【完結】コケダマですが、なにか?   作:あまみずき

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S5 慈悲

 王都を脱出してから十日が経った。

 

 俺たちは王都から少し離れた街まで姿を隠しながら進み、ハイリンスさんの旧友だという人物の屋敷に匿って貰っていた。

 

 現時点での俺の立場は、かなり不味いものになっている。

 父上を殺害した反逆者で、王都でクーデターを起こして王座を簒奪しようと画策した王子。

 

 第三王子レストンも共謀し、カティアの実家やエルフの後ろ盾も得て、密かに反乱軍を結成していたのを、事が大きくなる前に阻止した。

 そういう筋書きらしい。

 その情報は各国にも伝達され、晴れて俺は国際指名手配犯という訳だ。

 笑えないな。

 

 その発表がされる前から、カティアの両親である公爵夫妻の姿が見られなくなったらしいので、既にその時から、サイリス兄様の手の者に捕まっていたと考えるのが自然だろう。

 カティアの両親もまた、反逆者と共謀したと冤罪を掛けられていた。

 

 他にも、レストン兄様たちは無事と言っていいのか分からないけれど、生きてた。

 あの場で殺されていなかったのは救いだったけど、反逆罪で処刑されるのは時間の問題だ。

 アナやクレベアも同様である。

 

 後悔だけが募る。

 どうしようもなかったと頭では理解していても、もしもを考えてしまう。

 

 あの時もっと俺に力があれば、あの時上手く動けていれば。

 だが、あの状況を打開するには痛い妄想のような絶大な能力でも持っていなければ、何をしても無駄だっただろう。

 それほどまでに俺と、ユーゴーにソフィアらとの間には、大きな力の差があった。

 

 力があれば、救えた。

 父上も、レストン兄様も、アナもクレベアも、そしてスーも。

 全てを覆す、ご都合主義。

 何が起こっても力を振るえば、何事も上手く収まって大団円。

 

 そんな妄想みたいな力を、俺は一つ持っている。

 それは敵を打ち倒すためのモノでは無く、誰かを助けるための力であるけど。

 あの時ユーリを救ったのは、間違いじゃないと思っている。

 同じような事が目の前で起きれば、俺は誰であろうと救おうとするだろう。

 

 けど、それが本当に正しい事だったのか、ユーリを助けた時に疑問に思ったんだ。

 ユリウス兄様は、どう思うだろうか。

 俺は……、間違っていないよな? 

 

 これからの事をどうすべきか、答えの見えない思考を巡らせていると、扉がノックされた。

 

「何してんの、お前?」

「お邪魔します、シュン君」

「カティア、それにユーリ。ユーリはもう体は平気なのか?」

 

 カティアに少し寄り掛かるようにしてユーリが部屋に入ってきた。

 まだ少しだけふらつくようだけど、目が覚めた時より顔色はだいぶ良くなっていた。

 

「まだちょっと貧血気味だけどね。それ以外はもう平気だよ」

「無理はするなよ? 死にかけたんだ。安静にするのに越したことは無いんだから」

 

 ユーゴーが突然目標を変えて放った魔法は、ユーリを貫いた。

 その傷は跡形もなく消し去ったが、重傷だった事には変わりない。

 

 そう思ってユーリを見ていたんだけど、何故かユーリは自分の体を掻き抱くように身を捩った。

 

「……何処見てるの?」

「ちがっ、そういうつもりじゃ!」

 

 シミ一つ無い、なだらかな肌がフラッシュバックする。

 あれは不可抗力だから仕方ないと、誰に言うでもなく心の中で言い訳する。

 

「シュゥーンンー?」

「カティア、誤解だ!」

 

 ジットリとした視線に晒され、俺はたじろぐ。

 何を言っても火に油を注ぎそうだと口籠っていると、救いの手は差し伸べられた。

 

「あ、これ返すね。大切な物なんでしょう?」

 

 そうユーリから手渡されたのは、ユリウス兄様の形見であるマフラーだった。

 

「ごめん、手間かけさせたか?」

「いいえ、助けてくれてありがとう。シュン君」

「ああ……」

「……?」

 

 なんだ? 

