突然天井から現れたボロボロの黒騎と、謎の褐色の肌の男。どうしてこの現状になったのか俺は理解するのに時間が掛かった。
龍騎「っ、黒騎!.........え」
俺は黒騎の元へ駆けつけようとすると、身体に違和感を感じていた......。全身は動けるのにある部分が全く機能していなかったのだ......、それはというと......。
龍騎「み、右目が......、見えない......」
そう、俺は右目の視力を失ったのだ...、夢幻斬の代償により......。
黒騎「うっ......」
黒騎の呻き声が聞こえると、俺は我に返って直ぐに黒騎の元へ向かう。でも最悪だ......、よりにもよって右目を
龍騎「おい黒騎!大丈夫か!?しっかりしろ!」
黒騎「...............生きてる、みたいだな......」
龍騎「......お前...、まず自分の事を考えろよ......」
ジャック「フ、フフフ......、フハハハハハハハハハハハ!!」
黒騎の状態が分かると、後ろからクソ親父の高笑いが聞こえて来た。
龍騎「何がおかしい!!」
ジャック「フハハハハハ!貴様等の負けだ!我の切り札によってな!」
龍騎「切り札?」
そう言ってクソ親父は更に高笑いをして立ち上がった。しかしクソ親父の右腕が無くなっていた。つまり俺の夢幻斬が当たったのか......。
ジャック「紹介しよう、我の息子のアルカードだ!」
龍騎「なっ!?」
黒騎「っ!?」
アルカード?「............」
何とクソ親様の隣に立っているのがアルカードと言うのだ。いや、ちょっと待て...!
龍騎「何馬鹿な事言ったんだクソ親父!血が足りなくなって頭までイカれたか!?」
ジャック「ふん、これを見てそう言えるか?」
そう言ってクソ親父は褐色の男の前髪を捲ると......、何と王の証があった。
龍騎「な、何で......!?」
黒騎「............」
ジャック「アーッハハハハハハ!!貴様等とは天と地程の差があるのだ!!さぁ殺れ!奴等に地獄を見せてやるのだ!!」
形勢逆転したと思っているのかクソ親父の笑いは止まらない。俺は一度黒騎の方へ向く。
龍騎「......黒騎、動けるか?」
黒騎「...............すまん、今はまだ......」
龍騎「分かった........、後は任せろ」
俺は黒騎が動けない事を確認してクソ親父の方へ向き直す。正直勝てる見込みが無い........、こうなったら一箇所に二人を集めて拘束し、夢幻斬でケリをつけるしか無い.......。
グサッ!
そう思った瞬間、鈍い音が鳴った。
龍騎「..........え」
黒騎「な..........」
アルカード?「.............」
ジャック「...................何を、やっている」
何と褐色の男はクソ親父の胸部を腕で貫いたのだ......。俺と黒騎は開いた口が閉じる事なく、ただ唖然としていた。
ジャック「な、何故.........、何故我を.............!」
アルカード?「............バーカ!!」
ジャック「!?」
そう言って褐色の男は勢いよく腕を引っ込める。クソ親父は血を吐いて胸を抑えながら膝を着く。
アルカード?「アハハハハハハ!!オレがお前の子供?笑わせんじゃねぇよ!!誰がテメェの子供だよクソがっ!!」
ジャック「な...に..........?」
アルカード?「テメェはなーんにも分かっちゃいなぇなぁ......。オレみたいな
ジャック「き、貴様.........!我を裏切る気か!?」
アルカード?「大声出すなよ......、落ち着けよ中年。みっともねェっつの」
そう言って褐色の男は耳の穴に小指を入れてぐりぐりと掻き回し始めた。そしてクソ親父の頭を鷲掴みする。
アルカード?「オレはテメェ等がどうなろうが知ったこっちゃあねぇんだよぉ。そんでもってテメェが居ようが居なかろうがどうでもいいんだよぉ!!」
笑いながらクソ親父を蹴り飛ばす。コロコロと転がるクソ親父に褐色の男ゆっくりと歩き始める。
アルカード?「さぁーてと.......、スクラップの時間だぜ!!クッソ野郎がっ!!」
そう言って褐色の男はクソ親父を持ち上げ、上空に蹴り上げるとクソ親父は天井にぶつかり、瓦礫と共に落ちて来た。そして丁度褐色の男の腰の位置までクソ親父が落ちてくると、更に足蹴りして壁にぶつかる。
アルカード?「オラオラァ!もう一発かましてやるからかっこよく敗者復活でもしてみろっての!」
そう言ってそう言って褐色の男はクソ親父を一発殴っては吹き飛ばし、更に一発与えては吹き飛ばすの繰り返しの作業をしていた。しかし、褐色の男は気づいていない...。
既にクソ親父は息をしてない事を.........。
龍騎「もうよせ!これ以上は止めろ!」
