東方龍優録〜心優しき少年の幻想郷生活〜   作:餡 子太郎

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どうもです。

今回はいつもより短い第五十八話です。

それではどうぞ。


第五十八話 紅魔館戦争

雲一つない太陽の光が照らす良い天気の日。そんな中、ちょっとした争いが始まっていた...。

 

咲夜「......そっちに行ったわ、美鈴」

 

美鈴「分かりました...、仕掛けます」

 

紅魔館にいつ入って来たのか不明...。その者は性懲りも無く侵入し、人間だけでなく妖怪にも被害を及ばせていた...。

 

美鈴「っ!其処!」

 

美鈴は思いっきり地面を踏むが、標的は素早く回避し、カサカサと音を立てながら部屋の隅へ隠れてしまった。

 

咲夜「ならば!」

 

咲夜はスプレーを片手に標的が隠れた隅っこへ向かい、プシューとスプレーを噴射するが、標的は既に移動してしまった。

 

咲夜「くっ!」

 

美鈴「逃がすか!」

 

美鈴は素早く部屋の扉を閉め、標的が逃がさないように僅かに空いてある扉の穴をガムテームで固定する。

 

咲夜「もう逃がさないわよ....!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜・美鈴「「覚悟しろこのゴキブリ野郎!!」」

 

咲夜と美鈴は標的であるゴキブリに殺意丸出しで襲い掛かった。

 

 

後に我々が紅魔館戦争と呼ばれる事になる...。

 

 

 

 

 

〜事の始まりは三時間前〜

 

レミリア「〜〜〜♪ 〜〜〜♪」

 

レミリアは珍しく朝風呂に入ってる時である。上機嫌で鼻歌を歌いながらシャワーを浴びる時に......。

 

カサカサカサ

 

奴がやって来た......。

 

レミリア「??」

 

そして......。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴキブリ(以後G)「やぁ⭐︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レミリア「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

紅魔館戦争が開幕したのだ...。

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「お嬢様!!どうかされましたか!?」

 

レミリア「ざぐや"ぁ"ぁ“ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!」

 

レミリアの悲鳴を聞いた咲夜が駆けつけると、レミリアは涙と鼻水を流しながら咲夜に抱きついてきた。そしてGは咲夜の前にも姿を現した。

 

G「また一匹虫ケラが死にに来たか......」

 

咲夜「なっ!?何故貴様がこの紅魔館に!?」

 

G「フフフ、お前達が戦う意志を見せなければ、俺はこの紅魔館を破壊(迷惑)し尽くすだけだぁ!」

 

咲夜「お嬢様に泣かせた罪は重いわよ...!幻符『ザ・ワールド』」

 

咲夜はスペルカードを発動し、時を止めてGの動きを封じる。

 

咲夜「フッ、所詮はゴミ虫...。無様なものね、何も知らずに串刺しになるんだから」

 

G「と、思っていたのか?」

 

咲夜「え?」

 

Gは突然動き出した。咲夜が時を止めたのにも関わらずに...。

 

咲夜「そ、そんな馬鹿な!?」

 

G「その程度のパワーでこの俺を倒せると思っていたのか?」カサカサカサ

 

咲夜「あ、ちょっと待ちなさい!」

 

Gは隙をついて何処かへ逃げて行ってしまい、咲夜は慌ててGを追いかける。Gが暫く咲夜と鬼ごっこをしていると、目の前には龍騎が窓掃除をしていた。

 

G「クズが...、血祭りに上げてやる......」

 

咲夜「!?龍騎様逃げて!」

 

龍騎「?どうしたの咲夜.......」

 

Gは龍騎のズボンの下から入って行き、襟から飛び出て来ると、龍騎はバタン、と倒れてしまった。顔を真っ青にして口から泡を吐きながら。

 

咲夜「っ!貴様....!よくも!!」

 

G「終わったな...、所詮クズはクズなのだ...!」

 

美鈴「咲夜さん!」

 

龍騎が倒れた後に美鈴がやって来た。

 

咲夜「美鈴!丁度良い、奴を潰すわよ!」

 

G「ハハハ!いくら数を増やしたところで、この俺を超える事はできぬっ!(金色のオーラ放出)」

 

美鈴「!?何ですかあのゴキブリは!?ただのゴキブリじゃないですよ!?」

 

咲夜「だからなのよ、龍騎様の仇とお嬢様を泣かせた罪を償って貰う!」

 

そう言って咲夜はナイフ...、では無く殺虫剤を取り出した。

 

