「トレーナーさん。温泉行きません?」
「温泉?どこに行くの?」
「有馬温泉とかですかな?」
俺らはテレビを見ながら話す。季節は暑い夏が過ぎ、暑さがなくなりつつある秋になっていた。今頃、有馬温泉は紅葉で綺麗になっているだろうからこその提案だった。俺は近くにあったスマホを取り、旅館を見る。
「ほへー…高ぇなぁ。」
「どれどれ〜?げっ!?2人で10万すんの!?」
「これは…うーん。」
「諦めた方がいいですな〜。」
「いや!何とかする!何とかね!」
「やめときなよ?トレーナーさん。」
俺はニコニコしながらネイチャを見つつ『予約する』ヲタポチる。ネイチャは「ああああああああぁぁぁ!」と叫び、俺の顔と『予約しました』と書かれた携帯画面を交互に見てアワアワしている。少ししてネイチャは落ち着いて、バタバタ動き出した。
「ほら!動いてくださいな。明後日には行くんですからほらほら!」
「何必要?」
「そうですなぁ。とりあえず、私とかですか?ってごめん。何も無い…/////」
「ネイチャを連れていくのは当たり前だろ?」
ネイチャは左右にあるもふもふしている髪の毛に手を突っ込み、顔を隠す。俺はそれを眺めていた。ネイチャは小走りで押し入れに入っているカバンを見つける。
「わぁ、懐かしいカバンあるねぇ…私がレースの時に勝負服入れてたやつですなぁ。はぁ、あの時は商店街の皆にプレゼントで貰ったんですよなぁ〜。 」
ネイチャは押し入れにあったカバンを見て、思い出を思い出していた。俺はネイチャの後ろに立ち、そのカバンを出す。カバンには「目指せ1着!頑張れナイスネイチャ!」と刺繍されており、時間が掛かっているように見えた。
「これ…商店街のみんながくれたんだけど…私がこんなキラキラしてるもの持っててもなぁって思っててさ。まあ、最後の有馬で1着取れたんだけどね?そう思うとトレーナーさんには感謝ですなぁ〜。ありがたやぁ〜。」
「今…言われてもなぁ。まあ、あの時はネイチャが頑張ってくれたからだ。俺は何もしてない。」
「いやいや、トレーナーさんのおかげですぞ?私なんて…キラキラしてないですから〜。」
「ネイチャは俺の中ではキラキラだぞ!」
「それはトレーナーさんの中であって、世の中的にですってば。」
「んー。なら、Twitter見てみようか?」
「やってみたらいいじゃん?私が勝つに決まってるから!」
俺は携帯を取りに行きTwitterを開いて「ナイスネイチャ」と検索をかける。すると検索が出てきた。
「えっと…『おいっすの言葉が可愛い』とか『トレーナーとお幸せに!』とか『ネイチャちゃんはキラキラで最後の有馬記念は感動的でした!』って書いてあるな。」
「トレーナーさんの勝ち…ですな〜。何か私にして欲しいことあるのですか〜?」
「温泉いこうぜ?」
「行くのは確定してるのにまだ言うんですね〜。んじゃ、トレーナーさんの好きなご飯でいいかな?」
と言ってネイチャは台所に行った。俺はそれを待ってご飯を食べる。
そして、旅行当日。
「トレーナーさん忘れ物ない〜?」
「ない…かな?」
「まあ、忘れ物あったら買えばいいからねっと。トレーナーさん!やばい!時間時間!」
「ええ!?車取ってくる!」
「さっき回してきたって言ってましたけどー…?」
「そう言えばそうだ!早く行くぞ!」
俺は荷物とネイチャの手を持って車へ向かう。来るまで東京駅まで行き、車を駐車場に入れ料金などを見ながら冷や汗をかき、東京駅構内へ入る。東京駅は人でごった返しになっていて、ネイチャとはぐれそうになる。
「ちょ…トレーナーさん…。ああ…ごめんね〜…。通りますよーっと…。」
「ネイチャ大丈夫か?はぐれるなよ!」
「それなら手を掴んで欲しい…かな〜?」
ネイチャはその後「やっぱり今のはなし!/////」といい顔を下へ向ける。俺は「はぐれるから手を繋ぐぞ」とネイチャのは静かに手を差し出してきた。俺はその手を取って、新幹線に走り込む。
また時間は飛び、有馬温泉駅に着いた。
「遠かったですなぁ〜。おやおや?大丈夫トレーナーさん?」
「うーん…腰が痛い…。」
俺らは朝に東京を出て、昼頃に有馬温泉に着いた。有馬温泉は人気の温泉地なだけあって人がガヤガヤと多い。観光バスなどから観光客が出てくる。
「あははは…私大丈夫かな?バレないと思いたい…けど…。」
ネイチャはそう言い、耳を隠そうとする。しかし、耳を隠そうにも耳を「ピンッ!」と立ったままで、隠すことは出来ない。俺は「髪型変えたらどうだ?」と提案する。ネイチャは「その方法があったか!」のような顔をしながら「トレーナーさん天才か?」と迫真の演技をしてから髪型を変え出した。
「うーん。首がスースーする…。違和感しかないなぁ…トレーナーさんはこんな髪型をお好きですかな?」
「そうだな…新鮮さが出るな。」
「ありがとトレーナーさん。」
