今回はカナード・ヤマトさんとのコラボです。
※今回のコラボは本編完結後の話しです。ヒロインは霊夢なのでご了承下さい。
あらかじめ本編の内容を知っておくと楽しめると思います。
それとこれは後編なので、カナード・ヤマトさんの前編を先に読む事をオススメします。
それではどうぞ。
鬼神龍との戦いが終わって約二ヶ月......。俺は今、宴会の時に告白した女性と一緒に人里を歩いていた。ある程度人里も復旧が完了しているのでもう少しすればまた賑やかな人里に元通りだろう......。
ただ、騒がしい集団が一つ存在した......。
霊夢「いい加減に離れなさいよ!往生際が悪いわよ!」
咲夜「それはお生憎様、私はまだ諦めたつもりはありませんので」
早苗「そうですよ!私だってりゅーくんとイチャイチャしたいんですから!」
妖夢「というか何一人で独占しようとしてるんですか!龍騎さんだって人権があるんですから私達も構ってもらう義務があるんですから!」
龍騎「え?そんなのあったの?」
椛「皆んな龍騎さんと一緒に居たいんですよ、霊夢さんだけなんて不公平です!」
霊夢「なら椛はペットとして扱えば良いんでしょ?ほらお座り」
椛「貴女には従いません!!」
なら俺なら良いのかよ......。とまぁこんな感じに俺の取り合いをしていた。あの日、俺が選んだ女性は霊夢だ。あの後クソ鴉に盗聴され、幻想郷全体に晒してしまった為、『誰もが認めるバカップル』とレッテルを貼られてしまった。当然、選ばれなかった四人は認めず俺の取り合いをしているのだ。おかしいな......、ハーレムの筈なのにこの修羅場は何故か慣れない......。
魔理沙「やれやれ、毎度毎度飽きないよな」
龍騎「見てないで助けて?」
魔理沙「だが断る、ずっと見てても見飽きないからな」
ニヒヒ、とイタズラ少年のような笑みを見せる魔理沙、殴りたい、この笑顔。
「な、何だあれ!?」
「「「「「「「!?」」」」」」」
突然里の人が声を上げた。俺達はその人を見ると空に指を指した。其処には巨大な影があった。
霊夢「何あれ!?」
魔理沙「め、めちゃくちゃデケェ!!」
咲夜「鳥だ!」
妖夢「飛行機だ!」
椛「いや、あれは......」
フリーダム「」⇦落下中
龍騎・早苗「「フリーダム!?」」
何と空からガンダムが降って来た.....、いや何で!?するとフリーダムは翼を広げると二つの砲門を展開する。
龍騎「!皆んな伏せろ!!」
俺が大声で合図すると、近くに居た里の住民達が一斉に伏せる。そしてフリーダムの砲門から赤色のビームを放つ。砲門を発射した反動で人里の入り口当たりにフリーダムは不時着し、トリコロールカラーだった装甲が灰色に変わってしまった。
龍騎「皆んな無事か!?」
霊夢「えぇ、何とか......」
魔理沙「また人里がぶっ飛ぶところだったぜ......」
咲夜「それよりも、あれは何なのかしら......?」
妖夢「見た感じロボットのようですけど......」
早苗「りゅーくんりゅーくん!凄いよ!!フリーダムだよフリーダム!!」
龍騎「落ち着けって早苗......、でもこれにとりが作ったものじゃ無いよな?」
椛「そうですね、彼女がこんな巨大なロボットを作ってる所見た事が無いですし......」
するとフリーダムのコクピットが開かれ、水色のスーツとヘルメットを被った人が降りて来た。その手には拳銃が握り締めていたが、俺は少しずつヘルメット男に近づく。
?「動かないで下さい」
そう言って拳銃を向けるヘルメット男。この声......、まさか......。
龍騎「此方は戦闘の意思は無い、銃を捨てるか仕舞ってくれ」
?「.........」
俺の言葉を聞いても拳銃を突きつけるヘルメット男。はぁ、少し強引な手段を使うしかなさそうだ......。
龍騎「......加速装置」
『CLOCK UP』
俺は加速装置を起動させ、ヘルメット男の背後に回り拳銃を取り上げて遠くへ投げ捨てる。そしてサンダーウィップでグルグル巻きにする。
『CLOCK OVER』
?「!?」
加速装置を解除するとヘルメット男は拘束されてる事に気づき、アタフタして地面に倒れてしまった。
