第八十一話です。
それではどうぞ。
〜ラ◯ュ◯もどき〜
ジャック「......中々やるではないか、これは予想以上に楽しめそうだ」
科学者「へ、陛下様......」
ジャック「.........例の
科学者「!?しかし陛下!アレはまだ最終段階に入っておりません!せめてあと十五分はお時間を......」
ジャック「関係ない、やれ。一匹残らずだ」
科学者「.........承知致しました」
ジャック「......ふふふ、さて、この先どうなるかじっくりと見物させて貰うぞ」
〜人里〜
黒騎「来い...、頭を冷やしてやる」
龍騎「ガァ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!」
龍騎が飛びついて来ると、黒騎は刀を振る。龍騎は黒騎の刀を手に持っていた剣で受け止めると荒い様子で剣を振る。黒騎は落ち着いて龍騎の攻撃を避けては、刀を使って受け流す。
黒騎「らしく無いな。まるで野性の獣だな」
龍騎「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!」
黒騎「......どうやら本格的に理性が無くなってるみたいだな。だか、それでこそ叩き甲斐がある」
黒騎がそう言うと、印度藍色のオーラを発生し、額に龍の紋章を浮き出す。
龍騎「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!」
龍騎が黒騎に向かって走り出すと剣を突き付けるが、黒騎は軽々と避けて龍騎に峰打ちをする。
龍騎「ウ"ッ"!?」
黒騎「どうした?その程度か?」
龍騎「ウ"ウ"ウ"........、ウ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!」
黒騎「......お前も地に落ちたな...。ならお前に引導を渡す」
そう言って黒騎は一度刀を鞘に収めると、抜刀する構えを取る。
霊夢「ま、待って!引導を渡すって何考えてるの!?」
霊夢は慌てて黒騎の前に立ち塞がる。
黒騎「...言葉通りだ」
霊夢「何でよ!?殺す事は無いでしょ!?」
黒騎「......なら貴様が奴を殺せるのか?」
霊夢「......え?」
黒騎「奴は既に理性を失っている。このまま放って置けば戦闘派の鬼神龍どころでは無い。戦争は殺すか殺されるかのどちらかだ」
霊夢「そ、そんな.........」
龍騎「ガァ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!」
霊夢「!?」
黒騎「!」
黒騎と霊夢が話してる隙に龍騎が襲い掛かる。黒騎は咄嗟に霊夢を後ろに連れて行き、刀を抜刀しようとしたが、次の瞬間龍騎は何者かによって動きを封じられてしまった。
咲夜「龍騎様!もうお止め下さい!」
霊夢「咲夜!」
黒騎「ちっ、余計な事を......」
「お?何だありゃ?仲間割れか?」
黒騎「......残りの鬼神龍か」
黒騎が振り返ると、紫達と交戦していた鬼神龍がやって来た。
紫「龍騎!」
レミリア「な、何よあれ......、本当に龍騎なの?」
鬼神龍に続いて紫とレミリアも到着する。
紫「やはり理性が失っているわね......、黒騎!貴方は鬼神龍を相手して!」
黒騎「.........」
龍騎「ウ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!」
咲夜「龍騎様!」
霊夢「龍騎お願い!元に戻って!」
龍騎が暴れ出すと、霊夢も龍騎を抑えに行き、紫とレミリアも加勢する。
レミリア「落ち着きなさい!私達が分からないの!?」
紫「龍騎!しっかりしなさい!自分が何をすべきなのか分かる筈よ!」
黒騎「......どうやらお前達の声も届かないようだな」
鬼神龍「おいおい、俺達を無視するなよ」
「「「「!?」」」」
四人が必死に龍騎を止めてる中、一体の鬼神龍が襲い掛かる。
黒騎「邪魔だ」
だが黒騎が刀で鬼神龍の頸を斬り飛ばした。
黒騎「貴様等が出て来た所で犬死にするだけだ。馬鹿な事はしない事だな」
龍騎「ウ"ウ"ウ".........」
「こ、こいつ......、一撃で........」
「慌てるな!俺達が束に掛かれば!」
「よ、よし!行くぞ!」
そう言って鬼神龍は大群となって接近する。
黒騎「愚かな.........」
龍騎「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!」
「「「「きゃ!!」」」」
黒騎「何!?」
取り押さえられていた龍騎が四人の拘束を無理矢理解くと、単身で鬼神龍の大群に突っ込んで行く。
霊夢「龍騎!」
龍騎「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!」
龍騎はまず一体の鬼神龍に腹部を殴りつけると貫通し、両手を組んで鬼神龍の頭部に目がけて振り下ろすと木っ端微塵になる。そして背後から飛びついて来た鬼神龍にはブラックバンカーを当てると、上半身が無くなり下半身だけが残った。
龍騎「カ"ァ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!」
そして龍騎はサンダーウィップで霊夢達が居る場所にあった剣を回収すると、逆手に持って槍投げのように投擲する。すると剣は鬼神龍を三体貫通させて崩壊した建物にぶつかった。続け様にサンダーウィップで一体の鬼神龍の首に巻き付け、上空へ投げ飛ばすと右腕に氷属性を解放させ、カッター状の刃を三本形成すると、上空に飛ばされた鬼神龍が地面に着く直前に氷で出来た刃を斬りつける。そして斬られた鬼神龍は上半身と下半身に分けられてしまい絶命した。
黒騎(.......これが鬼神龍の本能、か...)