 なんかいつものユーリとは違うような……

 妙に静かな……、ああそうか。

 

「ところで、今日は勧誘活動しないのか?」

「もう! 私だってそういう時じゃないって弁えてますっ!」

 

 毎回いつも出会う度に神言教に入る気になったと聞かされ続けてきたから、それが無いとなると何とも言えない不思議な感覚を覚えたりもするけど、そりゃそうか当然だよな。

 

 なのに、距離感はいつもと変わっていないので顔が物凄く近くにあって、ジッと大きな瞳で覗き込まれると、俺も一応男の端くれだから、その少し困ってしまう。

 

「シュン君……」

「……ユーリ」

 

 そのまま見つめ合う。

 無音が痛いほど張り詰め、何かに流されそうになった時、わざとらしい咳払いが。

 

「おっほんっ!」

「うお!?」

「きゃ!?」

「お前ら……、俺の事忘れてないか?」

 

 慌ててお互い弾かれるように後ろに下がり、距離を空けた。

 一呼吸して気持ちをリセットした時、ユーリが俺に対して質問してきた。

 

「ねえ、少し聞いてもいい? あの時の治療魔法は、普通の治療魔法じゃないよね?」

 

 なんて言えばいいかな、特にユーリには……

 

「言いたくないのか?」

「あ、ごめんね無理にって話じゃないの。それで先生を治せたらなって。私でも先生の状態異常を治すのは難しくて」

 

 一部の内容だけ伏せれば話しても問題無いけど、無理に聞いてこないなら助かる。

 

「とっくに試したけど、あれはこういう時には使えないんだ。ごめん」

 

 ソフィアと戦っていた先生は、昏睡という状態異常を掛けられたようだった。

 鑑定してみた結果では、十五日経てば自然と解除されるようで、何もしなくても目は覚めるし、命に別状は無い。

 昏睡自体は、治療魔法を根気よく掛け続ければ早く目が覚めるみたいで、もうじき目覚める程度には治療が進んでいた。

 

 ただ、鑑定で俺が見れたのはそこまでだ。

 先生も、ステータスやスキルは読み取れ無いようになっていた。

 

 ユーゴーやソフィア、それに先生。

 彼ら彼女らは、何を知っているんだ? 

 

 先生が秘匿している知識や情報についても、大いに気になる。

 ユーゴーが持っていた見たこと無いスキルについてや、ソフィアの事について。

 レストン兄様と先生が顔見知りだった事も、いつの間にあれだけの兵を集めていた事も、どれも俺は知らなかった。

 

 それに、やたら意味深な台詞ばかり吐いて痛めつけるだけで、結局俺を殺さなかったユーゴー。

 ソフィアという謎の転生者と、魔族との関係。

 ご主人様。

 

 これらの関係性は、一体何だ? 

 結局、先生の言葉も、ユーゴーやソフィアの言葉も、どれが正しいのか分からない。

 

 情報が不足している。

 基準となる絶対正しい真実も、俺は何も知らない状態だった。

 

「シュン? おい聞こえているか?」

「あ、悪い。何だ?」

 

 どうやら思考に没頭しすぎたようだ。

 カティアの呼ぶ声に、現実へと引き戻される。

 

「フェイの事なんだが」

「ああ」

「凄いよね。あんなに綺麗な翼」

 

 光を反射して煌めく、巨大な白い竜。

 どうにも俺が勇者になった事で使い魔として契約していたフェイにも影響が出て、新たな進化の選択肢が生まれた結果、希少な光竜に進化したらしい。

 地竜としての優れた防御力をそのままに、流麗な翼を手に入れた事によって空中でも自由に飛び回れる能力を得ていた。

 

 勇者が魔物を使役していると、そういう特殊な進化をする事があるらしい。

 単純なステータスだけでも、上位竜を越えて龍の領域に踏み込んでいるし、スキルの数も凄い。

 ぶっちゃけ、俺よりも強いのは間違い無い。

 

 そのフェイだけど、今は街にほど近い森の中に身を隠している。

 さすがにあの巨体では、街の中に入れる訳にはいかないし目立ってしまうからな。

 

「フェイちゃんは何か言ってた?」

「退屈すぎて、暇で暇で死にそうだってさ」

 

 フェイの方は大丈夫だろう。

 それより問題は……

 

「スーは……、無事なんだろうか」

 

 人質となっていたスーは、今はユーゴーに連れられてレングザンド帝国に転移しているらしい。

 名目上は、以前から打診されていたユーゴー王太子の婚約者として国を出るという事らしいが、それが虚偽だと俺でも感じ取れる。

 

 ユーゴー、お前は何がしたいんだ? 

 俺を散々痛めつけたけど結局殺さず、ユーリは殺そうとしたのは何故だ? 

 幾つものの言動に、不自然や違和感が多すぎる。

 

「スーのことは考えても分からないんだから信じるしかない。大丈夫だ、あの子は強かだから人質だと言うのに図太く立ち回っているさ」

「そうですよ! シュン君一筋なスーレシアちゃんが簡単に諦めたりしませんって。むしろ……」

 

 そうだよな、俺の自慢の妹だ。

 俺が先に弱音を吐く訳には、いかないよな。

 

「ありがとう……、カティア、ユーリ」

 

 俺は、辛い時こそ笑わないとなと、笑みを浮かべる。

 二人も、優しげな表情で微笑み返してくれた。

 

「シュン、いるか? っと、お邪魔だったか?」

「ハイリンスさん。いえ、大丈夫です」

 

 扉を開けたハイリンスさんが、顔を覗かせる。

 何の用だろう? 

