その為本来ならば、なんの鍛練もしていない者に握らせることは無い。しかし、俺たちは始まりの呼吸の剣士の子孫。十分に色を変えられる可能性があった。とは言っても、握らせて貰えるのは俺たちのために造られたものではなく、粗製の刀。最終選別用の刀らしい。

 

「抜いてみなさい。必ず綺麗な色に変わるよ」

 

 そう言われた俺たちは、互いに目を合わせる。結果、先に無一郎が日輪刀を鞘から引き抜いた。早く抜いてみたかったらしい。

 

 すると、無一郎の刀は根元から滲むように白雲の色へと変化した。

 

「わぁ~」

「おおっ」

 

 初めて色が変わる瞬間を見た俺は、思わず驚嘆の声が出た。

 

「綺麗な白色だね。どうやら無一郎の方は霞の呼吸に適正があるようだ」

 

 刀を鞘に納めた無一郎と、お館様の視線が俺に移る。

 期待が混じったその視線を受けながらも、俺は滑らせるように刀を抜いた。

 

「これは……」

「紫だ!」

 

 俺の刀は無一郎と違って、紫色へと色を変えた。

 

「綺麗な色だね!」

「………………」

 

 そう弟は目を輝かせているのに、お館様と言えば気難しい顔をしている。そして重々しく口を開いた。

 

「綺麗な藤色だけれど、私はこの色を知らないんだ。だから、残念だけど有一郎に適性のある呼吸がわからない……」

 

 非常に気まずい雰囲気で、無一郎が俺を慰めようとしてるのか、とんとん、と俺の背中を叩いた。別に落ち込んでる訳じゃないからいらないぞ。

 申し訳なく眉を下げるお館様に、俺はそんなの気にしない、と返す。

 

「俺は無一郎と同じ、霞の呼吸を学びます」

「それは……正直お勧めはしないよ? どれだけ鍛えても、有一郎の適性は霞に無いから、弟との差が広がって、弟に置いていかれるよ? それでもかまわないのかい?」

「かまいません」

 

 即断した俺の覚悟を感じ取ったのか、お館様はゆるりと頷くと微笑んだ。

 

「なら、君たちを育手に紹介する。そこで学びなさい。鍛えなさい。鬼を滅する刃と成りなさい」

「応援しているよ」

「「はい!!」」

 

 

 

 

―――………

 

 

 

 冬を迎えた産屋敷の庭は、冬国の世界へと姿を変える。

 その庭に面する一室に、産屋敷当主、耀哉は一羽の鴉と向かい合う。

 

「それで、月ノ丞。“彼”はなんと?」

「“そうだ”と申しておりました」

 

 通常の鎹鴉とは違い、月ノ丞は滑らかな低い声でそう答えた。

 

「ふふ、やはりそうだったんだね」

「笛に(いざな)われたそうです」

 

 一人と一羽で、声を忍ばせながら笑い合う。

 そして合わせたように笑うのをやめ、氷柱のように研ぎ澄まされた雰囲気が醸し出る。

 

「本題に入ります。下弦の壱が補充されたそうです」

「……そうか、実弥たちのお陰で下弦は欠けたのに、また満ちてしまったか」

「えぇ、とても残念なことに……しかし満ちるまでの年数を考えれば、どうやら強い鬼が足りない様子」

「そうだね。鬼による被害が増えてしまうだろう」

 

 強い鬼を作るために、無惨は村や町へと出歩くだろう。

 強い鬼へと成るために、鬼は多くの人を喰らうだろう。

 それによって無辜の民の灯が儚く消えてしまうだろう。

 

 思いに沈む耀哉に、月ノ丞がどこか決まり悪く、その漆黒の羽を揺すると躊躇いがちに嘴を開いた。

 

「……お館様、時透方に“式”のことについて、本当のことを話した方が良いのではないでしょうか? “式”が“呼吸の型”であることを知れば、必ず強くなれます。何しろあの“式”は―――」

「いけないよ」

 

 思わず嘴を閉ざした月ノ丞に、産屋敷耀哉は、

 

「いけないよ」

 

 と二度繰り返した。

 

「これは私たち産屋敷が先祖代々繋げてきた極秘事項だ。そう易々と話してしまったら、運命の歯車が狂ってしまう」

「申し訳ございません。迂闊でした」

「いいや、きっと話さなくてはいけない時が来る」

「……“勘”…ですか?」

「ふふ、どっちだろうねぇ」

 

 光を映さぬその瞳は、代わりに一体何を映しているのか。産屋敷耀哉はこうして時々、言葉遊びのような事を言う。

 

「月ノ丞、もう下がっても良いよ。長旅疲れただろう?」

「お気遣い痛み入ります。それでは失礼させていただきます」

 

 首を下げて礼を述べ、月ノ丞はふわりと羽を広げて雪見障子の外へ、冬の空へと飛び立った。

 

 それを心で見送った産屋敷耀哉は、ふっと微笑みを消した。

 

 真実を伝えない以上、有一郎の手で救えた命が救えない可能性がある。それだけじゃない。有一郎自身の命も危険に晒す事となる。

 そうと分かっていても、鬼舞辻無惨へと通じるこの道を、閉ざす訳にはいかないのだ。

 

(きっと、子供たちに叱られてしまうのだろうなぁ……)

 

 これから流れるであろう尊い血を、命を、見捨てなければならない。

 幻滅されるかもしれない、支持が揺らぐかもしれない。けれど歩む足は決して揺らがさない。その道先には必ず、鬼舞辻無惨が居るのだから。

 

(待っていろよ。鬼舞辻無惨。もうすぐお前の頸に、終わりを知らせる刃が向かう)

 

 閉じられた瞼の裏で、覚悟と意志が燃え上がった。

 

 

 

 庭ではしんしんと、雪は未だに降っていた。

 その純白さと凛冽(りんれつ)さで、全てを隠さんばかりに降っている。

 

 ふぅ、と吐いた産屋敷耀哉の息が、白く震えた。




 時透さんちの無一郎くん。
 兄が盗賊と戦ってるときには、木陰に居た。飛び出して兄を助けようと思うにも足は動かず、ただ眺めていることしかできなかった。兄を守りたい意志がますます強くなった。
 鬼に襲撃された夜に、“彼”に助けられたが、会ってはいない。厳密には会ってはいるが、それを知る術も知識も持ってなかった。

 時透さんちの有一郎くん。
 ふたりで一緒の布団で寝てた時、無一郎が抱き付いてきた。流石に暑くなり引き離そうとしたが、無一郎の寝言で「兄さん……大好き」と言われて思わずぎゅっと抱き締めた。
 なお、無一郎の寝言の全ては「兄さんの作るふろふき大根大好き」であった。

 産屋敷さんちの耀哉さん。
 鬼殺隊の当主となる者だけが知る極秘事項を知っている。コラテラルダメージが尋常じゃない。

 産屋敷直属の鎹鴉、月ノ丞。
 産屋敷がもつ鴉の中で、ダントツに隠密性が飛び抜けている。羽音ひとつ立てずに羽ばたくことは何のその、必要とあらば猫の鳴き声も犬の鳴き声も真似る。もっと言えば人間の低い声から高い声まで出せる。



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