俺は見ていられず、褐色の男を止めようとするがクソ親父の死体を俺の方へ放り投げた。俺はクソ親父の死体を持つと、物凄い重量だった為地面に倒れてしまった。念の為クソ親父の脈を確認するが既に亡くなっていた。
龍騎「.........お前、何も感じないのか...?こんな事して楽しいのかよ!!」
アルカード?「あぁ?」
龍騎「死んだんだぞ......、命が......、命が消えたんだぞ...!何とも思わないのか!!」
アルカード?「違うな...」
龍騎「え......?」
アルカード?「オレはお前じゃない......。オレは......、そうだな......。『オルタ』とでも名乗っておくか......」
龍騎「......は?」
俺の質問を無視して別の事に返答する。それを聞いて俺は無性に腹が立ってくる。
アルカード?(=オルタ)「で?命が消えて何とも思わないだ?はっ!そいつは元は敵なんだぜ?だったら倒さなくちゃいけないよなぁ!お前が倒し損ねたからオレが倒してやったんだ、感謝して欲しいなぁ?オリジナルくんよぉ!」
龍騎「オリジナル......?」
オルタ「オレはお前のデータを元にして作られた所謂改造人間、しかも変な生き物のデータも埋め込められた試検体........、この結果がこれだ!」
黒騎「........奴等が集めたデータ全てお前に入れて、容量がオーバーした結果、あの男が思っていた生命体では無くなった......。そして自分自身も出来損ないと認める程の生命体になってしまった、か.........」
オルタ「そうだ......!オレはその所為でこんな戦う事でしか満たされない身体にやっちまったって訳だ......」
龍騎「.........だからって殺す必要は無いだろ!」
オルタ「分かってねぇな?今は戦争なんだろ?殺すか殺されるか、テメェの甘っちょろい戯言に付き合う訳ねぇだろ!!」
そう言って俺に襲い掛かるオルタ。俺は龍帝剣を盾にして防いだが、予想以上の力に吹き飛ばされる。
龍騎「なんてパワーだよ......!」
オルタ「オォォォォォォォリジナルくゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥん!!」
龍騎「!結界!」
再び襲い掛かるオルタに、咄嗟に光属性を解放させて四角い結界を作るが直ぐに破かれてしまった。
龍騎「何!?(馬鹿な!?俺の結界はそこらの攻撃じゃあビクともしないんだぞ!?)」
オルタ「あぁぁぁぁぁぁそびぃぃぃぃぃぃましょおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
オルタの掛け声と同時に膝蹴りを食らう。丁度みぞに当たってしまい更に激痛が増す。
龍騎「がっ!?」
オルタ「おいおい、そんなもんじゃねぇだろ!」
次に俺の髪を掴んでオルタの頭が勢いよく俺の頭にぶつける。それにより軽い脳震盪が起こってしまい、立っている状態がキツくなる。
龍騎「くっ........そ......」
オルタ「もう終わりか?あのクソ野郎と戦いでバテたのかよ」
そう言ってオルタは俺の首を掴むと徐々に力を強めていき、握っていた龍帝剣を落としてしまう。
龍騎「あ.........、が.............」
オルタ「オリジナルなんて所詮そんなもんか、期待外れだな.........。最期に華々しく散らしてやるから感謝しろぉ」
龍騎「ぁ.............、ぁ................」
そして更に力が強まり、意識が失おうとしていた......。
「月影『幻夢零』」
次の瞬間、俺の真正面から斬撃波が飛んで来た。俺は絞首されてた力から解放すると盛大に咳を吐いた。
黒騎「はぁ......、はぁ......」
オルタ「へぇ〜、まだ生きてたのか。大したもんだ」
そう言って斬られた腕を再生させるとオルタはポキポキと骨を鳴らす。
龍騎「黒騎.........」
黒騎「......待たせたな、やるぞ」
龍騎「......よし」
そう言って俺は龍帝剣を拾い、立ち上がると同時に火属性を解放させる。
オルタ「ようやくその気になったか!いいぜぇ......、二人まとめて掛かって来やがれ!」
オルタがそう言うと、俺と黒騎が武器を構える。次の瞬間、いきなり地震が起きた。
龍騎「うおっ!?」
黒騎「これは.........」
オルタ「.........なぁるほど、そういう事か」
オルタが何かに感づいたようだ。一体何が.........。
オルタ「此処、崩れ始めてるぜ?」
龍騎「何!?」
黒騎「やはりか.........」
オルタ「恐らくあのクズ野郎そのものが動力源だったらしいな。まぁあんだけドンパチやりゃ耐えられる訳ねぇよな?」
マジかよ......、じゃあ時間も限られてるのかよ......!