龍騎「ごめんよ、あまりにも返事が遅かったから拘束させて貰ったよ」
?「あ、貴方は一体......」
龍騎「まずは自分の名前から言うのが礼儀だ、覚えておくと良い」
そう言って俺はヘルメットと外す、案の定
龍騎「やっぱりか......、スーパーコーディネーター、キラヤマとえ!?」
早苗「あの!キラ・ヤマトさんですか!?ガンダムSEEDの主人公の!?」
キラ「え?」
「「「「「は?」」」」」
突然早苗に突き飛ばされた俺氏、そして目を輝かせて彼の手を握る早苗。
キラ「え?あ、いやその..........」
早苗「あれフリーダムガンダムですよね!?ストライクフリーダムの一個前の機体ですよね!?私ガンダムシリーズの中でフリーダムが一番好きなんですよ!!お会い出来て光栄です!!」
龍騎「早苗ェ......」
このままでは埒があかないので一先ず人里から離れる事にした。ちなみにフリーダムは何とか運びました。え?大丈夫なのかだって?困ったらゴリ押し、押して駄目だな諦めろ、だ。
〜キラside〜
あの後、霊夢さん達に森まで連れて行かれた。辿り着く前に男の人と早苗さんが二人がかりでフリーダムを持ち上げて運んで行ったのは驚きを隠せなかった......。お陰でフリーダムは今、石のように丸まっている。大丈夫なのかな......。
霊夢「それじゃあ改めて、博麗霊夢よ」
魔理沙「霧雨魔理沙だぜ!よろしくな!」
咲夜「十六夜咲夜と申します」
妖夢「魂魄妖夢です」
椛「犬走椛です」
霊夢「それと彼が.........」
龍騎「凄ぇよ早苗!コクピットがアニメのまんまだ!」
早苗「ちゃんとレバーも動くよりゅーくん!」
龍騎「しかもフルバーストする時のやつもしっかりある!やべぇロマンの塊ってレベルじゃねぇぞ!?」
早苗「さっきまでこれを動かしてたんでしょ!?私も一度動かしてみたい.........」
霊夢・魔理沙「「真面目にやらんかいこのオタク共!!」
お二人が勝手にフリーダムのコクピット中を見物していると、霊夢さんと魔理沙さんが二人の頭に目掛けてドロップキックをかました。痛そう......。
龍騎「いって〜!何すんだよこっちは忙しいんだよ」
早苗「そうですよ!邪魔しないで下さい!」
魔理沙「何処か忙しいだよ!?こっちは真剣にやってるってのに遊んでんじゃねぇよ!」
龍騎「どうせのび太くんの時みたいに、時空乱流に巻き込まれたアレでしょ?何となく察せられるから」
早苗「え!?りゅーくんのび太くんと会った事あるの!?」
龍騎「言ってなかったっけ?のび太くんうちに来たぞ、タケコプターを使って空飛んだぜ」
早苗「ずるいずるい!!りゅーくんだけずるい!」
龍騎「はっ!その場に居なかったお前が悪い!」
げ ⭐︎ ん ⭐︎ こ ⭐︎ つ
霊夢「いい加減にしなさい!ってか早苗!イチャイチャするな!龍騎もノリに乗らない!」
龍騎・早苗「「すみませんでした........」」
キラ「......あ、あの...」
咲夜「お気になさらず、いつもの事なので」
妖夢「そうですよ」
椛「気にしたら負けですよ」
いや何に?そう思っていると霊夢さん達が男の人と早苗さんを引っ張って来た。
龍騎「......えーと、霧影龍騎です。こう見えて元神様です」
早苗「東風谷早苗です。妖怪の山にある守矢神社の巫女をしています」
キラ「......よろしくお願いします」
僕は軽くお辞儀をする。それからどうして僕が此処に来てしまったのかを聞いて来たので軽く説明をした。
霊夢「......つまり貴方は元々は外来人で、宇宙戦争をしてたけど多分やられたと思ったら此処とは別の幻想郷にやって来た、と......」
妖夢「そして向こうの紫様が『並行世界』がある事が分かって頼み事でこっちにやって来た......」
咲夜「そして此処に辿り着いたは良いものの、あのフリーダムというロボットの推進剤が切れて落ちてしまったと......」
キラ「大体合ってます」
椛「でも凄いですよね、キラさんの世界はロボットがあるなんて」
魔理沙「そりゃロボットを使って戦争が出来るぐらいだからな。流石の河童の技術でも無理だろ」
龍騎「」
早苗「」
さっきから固まってる龍騎さんと早苗さん。一体どうしたのだろうか?
