今回は少しグロい第六十八話です。
苦手な方はご注意を。
それではどうぞ。
?「我は鬼神龍の一人、貴様を排除しに来た」
体格のデカい男が目の前に立ち塞がった。しかもその相手が鬼神龍だった。
龍騎「俺を排除?どう言う事だ!」
そう言って俺は剣を抜こうを構える。
鬼神龍「言葉通りだ、これから消える者に答える義理はない」
そう言って鬼神龍も戦闘態勢に入る。
龍騎「なら......、無理矢理聞くまでだ!」
そう言って俺は鬼神龍に飛び掛かり、剣を抜き攻撃を仕掛ける。
鬼神龍「遅いな」
龍騎「なんの!」
俺は攻撃を止めず、ひたすら攻撃をするが一発も当たらない。
鬼神龍「遅い、遅すぎる」
龍騎「ちぃ!だったら!」
俺は左手首からサンダーウィップを出して、鬼神龍を拘束する。そして感電させる事が出来た。
龍騎「どうだ......」
鬼神龍「.......舐められたものだな」
龍騎「っ!?」
鬼神龍「そんな安っぽい手品で我が倒せるとでも?」
ちょ、ちょっと待って?さっき感電させたよね?
龍騎「何で効いてないんだよ!?」
鬼神龍「しかし、感謝するぞ?お陰で肩凝りが取れた」
俺は電気式マッサージ機じゃねぇよ!
鬼神龍「礼と言っては何だが......、一撃であの世に送ってやろう」
龍騎「冗談じゃねぇぞ......!」
そう言って鬼神龍は再び戦闘態勢に入る。すると鬼神龍はいつの間にか懐に入って来た。やべっ......。
龍騎「加速装...」
鬼神龍「くたばれ」
そのまま鬼神龍は俺に向かって拳を振った.............。
が、俺はギリギリ回避できた。
龍騎(あっぶね!?危うくマジで死ぬかと思った......!)
しかし、加速装置を起動中の俺は有利な筈。このまま背中をぶった斬る!
龍騎「火剣『煉獄火炎斬』」
そのまま俺は鬼神龍に斬り掛かった......。
が、次の瞬間、鬼神龍の裏拳により逆に吹っ飛ばされた。
鬼神龍「成程、反射神経は良いようだな。だが無意味だ」
その言葉を聞く事なく吹っ飛ばされる俺。そのまま遠くへ飛ばされた俺は何回が地面にバウンドしてようやく勢いが収まった。
龍騎「......あの時、あらかじめ硬化魔法を使っといて良かった...、何も無い状態で殴られてたら頭吹っ飛んでいた.........」
改めて鬼神龍の恐ろしさを知る......。この震え......、完全に鬼神龍に怖気ついてる......。
龍騎「なのに.........、何だよこの気持ちは............!余計血が騒ぐなんて.........!」
どうしなってんだよ全く.........。俺は怖いのか?それとも楽しいのか......?余計分かんなくなってくる......!
鬼神龍「ほう......、まだ生きていたか.........」
俺の目の前に鬼神龍がやって来た。嘘だろ?結構飛ばされた筈なのにあっという間に追いかけて来たの?
龍騎「テメェら......、一体何の為にこんな事を.........」
鬼神龍「言った筈だ。これから消える者に答える義理は無いと」
ヤバい......、正直、詰んだ。
霊夢「龍騎ーーー!」
早苗「りゅーーーくーーーん!」
すると聞き覚えのある声が聞こえた。俺は驚いて声の聞こえた方向へ向くと、霊夢と魔理沙、早苗が此方へやって来た。
龍騎「!?馬鹿野郎!!来るんじゃねぇ!!早く逃げ............」
鬼神龍「余所見する程、随分と死にたかったようだな」
その声が聞こえたと同時に鈍い音が鳴った。
視界を戻すと鬼神龍が腕を伸ばしたまま固まっていた。そのまま俺は鬼神龍の腕を見てみると...........。
俺はどうやら腹を貫かれたようだ.........。
〜数分前・霊夢side〜
私は天人から情報を手に入れ、博麗神社に戻った。暫くすると魔理沙と早苗が戻って来たが、龍騎がまだ戻って来なかった。流石に地底から戻ってくるのに時間は掛かるとはいえ、あまりにも遅すぎた。その時、私はある一つの考えが浮かんだ......。
霊夢(もしかして......、地底以外にも心当たりがあるとしたら.........。霖之助さん!)