オルタ「ほら、早くしねぇと下の奴等みーんな下敷きになっちまうぜ?」
黒騎「.........行くぞ!」
龍騎「よし来た!」
黒騎の合図に俺は飛び掛かる。まず俺が龍帝剣で仕掛けるとオルタは足蹴りで対抗し、その隙に黒騎が刀で斬り掛かる。が、オルタは腕で黒騎の刀を弾き、俺の龍帝剣も受け流されカウンターを食らう。
黒騎「ちっ!二人掛かりでも対応出来るのか...!」
龍騎「俺に合わせろ黒騎!」
黒騎「俺に命令するな!」
そう言って俺は右足に氷属性を解放させて、氷裂脚を放つがオルタ余裕の笑みを浮かべて軽々と避けるが、その後ろに回り込んだ黒騎が仕掛ける。
「空間『ダークホールド』」
黒騎が黒い球体の空間を放つと、オルタを閉じ込める事に成功した。そして俺はオルタの懐に、黒騎は背後から
龍騎「ツイン.........」
黒騎「ブラック.........」
龍騎・黒騎「「バンカー!!」」
同時に技を放った。
オルタ「ぐはっ!」
そしてようやくオルタにダメージを与えられた。俺と黒騎は息を整えながら様子を見る。
オルタ「.....は、ははは..........」
龍騎「っ......、まさか......」
オルタ「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
オルタは笑いながら立ち上がった。あれだけ食らっても高笑い出来る程の余裕を見せる。
龍騎「あれだけ食らってもまだ立っていられるのか......!?もうくたばってもおかしく無いのに......」
黒騎「奴は規格外の化け物だな......」
オルタ「良いね良いね!最っ高だね!!楽しいねぇ...、目的があるってのは本当に楽しい...!」
龍騎「目的?」
オルタ「決めたんだよ......、テメェ等を限界まで痛ぶって殺すってなぁ!!」
その言葉を聞いたと同時にこう思った.....。
あいつ、本気だ......。本気でそうしようとする目をしている......。
龍騎「っ!行くぞ!こうなった以上、やるしかない!」
黒騎「みたいだな!」
そう言って俺と黒騎はオルタに向かって足を踏み込もうとした時には俺は殴られていた。
龍騎「な、何が!?」
黒騎「早過ぎる.....!」
オルタ「オラオラ!まだまだこんなもんじゃ無いだろ!!」
それからオルタの猛攻は止まらない。防御しようにも生身で受けてるダメージは変わらず、避けようにも早過ぎて避けられない。
オルタ「どうしたオリジナルゥ!!もうギブアップか!?」
その言葉を放ったオルタは俺と黒騎を吹き飛ばした。殴られた箇所からボギボキと骨が砕ける音が聞こえていた。正直、立つのは無理に近かった。
龍騎(万事休す、か.......,)
黒騎「.........まだだ、まだ終わらんよ...!」
そう言って黒騎は立ち上がった。
オルタ「お前凄ぇな!オリジナルとは大違いだ!!」
黒騎「.........」
オルタ「でもよぉ、お前の身体悲鳴上がってるって気づいてるか?まさかその状態でやろうってか?」
黒騎「......物分かりが良くて助かる」
オルタ「はっ!カッコいいねぇ......!まるで正義のヒーローだな!それとも何だ?オリジナルがメインヒーローだとすればお前はオマケ、ヒーローが奇跡を起こして復活し、逆転勝ちでも狙ってるのか?まさに英雄の末路ってな!」
黒騎「.........フッ、お前は馬鹿だな」
オルタ「......あ?」
黒騎「俺は正義のヒーローでも無ければ、自分を英雄と名乗った憶えは一度も無い。俺はただ、自分を信じるものの為に戦っている。これからも、そのつもりだ」
そう言って黒騎は刀を強く握り締め、先端を上に向けて左目まで持ってくる。
黒騎「俺は悩まない......。目の前に敵が現れたのなら...........、
叩き斬るまでだ...!!」
そう言って黒騎はオルタに向かって飛び出した。
黒騎「月影『幻夢零』」
そう言って黒騎は幻夢零を放つ。
オルタ「言うじゃねぇか!漢を見せるねぇ!でもな......!せめてパワーアップしてからそれを言えってもんだぁ!!」
オルタが足蹴りで幻夢零を弾き飛ばした。
黒騎「!?(馬鹿な!?弾き返しただと!?)」
オルタ「最期に良いもん聞かせてくれてありがとう、今からお前に天国の日帰り旅行をプレゼントしてやる...、まぁ、あまりにも良い所だから帰る気が失せるかもな...」
そう言ってオルタは黒騎の胸部を貫いた......。
黒騎「あ..................」
龍騎「.........っ!」
