これは俺こと秋水響と『愛しき名脇役』こと「ナイスネイチャ」との物語。いや、「ナイスネイチャ」に俺が落とされるまでの話。全ての始まりは5年前の出会いから始まる。
俺は、【日本ウマ娘トレーニングセンター学園】に所属していた。そこで出会ったのがナイスネイチャだった。
「ちょいちょいそこの人。ちょっとお願いがあるんだけど。」
「はい?」
「今から来る人たちに『ネイチャなら、あっちに行った』って言ってもらって…」
すると、俺ら意外の声が聞こえてきた。
「ああ!ネイチャちゃんここにいたのね。レース場にいないから寝坊したかと思ったよ。」
「げっ、商店街の人達…私はそんなドジっ子じゃないつーの。」
「じゃあネイチャちゃん。レース場で待ってるからね。」
「あんまり期待しないでよ〜。どうせ3着が見えてるんだから〜。」
「あれは君の応援団かな?」
「いや、そんなんじゃ…んっ?その襟のバッチは…」
「トレセン所属のトレーナーだが?」
「あー…なんか宣伝みたいになっちゃったなー。あはは。じゃ、そう言うことで。」
ネイチャと言われていた子はどこかへ走り去ってしまった。とりあえず、俺もレース場に向う。しかし、俺の頭の中にはネイチャが残っていた。レース場に行くと長蛇の列があった。その先頭を見てみると、今話題のトウカイテイオーのスカウトの列だった。俺にはトウカイテイオーのようなキラキラしたウマ娘をトレーニングでいる自信が無いとして、道を消した。次のレースの出走予定表を見るとナイスネイチャの名前があった。俺はナイスネイチャの走りを見てスカウトするかを考えた。レース場を見ていたら「ガチャン!」とゲートが開いた。ナイスネイチャは後方からの立ち上がりで、最終コーナーで上がってきた。俺はナイスネイチャの末脚を見て、スカウトすることを決めた。
「ふぅ。わかってましたよーっと。おなじみ3着♪なーんて…ところでどうして居るですかな?」
「スカウトしようと思って 」
「私を?スカウト?私みたいな子で大丈夫?もっとキラキラした子の方がいいんじゃない?」
「君がいいんだよ。君が。」
「何…急に告白みたいな…ナイスネイチャです…/////」
「よろしく頼むネイチャ」
これが俺とナイスネイチャの出会いだった。今となっては…。
「ほら、起きなよ〜?遅刻するよー?」
「あと…5分。」
「それさっきも聞いたから…仕方ない、ネイチャさんが人肌脱ぎましょうか。」
「んっ…ん?」
「ほれほれ、あなたの大好きなネイチャさんですぞ〜♪なんて…はっず…」
「本当だ…俺の大好きなネイチャだ。」
「無駄にストレートな想いやめてよ〜。恥ずかしくなるからさ。」
今となっては、同居するほどの仲だ。何とか同居する権利を手に入れた。かなり、大変だった覚えがある。最初の頃は恥ずかしがっていたネイチャも今となってはやっと慣れてきて、エプロンが板に付いてきた。
「おやおや?トレーナーさん。過去を振り返る気ですな〜?それは私が許せませんよっと。」
「いやいや、振り返りは必要だろ?」
「そんなことがあろうかと思い、ネイチャさんは日記を付けてあるのだ。褒め讃えよ〜」
「ははー」
「いや、冗談のつもりだったのに。トレーナーさん最近結構意地悪だよ?」
「どこを見て意地悪なんだかわからんな!」
「うわぁ開き直ってらっしゃるよ…ネイチャさんにはどうもできんよ。」
こんな意味の無い会話をするのが俺らの日常だ。ネイチャに意地悪するのは最近の俺のブームではある。よく照れてくれるから特にだ。今見せれないのがとても残念ではある。ネイチャは俺の考えを感じ取ったのかジト〜とした目で俺に訴えてきた。
「ちょいちょいトレーナーさんや。」
「どうしたんだいネイチャさんや。」
「今、何を考えておられるのですかね?」
「別に何も考えおりませんぞ。」
「はい嘘!トレーナーさんの口角がピクって動いた!」
「じゃあ言われてもらおう。」
「うん。」
「好きだネイチャ。」
「い、いや…ここで告白って…ちょっとネイチャさんご飯作ってくるね。」
おかわりいただけるだろうか…おおお!?おわかりいただけるだろうか。今のネイチャの照れ顔。可愛すぎるのだ。あれだけが今の俺の癒し。ネイチャは暑いのか手で仰ぐようにしていたので、俺はそぉーっと近づき後ろから抱きついた。ネイチャは「ええっ!?ととととトレーナーさん?何してるの!?いやいやいや。今危ないから離して?もしもし?ちょいちょい、あっだめだこれ。」と言って包丁を置いた。俺は心の中で「(´・∀・`)ヘッ」と思いつつ、抱きしめ続きた。
