【完結】コケダマですが、なにか?   作:あまみずき

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53 私の本質は

 どうしようもなく変質者っぽい老人に絡まれたけれど、密かに抜け出すことに成功した私が次に向かおうと思ったのは、転生者たちのところへ、だった。

 既にフェルミナちゃんとは別れ、これまで通り第十軍には転生者たちの保護と監視の継続と、他には帝国軍の方に居るだろうユーゴーを此方へと呼んできて欲しい事も伝えている。

 

 ゆっくりと歩き続けている私。

 だがしかし——現在私は関係の無い場所をグルグルと巡っていて、最初に思った事とは真逆の事をしている状態だった。

 その行動に、何かしらの深い理由などがある訳では無い。

 ただなんとなく、調子が合わなくて気分も乗らない、それだけだった。

 

 今も忙しく仕事に追われる人達の邪魔にならないよう気配を殺し、更に魔術で姿を見えないようにしながら、散歩を続ける。

 突貫工事によって平らに固められ、整地された大地を歩きながら、私は考えを巡らせていった。

 

 エルフの里を崩壊させ、ポティマスを排除する。

 その目的は達成され、今こうして次なる目的の前に、一時の休息をとっている訳なのだけれど。

 

「…………はぁ」

 

 なんというか、ほんの少し気が抜けてしまったような感覚。

 

 まだ他の転生者たちとも顔を合わせていないし、本当の大仕事はこれからで、立ち止まっている余裕すら欠片も無い事を分かってはいるけれど……

 

 どうにも、心の奥底で煮え滾っていた狂熱が、一切感じられなくなっていた。

 

 それが何によって齎されていたのかは理解していて、全てあの本が生み出し維持していた眠れる狂気の暗冥。

 けれど、それによってどんなに苦しくても進み続けるという強烈な意思を生み出していたのも、また真実であり……

 本当は悪いモノだったと理解しているのに、いざそれが無くなってしまえば心にポッカリと穴が空いたような、そんな空虚感に苛まれているのは何とも可笑しな話だった。

 

 今迄、どうやって奮い立っていたのだろうか? 

 何をどうして、此処まで身を粉にして頑張っていたのだろう? 

 

 昨日までの感覚は遥か昔の事のようで、すぐには思い出せそうに無い。

 だからこそ、溜め息をついてしまうのを止められない訳で。

 

「魂に、穴が空いたみたい」

 

 実際には、そんな事は無いのだけど。

 確かにあの本が失われた事で魂には空白が生じているけれど、それは異物が抜け落ちた事により本来正しい形へと戻る前に生じた小さな隙間。

 

 今も私の魂は、正常に穏やかな世界を編み上げて、その中には無数の魂が揺蕩い息づく。

 私と眷属たちみんなの為だけの、小さくて広い、優しい神域。

 

 ——ふと、私の内側から呼びかける沢山の声が聞こえて。

 

「……あぁ。そんな単純な事だったよね」

 

 随分と長い間、忙しさや怒りに押し流されて、忘れていたかも。

 

 人気が一切無い場所へと、足を進める。

 そして、喧騒も遠くなった森の中で大樹を背に、瞼を閉じて精神世界へと潜っていく。

 

 星空照らす、苔むした岩と清らかな水で満たされた、静謐な世界。

 そこで相対する、今世での私の家族たち。

 誰しもが親であり子で、全員が兄弟で姉妹な、みんなで一つな関係。

 私の原動力とは、こんなにも単純な願いであり——いつだって傍に居たのだと、思い出したのだから。

 

 この世界に生まれ変わって、はや十数年。

 前世の年齢と同等の年月が経過し、それだけの時間が過ぎた事により地球の時も、相応に進んでいるだろう。

 

 だからもう、白ちゃんに連れられれば地球に行けるとしても、お母さんには会えない。

 会いたくても、会ってはいけない。

 だって私は、この冥界に囚われた死人だから。

 冥府の果実を食べてこの世界にて生きる、一柱の化け物な神格。

 