俺は黒騎の貫かれた瞬間を見たと同時に怒りが増した。俺はアドレナリンが溢れ出たのか先程より痛みが和らげられ、龍帝剣を支えにして立ち上がる。
龍騎「よくも......!よくも黒騎を......!」
オルタ「お前がちんたらしてっからだろ?お前も一緒に天国に送ってやるよ!!」
俺は龍帝剣を強く握り締め、オルタに睨みつけると額にある紋章が光り輝く。
黒騎「.......フッ、フフフ」
龍騎「...?」
気のせいだろうか......?黒騎の笑い声が聞こえた気が.........。
黒騎「まんまと引っ掛かったな、この阿呆」
オルタ「!?お前まだ生きて!?」
次の瞬間、黒騎は刀を手放し、オルタの両目を手刀で突き刺した。
オルタ「あ"あ"っ"!?」
するとオルタは黒騎を貫いた腕を引っ込み、両目を抑えながら発狂する。
オルタ「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!??」
黒騎「っ.....!」
オルタがふらついてる時、黒騎は背後に回り込んでオルタを拘束する。
黒騎「今だ!!トドメを刺せ!」
龍騎「!?」
黒騎がトドメを刺せと指示する。でもそんな事したらお前が......。
オルタ「テメェェェェェェェェェェェェェ!!最初からこれを狙ってたなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
黒騎「御名答、あの時挟み撃ちでの攻撃が当たった時に貴様が痛覚を感じる事に分かった時にな!流石に両目を潰されれば何も出来まい!」
オルタ「んだとこのやろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!ぶっ殺してやる!!」
オルタは目を潰されても黒騎を振り解こうと抵抗するが、黒騎は最後の力を振り絞って拘束を解かない。
黒騎「何をしている!?早く夢幻斬とやらでぶった斬れ!!」
龍騎「馬鹿!お前まで巻き込まれるぞ!?」
黒騎「このまま奴の好きにさせてはならん!お前も男なら覚悟を決めろ!!」
龍騎「だからってお前が犠牲になる事は無いだろ!」
俺は思わず涙を流してしまう。......そうだ!あの黒い球体の空間を作って貰って、それで拘束すれば.....!
ーーー彼を信じなさい......、アルカード......。
龍騎「......え」
何故か女の人の声が聞こえた...。幻聴.....?
ーーー大丈夫よ......。さぁ、貴方の覚悟を決めなさい......。
龍騎「ウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
俺は涙を流したまま龍騎を肩幅を開き、両手で天高くまで構え、声が枯れる程、喉が潰れる程に、力強く叫ぶ。自分の命を賭けて必死にオルタを拘束する
龍騎「ハァァアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!」
腰を落とし、膝を少しずつ曲げていき、そして龍帝剣から巨大な白いレーザー刀を発生させる。
オルタ「クソッ、クソォォォ!!早く離しやがれ!!テメェまで巻き込まれるぞ!!??」
黒騎「......俺と一緒に、地獄に行こうぜ...」
オルタ「ああ!?」
龍騎「!」
黒騎「地獄への道連れは......、此処に居る俺達とこの戦いにしようぜ......!」
龍騎「黒騎.........!」
黒騎「やれ!!霧影龍騎ぃぃぃ!!」
龍騎「あああああああああああああ!!」
そして俺は開いていた足を閉じ、膝を曲げて地面を蹴り、大きくジャンプする。そして........、
龍騎「幻想剣『夢幻斬』!!」
涙を流して龍帝剣を振った。巨大なレーザー刀はラ◯ュ◯もどきを貫きそのままオルタと黒騎の方へと向かっていく。
オルタ「チクショウ......!コンチクショウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
黒騎「............」
〜霊夢side〜
「「「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!??」」」
霊夢「な、何!?」
魔理沙「急に苦しみ出したぞ!?」
紫「一体何が......」
化け物と交戦してる時、化け物がいきなり唸りを上げて苦しみ出した。そしてバタリと倒れるとピクリとも動かなくなってしまった。
咲夜「し、死んだ......?」
レミリア「.........みたいね」