咲夜「行くわよ美鈴!」

 

美鈴「はい!」

 

G「フフフ、そうこなくちゃ面白くない!」カサカサカサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜冒頭に戻る〜

 

美鈴「このっ!」

 

美鈴はGに向かって拳を放つが、Gはあっさりと避けてしまう。

 

G「無駄な事を...、今楽にしてやる!」

 

Gは美鈴の方へ向くと球型のエネルギー弾を発射した。

 

美鈴「へあっ!?」

 

咲夜「嘘でしょ!?」

 

美鈴は何とかエネルギー弾を避けるが、Gの攻撃は止まる事はなかった。

 

G「とっておきだぁ...」

 

そう言ってGは先程より大きめのエネルギー弾を撃つ準備を始める。

 

美鈴「ちょちょちょっと待って!?手加減っての知らないんですか!?」

 

G「...手加減ってなんだぁ?」

 

咲夜「...もう駄目だ.....、おしまいだぁ...」

 

美鈴はテンパる中、咲夜は完全に意気消沈の状態だった...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、不思議な事が起こった。

 

奥の部屋から虹色の極太レーザーが向かって来ていたのだ。

 

G「何!?」

 

美鈴「へっ?」

 

咲夜「っ!」メーリンノウシロカクレ

 

美鈴「え?ちょっと咲夜さん!?何で私の後ろに!?」

 

そのまま二人とGはレーザーに飲み込まれてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「.......ふぅ、助かった...」

 

ドサッ

 

美鈴「さ、咲夜さん.........、ど、どうして............」

 

咲夜「...............

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近くに居た、貴女が悪い♪」ニコッ

 

美鈴「そ、そんな理不尽............」チーン

 

美鈴はそのまま気絶してしまった。

 

咲夜「美鈴が死んだ!?」

 

魔理沙「この人でなし!!」

 

奥の部屋から魔理沙がやって来ると、咲夜にツッコミを入れる。

 

咲夜「魔理沙!丁度良いわ!そいつを消し炭にして!」

 

魔理沙「は?何言って.....、って何だこいつ!?」

 

G「何なんだぁ?今のはぁ?」

 

咲夜「魔理沙の攻撃を食らっても無傷だなんて...」

 

魔理沙「無傷って、バケモンかよ....」

 

G「俺がバケモノ...?違う...、俺は悪魔だぁ!」

 

魔理沙「良く分からんが、あれを黒焦げにすれば良いんだな?」

 

咲夜「お願い、貴女が頼りなの。報酬で盗もうとした本上げるわ」

 

魔理沙「そいつは有り難いな、なら一仕事と行きますか!」

 

咲夜(盗む事は否定しないのね...)

 

G「さぁ来い!此処がお前の死に場所だぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラン「んも〜う、うるさいなぁ〜......、目が覚めちゃったじゃん...」

 

咲夜「い、妹様!?」

 

魔理沙とGが睨み合ってる中、フランが目を擦りながらやって来た。

 

フラン「どうしたの?そんなに慌てて」

 

咲夜「いや、その......、ちょっと虫の駆除を....」

 

フラン「虫の駆除?」

 

フランは魔理沙の前に居るGの姿を確認する。

 

フラン「......つまり魔理沙の奥に居る虫をやっつければ良いんでしょ?」

 

咲夜「そ、そうですが......」

 

フランの言葉に咲夜は冷や汗をかき始めて来た。物凄い良からぬ事が浮かんでしまったのだ...。

 

フラン「ちょっと待っててね?きゅっとして..........」

 

魔理沙「!?」

 

咲夜「い、妹様!?おやめ下さ..............」

 

フラン「ドカーン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!

 

バ、バカナァーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

 

 

 

bgm:ギ◯ラ◯テ◯ッ◯ノ◯ァ崩壊のテーマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見事、フランの活躍によりGは幻想郷の塵となった。

 

多くの犠牲(主に紅魔館)を出してしまったが、再び奴の姿を見せる事は無いだろう..。

 

 

 

      紅魔館戦争  

          終結

 

 

 

 

 

 

 

 

レミリア「何良い話しだった風に終わってるのよ!!私の紅魔館を返せーーーー!!」




いかがでしたか?

本来なら先週上げる予定だったのですが、体調不良により書く気力を失い、少し短めなった事と投稿が遅くなってしまいました。

今年で完結は絶望的な感じです...。

皆様も体調管理にはお気をつけて下さい。

誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。

次回もよろしくお願いします。
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