【1、ヴェニスの殺人狂共(×ピエリ支援C)】
マーシレス
「あー、暇…」
「でも面倒事起きるよかマシか…」
ピエリ
「やっと見つけたの!!」
マーシレス
「…だから面倒事はイラネっつってんだろ」
「何?何スカ?えっ、と…ピエ、ピエ…ピエトロだったっけ?」
ピエリ
「ちーがーうー!
ピエリはピエリなのぉ!」
「ちゃんと覚えてなの!」
マーシレス
「おう、そりゃ悪かったなピエール瀧」
ピエリ
「だから!ちがうのね!ピエリなんだから!」
マーシレス
「すまん間違えた、ライラ・ミラ・ライラ」
ピエリ
「最早一文字も掠ってないの!」
マーシレス
「はいはい、泣かない泣かない」
「それで?用件は何?
右手に隠し持った斧で斬らせろ以外なら承るかもしれないよ?お金次第で」
ピエリ
「よく分かったの!流石、暗夜の鴉頭なの!」
「もしかして…マーシレスって、にゅーたいぷ?ってやつなの?」
マーシレス
「そうそう、俺実はムラサメ研究所出身のフィフティーファイブ・ムラサメって奴で最近空が落ちてきそうで怖―――って、そうじゃねえよ」
「ちゅーか斧も本当に持ってたのかよ。
それ何処から持ってきた、返して来なさい危ないってば」
ピエリ
「ふぇ?これはラズワルドから借りて来た斧なの!」
マーシレス
「あのナンパバカ後で殴る…」
「―――って、オイ!!無言で(斧を)振り上げんじゃねえよ!」
ピエリ
「どうして?
マーシレスなら死なないからいいの!」
「仮に死にそうになったとしても苦しむ前に息の根を止めてやるの!」
マーシレス
「最近の子って空が落ちてくるよりこえーな!」
「というか何で俺を切り刻もうとするワケ!?
理由を話しなさいよ!」
「…もしやアレか!?
ミューズだか何だかで一回斬り合った時に「コイツなんか違うの!」とか言ってたアレか!?」
ピエリ
「よく覚えてたの!いい子いい子なの!」
「マーシレスの筋肉は人とは違うのね!あの時剣で斬った時からすごい気になってたの!」
「それに戦いの時はいつも攻撃を避けてないからマーシレスは絶対“どえむ”なの!」
マーシレス
「Mじゃないですぅ!メスイキにもM豚にも目覚める気はないですぅ!」
「というか攻撃避けないのはどうせ再生するからですぅ!
――――――――あ」
「おいピエドラちょっと斧貸せ、直ぐ返す」
ピエリ
「…?、なにするの?」
マーシレス
「フゥ…痛みは一瞬、痛みは一瞬、ふんッ!」
「ッ――――――ほら、もも肉大体5㎏だ。
これぐらいあれば十分遊べるだろ。もってけ…あと斧」
ピエリ
「わーい!ありがとうなの!」
マーシレス
「とっとと帰れ、もう帰りなさい」
「――――――――やべぇ、深く斬り過ぎた」
「丸一日は…荒事厳禁だな」
その後、事の顛末を(マーシレスの肉で遊んでいた)ピエリ本人から直接聞いたマークスが医療班と共に詫びを入れに来たのは損傷部の再生が9割終わった頃であった。
【2、あのコは太陽でBukkorosu(×ラズワルド支援C)】
~武器庫~
マーシレス
「ったく、武器の手入れ番なんか引き受けるんじゃなかった…」
「…」
「…」
「…」
「―――どぅーん、ふーん、ふるるーん…ふるーんるーん……」
「~♪」
しばらくして―――――――
マーシレス
「♪~♪」
「~♪…――――――――ッ!!」
ラズワルド
「…」
マーシレス
「え、あ…」
ラズワルド
「や、やあ」
マーシレス
「…え、ど、どうも」
ラズワルド
「えっと…なんて言うか、意外と歌、上手だね…」
マーシレス
「何処から見てやがった」
ラズワルド
「え?」
マーシレス
「何処から見てたってんだ」
ラズワルド
「いや…確か、オーロラが~とか、煌く~とかそんな感じの歌詞の所から…」
「――――って!こ、粉!?
何だこれ!?」
マーシレス
「粉末の研磨剤」
ラズワルド
「いや、それは見れば分かるけど…」
「でも何で部屋中にばら撒く必要があるのさ!?
すごい粉が舞ってるんだけど!?」
マーシレス
「…この前、暗夜の小麦粉貯蔵庫が爆発したよな?」
ラズワルド
「え?あ、ああ…あの原因不明って言われているやつ…」
「それとこれが一体…?」
マーシレス
「火元があれば燃えこそすれ、爆発するような事は無かったハズ。
…世間はそう言っているようだが実際は違う」
「物質ってのは直で火を付けようとしても中々付くものじゃない…が、粉レベルまで細かく分散すれば話は別だ、粒一つ一つは容易に火が付く」
「そうやって狭い室内で充満した粉から粉へ…火が伝達することでやがて大火となり―――」
ラズワルド
「待って!ということは今のこれ爆発する奴だよね絶対!?」
マーシレス
「よく分かったな」
「ここで俺の羞恥をテメェごとブッ飛ばす」
「上手く行けば小さい太陽が生まれる事になるぜ」
ラズワルド
「そんな!?やり過ぎだよ!