レミリアが槍でつんつんと突っつくとうんともすんとも言わない。本当に死んだようだ...。
紫「......貴女は何故か分かるかしら?」
シア「申し訳ありません...」
「な、何だあれ!?」
「「「!?」」」
一人の鬼神龍が空に指を指すと要塞から白いレーザーのようなものが飛び出て来た。
霊夢「何あれ.....?」
紫「!?まさか!?」
紫は小さなスキマを出し、中に手を入れる。すると慌てた様子で手を戻した。
紫「巻物が.....、無い...!?いつの間に!?」
霊夢「どうしたの?」
紫「あれは......、私達賢者の最強にして危険な技...。それが今、龍騎か黒騎のどちらかが放ってるのよ」
咲夜「それにはどう言う効果が?」
紫「簡単に説明すると..、あれに当たれば以下なるものでも消滅出来る大技よ」
豊姫「私の扇子とそっくりね...」
紫「でも、使用者は持ち物の一つをランダムで失うデメリットもあるの...、下手したら命が......」
依姫「なっ!?なんでそんなものが龍騎の手に渡っている!?」
紫「分からないわよ!!兎に角、あの二人が無事を祈るぐらいしか無いのよ!」
魔理沙「また祈るしか無いのかよ......」
幽香「......そうでも無いわ」
幽香がそんな事を言うと、要塞に指を指す。
幽香「少しずつかしら...、崩れていってないかしら?」
良く見てみると、要塞の所々が崩壊し始めていた。
霊夢「ちょ!?これはまずいわよ!?」
レミリア「あんな状態で落ちて来たら此処もだけど元の子も無いわよ!?」
紫「全員、振ってくる破片を破壊して!出来るだけ細かく!多少の被害は大目に見るわ!」
魔理沙「よっしゃ!一番乗りだ!」
そう言って魔理沙は箒に乗り、一目散に駆け出した。私達も魔理沙に続いて飛び出すと、要塞が真っ二つになり破片が落ちてくる。私達は弾幕を撃っては破片を粉々にしていくが、あまりにも数が多く見逃してしまうのがいくつもあった。
霊夢「これじゃあキリがない......!」
愚痴を溢しながら弾幕を放っていくと......、
「サナエファンガァァァァァァァァァァァァ!!」
星形の弾幕が飛んできた。
早苗「この私を忘れて貰っては困るなぁ!兄弟!」
霊夢「早苗!?あんた何か違くない!?」
「やれやれ、全く手間が掛かるぜ......」
次は禍々しいオーラの拳か無数に飛んできた。
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!
魔理沙「紫苑!?」
今度は紫苑がやってきた。やはり彼女もキャラが変わっていた......。
文「霊夢さーん!」
椛「手伝いに来ました!」
妖夢「やっとこれと言った出番が........」
今度は文やら椛やら多くの仲間がやって来た。何故か妖夢だけは目から滝のように涙を流していた。恐らくこき使われたのね......。
早苗「戦だ戦だぁー! みんなぁ!目一杯楽しめよお"っ"!?」
一人ではしゃいぎながら弾幕を放っていた早苗に破片が頭からに当たり落ちて行ってしまった。
早苗「オ・ノーレェェェェェェェェェェェェェェェェェェッ!!」
(((ヤムチャしやがって......)))
でも皆んなが来てくれた事により、徐々に破片は無くなっていく。そして人里に向かって来た破片は無くなり、全員がその場から離れた。
そして、要塞は無くなった。
霊夢「.........終わった、のよね...」
紫「まだ警戒してなさい、生き残りが居るかもしれないわ」
シア「龍騎様......」
ラナ「お姉様!!」
するとラナがやって来た。
シア「ラナ、まだ此処に居いてはいけません。早く持ち場に......」
ラナ「お姉様!私達勝ったんです!陛下は敗北したんです!」
「「「え!?」」」
ラナの発言に全員が驚く。一体どう言う事......?
ラナ「先程マリーン様のご報告によりますと、龍騎様と黒騎様が討ち取ったとの事です!」
シア「!では......!」
ラナ「はい!私達はこの戦いに勝ったんです!もう誰も戦わなくても良いんです!」
「「「っしゃあああああああああああああああああああ!!」」」
その言葉を聞いてその場に居た皆んなが歓声を上げた。勝った...、勝ったんだ......、私達......!
霊夢「.....そういえば龍騎は?一緒じゃないの?」
ラナ「え?其方に居ないのですか?」
霊夢「え?」
ラナ「え?」
......話しが噛み合わない。
ラナ「私はずっと人里の皆様の護衛にあたっていたのですよ?皆様とご一緒では無かったのですか?」
ラナと一緒じゃない?........もしかして!?