「な、何だこいつ......。強過ぎる.......」
「だ、駄目だ......、勝てる要素が見つからなねぇ....」
龍騎「ウ"ウ"ウ"ッ".....、ウ"ア"ッ"、ウ"ゥ".........」
黒騎(?様子が変化した.......)
鬼神龍が怯える中、龍騎は突然苦しむように身体を丸くし出した。
黒騎「どうした?もうお終いか?」
龍騎「.............ク、チ......、ヲ.........。ツツ....シ...メ....」
黒騎「?」
龍騎「ワレ.....ハ......、オウ.....ノ、コウ......、ケイ...、シャ......」
黒騎「.....成る程、今のお前は『霧影龍騎』としては無く、鬼神龍の次の王である『アルカード』という訳か」
龍騎「......ア、アア.......」
黒騎「聞こう、もう一人のお前は何て言っていた?」
龍騎(アルカード)「......ウッ...、ナニモ、イッテナイ.........。ワレハ...、ワレノコトバニ...、シタガッタ......、ダケ......」
黒騎「......つまり、殺られる前に殺れ、か...。そんな事で王の後継者と名乗るな」
龍騎(アルカード)「......ダマレェェェェェェ!!」
龍騎が殴り掛かると、黒騎は刀を地面に刺して拳でカウンターを決める。龍騎はダメージを負いながらも黒騎に攻撃を止めないが、黒騎に避けられては受けながられるの連続だった。
黒騎「弱いな......」
龍騎(アルカード)「......ナニ...?」
黒騎「鬼神龍でありながら、貴様はそんなに弱いのか?俺の知っている奴はそんなものじゃない...、
龍騎「......ウルサイ...!ワレガ......、サイキョウダァァァ!!」
黒騎の挑発に龍騎は再び右腕に氷の刃を形成し、黒騎に向かって走り出す。
霊夢「もう止めて!!」
龍騎(アルカード)「!?」
しかし、霊夢が龍騎の身体を抱きしめて動きを封じた。
霊夢「お願い...、もう止めて......。いつもの貴方に戻って......」
龍騎「ハ、ハナセ......!」
霊夢「離さない...!貴方が元に戻るまで離さない!」
咲夜「っ......」
レミリア「ちょ、咲夜!?」
霊夢の行動に咲夜も龍騎の元へ駆けつける。
咲夜「龍騎様......!もうお終いにしましょう!」
龍騎(アルカード)「ジャマダ!ドケ!」
霊夢「どかない!約束したでしょ!貴方の心の柱になるって!」
龍騎(アルカード)「!?」
咲夜「龍騎様を一人にはさせません!何があってもお供します!」
霊夢「もう一人で抱え込まなくて良いのよ!私達を頼って!」
龍騎(アルカード)「ア......、アアアア...........!」
霊夢・咲夜「「お願い!私の大好きな霧影龍騎に戻って!!」」
龍騎(アルカード)「ア.........、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
霊夢と咲夜の言葉を聞いて、龍騎は頭を抑え、苦しみ出す。
龍騎(アルカード)「ナ、ナンダ......!ナンダコレハ......!?」
黒騎「......今少しだけ分かった事がある。
そう言って黒騎は地面に刺した刀を手に取り、龍騎に近づく。
ーーー......そうだ。それは......、俺の身体だ.....。お前は......、とっくの昔に死んでいる......。
龍騎(アルカード)「......!?キ、キサマ!?」
ーーーこれ以上......、俺の.....、俺の.........!