 そして、向こうでは既に死亡認定されているような存在が、一体どんな顔して赤の他人(お母さん)と会えばいいのか。

 私には……分からないから。

 

 そんな前世のお母さんの事を想うからこそ、決して手放してはいけないと、繋がりはより強固になる。

 その環は、最初は小さな環だったけれど今やその対象を広げ、とっても大きな環になっていた。

 環の中に居るみんなを守りたかったから私は——星を救いたいと、戦ってきたのではないのか。

 

「……白ちゃん」

 

 その環にて、最も中心にいる相手。

 私の心を繋ぎ留めてくれて。いつも白い光の元へと連れ戻してくれる人。

 

 普段は純白で怜悧だけど、時には表情豊かな笑顔を魅せる光景が浮かんできて——

 

 自然と頬が緩んで、表情が笑みに変わってしまうのを自覚し……

 

 ——ドクンという音と共に、何かがカチリと嵌った気がした。

 

 

 

 少し時間が経って——

 気を取り直し、漸く転生者たちのところへ向かう私。

 まだ完全には活力とかエネルギーなどは回復してはいないけれど、それでもだいぶ持ち直して、しっかりと一歩ずつ足を進めていた。

 

 目が覚めてから、おおよそ一時間ほど。

 時刻は一般的に朝食を取るだろう時間も過ぎ、空に登った太陽によって夜に冷えた空気も過ごしやすい気温に。

 それだけの時間を、かなり無駄に消費してしまった感じがするけれど、おかげで気持ちの整理も大方つくことが出来た。

 

 …………なんというか、今更気付くなんて、鈍いにも程があるよね。

 

 何年、一緒に過ごしてきたのか。

 それだけあれば、少しくらいは自覚していてもおかしく無いのに。

 

 計画やその下準備に忙しく奔走していたから、別々に行動する事が多かったから、なんて理由で言い訳は出来ればしたくない。

 

 だってそれは、この胸にある闇を照らす温かな光を、否定することに繋がりそうだから。

 時間を掛けて育まれていた想いを、偽りや嘘にして自ら穢したくは無かった。

 

 気付いてしまえば、目を逸らせない。

 こんなにも大きな感情が、私の中に眠っていたなんて、知らなかった。

 でも、その押し潰されそうなほど存在感を覚えるものが、何よりも温かくて心地良く思えて。

 

「っ……! うぅ……むぅぅ……っ」

 

 コッソリと、一度頬に両手を当てて温度を確認。

 うん、よし……平常、平常……、赤くなんかなってはいない……

 

 自覚した途端にこれでは、先が思いやられる。

 体感年月を考えたら、乙女って年齢ですら無いのに。

 

 しかも、女の子同士だなんて……

 お互いに元魔物で、しかも性別の概念もあまり意味を為さない神格という存在とはいえ、外見も自意識も女同士……いや、割と白ちゃん良い意味でも悪い意味でも男らしい時があるかも。

 格好つけたがりだし、かと思えばダメダメな部分晒して、呆れ果てる時もあるし……

 何だか、もやもやとムカムカと、ほんのちょっぴりドキドキして切ないような、複雑な気分。

 

 それはともかく、今はまだ……この感情を知られたくない。

 嫌われたり拒絶されるのも不安だけど、告げる時期では無いのを分かっているから。

 

 だから胸の内に仕舞っておこう。

 もう少しで全てが終わるから、その時には、きっと——

 

 

 

 

 

 

 そして到着した、転生者たちを押し込めたテントの列。

 エルフの里深くに突入した白ちゃんが確保し、撤退寸前に第十軍が保護した転生者たちは、全員この場所へと纏めて集められていた。

 

 転生者たちはそれなりに大所帯なので、幾つかのテントに分けて押し込んだらしいけど、テントは全て隣接しているし、その外側には第十軍の団員が使うテントで囲って、更に見張りも立たせて睨みを利かせていたので、抜け出そうとした人はいなかった。