ネイチャは後ろの方でガッツポーズをして静かに「トレーナーさんはこの髪型が好きっと…なるほどねぇ〜。」とつぶやく。俺はそれが聞こえず「ん?どうしたネイチャ?」と聞くとネイチャは慌てたように「ナンデモナイデスヨ…あはは」と言う。俺は「そうか」と言って、荷物を置くために旅館へ向かう。俺らが泊まる旅館は大きく、入るのも躊躇ってしまうほどだった。しかし、泊まるところだから入らなければならないので覚悟を決める。入ると旅館の女将が出てきて「いらっしゃいませ。」とぶかぶかお辞儀をした。俺は「よろしくお願いします。」とお辞儀した。
「ご予約の方ですか?」
「はい。2人で予約の山本です。」
「はい!二名でご予約の山本様ですね。お部屋はあちらにこちらでございます。」
女将さんが部屋まで案内してくれた。部屋に向かうまでに大きな庭があったり、池があったりと色んな物があった。
「トレーナーさん…ちょいと凄すぎません?絶対こう言うのネイチャさんには合ってませんよ?」
「いや、ネイチャ様にピッタリかと。有馬記念で1着を取ったのですから。」
「やめとよ〜トレーナーさん。変な感じになっちゃうでしょ。」
「だって、そうだろう?」
「いやいや、私には分からないでしょうが!」
ネイチャがツッコミ入れる時に俺のことを叩かれた。まあ、今のは自分でもやりすぎたと思い謝った。
「全くですよ?トレーナーさんはしっかりしてください。」
「はい…。気をつけます。」
女将さんが「ご夫婦ですか?」と聞いてきた。ネイチャは下を向き「はい…そうです///// 」と答えた。俺はネイチャの顔を見ながらニヤニヤする。ネイチャがこっちを見た時にニヤニヤ顔で見てしまったため、バシバシと尻尾で叩かれる。
「やめろよ!ネイチャ。地味に痛いから!」
「トレーナーさんが!トレーナーさんが!〜〜〜〜〜!!」
俺はネイチャの言葉にならない叫びを見ながらまたニヤニヤする。女将さんは笑顔で待ってくれていた。手で顔を隠したネイチャを引っ張り、案内された部屋に入る。ネイチャはテレビに抱きついて「もうやだ!テレビになって、皆の役に立つのー!/////」と言う。俺は「やめろ!ネイチャはいつも俺の役に立ってるだろ!」と言い返す。ネイチャはテレビから離れ、じっと俺を見る。
「トレーナーさん!責任取ってよね!」
「んー…仰ってる意味が分からないのですが…?」
「そのままの言葉なんですが…説明させないでよ!恥ずかしいから!」
「うーん…分からないな〜?」
わかっているがわかっていないと言うのが普通だろうと思いながら分からない振りをする。ネイチャは「わかってるのにわかってない振りしてるー!」とジタバタといい反応をする。俺は続けて「説明してもらわないと分からないなぁ〜?」と言う。ネイチャは後ずさりして「トレーナーさん…いじわる…。」と言う。その顔を見ながら、お茶を飲みニヤニヤする。ずっとニヤニヤする。
「そろそろやめてってば!」
「ん。そうだな。」
「あれ?トレーナーさんが素直になってません?」
「いや、そろそろ温泉に行くか。」
「はいよー。ちょいとお待ちを…っと。」
ネイチャがカバンの中を見る。そして俺の荷物とネイチャの荷物を分かりやすいように分け、分かりやすい所に置く。ネイチャは片付け力を俺に見せつけてきた。しっかりと畳まれた服や靴下、俺の下着など。そして、ネイチャのドヤ顔である。大事なことなのでもう一度言う。ネイチャのドヤ顔である!!
皆さんお疲れ様ですぅ〜綾凪九尾ですぅ〜。
今回、有馬温泉編です!どうして温泉編か?って?
そりゃ、万年ネタ切れだからですよ。
愛しきは万年ネタ切れですよ?知ってました?ほんとですよ?書く前にこの話思いついて書いてますからね?
え…?題名がストーリーに合ってない?んー…えっと…自分で変換してください♡
読んでくれてる人達は優しいのでそんなことで私のことを責める人なんていませんからね〜♪
さて、今回の小説情報ですけど…ないです!一切ないです!あるわけないです!だってネタ切れだもん!
なので、絞めます。私のリア友であり、小説仲間の「幻想 薔薇組」を絞めときます。
「小説書けよ出せよ。それと私の小説に変な設定植え付けるな。」って怒っておきます。
↓(私の青き炎を読んでる人のみ読んでない人飛ばして?)
一応言っておきますがこの話は『横に寄り添う青き炎』とは一切関係のない別の世界線です。理由などはありません。しかし、初期からの設定です。ですので、『横に寄り添う青き炎』とは一切関係ありませんのでご理解を。
(終わり。)
では、締めさせていただきます。
今回も読んでいただきありがとうございます。
今回も短いですけど、楽しんでもらったら幸いです。
読者皆様に待っていただき感謝感激ですm(_ _)m
次回は…不明です。
だって不定期だからね!是非もないよネ!
次も首をながーくしてお待ちください。
それではДо свидания♪