そう思った瞬間、私は香霖堂へ向かった。後ろには魔理沙と早苗が着いて来たが、それよりも龍騎の事が心配で仕方なかった。
霊夢(お願い......、無事でいて.....!)
そして香霖堂に着くと、外には霖之助さんが居た。私は霖之助さんに聞いてみると、
霖之助「頼む霊夢!龍騎くんを助けてやってくれ!今鬼神龍と交戦しているんだ!」
その言葉を聞いた瞬間、私は慌てて駆け出した。
龍騎(お願い......!死なないで!!)
私は涙目になりながら龍騎の所へ急行すると、龍騎ともう一人の男が居た。
霊夢「龍騎ーーー!」
早苗「りゅーーーくーーーん!」
私は龍騎の名前を呼ぶと、早苗も後ろから龍騎の名前を叫ぶ。
龍騎「!?馬鹿野郎!!来るんじゃねぇ!!早く逃げ.........」
その後の言葉を龍騎は言う事は出来なかった......。何故なら........。
龍騎は鬼神龍の攻撃により、腹部を貫かれたからだ...........。
〜霊夢side out〜
龍騎「ぁ、ぁぁ...............」
龍騎は手に持っていた剣を落とすと、鬼神龍は龍騎を貫いた腕を抜く。
そのまま龍騎は口から血を吐き、倒れてしまった......。
早苗「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
霊夢「龍騎いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
早苗が泣き叫ぶと、霊夢は慌てて龍騎の側に近づく。
鬼神龍「博麗の巫女に白黒の魔法使い......、風祝までも来たか......」
魔理沙「!?何故私達の事を......!?」
龍騎「ねぇ龍騎!しっかりして!ねぇ目を開けてよ!!お願い!目を覚まして!!」
鬼神龍「無駄だ、保ってあと数分の命だ」
霊夢「っ......、貴様ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
早苗「許さない.........!絶対に許さない!!」
魔理沙「なっ!?お前等落ち着けって!?あーーもう!!」
霊夢は鬼神龍の発言に怒りが限界に来たのか、鬼神龍に襲い掛かった。早苗も怒りにより鬼神龍へ突撃する。魔理沙は二人を止めようとするが、既に二人を止められず、覚悟を決めて鬼神龍に攻撃を仕掛ける。
霊夢「霊符『夢想封印』」
早苗「奇跡『白昼の客星』」
魔理沙「恋符『マスタースパーク』」
鬼神龍「無駄だ」
三人がスペルカードを発動する直前に、鬼神龍の攻撃が入り、三人は龍騎程では無いが、吹っ飛ばされる事になった。
霊夢「くっ..........!」
早苗「いたた...........!」
魔理沙「ど、どういう怪力してんだよ......!」
鬼神龍「まだ立ち上がれるのか、流石は幻想郷の人間だ。しかし貴様等も消されたいようだな」
霊夢「あんただけは.........!倒す.........!」
鬼神龍「威勢は良いが、此処までだ」
鬼神龍は霊夢の元へ近づき、拳を作り霊夢に殴り掛かるように構える。
早苗「霊夢さん!」
魔理沙「止めろ!!」
霊夢「.............」
火剣『炎円斬』
鬼神龍「っ......」
霊夢・早苗・魔理沙「「「!?」」」
突然、横から赤色の円盤が鬼神龍に向かって飛んできた。鬼神龍は片手で受け止めると、空へ放り投げた。
鬼神龍「まさか...、生きていたのか?」
?「違うな......、選手交代だ」
霊夢「だ、誰......?」
?「.........無様だな、博麗の巫女であるお前がこの姿とは......」
魔理沙「お前......!まさか.........!」
早苗「し、知り合いですか魔理沙さん...?」
魔理沙「恐らく......、
龍騎の二重人格の方だ」
鬼神龍「ほう、奴に二重人格が居たとはな...」
黒騎「.......貴様が、鬼神龍だな?」
鬼神龍「いかにも、貴様も我に相手をするのか?」
黒騎「当然だ、貴様には聞きたい事が山ほどある......。話して貰うぞ」
そう言って黒騎は手に持っていた刀を構え直す。
鬼神龍「例え二重人格であろうと、話す舌は持たぬ」
黒騎「なら、此処で斬る!」
