今回はナポえもんさんとのコラボ回でごさいます。
これは後編なので、ナポえもんさんの前編から読む事をお勧めします。
それではどうぞ。
ナポえもんさんとコラボ回!心優しき少年とちょっと・ふしぎな幻想郷「後編」
龍騎「ん〜、今日も良い天気...」
太陽が優しい光を放つ中、背中には剣を背負っていて、一人で森を歩いているの男は一体誰でしょう......。
そう、俺だ。 ...............いい加減飽きたなこのネタ...。
まぁそれは置いといて本当に良い天気だ。絶好のバイト日和、やる気が出るってもんだよ。
龍騎「平和だなぁ......、ずっとこのまま続けば良いのに......」
そんな風に呑気に思いながら歩いて行く......。
が、次の瞬間強い魔力を感じた。
「妖怪だぁ!!」
龍騎「ん?誰かの叫び声が聞こえたような...」
魔力を感じだと同時に子供の悲鳴らしき声も聞こえた。まさか森に迷い込んだ所為で妖怪に襲われたのか?
龍騎「行ってみるか......」
俺は急いで声がした場所へ急行する。すると其処には犬の妖怪と子供がリアル鬼ごっこしていた。
龍騎「遅刻確定だな......、仕方ない.......」
そう心の中で言って、剣を抜き取った。
〜のび太side〜
さ、最悪だ...!まさか犬の妖怪と鉢合わせするなんて...!
僕は慌ててその場から走り出すと、妖怪も逃がさないと追い掛けて来る。
のび太「わぁ〜!誰か助けて〜!」
僕が涙を流しながら全力で走っていると......。
火剣『炎円斬』
その声が聞こえると、横から赤い円盤のようなものが妖怪にぶつかった。
のび太「え...?な、何?」
龍騎「君、大丈夫かい?」
僕が困惑してると、目の前には剣を持った男の人が立っていた。
龍騎「君は動くなよ、怪我するぜ」
のび太「は、はい...」
僕は言われた通りに大人しくする。すると男の人は持っていた剣を妖怪に向けて突き付ける。
龍騎「餓鬼に手を出すとはな......、弱い物いじめにも程があるぜ?」
妖怪「ガルルルル......!」
龍騎「そう強がるなよ......、弱く見えるぞ?」
妖怪「ガァアアアアア!!」
さっきの言葉が不味かったのか犬の妖怪は男の人に襲い掛かって来た。
のび太「危ない!?」
龍騎「最初に言っておく、俺はかーなーり、強い!」
男の人がそう言うと、剣から炎が出て来た。
龍騎「火剣『煉獄火炎斬』」
そして男の人は炎を纏った剣を犬の妖怪に振り下ろした。そして直ぐに新たに攻撃を与え、最後の一振りで犬の妖怪を遠くへ吹っ飛ばした。
のび太「凄い...」
僕は思わず声を出してしまった...。まるでテレビで放送していたアニメのような光景だったから......。
龍騎「ふぅ......、こんな感じかな」
そう言って男の人は剣を鞘に収めると、僕の方へ振り向いた。
〜のび太side out〜
一仕事を終えた俺は剣を鞘に戻して振り向く。
龍騎「君、怪我は...................」
のび太「は、はい!大丈夫です!」
アイエェェェェェェ!?ノビタクン!?ノビタクンナンデェ!?
ちょっと待って!?何で!?どう言う事だってばよ!?何でドラえもんでお馴染みののび太くんが幻想郷に来てる訳!?まさか野比家から追放された!?いやそんな事あったらドラえもんファンブチ切れ案件だぞ!?
......いや、待て。もしかしたらそっくりさんかも知れない...。可能性は限りなくゼロに近いが確定じゃない...。頼む、そっくりさんと言ってくれ!
龍騎「そ、そうか...。ところで君、名前は?」
のび太「あ、僕のび太です。野比のび太と言います!」
張本人ktkrーーー!!まさかあののび太くんに会える日があるとは!!我が生涯に一片も悔いなし!!もう鉄人兵団が攻めて来ても何も怖くないわ!逆に返り討ち出来るレベルまでだ!
龍騎「そ、そーなのかー...。で、何故のび太くんが此処に居る訳?」
のび太「あ、そうだった!実は......」
其処からのび太くんの説明を聞いた。話しによるとのび太くんは夏休みに友達(ジャイアン、スネ夫、しずかちゃん)にハブられ、親友(ドラえもん)も用事で出掛けてしまい、一人になった所、今彼の腹に着いてる『スペアポケット』を持って幻想郷に来てしまったようなのだ......。
龍騎「......それは、災難だったな...」
のび太「い、いえ...、いつもの事ですから......」
マジで同情するぞ......。それから話しはまだ続きがあった。それは時空乱流という現象で、過去から未来へと流れる時の川が渦をまいて人をのみ込むことであり、巻き込まれたら最後、永久に亜空間を漂うか、運がよければちがう世界へ出られることもある......、との事。
龍騎「つまり、君はその時空乱流に巻き込まれて此処に来てしまったと......」
その時空乱流は『どの世界にも存在する』との事が判明した。つまり......、
龍騎(のび太くんはその時空乱流によってA(のび太くん)の幻想郷からB(俺)の幻想郷に来てしまった、と言う事か......)