 

「レストンと、公爵夫妻の処刑が三日後に決まった」

 

 俺たちは、息を呑む。

 背筋に走った冷たい感触に、怖気立つ。

 

「かなり大々的に告知されている。処刑であると同時に、十中八九俺たちをおびき寄せるための罠だろう」

 

 追手は俺たちを探すのではなく、向こうから来てもらうように作戦を切り替えたのだろう。

 

「俺たちが来るのをレストン殿下は望まないだろう。それを踏まえた上で聞く。どうする?」

 

 罠だとしても、レストン兄様の想いに反するとしても、俺の考えは変わらない。

 答えなんて、最初から一つだけだ。

 

「行きましょう」

 

 

 

 

 

 

 王城を駆け抜ける。

 不気味なほど酷く静まり返り、いつもなら配置されている筈の見張りすら一人も居ない城内は、明らかな異常を示していた。

 

 フェイに乗って上空から高速で接近して、誰にも気付かれずに城壁に降り立って潜入した俺たちだったが、順調すぎるほど妨害も何も無く計画通りに進んでいる。

 元々計画とも呼べないような、警戒網が薄いだろう空からフェイで侵入して、レストン兄様たちを救出するという単純な作戦であったけど、それにしてもこの状況は可笑しいと感じていた。

 

 城の中には兵士も文官も誰一人いない、ただ一つの場所を除いて。

 

 玉座の間。

 その場所にだけは、ハッキリと反応があるのを気配感知で把握していた。

 確実に罠だろう。

 けど、此処まで来て今更引き返す事は出来ない。

 

 ソフィアか、黒装束か、それとも俺が及びもつかないナニカか。

 誰が待ち受けているのか不明だけど、覚悟を決めて向かうしかない。

 

 此処に来たのは、俺とハイリンスさんに、カティアとユーリ、その四人だけだ。

 昏睡から目覚めた先生だったけど十日以上も眠り続けていたため体がすぐには動かせず、言葉で引き留めようとする先生を無視して俺たちは来た。

 

 管理者か……

 

 この世界が、神の遊技によって作られた世界だというのは、納得出来る。

 ステータスやスキル、大凡ゲームのようだと思った事が全て管理者の手によるもので、俺たちはそれを鍛えては成長させて、最後には管理者に回収される。

 

 そういう仕組みが、この世界に敷かれている。

 人族と魔族が争うのもそうだし、勇者と魔王が指名されるのも同じような理由なのだろう。

 人々が戦い続ける事を強要され、その果てに死んだ後、管理者が力を得る。

 

 そのような事が、古くからエルフで伝わっていると、先生は締め括った。

 

 そして、大量のスキルポイントを有している転生者は格好の獲物であり、エルフはそれを嫌って転生者に力を付けて欲しくないため、里に集めて鍛えさせる必要が無いように隔離しているとも。

 

 俺たちは、その話を信じられないと思いつつも、耳を傾けて聴いた。

 

 ユーリは最初、酷く狼狽えていた。

 今まで盲目的に信じてきた神言が、そんな得体のしれないモノだと知ってしまった彼女の衝撃は計り知れないものだろう。

 けど、彼女にも何か思い当たる節があるのか、黙り込んだまま口を噤んでしまった。

 

 カティアは、先生が持つ情報の信憑性を疑っていた。

 古くから伝わっているからといって、それが事実であるとは限らない。

 先生自身も、全てが本当なのか正直分からないと言うが、実際に管理者の部下を見たことがあるらしい。

 それが、あのソフィアと呼ばれる少女で、管理者の側に付いた転生者、根岸彰子。

 

 他にも、エルフが管理者と敵対しているのなら、転生者は力を付ける前に始末するのではという質問に、先生は族長であるポティマスの鶴の一声で転生者は生かす方向になったと言った。

 

 俺は……、一つだけ質問をした。

 先生は、禁忌について知っていますかと。

 

 ユーリが驚愕の目で俺と先生を見ていたのを憶えている。

 それでも、聞かなくちゃならないと思った。

 

 そして先生の答えは、知らないだった。

 

 一般的に知られている、レベルを10にすると恐ろしい事が起きるというのは知っているけど、それが何なのかエルフでも伝わっていないと。

 

 

 先生との話は、そこで終わった。

 日が沈んで暗くなり、作戦の予定時刻になったからだ。

 

 俺たちは無言のまま走り続ける。

 緊張が俺たちを包み込み、暗闇だけが周囲を埋め尽くしていた。

 

 そして辿り着いた大きな空間を持つ、玉座の間。

 玉座に座るサイリス兄様の様子は、普通では無かった。

 

「余が、王だ……」

 

 そのサイリス兄様の前にひれ伏すように並べて座らせられた、レストン兄様とアナにクレベア、カティアの両親たち。

 

 その首に剣を突きつける虚ろな目をした五人の兵士たちが、サイリス兄様の意思が感じられない平坦な宣言で動き出す。

 

「この玉座は、余のものだ。余が、王なのだ」

 

 明らかな異常だとわかるサイリス兄様は、壊れたロボットのように言葉を紡ぐ。

 その姿は、普段の厳しくも理性的な雰囲気が欠片も無い。

 

「玉座を、脅かす、もの、は、要らぬ」

 

 兵士たちの剣が、レストン兄様たちに振り下ろされた。

 距離が遠い! 間に合わない! 