 そして、軟禁されていた転生者たちが魔族語や人族語などを話せる訳も無く、指示や命令などの意思疎通には大変苦労したらしいが、数人ほどこの世界の言葉を理解出来る人もおり、彼らが言葉を訳して説明する事で、大きな混乱は起きなかったらしい。

 

 以上の事は、先程フェルミナちゃんから聞いた、昨日の転生者たちの様子。

 

 そして、シュレインたち勇者パーティも負った怪我を治療し、ここで寝かせているらしい。

 彼とスーレシアとの騒動については、既に聞いている。

 誰が悪いのかと聞かれればスーレシアと答えるけれど、あまり深く介入する気は無い。

 

 現在スーレシア姫は、別の場所にて拘束、頭を冷やさせている。

 痴情の縺れ?で人を刺したにしては手緩い対応だけど、構っている余裕が無いのだから処罰等は全て後回し。

 ……というか協力者とはいえ方向性が違うので、態々手を焼く必要なんて本来は無いはず。

 

 彼女の暴走を阻止出来なかった事もあり多少負い目を感じるけれど、あの性格は精神汚染によるものでは無く生来の気質なので、魂をどうこうして何とかなる代物ではない。

 無理に変えようとすれば洗脳と同じであるし、彼女が向ける感情の矢印は一点に集中していて、私から何を言ったとしても精神は小揺るぎすらしないだろう。

 

 それに話を聞く限り、想いの擦れ違いについては、当人同士で片を付けるしか無いと思う。

 私が出る幕が無いことを祈る。

 これ以上、彼女の面倒を見ることになるのは、本当に御免被りたいのだから……

 

 

 密集して並ぶ、テントの列。

 そこから少し離れた場所に集まっている複数の人影を認識して、私は小走りで向かう。

 

 当然先に到着しており待たされた事に微妙にイライラしていそうなユーゴーの他にも、不機嫌さを隠そうともしないソフィアちゃんや困ったような表情のラースくん、そして長い付き合いだからこそ内心を読み取れる、いつもの外行きの無表情を被っていた白ちゃんの姿もあった。

 

 ——少しだけ、胸が高鳴ったような気がする。

 

「……遅かったじゃない。いつまで待たせるつもりだったのかしら?」

「まあまあ、ソフィアさん。別に打ち合わせしてた訳じゃ無いから……」

「俺は軍の再編作業、中断して来たのに何十分と待たされた訳なんだが?」

「…………」

 

 白ちゃんは無言で、批難しているような気配。

 勝手に居なくなっており心配させた事に加え、私が居ないと転生者たちとの話し合いを始められないから、肝心の説明役が一向に来なかった事に憤っているようだった。

 

 他人と話す事が苦手で見知らぬ誰かとでは代弁者である私が居ないと、白ちゃんはそもそも会話すらも始められない。

 代わりに話してくれる私が居るから怠けている節があるので、いつかは矯正させなければ延々と私を頼り続けてしまいそうだと思った。

 

 けれど……、今回はまだいいかな。

 過去のしがらみも絡んだ転生者たちとの話し合いとなると、流石に色々と酷だと思うし頼られている事には、悪い感じはしないから。

 ましてや白ちゃんは、これから会う転生者たちが外見から連想する若葉 姫色という人物とは、別人なのだから……ね。

 

「ごめんなさい、待たせましたか?」

 

 まずは一言謝る。

 ユーゴーを呼び出したのは私だし、これから行う説明も転生者全員が揃っていた方が都合が良いだろうから、最後に来てしまった者として反省の意を示した。

 

「ホントよ、全く。そもそもからして……」

「お前らそーいうのいいから、さっさと行くぞ。後がツッかえてんだ。向こうも待ちきれないようだしよ」

 