霊夢「龍騎と黒騎は脱出していない!?」
「「「え!?」」」
魔理沙「それって本当なのか!?」
妖夢「でも破片を粉々にしてる途中に龍騎さんと黒騎さんの姿は確認しなかったですよ!?」
霊夢「もしかしたら破片の影に隠れていたのかもしれない......!兎に角探すのよ!早くしないと二人の命が...!」
紫「全員に報告!至急人里に急行!龍騎と黒騎を探すのよ!」
紫がスキマを使って全員にそう伝えると、私達は其々に散らばり龍騎と黒騎の捜索に入る。
霊夢「お願い...!無事で居て......!」
〜霊夢side out〜
黒騎「..........」
ラ◯ュ◯もどきが崩壊した後、黒騎は瓦礫の山の頂上に横になっていた。既に左腕と下半身を失い、こうして生きている事が奇跡なぐらい彼は助かったのだ。
黒騎「...........」
黒騎は目を開けると、何処からか足音が近づいて来ていた。そしてその足音は黒騎の側に近づくと足音は止み、一人の女性が膝を落とす。
黒騎「......笑えよ、この無様な姿を」
「笑いませんよ、無事で良かった......」
黒騎「......泣くなよ。お前に涙は似合わない」
「だって......、貴方が無事だと思うと.......嬉しくて.........!」
黒騎「..........すまない」
黒騎がそう言うと、女性は黒騎の身体を持ち上げる。
リュウキー! イタラヘンジシロー! リュウキサマー! リュウキサーン!
黒騎「......探さなくて良いのか?」
「龍騎さんの事は皆さんにお任せします。私は貴方が大事ですから...」
そう言って女性は黒騎を抱きしめる。
イマシタ!リュウキサンデス! リュウキ! アア、ナンテキズ... イソイデエイエンテイニ!ハヤク!
黒騎は霊夢達の声がした方向へ視線を向ける。其処には黄色の髪が黒に変色し、身体中血まみれの龍騎が妖夢と椛によって運ばれて行く光景だった。
黒騎「全く......、お前は凄い奴だ......(...なんとくわかった気がする。お前は守りたいものがあるから戦えるだと思っていた。守りたいという強い心が得体のしれない力を生み出しているのだと......、確かにそれもあるかもしれないがそれは今の俺も同じ...、だと思う...。俺はただ生きる為に戦って来たつもりだった。だがお前は違う...、お前は自分の事を後回しにして他人を優先していた......。その所為で相手の生命を断つ事に拘りはしなかったのか......)認めよう...、お前がナンバーワンだって事を.....」
「......どうしました?」
黒騎「........すまん、少し......疲れた.........」
「.................................そうですか」
黒騎「ああ................」
「...........分かりました、ゆっくりお休みになって下さい...。でも、その前に......」
そう言って黒騎に口づけ交わす女性。
「ありがとう.........、黒騎さん......」
「ああ......、最期に言い忘れた.........
ただいま......、さとり......」
さとり「おかえり......、黒騎さん.........」
〜一ヶ月後〜
菫子「やっと......、やっと受験が終わったーーーー!」
あれから一ヶ月後、菫子は幻想郷にやって来ていた。
菫子「来月から大学生...、今まで溜めてきたストレスをこの幻想郷で全部発散させて..............................................ってなんじゃこりゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
菫子は無残な人里を見て発狂した。発狂した後、現実世界で目覚めてしまった菫子は部屋の壁に頭突きを繰り返したとか......。
〜???〜
ゆっくり目を開けると、何処か水の中に居た......。なのに全然苦しく無い......、それより沈んでるというより浮いているような......。
ーーーアルカード......。
すると目の前に光が集まると、一人の女性が姿を表した。
ーーー良く頑張ったわね、無事で良かった......。
龍騎「......貴女は...」
ーーーごめんなさい....,。私が不甲斐ないばかり貴方の人生を狂わしてしまった......。
龍騎「謝らないで......、貴女が俺を守ってくれたから今の俺はこうして生きている。そして、心から友と呼べる仲間も出来た......。本当に感謝してるよ」
ーーー......貴方は優しいのね。そう言って貰えるとありがたいわ。向こうでもしっかりやるのよ......。
龍騎「うん、ありがとう......。さようなら......、母さん......」
ーーーさようなら......、いつまでも愛してるわ......、龍騎.....」