そう言って黒騎は鬼神龍に接近する。黒騎が接近して来た事により鬼神龍は拳を振るがら黒騎は身体を限界まで捻り、攻撃を回避する。そして黒騎も刀を振るが、鬼神龍は腕を盾にして攻撃を防ぐ。
魔理沙「あ、あいつ...、龍騎より粘ってるぞ.....!」
紫「貴女達!早くスキマに!」
霊夢「紫!?わ、私達より龍騎を!?」
紫「とっくにやっておいたわよ!早く入りなさい!」
そう言って紫は隙をついて三人をスキマの中に入れるとすぐに消えてしまった。
鬼神龍「成程、奴等を避難させる為の時間稼ぎか」
黒騎「違うな、八雲紫が勝手にやった事だ」
鬼神龍「ふむ、そう言う事か........」
そう言って二人は一度距離を置くと、黒騎は刀を下ろす。
黒騎「.....もう一度言う。貴様等の目的を言え」
鬼神龍「言った筈だ。話す舌も持たぬと」
黒騎「そうか......、残念だ........」
そう言って黒騎は刀を鞘に戻すと、低い姿勢で構える直す。
鬼神龍「何の真似だ?居合か?抜刀術か?」
黒騎「......この剣技を受ければ分かる」
鬼神龍「ほう、それは楽しみだ」
黒騎は低い姿勢を維持続けると、刀の持ち手を強く握り締め、一気に抜刀する。すると抜刀した時に発生した巨大な縦型の斬撃波が高速で鬼神龍に向かって放たれた。
鬼神龍「............」
黒騎「............相手を見誤ったな」
そう言って黒騎は刀を納める。すると鬼神龍の身体中心に縦線が光り、そのまま半分に分かれてしまった。
黒騎「どうだ?これが月影『幻夢零』だ......。既に死んでるお前に聞かれても分かるまいな......」
そう言って黒騎は鬼神龍の身体を回収し、この場から去ってしまった......。
〜永遠亭〜
霊夢「龍騎!」
早苗「りゅーくん!」
鈴仙「待って下さい!今手術中です!」
魔理沙「お前等落ち着けって!まだ手当てしてる途中だろ!」
あの後、紫により三人は助かったものの、龍騎は緊急手術を行なっていた。
霊夢「私の事なんて良いの!それより龍騎を!」
魔理沙「馬鹿!お前に何が出来るんだよ!お前医者じゃないだろ!」
霊夢「このまま黙ってろって言うの!?冗談じゃないわよ!」
魔理沙「お前等少し龍騎を信用しろよ!!」
霊夢「っ!」
早苗「!」
魔理沙「私だって後悔してるよ!魔法使いなのに回復魔法も一つも使わず、ずっと攻撃魔法にしか使ってなくて、何が魔法使いだよ!何の為の魔法だよ!何してんだよ私は!!」
そう言うと魔理沙は涙を流しながら霊夢と早苗の顔を向く。
霊夢「魔理沙......」
魔理沙「でも、もう遅いんだよ......、行動を移すのが......。私達が出来るのは..........、龍騎の無事を...........、祈るぐらいしかないんだよ..........」
そう言うと魔理沙は床に膝をつく。何も出来ない自分の無力さを実感しているからだ...。
早苗「う、うぅ.........」
早苗もとうとう泣き始めてしまい、鈴仙が早苗の優しく抱きしめる。
早苗「やだよ.........、りゅーくん.........」
霊夢「...............」
永琳「あ、貴女何者!?」
「「「「!?」」」」
三人が泣き崩れると、部屋から永琳の声が聞こえた。慌てて四人は部屋に入ると、
部屋には永琳と紫、そして手術を受けてる龍騎、そして一人の女性が片手にメスが握られていた......。
いかがでしたか?
某炎柱みたいに腹を貫かれた龍騎くん。そして幻夢零の初披露......。
......幻夢零出すの早すぎたかな...?
誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。
次回もよろしくお願いします。
最終回、次回で終わらせるか次々回で終わらせるか(どちらかが20〜30を過ぎたら決定します)
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次回で締めよう!映画風にな!
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二つに分けよう!TVアニメ風にな!