 嫌味を飛ばそうとしたソフィアちゃんを遮り、ユーゴーが肩越しに背後を指差す。

 そちらに視線を向ければ、天幕の隙間から此方を覗く複数の顔が——

 

「やべ」

「ちょ、押すなって」

「痛っ。踏んだの誰よっ」

「つ、潰れる……」

 

 次々と引っ込んでいく頭の数々。

 そして、不自然なまでの静けさが生じるのであった。

 

「……ええっと、一つのテントに集めると狭いよね」

「そうね」

「だね」

「なら、広場に出てきて貰う方が良いかな? 周辺には第十軍以外には部外者は居ないし」

「…………お前ら聞き耳立ててんだろ? ほら、椅子だの敷物だの持って出てこい!」

 

 ユーゴーの良く響く号令に、おずおずとテントから出て、ゆっくりと集まり始める転生者たちのみんな。

 その中には腹を刺されて休んでいたシュレインも、少し具合を悪そうにしながらも仲間たちと共に来ており、赤い髪の少女に肩を貸して貰いながらも力強い眼で、此方を見詰めていた。

 

 ……あと何故かは知らないけれど、サジンと荻原くんが抱き合うような形で一纏めに縛り上げられており、二人は両足で地面に線を引きながら首根っこを掴まれ連れて来られていた。

 

 何故……いえ、縛られている理由までは、予想が出来るけれど……

 

 サジンは神言教からの協力者で実質私たち側である事が、転移陣を破壊した時に知られていても何もおかしくは無い。

 けれど実は神言教の密偵で態とエルフに捕まり、内部の情報を無限通話というエルフの里の結界を無視して伝達出来るスキルによって横流していた荻原くんは、その秘密を今迄ずっと隠し通していた筈だった。

 その念話から齎された情報によって計画の仔細を詰める事が出来たから、私たちにとっては影の功労者であるのは間違い無い。

 しかし、他の転生者たちからすれば裏切り者に見えるのも容易に想像がつくので、正体がバレたのなら拘束されても変な事では無い。

 

 ……けれど、この縛り方には疑問しか無い。

 あまりにも近すぎる距離と引き摺られる振動で頭部が衝突し合い、小さな呻きが何度も響く。

 というか、何かの間違いでもあれば……キ、キスしかねない縛られ方に、色々と戸惑ってしまい頭が混乱しそうで。

 しかも他の女子たちは、それを熱の籠もった視線で満足げに眺めているし……

 

 ——忍者は、昔っから潜入工作はお手の物っすよ。こんな風に弱みを探って……

 よ、よせ! 僕の無限通話がお前と接続してしまうっ! 

 オギも受け入れた方がいいよ……、俺の魔剣『朔』と熱い『忍術』を……

 あぁ……結界を貫通して情報が届くっ、アァーッ!!!! 

 

 ……

 …………

 異次元の果てから、変な電波を受信したような気がした。

 腐蝕する楽園(ホモォシス)は、一刻も早く深淵に還って下さい。本当に切に……

 

 頭を振って腐臭がする思考を追い出し、周囲を見る。

 転生者の女子たちの中で幾らかマトモそうなのが、外で冒険者をやっていたアサカさんと委員長だった工藤さんしか居ない状況に目眩がしそうだった。

 そういうの、否定はしないけれど狂的に暴走しているのは、ちょっとね……

 

 私たちを認識すると、誰でもいいからと、次々に助けを求めるサジン。

 泣きが入った切実な声で叫ぶが、この場にいる全員は誰一人例外なく無視を決め込み、その嘆きは虚しく響くのであった。

 

「……そういえば、先生は?」

「件のエルフの少女は、天幕の中で呆然としています」

「連れてきてくれる? その後、指示があるまで各自休息」

了解(ヤー)

 