龍騎「し、死んだ...?主人公が?続編どうするの?SEED DESTINYは?」
早苗「れ、歴史が...、歴史が変わっちゃう......。ど、どうなっちゃうんだろう...」
何か慌ててる様子で顔を合わせる二人。恐る恐る聞いてみるととんでもない事実が発覚した。
どうやら龍騎さん達が居た外の世界では僕が経験した事がアニメとなり放送していたそうなのだ......。
キラ「そう、だったんですか......」
龍騎「.........これからどうするか」
魔理沙「というかキラは何が目的でこっちに来たんだ?」
魔理沙さんが聞いてくると思わず考えてしまう。確かにこれと言った目的が無い。
キラ「分からないです......。取り敢えず観光でもして行こうかなと」
「「「「「「あー......」」」」」」」
僕が訪ねると、他の皆さんは顔を合わせて言いにくそうな表情を見せる。
龍騎「えっと......、それなんだけどさ.....。こっちの幻想郷は観光出来ないんだよね」
キラ「観光出来ない?」
それから龍騎さんが詳しく説明してくれた。今から二ヶ月前に『鬼神龍』という種族が攻めて来て、その種族と戦争をしてたそうなのだ......。そして何とか勝利を収めたものの、人里はほぼ壊滅状態、しかも鬼神龍と共に現れた要塞の破片が所々落ちてしまい、撤去作業の最中だそうなのだ。
キラ「そんな事が......」
龍騎「どの世界に行っても争いはあるもんだ...。悲しいけど、これ現実なのよね」
キラ「......龍騎さんは、辛いとは思わなかったんですか?」
龍騎「辛くないと言ったら、嘘になるな。だって同じ種族と戦ったんだから抵抗は感じるよ。でも、それでも俺は戦った......。だって俺には側に居てくれる人達が居るから戦えた......。例え右目の視力が失われても、戦う力が無くなっても、
キラ「.........」
龍騎の言葉を聞いて感動してしまった。僕と違って心も強い人だと思ってしまった。
キラ「......龍騎さんは強いんですね」
龍騎「強く無いよ。何でもかんでも自分一人で物事を片付けようとするし、その所為で迷惑を掛けまくった自己満足で済ませる男なんだよ」
霊夢「確かにそうね、どれだけ心配して来たのか」
龍騎「うっ......、兎に角!俺は第二の人生を楽しんでるから良いの!」
そう言って顔を赤くして腕を組む龍騎さん。
紫(キラ側)「キラ!大丈夫?」
キラ「紫さん?」
すると紫さんがスキマ使ってやって来た。あれ?此処に来て大丈夫なのかな?