そう言うと俺は意識を失った......。
〜永遠亭〜
龍騎「.........」
目が覚めると一ヶ月前から見慣れた天井があった。
永琳「おはよう龍騎、体調はどうかしら?」
そう言って永琳先生は体調の具合を聞いてきた。
龍騎「目以外は問題ないですよ」
永琳「そう...、なら早速検査をするから着いて来て」
俺は永琳先生の指示に従い、大人しく検査を行った。
永琳「......もう大丈夫そうね、退院しても良いわよ」
龍騎「そうですか......」
永琳「......目の事だけど、本当に良いの?依姫達に言えば直ぐに新しい目が手に入るのに...」
龍騎「良いんですよ、長年の付き合いですから死ぬまで付き合って貰いますよ」
永琳「.....分かったわ、もう何も言わないわ」
龍騎「お世話になりました」
永琳「あ、そうそう。今晩宴会を行うから参加しなさい、って紫ぎ言っていたわ」
龍騎「宴会......、ですか?」
そうか.......、そういえば皆んな復旧作業で忙しかったもんな......。
龍騎「分かりました。参加しますよ」
永琳「..........しつこく言うけど、絶対に戦闘には関わらない事。もう貴方の身体はもう......」
龍騎「大丈夫ですよ、俺も戦う事は無いと思ってるので......」
そう言って俺は部屋に出ると、側にはシアとラナ、そしてザラがが待っていた。
シア「龍騎様.......」
龍騎「どうした?」
ラナ「.....どうかお考えを改めて貰えないでしょうか?貴方様が王になれば我々は......」
ザラ「ほっとけよラナ、やる気が無いって言ったんだからやらなくていいじゃないか」
龍騎「ザラ.........」
ザラ「.........いつかお前を超える」
龍騎「.........」
そう言ってザラは何処かへ行ってしまった。
シア「申し訳ありません龍騎様......」
龍騎「気にするなよ......。いつ戻るんだ?」
ラナ「明日には帰る予定です。そして私達が会う事はもう......」
龍騎「そうか......、今夜宴会やるから楽しんでいけよ。折角幻想郷に来たんだ、楽しんで帰って貰えたら俺も嬉しい」
シア「龍騎様......」
ラナ「........」
シア「.........お言葉に甘えさせて貰います」
一度姉妹が顔を合わせると、参加すると言ってお辞儀した。
龍騎「ああ、俺は寄る所があるから行って来るよ」
シア「いってらっしゃいませ」
ラナ「お気をつけて」
そう言って俺は永遠亭を去り、人里へと向かった。
〜人里〜
龍騎「人里はまだ復旧作業の真っ最中、か......」
俺は人里を歩きながら周りの様子を見ていると目的違うに到着した。
紫苑「あ、龍騎!」
紫苑が俺の言葉に気がつくと抱きついて来た。
龍騎「よう、皆んないるな」
直子「お帰りなさい、龍騎さん」
女苑「全く、退院するなら言ってくれれば迎えに来たのに」
龍騎「悪い悪い、でもどうするかこれ」
俺は横を見ると、其処は俺達が住んでいた家だった。もう見る面影も無い修復不可能なぐらい潰れてしまった。
紫苑「......」
女苑「......姉さん、落ち込んでも仕方ないわよ。それに私達天界に住む事になってるんだから」
龍騎「そうなのか?」
直子「えぇ......、でも紫苑さんは......」
紫苑「.........」
龍騎「......紫苑」
俺が紫苑の名前を呼ぶと、優しく頭を撫でる。
龍騎「寂しくなったら俺の所に来い」
紫苑「......え?」
龍騎「お前、家が無くなって皆んなバラバラになると思ってるんだろ?馬鹿だな...、俺達は一つ屋根の下で暮らした家族じゃかいか。例え離れ離れになっても俺達は家族だ」
紫苑「.....う、うぅ.......、うあああああああああ!!」
紫苑は泣き始めると更に抱きしめる力を強くする。
紫苑「離れたくないよ!!皆んな一緒に居たいよ!!また皆んなとご飯食べたいよ!!」
龍騎「......大丈夫、大丈夫だ。俺はもう何処にも行かねぇよ」
直子「.........女苑さんもしなくて良いんですか?」
女苑「ちょ!?何で私まで!?」
直子「女苑さんも気持ちは一緒なのでしょ?」
女苑「それ言わないでよ!?折角我慢したのに..........、うあああああああああああああ!!」
遂に我慢が出来なくなったのか女苑も泣き出して俺に抱きついて来た。
女苑「私だって別れたく無いわよ!!このまま家族四人で暮らして行きたい!!」
龍騎「......そうだな、俺だってそうだ。だからまた集まろう、そしてまた皆んなで飯でも食べよう」
紫苑・女苑「「うん......」」
よし、と一言言って俺は二人の頭を撫でる。
龍騎「俺ちょっと行く所あるから行ってくる。宴会前には戻るよ」
「「「いってらっしゃい」」」
三人に見送られながら俺は歩き始めた。
〜地霊殿〜
龍騎「.....よう、退院したぜ」
俺は片膝を着いて片手に持っていた花を置く。目の前には『黒騎之墓』と書かれた墓だった。