 背後から姿を見せないままフェルミナちゃんの小声が聞こえ、私は魔族語で密かに指示を出し、彼女はそのまま気配を転生者たちに一切悟らせずに動き出した。

 そして真実を知ったショックからか自失状態に見える先生がやって来れば、私と白ちゃんを見て驚きの表情を浮かべたものの、直ぐに沈んだ顔へと戻るのであった。

 

 そしてフェルミナちゃんが下がるのと同時に、第十軍の影も一切無くなっていき……

 一応、これで全員が揃い準備も整った事になる。

 

「本物?」

「えっ、でも……」

 

 転生者たち全員が集まれば、ヒソヒソと会話する声はより多く増えていく。

 彼ら彼女らの視線が集中して向かうのは、やはりというか白ちゃんと私に対してで、死亡したと言われた人物が現れたからだと思われた。

 

 視線に晒されている白ちゃんは居心地悪そうに、視線から逃れようとスススっと動く。

 私の背後に移動すると、両肩をそっと掴んでは前方へ押し出そうとしてきて、私のことを自身に突き刺さる視線からの盾にするのであった。

 

 その行動によって更にヒソヒソ声は高まるけれど、当の白ちゃんからすればヒソヒソ話も視線も心底嫌だと感じているのが手に取るように理解出来るので、身長差から壁には成れないけれど視線を代わりに受けて上げようかな。

 

 そして、騒がしい転生者たちの中から代表して出てきたのは、既視感を憶えるムスッとした顔の黒髪の少女で、彼女は背後に居る白ちゃんを一瞥した後、私を見ながら口を開いた。

 

「お久しぶり……で良いのかしら? あなたは苔森さんで、後ろのは若葉さんで良いのよね?」

「その前に、工藤さんで合っているよね?」

「ええ、その通りよ」

 

 やはり此方でも纏め役をしているのだろう彼女は、鋭い目付きのまま頷いた。

 

「その質問だけど……今、私は苔と名乗っていて、後ろに居るのは()と名乗っているから。みんなが想像している苔森 真理と若葉(・・) 姫色(・・)とは、別人だと思って」

「それって、どういう……あぁ分かったわ。私たちの知っている二人とは、もう違うと」

 

 やや誤魔化す言い回しになったけれど、私は前世の自分とは精神性が塗り替わり、白ちゃんの方は本当の意味で若葉さんとは別人なので、何も間違った事は言っていない。

 ただ、向こうが誤解したまま勝手に納得しただけに過ぎないのだから。

 

 隅の方に居る先生も、私の言葉に確かに耳を傾けていて、瞳が動揺で揺れていた。

 

「ちなみにだけど……そっちは笹島くんで、こっちは夏目くん? あなたは……消去方で根岸さんかしら?」

「うん、そうだよ。久しぶり委員長」

「おう、当たりだ」

「…………ええ、そうよ」

 

 工藤さんの問いに、穏やかに答えるラースくんと、無愛想に返事するユーゴー。

 そしてソフィアちゃんが面倒臭そうに肯定すれば、今の彼女と前世とのイメージの違いからか、工藤さんの後ろに居る転生者たちが俄然と騒がしくなる。

 

 パンッと、手を打ち合わせる音が数拍鳴り響く。

 それによってざわめきを静かにさせ、続けて次の質問を向けてきた。

 

「……それで? あなたたちは何の目的で此処に来たの? 山田くんたちから聞いた話と、あなたたちの主張、両方を聞いてから判断するわ」

 

 剥き出しの警戒心と押し殺した不安感を纏いながら、工藤さんは此方に問う。

 その内に秘めた感情を察し、私はきちんと受け止め対応しようと思った。

 けれど知りたいと言うのなら、甘い嘘なんて告げはしない。

 容赦無く答えを叩きつける事しか、出来ないのだから。

 

 ——さあ、真実を教えてあげよう。

 何処までも無慈悲で、痛いだけの真実を。




(コケちゃんが居てくれて、ほんと助かるわぁー。喋んなくて済む……マジ感謝)

次回、転生者会議。
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