そうじゃなきゃ平行世界なんて行ける訳が無い。流石の紫さんも骨が折れるだろうな......。
のび太「あ、あの...」
おっと、自己紹介をしてなかった。
龍騎「俺は霧影龍騎だ、よろしく」
のび太「よ、よろしくお願いします!龍騎さん!」
あぁ〜、国民的アニメキャラにさん付けされるなんて......、早苗に自慢しよう(使命感)
のび太「龍騎さん、此処は一体何処なんですか?」
のび太くんが聞いてくると、俺は一度咳払いをして説明する。
此処は幻想郷であって、のび太くんが居た幻想郷では無く平行世界の幻想郷である事。のび太くんは運良くこの幻想郷に流れ着いた事。
のび太「そ、そうなんですか......。それじゃあ此処は...?」
龍騎「魔法の森だよ、君も一度は来てるだろ?」
のび太「は、はい.......」
龍騎「どちらにしても此処じゃあ何だし、博麗神社に行こうか」
のび太「分かりました」
そう言ってのび太くんはスペアポケットに手を突っ込むが、中々取り出せない。
龍騎「?どったのせんせー」
のび太「あれ?おかしいなぁ......。もしかして落としちゃった?」
マジかよ...、折角のタケコプターが拝める事が出来ると思ったのに......。仕方ない...。
龍騎「のび太くん、それはどういう物なの?」
のび太「えっと...、タケコプターと言って竹とんぼみたいなのを頭に着けると空を飛べる道具です」
やっぱりねーりゅーくん知ってた。まぁ元から知ってたんだけどね?それからのび太くんと俺はタケコプターを探す事にした。三十分後、のび太くんが『みつかったー!』と叫び声が聞こえた。どうやら見つかったみたいだ。
龍騎「それがタケコプター?」
のび太「はい!探してくれてありがとうございます!」
リアルタケコプターキター!!やっべテンション上がってキマシタワー!でも土だらけだけど大丈夫か?そしてのび太くんが頭に着けて飛ぼうとするがタケコプターのプロペラが回転する事は無かった。
のび太「...あれ?おかしいな......、電池切れかな......」
いや、恐らく地面に落としたショックで何処かイカれたんだろう......。
龍騎「......それは後で直しておくよ。取り敢えず移動しよう」
のび太「え?で、でも......」
龍騎「大丈夫、俺飛べるから」
そう言って俺はのび太くんを担ぐと空を飛ぶ。
のび太「うわっ!?本当飛んでる!?龍騎さんってもしかして......」
龍騎「......君が思ってるのとちょっと違うな」
そう言って俺とのび太くんは博麗神社に向かった。
〜博麗神社〜
博麗神社に着くと、のび太くんを降ろして賽銭箱の前にやってくる。財布を取り出し小銭を投げると霊夢が現れた。
霊夢「あら、龍騎じゃない。今日はバイトの筈でしょ?」
龍騎「よう霊夢。ちょっと面倒事になってな...」
のび太(.....あれ?この幻想郷の霊夢さん、何か雰囲気が違うような......)
霊夢「面倒事って、その子に何か関係があるの?」
そう言ってのび太に指を指す霊夢。
龍騎「あぁ、詳しくは本人から聞いてくれ。俺はレミリアの所に行って休み貰ってくる」
霊夢「分かったわ、気をつけて」
そう言って龍騎は空を飛んで去ってしまった。
霊夢「...それで?貴方は外来人なのかしら?」
のび太「えぇーと...、そうだと言うか...、そうじゃないと言うか......」
霊夢「?......質問を変えましょう。どうして此処に来たのか教えて頂戴」
のび太「は、はい......」
こうしてのび太の説明が始まる。自分はもう一つの幻想郷に幻想入りした事。時空乱流によってこの幻想郷に来てしまった事。霊夢はしっかり聞いてくれたのかのび太も説明しやすかった。
のび太(此処の霊夢さんは優しいな...、僕が居た幻想郷の霊夢さんとは大違いだ......)
霊夢「......何となく分かったわ、後で紫にでも頼んでおくわ。それまでうちで居ると良いわ」
のび太「あ、ありがとうございます!」
のび太(良かった......、今の僕はお金なんて無いから泊まる事なんて出来ないし本当にラッキーだ!)
