佐々木
「はぁ…疲れた」
一夏
「お前、3年になって漸くマトモに学園祭参加するって何だよ」
シャルロット
「そういえば1年生も2年生も途中でどっか行っちゃったからね」
佐々木
「別にな、サボりたくてサボった訳じゃないんだ。
一年目はこの前豚箱に漸く突っ込んだ蜘蛛女で…その次は、例の王国の件でさぁ…」
シャルロット
「意外と潤も振り回されてるんだね…」
一夏
「普段振り回す側なのにな」
佐々木
「人聞きが悪ぃなお前ら。
――――ってか、何で二人裏に居るんだ?この次シフトか?」
シャルロット
「うん。
だからこの、執事服」
一夏
「結局この執事服、三年間もお世話になったなぁ…」
佐々木
「おう、お前ら…メイドでも執事でもまともにやらせて貰っている事を感謝しろよ。
俺を見ろ――――なんでクルーゼのコスプレなんだ?未だに解からん」
一夏
「まあ…前々から妙に上手だからな。
クルーゼのモノマネ」
シャルロット
「僕もこの前の披露の後、ガンダムSEEDみたけれど…意外と似てたんだねアレ」
佐々木
「いや、まだワンピースのロブルッチの方が良かったわ…僅差で没った奴。
クルーゼのセリフで接客、無理!有名なやつで」
一夏
「何かあるだろ…ほら、君の歌はどうって」
佐々木
「それだとスイーツ出すだろ?
そして「このパフェは好きだったがね…だが世界はパフェのように甘くない!」っていきなり言い出す…訳分からんヤツが完成するわけだ」
シャルロット
「それでいいんじゃないかな…w」
一夏
「もうネタの方向性が察しの悪いアレの人だな…w」
佐々木
「お前、俺が言及しなかったところをッ。
――――もう頼む、お前達だけでも何かモノマネ乗ってくれ」
一夏、シャルロット
「「いや………ごめん、無理」」
佐々木
「後生だ。
この際三人でそれっぽい服着てTHE ALFEE!とかの方向性でもいいから!」
シャルロット
「…それはちょっと面白そう」
一夏
「正気か!?シャル!?」
佐々木
「俺がグラサン付けて…一夏がパーカッションで、それでシャルがクッソ派手なエレキギターと衣装でさ。
んでそれっぽいコスプレしながら教壇でいきなり「キャンユーヒアミー聞こえるかい~♪」ってやるんだ」
シャルロット
「選曲がちょっとマニアックかなぁ~?」
佐々木
「いや、一夏がグラサンで、俺がパーカッションの方がいいのか…?」
一夏
「何が何でもシャルに高見沢やらせる気かお前」
佐々木
「え…?
だって、この三人の中で誰が一番高見沢適性高いかって言うと、シャルだろう?俺達じゃ無理だぞ」
シャルロット
「そ、そう?
僕エレキギターは弾けないけど…」
佐々木
「あんまり関係ないだろ。
ALFEEはボーカルをスイッチ出来る事が一番の特徴なんだから」
一夏
「そもそも、この催し物の客層的に来るか?ALFFE知ってる様な人か、その世代の人」
佐々木
「いや…知らない。
あ、違うな――――知らぬさ!」
一夏
「クルーゼのモノマネ気合入れ過ぎだろ」
シャルロット
「wwww…。
でも、今までのお客さん…僕らとプラスマイナスで2歳ぐらいしか変わら無さそうな人達ばかりだったから、ALFFE通じないかもね」
佐々木
「俺の上下二歳差だと、ALFFEどころか現代社会の常識すら怪しいが」
一夏
「そりゃ佐々木基準だったらな?
お前入れたらクラスも学園も平均値が何もかも可笑しくなるから除外に決まってるだろ」
佐々木
「そうか?
公の定説だと、俺は1000年弱ほど昔のヴァイキングって事になってるから大丈夫だと」
シャルロット
「何処に大丈夫要素が…?」
一夏
「大体どこの定説だ、自称スラム育ち」
佐々木
「5ちゃんねる。
――――で、俺達3人でALFFEのモノマネをやる件についてだが」
一夏、シャルロット
「「え、まだそれ引き延ばすの!?」」
佐々木
「当たり前だろ、情報音痴の一夏に通じたなら何とかなる。
そして、仮にシャルロットが桜井ポジに来るとして…」
一夏
「来るとして、何だよ」
佐々木
「…何だろうな。
ぶっちゃけ客に「なんでシャルロットが高見沢ポジじゃねえんだ!」ってツッコミさせるためだけの装置にしかならんな」
シャルロット
「そうは言うけど、今の潤も結構派手だよ恰好」
佐々木
「クルーゼだもん。」
一夏
「だwwwもwwwんwww」
シャルロット
「潤が、「もん」って…www」
佐々木
「何が違う!何が解釈違いだと言うのだね、一夏君、シャルロット君」
シャルロット
「もうモノマネの完成度も、どんどん高くなってるしwww」
一夏
「やっぱ正解だよwwwお前のクルーゼwww」
佐々木
「…納得行かん。
――――んで!、やっぱりこの3人でALFFEを」
一夏、シャルロット
「「もういい、もういいって!!!ALFFE!!!」」
佐々木
「待て待て待て、話は最後まで聞くがいい。
…宇宙戦艦ヤマトなら、意外と通じるんじゃないか?」
一夏
「ALFFEの時点で通じるか怪しいって話だろうが」
佐々木
「お前に通じてる時点で意外とどうにかなるって話にもなったろうが!
――――それともアレか?一夏、お前やっぱり高見沢ポジを」
一夏
「違う!
それは決してない!そういう話じゃないから!」
シャルロット
「あー…パーカッションならちょっと出来そう」
一夏
「シャル!?
あの、シャルロット・デュノアさん!?」
シャルロット
「えへへ…冗談冗談」
佐々木
「え…そんな」
一夏
「お前は何で真に受けてるんだ!?
いや俺も一瞬真に受けたが!」
佐々木
「お前のツッコミ力は年々上がっていくな」
一夏
「誰のせいだ?」
佐々木
「いう程俺のせいか?」
シャルロット
「そこは僕も否定できないかなぁ…僕もラウラも多分潤の相手をしてたら、何かしらツッコミしてる気がするし」
佐々木
「すいませんでした」
セシリア
「お三方、出番ですわよ」
一夏
「おう!
サンキュー、セシリア」
シャルロット
「行こっか、潤」
佐々木
「スゥ…これが人の夢!人の望みィ!人の業ッ!
――――せっかくここまで来ていただいたのだ、君も知りたいだろう…」
シャルロット
「ら、落差が…」
一夏
「もう何でもアリじゃねえか?コイツ…」