 

 背後で悲鳴や歯軋りが聞こえるのを無視して俺は走り、剣を振り下ろした兵士たちを突き飛ばしレストン兄様たちに駆け寄る。

 

 五人とも、抵抗なんて無かったかのように綺麗に首を斬り落とされている。

 首を切断されて、生きていられる人なんていない。

 

 それでも、俺のスキルを使えば、死を覆して救う事が出来る。

 《慈悲》という名のご都合主義があれば。

 

 レストン兄様の完全に分かたれていた体と頭が繋がり、同時に命の鼓動が蘇る。

 兄様を連れて行こうとした死神が、遠くへと消え去っただろう。

 

《熟練度が一定に達しました。スキル「禁忌LV5」が「禁忌LV6」になりました》

 

 慈悲のスキルは、禁断の死者蘇生を成し遂げる。

 ユーリが疑問に思ったのも当然、これはただの治療魔法では無いのだから。

 

 俺は、レストン兄様の蘇生を完了させると、すぐさまアナとクレベアの蘇生に移る。

 それも問題無く蘇生に成功し、二人が息を吹き返す。

 

 次は、カティアの両親……

 

「おい、シュン! 血が出てるぞっ!」

「え?」

 

 ハイリンスさんの叫びに、俺は顔を上げる。

 その動きと同時に口の中に生温い鉄の味が入ってきた。

 

「あ……、鼻血か?」

 

 ボタボタと鼻の奥から溢れてくる血液は、一向に止まる気配を見せない。

 それどころか、ドンドン勢いを増していく。

 

「シュン君! 無理をしないで!」

「そう、ですわ……。シュン、私は覚悟してましたから……もう……」

 

 心配そうにしているユーリと、悲しげな顔をしているカティア。

 そのカティアの悲痛な表情を見て、俺は死力を振り絞る。

 

 慈悲のスキルはおそらく全スキルの中で唯一の死者蘇生のスキルだが、その分制約もデメリットも大きい。

 

 まず、MPを大量に消費する。

 勇者となってステータスが大幅に上昇した俺でも、同時に五人を蘇生させるのはギリギリになるだろう。

 もしかしたら僅かに足りず、MPを補う必要があるかもしれない。

 だが、それは問題では無い。

 

 次に、蘇生させる遺体があまりにも損壊していれば成功しないし、死後間もなく感覚から言って数分以内でなければ効果が無いという事も。

 あの時、父上がいつから死んでいたのか分からないので確証は持てないけど、まず蘇生は不可能だっただろう。

 

 最後に、これが最大のデメリットなのだろう。

 

《熟練度が一定に達しました。スキル「禁忌LV8」が「禁忌LV9」になりました》

 

 慈悲を使用するたびに、禁忌のレベルが上がる。

 今のところ禁忌のスキルが俺に何かデメリットを齎した事は無いが、レベル10にした時に何が起きるかは分からない。

 

 けど、俺は……

 

 MPポーションを取り出して飲み干し、最後の一人を蘇生する。

 魔力切れ寸前で頭痛が酷く気分が悪いが、無視する。

 血涙でも伝っているのか視界が赤く染まり、耳から聞こえてくる音が遠い。

 

 デメリットもリスクなんてものも知ったものか、俺はこの手で救えるモノは全部救うと決めたんだから。

 

 そして、蘇生が成功すると……

 

《熟練度が一定に達しました。スキル「禁忌LV9」が「禁忌LV10」になりました》

《条件を満たしました。禁忌の効果を発動します。インストール中です》

 

「グアアアアアァァァッッ!!??」

 

 俺の中に、何かが流れ込んでくる。

 あまりの激痛に頭が割れそうだ。

 

 遠くから、俺を呼ぶ声がする。

 霞む視界には、カティアやユーリ、それにハイリンスさんの姿が見えるが、何を言っているのか上手く聞き取れない。

 

 莫大な情報の奔流に、俺の意識が撹拌され闇へと押し流されていく。

 その中で、俺はある真実を知った。

 

《インストールが完了しました》

 

 禁忌の意味。

 この世界の真実を。




「蘇生による剥離を確認、禁忌もカンストした? ……まあ、いい。予定通りに進めよう」
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