龍騎「戻ったぞー」
魔理沙「遊びに来たぜー」
のび太「あ、龍騎さん!」
霊夢「あら、おかえり龍騎。魔理沙もいらっしゃい」
魔理沙「ん?誰だこいつは?」
龍騎「あー......、平行世界の住民?」
魔理沙「は?」
〜少年説明中〜 デデッデデッデケデケデン
魔理沙「成程、それなら納得だぜ」
霊夢「でもどうするの?その時空乱流ってやつが発生するのを待つの?」
龍騎「......いや、待たない」
のび太「え?」
龍騎「仮に...、時空乱流が発生したとしよう。そしてのび太くんが入ったら元に居た幻想郷に帰れるとは限らない。時空乱流自体、移動手段として使うものじゃないからな。下手したらまた別の平行世界に行くか、最悪......」
のび太「っ!?」
のび太は龍騎の言葉に身体を震わせた。それを見た龍騎は頭を掻き始める。
龍騎「でも今回はマジでどうしようも無いぞ?異世界の移動なら紫さんがやってくれると思うけど、平行世界となると簡単じゃないぞ?」
魔理沙「......魔法でどうにか出来ないのか?」
龍騎「パチュリーなら知ってそうだがな......」
のび太「あ、あの......」
三人が悩んでる中、のび太が小さく手を上げる。
のび太「にとりさんに頼むってのはどうですか?僕にとりさんと会った事があるので、事情を説明すれば......」
龍騎「そうなの?だったら俺が行ってくる」
そう言って龍騎は立ち上がる。
霊夢「待って、にとりが何処に居るか分かるの?」
龍騎「妖怪の山の近くに居るんだろ?分かんなくなったら椛か早苗に聞くつもりだけど」
その言葉に霊夢はムッとする。
霊夢「だったら私が案内するわ、その方が効率が良いわ」
龍騎「いや、別に霊夢じゃ無くても......」
霊夢「ごちゃごちゃ言わない!私を困らせたいの!?」
龍騎「何キレてんの!?お、おい引っ張るなよ!?」
そう言って霊夢は龍騎の腕を引っ張って出て行ってしまった。
魔理沙「ははは...、相変わらず仲が良いぜ」
のび太「ど、どうしちゃったんですか?」
魔理沙「のび太も分かる日が来るぜ」
魔理沙の発言にあまりピンと来なかったのび太であった。
〜のび太side〜
龍騎さんと霊夢さんが出掛けて三十分後、二人が帰って来ると龍騎さんの手には茶色の紙袋を持っていた。
龍騎「たでーまー、どら焼き買ってきたから食おうぜ」
魔理沙「おー、気が効くな!」
のび太「ありがとうございます!」
そう言って紙袋をテーブルの上に置くと、霊夢さんがお盆を持ってきた。
お茶を湯呑みに注ぎ、皆んなでどら焼きを食べながら話しを聞いた。それにしてもどら焼きなんて久しぶりな気がする...。
魔理沙「で、どうだった?」
龍騎「あー、何かにとりの奴が......」
にとり『実は自力で外の世界へ行ってみようと思って、時空転送装置を作ってるんだ。八割程完成してるから後は最終調整するだけだよ』
龍騎「って言ってな、もしかしたら外の世界じゃ無く平行世界にも行ける説が浮上した」
のび太「!?じゃあその時空転送装置が完成すれば帰れるんですね!?」
龍騎「恐らくね、分かんないけど」
良かった....、このまま帰れなくなったらどうしようと思った......。
霊夢「ちなみにその時空転送装置は明日完成するらしいわよ」
龍騎「あ、そうそう。だから今日はうちに泊まって行くと良いよ」
のび太「本当ですか!?」
龍騎「野宿したいか?」
のび太「と、とんでもないです!?」
龍騎「嘘だよ(便乗)」
のび太「も、もう〜、揶揄わないで下さいよ〜!」
霊夢・魔理沙「はははははは!!」」
それから僕について色々質問された。僕の親友が青い猫型ロボットの事や、スペアポケットについて等......。
龍騎「...のび太くん、能力とか持っているのか?」
そんな時、龍騎さんか突然質問して来た。
〜のび太side out〜
俺はのび太くんが能力を持ってるか聞いてみた。理由はもし能力を持っていたら今後色々とややこしくなると思ったからだ。主にドラえもんファンには......。
のび太「能力ですか?......持ってなかったと思いますよ」
それを聞いて安心した。もし持ってたと思うと俺の思ってるのび太くんじゃないもん。しかし、魔力を感じ取れる俺はのび太くんの魔力を見てみるとあまり強い魔力では無かった。
龍騎「よし...、のび太くん」
のび太「何ですか?」
龍騎「今から魔力の使い方を教えてやる♪」
のび太「........え?」
〜後編その2につづく〜
いかがでしたか?
本当はこれで終わらせようとすると、めちゃくちゃ長くなりますので次回に続きます。
今回はタケコプターだけでしたが、秘密道具は次回、お披露目します。
それでは次回もご期待下さい。
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