大切なものを奪うんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
龍騎(アルカード)「ウ......!ウアアアアアアアアアアアアアア!!」
龍騎が頭を抑えながら絶叫すると、額から光が輝き出す。
霊夢「な、何の光り!?」
咲夜「こ、これは一体......!?」
黒騎「......お目覚めか」
龍騎「はぁ......、はぁ......、も、戻った......」
霊夢「りゅ、龍騎なの...?」
龍騎「...ああ、ただいま」
霊夢・咲夜「「龍騎(様)!!」」
元に戻った龍騎が微笑むと、霊夢と咲夜は龍騎に抱きついた。
咲夜「良かった...!本当に良かったです!」
霊夢「もう!本当に元に戻らないのか心配してたんだから!」
龍騎「ごめん、本当にごめん......」
レミリア「ヒ、ヒヤヒヤさせるわね貴方は......」
紫「でも良く戻ってくれたわ...。本当に良かった......」
龍騎「レミリア、紫さんもすみませんでした......。黒騎...、助かった。お前に借りが出来たな」
黒騎「気にするな、俺は気にしない」
その場に居た者が龍騎が元に戻った事に一安心していた。そして黒騎が残りの鬼神龍を方へ視線を向けると、鬼神龍はビクッと震わせる。
黒騎「残りの奴等はどうする?排除でもするか?」
「ま、待ってくれ!降参だ!もう此方の戦意はもう無ぇ!」
「頼む!助けてくれ!」
鬼神龍は両手を上げたまま微動だにしなかった。
黒騎「愚かな......。自分達だけが助かりたいが為に簡単に白旗を上げるとは......。貴様等には鬼神龍としての誇りも無いらしいな」
そう言って黒騎は刀を構えるが、龍騎が黒騎の肩を掴んで止める。
龍騎「待て黒騎、放って置け」
黒騎「......何だと?情けを掛ける気か?」
龍騎「俺は最初から命のやり取りをしてた訳じゃない。それにこいつ等はもう戦う意志が無くなっている。無抵抗な奴等を殺して何の意味がある?」
黒騎「......」
龍騎「......皆んなはどうする?こいつ等を生かすか、殺すか」
霊夢「私はどちらでも良いわ、龍騎が無事ならそれで」
咲夜「私も同じ意見です」
レミリア「咲夜の意見に任せるわ」
紫「龍騎の好きなようにしなさい」
龍騎「.........って言ってるけど、お前はどうするんだ」
黒騎「...............ちっ、勝手にしろ。どうなっても知らんぞ」
そう言って黒騎は刀を鞘に収め、背を向ける。
紫「素直じゃなわね......」
紫が微笑むと、鬼神龍達は安心したのか一息吐く。
シア「龍騎様!」
するとシアが龍騎の剣を持って走って来た。
シア「良くぞご無事で!」
龍騎「すまん、心配掛けた」
シア「構いません。それより...、遂に覚醒致したのですね」
龍騎「覚醒?」
黒騎「その額にある紋章だ。それは王の証との事だ」
龍騎「......もしかして、お前もなのか?」
黒騎「......俺にあって、お前が無い訳が無いだろ」
シア「龍騎様、龍帝剣を手にして下さい。そうすれば、龍帝剣本来の姿に変わる筈......」
「な、何だあれ!?」
「「「「「!?」」」」」
シアが説明している最中に、一体の鬼神龍が空に指を指して大声を上げる。全員が上空を見上げると、ラ◯ュ◯もどきから複数の物体が落ちて来た。
霊夢「何あれ......」
紫「隠し兵器......、では無さそうね......」
龍騎「........おい、アレって...!?」
黒騎「...........嫌な記憶が蘇ったな」
上空から落ちて来たのは龍騎と黒騎には心当たりがあった。
それは人間のような五本指の足と手、尻尾が生えた謎の生命体......。龍騎が月で戦ったあの化け物が人里へ舞い降りて来たのだ。
龍騎「な、何で....!何でこんな!!」
黒騎「密かに研究していたみたいだな.....。これは予想以上に不味いかもしれないな......」
霊夢「ね、ねぇ......、貴方達は知ってるの?あの化け物を......?」
黒騎「......月に行った時に戦った化け物だ」
紫「何ですって!?」
咲夜「では何故あんな数多くを!?」
レミリア「......これは非常に不味い状況ね...」
シア「陛下.........」
「「「ウ"ァ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!」」」
そして、化け物は龍騎達に向かって飛び出した。
〜推奨ED『DIE_SET_DOWN(仮面ライダーアマゾンズseason2より)』〜
いかがでしたか?
また性懲りも無くやってしまいました。だが悔いはないです。
誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。
次回もよろしくお願いします。
最終回、次回で終わらせるか次々回で終わらせるか(どちらかが20〜30を過ぎたら決定します)
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次回で締めよう!映画風にな!
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二つに分けよう!TVアニメ風にな!