さとり「あら龍騎さん、こんにちわ」
龍騎「さとりか......」
さとりがやって来ると、黒騎の墓に俺とは別の花を置いた。
龍騎「あれからどうなんだ地底は?」
さとり「いつも通りですよ。ただいつもみたいな賑やかでは無いですけど......」
龍騎「そうか......」
それもそうだ、何でたって鬼にも犠牲者が出てしまったのだから......。
龍騎「......今日の宴会来るだろ?」
さとり「はい、皆んな参加しますよ」
龍騎「そうか......、待ってるよ」
そう言って立ち上がり、来た道に戻ろうとする。
龍騎「それじゃ、宴会で」
さとり「はい、では後ほど......」
そう言って俺は歩き出した。じゃあな、黒騎......。
〜推奨ED『君は僕に似ている(機動戦士ガンダムSEED DESTINYより)』〜
〜数時間後・博麗神社〜
紫「それでは.....、鬼神龍との戦いに勝利を機に......、乾杯!!」
「「「「「かんぱーい!!」」」」」
遂に始まった宴会、紫さんの合図に合わせて皆んな酒の入ったグラスをぶつけて一気に飲み始めた。俺も負けじと飲み始める。非戦闘派の鬼神龍も最初はオドオドしていたが、時間が経つにつれて慣れていき、飲み比べやら競い合うようになった。それからアリスの人形書きやら妖精達の踊り等、皆んなを楽しませていた。
......そろそろ行くか。
そう思った俺は席を立ち上がり、ある人物の所へ向かう。
龍騎「すまん、ちょっと良いかな?」
俺はある人と一緒に博麗神社から離れた所にやって来た。
龍騎「いい加減.....、決着を着けようと思ってな...。あれから悩んだんだ、俺は誰と一緒に居たいのかって」
「.......」
龍騎「結構迷ったよ、こんな俺に五人も好きになってくれたんだから......。でも、今夜でもう終わり......」
そう言って俺は彼女の手に取る。
「!」
「俺の生涯を全部お前に捧げたい.....。だから、お前の人生を俺に預けてくれないか?一緒に暮らして、俺達の子供を作って、そして.......、死ぬ時は俺と同じ墓に入って欲しい........、
俺は、お前が好きだ」
こうして、一人の少年の戦いが終わった......。
そして彼に待っている幸福がある事を我々は、心より願っている......。
阿求「これでよし、っと」
?「阿求終わった?」
阿求「えぇ、丁度終わったわ小鈴。これは今までの中で最高傑作かもしれないわ」
小鈴「へぇ〜、後で見せて!」
阿求「分かったわ......。あ、そうだ!題名を考えなくっちゃ.........、そうねぇ.........!これよ!!」
そう言って阿求は筆を動かす。彼女が書いたのは.........
と書かれてあった.........。
龍騎「くしゅん!風邪かな.........」
鼻を人差し指で擦ると、隣にいた彼女が『大丈夫か?』も言わんばかりの顔をしていた。俺は大丈夫だよ、と笑顔で返すと彼女も笑顔で返してくる。
正直に言おう......、今がとっても幸せだ.......。
そう思ってると心地よい風が吹く。
俺は彼女の手を握って空を見上げる。
龍騎「今日も良い天気だ.........」
きっと、この風は俺達の幸せを運んでくる風なのかもしれない......。
そう思った俺は彼女と歩き始める......。
俺達の未来は......、これから始まる......。
どうもです!餡 子太郎でございます!
これにて、『東方龍優録〜心優しき少年の幻想郷生活〜』はこれにて終了でごさいます!
投稿を始めて丁度一年......、ここまで頑張れたのは皆様のお陰です!書いてる途中涙出ましたw(マジ)
さて、これにて東方の物語は終わりですが龍騎くんの戦いは終わりではありません!
察しの良い方はもう分かると思いますが、続編を作ろうとかと思います!!
それは何なのか......、それは次回のお楽しみに!
以上、餡 子太郎の『東方龍優録〜心優しき少年の幻想郷生活〜』でした!
皆様、ご愛読ありがとうございました!!
貴方の選択で未来が変わる!!(数が多い順に投稿+ちなみに全員書く予定)
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楽園の素敵な巫女ルート
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完全で瀟洒な従者ルート
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半人半霊の庭師ルート
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下っ端哨戒天狗ルート
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祀られる風の人間ルート