ネイチャはどんどん赤くなりりんごのように赤くなった。俺は何も思わず抱きしめ続けた。するとネイチャは「ちょいトレーナーさん。1回離して?」と言ったので俺は離した。
「ちょいちょいトレーナーさん。急に抱きつくのはどうかと思うよ?」
「いや、可愛かったもんで…」
「私に可愛いって言葉は似合わないって言ってんじゃん。はぁ、どうして好きになっちゃったんだろ…」
「どうしてだろうな?答えてみて?」
「うわぁ…流れに乗って聞いてきてる…嫌われるよ〜?そんなことしてたら。」
「ネイチャいるから大丈夫だ。」
「ごもっともですね。ほら、ご飯出来るからお箸持って行っちゃって。」
俺はネイチャに言われた通りお箸をもってリビングの机に置く。トレーニング書を手に取り、暇つぶしに読んでいた。このトレーニング書は難しい言葉ばっかり並べてやってますよ感を出してる感じだったから俺はぽいと後ろに投げ、ネイチャのご飯を待った。実の所、今日は同期たちと会議があった。早めに行かなければならないのだが、開始時間まで残り20分だった。俺は本音は「(あっやばい。これ間に合うかな。)」だった。実際かなりやばいのだが、ネイチャのご飯も気になる。そう思っていると、ネイチャは「はいお待ちどうさんっと。おやおや?トレーナーさん。時間おやばいのでは?」と俺の顔を見て言ってきた。俺は心の中で「その通りだよ!可愛い顔しやがって!」と思っていた。俺はネイチャの手作り朝食を5分で食べた(本当は味わって食べたかったが。)。
ネイチャは食器を片付けて、俺に弁当箱渡してくれた。その時、露わになるのは薬指にある指輪だ。ネイチャが有馬記念で勝った時に渡した指輪だ。その時の話はまた後日にするとして、俺は急いで服を着替えた。ネイチャは急いでる俺を見て一言言った。
「トレーナーさんって焦る時は早いけど…焦ってない時は余裕すぎて慢心してるよね。」
俺は確かにその通りだっと思いつつ服を着替えた。今回はスーツで行くことになっていた。何故かスーツだ。意味わからんが、スーツだった。ネイチャは「おー。トレーナーさんの印象変わるね〜。ネイチャさんは誇らしいよ。」と言った。
俺は、ネイチャに「お前は俺の親か。」と言いつつカバンを持った。ここまでの時間約3分だった。どれだけ急いでも、ギリギリになってしまった。俺は家を出る前にネイチャに抱きつき「行ってきます」と言って出た。
ネイチャは「うん。行ってらっしゃい。今日のご飯はトレーナーさんの好きなものだから早く帰ってきてね。」と言って見送ってくれた。俺は家から出て「それは楽しみだ」と独り言を言った。俺は走ってトレセンに向う。だが、すぐに着く。なぜなら3分で着く近さだからだ。しかし、後ろから抜かれる。その犯人はナイスネイチャだった。
「トレーナーさんおっ先〜!」
「なっ!?準備早すぎだろ…あっやべ急げ!」
「トレーナーさん。会議頑張ってね。それじゃ!」
「ああ。ネイチャもな。」
ネイチャは「愛しき名脇役」から俺の「主役」となって、これからの生活を支えてくれる。
『色んな艦娘は提督のことが好きなようです。』と『横に寄り添う青き炎』を読んでいる皆様こんにちは。
初めて読む方は初めまして。
綾凪九尾です。
私が何者かと言って置くと、二次創作小説を書いているものです。
あとグラスワンダー最推しです。
今回はナイスネイチャの件ですが…実の所ナイスネイチャは推しではありません。ですが、育成したところ無性に小説を書きたくなり書かさせていただきました。
ですが、ナイスネイチャの話し方は少々苦戦しておりまだ私は対応出来ておりません。
まあ仕方ないんですが…それと!
『横に寄り添う青き炎』とは別次元の話です。
ですので、今葉や中山、坂本、松風は出る予定ないです。
その辺はご理解賜りますようお願い申し上げます。
そろそろ締めさせて頂きます。
次回の話は一応、思い出となっておりますが
いつ出すかは決めておりません。この小説は不定期更新をさせていただきます。
理由として、艦これと青き炎の更新があるので、時間が空いた時にこの小説を出させていただきます。
それではそろそろ失礼します。