確かに歌ったり踊ったりしてるところを見られて恥ずかしいのは分かるけどさ!」
マーシレス
「過去と言うのは塞ぐだけでは物陰のゴキブリの様にいずれは這い出てくる…」
「だからこそ恥ずべき“今”が“過去”になる前に。
―――――分かるだろ?」
ラズワルド
「分からないよ!
いくら恥ずかしくてもそこまでする事はないでしょ!!」
マーシレス
「この
「…あばよ、ラズワルド」
ラズワルド
「だめぇええええええ!!!」
結局、粉塵爆発は未然に防がれた。
ちなみにばら撒いたのは刀の打ち粉だそうで…。
【噂以上(×オボロ支援C)】
オボロ
「げっ…マーシレス…」
マーシレス
「人を見るなり「げぇっ」はねぇだろ、関羽じゃあるめーし」
「…というか何なのその顔!?
口に入った虫を嚙み潰したようなその顔は一体何!?」
オボロ
「これは、何と言うか…あんた、暗夜の気配が薄いというか…」
マーシレス
「いや、まあ…俺自身別に暗夜出身でもないってか…」
「というか、オボロの極端な暗夜嫌いと鬼の顔って本当だったんだな。
…いやぁ変な噂の付く奴ってやっぱなんかあるんだなぁーって」
オボロ
「あんたがそれ言う?」
マーシレス
「え…?」
「俺なんかしたかしら?なんかあったん?」
オボロ
「おおありよ!
“鴉頭の傭兵”なんて、暗夜どころか白夜や周辺諸国にまで伝わる今一番有名な都市伝説なの」
「それが、本当に出会ってみれば…500人の軍隊を一人で殲滅したとか、村一つを数分で無人にしたとか、バカみたいな伝説のどれも脚色無しですって!?
ここの人達どころか世界を探し回ってもアンタみたいに滅茶苦茶な人間は居ないわよ!」
マーシレス
「軍隊の下りは兎も角、村の下りって覚えがねぇなぁ」
「とは言え此処の奴ら全員何かとおかしいよな」
オボロ
「あんたねぇ…」
マーシレス
「うわっ、噂通りの魔王になった!」
【噂以上…?(×ブノワ支援C)】
ブノワ
「……」
「……」
「…何だかよく分からないが…何か、とても嫌な予感がする」
「マズい、震えが止まらなくなってきた―――――」
マーシレス
「俺の後ろに立つな」
ブノワ
「のわぁああああああああああッ!?」
「ッ!…マーシレス、か。
急に後ろから声をかけないでくれ、よりにもよって見張り番の時に」
マーシレス
「ソイツは悪かった。
…とは言え1万の軍勢を滅ぼすブノワ様も案外ビビるもんだな、俺なんて五百人止まりだってのによ」
ブノワ
「いや、俺は実際に一万も相手にするのは…」
「…所でマーシレスの五百人斬りは本当だと風の噂で聞いたのだが」
マーシレス
「マジよ、なんか上手いことやれたんだわ。
人間やってみるもんだな」
ブノワ
「本当なのか…」
マーシレス
「つか、え?ブノワの一万斬りってガセなの!?」
ブノワ
「それはまぁ本当に――――――――」
マーシレス
「本当なのか!?
マジか!どうやったの!?もしかしてA-10サンダーボルトでも持ち出した!?」
ブノワ
「えー…てん…?、なんだそれは」
「だから俺の一万斬りは…」
マーシレス
「そうか分かったぞ!
実はお前んちの地下にゲッターロボが隠されてるんだな!そうに違いねぇ!」
ブノワ
「げっ…何?」
「それとだから俺の……」
マーシレス
「俺、実は夢だったんだよな…ゲッターチームになるの」
「なあ教えてくれよ。
ブノワの実家、早乙女研究所なんだろ?何処でゲッターチームの求人出してるんだよ!?もしやタウンページに載ってた?俺あの黄色い本読む気しねえんだよなぁ」
ブノワ
「俺の話を聞いてくれ…」
一応オリキャラ解説。
・マーシレス(ナニカサレタ男より)
強化人間手術を施して、ついでに人間関係とか自分自身とかの記憶を抜いた状態だ何処かの誰かさんにFEIf世界に蹴りだされ10年間よく分からん世界を彷徨った、なんか不幸な奴。
手術の後遺症による情緒不安定と元来のルーズな正確が合わさって周囲からクソ野郎認定を受ける…が、その周囲が案外いい人だらけなのでそこまで扱いは悪くはない(現在は)。
エーブリスにとって一番使い勝手の良いオリキャラ。
長年にわたる設定の後付けで初期設定の面影があんまりない。