龍騎「紫さん.....、いや違う......。キラの所の紫さんだな」
紫(キラ側)「その通りよ、うちのキラが世話になったわね」
魔理沙「別に問題はないんだせ」
紫「其方の事情は把握したわ。どうやらタイミングが悪かったようね、また連れて来ても良いかしら?」
龍騎「俺は構いませんよ」
紫「ありがとう、それじゃあ帰りましょうか」
そう言って紫さんはスキマを大きくして先に入ってしまった。でもフリーダムは動かないのでどうすれば......。
龍騎「誰か、フリーダム運ぶの手伝ってくれない?」
キラ「え?」
フリーダムをどうしようかと悩んでいると龍騎さんが思い切った事を言い出した。
霊夢「私は構わないわ」
魔理沙「私はパスで、この後用事があるからな」
咲夜「私もそろそろお嬢様の元へ戻らないと行けないので」
妖夢「私も幽々子様のお食事を作らないといけないので」
椛「私もそろそろ勤務に戻りますので」
早苗「私は大丈夫だよ」
龍騎「よし、決まりだな。じゃあさっさとやっちまおうぜ」
そう言って龍騎さん達はフリーダムの元へ行くと、せーのと合図を掛けたと同時にフリーダムを持ち上げた。
紫「!?す、凄い......、フリーダムを三人掛かりで持ち上げた......!?」
魔理沙「じゃあなキラ!また来いよな!」
咲夜「次に会った時はおもてなしさせて頂きます」
妖夢「向こうでも頑張って下さいね」
椛「龍騎さんみたいに無茶しないで下さいね?」
龍騎「おい椛!それどういう意味だよ!?おいコラー!」
龍騎さんのツッコミを無視して皆さんはそれぞれ飛んでいってしまった。
龍騎「ったく、んじゃ行くか」
そう言って龍騎さん達はフリーダムをスキマの中へと入って行った。そして僕もフリーダムの後ろへ歩いていく。
そして、僕が居た幻想郷へ戻って来ると龍騎さん達はフリーダムをその場に設置した。改めて見ると良く運べたな......。
龍騎「ふぃ〜、一仕事完了ってな」
キラ「ありがとうございます。フリーダムを運んでくれて」
龍騎「気にするな、俺は気にしない」
霊夢「それじゃあ、元気でね」
早苗「次に来たらまたお話ししましょうね」
そう言って三人はスキマの中へと歩き出す。そして開かれたスキマはゆっくりと閉じられてた。
早苗(キラ側)「キラさん!」
すると僕の知っている早苗さんが駆けつけて来た。
キラ「早苗さん....」
早苗(キラ側)「ご無事で良かったです......。にとりさんが推進剤を詰めるのを忘れたって聞いて心配で.......」
あ、推進剤が切れたのは単なる入れ忘れか......、解せぬ。
キラ「......早苗さんから貰ったお守りのお陰ですよ」
そう言って僕はお守りを見せた。ある意味このお守りがあったから僕は助かったのかもしれない......。
早苗(キラ側)「それなら良かったです...。さぁ帰りましょう、加奈子様も諏訪子様も心配してましたよ」
キラ「うん...」
こうして僕の少し不思議な体験が終わった。けど、とても貴重な時間を過ごせた思う。そう僕は思ったまま守谷神社へと向かった。
〜数時間後・博麗神社〜
龍騎「あの......、お二人さん?」
霊夢「何?」
早苗「どうしたの?」
龍騎「どうしたのじゃねぇよ!何で下着姿なんだよ!!」
霊夢「今夜は寝かせないって」
早苗「決めてたからね」
龍騎「おいこら!お前等さっきまで俺の取り合いしてただろ!?いつの間に仲良くなってんだ!」
霊夢「それはそれは」
早苗「これはこれだよ」
龍騎「意味分かんねぇよ!」
霊夢「と言う訳で......」
霊夢・早苗「「覚悟しなさいよね(してね)?」」
この後、めちゃくちゃおもちゃ(意味深)にされた。
心優しい少年と自由の翼
完
いかがでしたか?
以上でコラボでした。カナード・ヤマトさん、ありがとうございました!
誤字脱字、アドバイス等よろしくお願いします。
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