そこまで長くはならないかも?
いつからだったか。
オレがアイツとの戦いに虚しさを感じるようになったのは。
気のいいおばさんが死んだ。最愛の弟が死んだ。友達がみんな死んだ。
それに少しずつ、慣れ始めたのは。
オレだって何度殺されたか……いや、特にやることも無く、ただ何回繰り返されたのかは数えていたか。
そうなってしまったのも、オレの心はとっくの昔に壊れていたからだろう。
オレの目的は、いつしかモンスターを救うための審判ではなく、アイツを止めることに変化していた。
だからオレは、こうなるのも仕方がないと割り切ってしまっている。アイツを止めるには必要なことなんだ。
塵が舞う。
オレがやったんだ。
不思議なことに、オレは罪を感じた。もう何があっても、オレの心はなにも感じなくなっていたと思っていたのに。
ああ、いっそのこと心が壊れて
その代わりにオレは地獄の苦しみを味わうことになるだろうが。
それに、オレのLOVEが上がれば罪も感じなくなる。繰り返されたとしてもオレは再び何も感じずにできるはずだ。
大丈夫、オレならやれる。アイツに殺されてしまうぐらいなら、いっそオレの手で……アイツを止めるために力を貸してくれ。
それが、アイツと同じであったとしても、オレは止まらない。オレはもう止まるつもりはない。
アイツには、もう何も残さない。オレが全て奪ってや……あ?
アンタか。こっちに出てくるのは珍しいな?やっと重い腰を上げて、オレに協力する気になったのかい。
そうだな、オレは最低でクズなスケルトンになっちまった。だが、オレにはもうこれぐらいしか分からないんだ。
アイツを止めるためなら、オレはどんなことでもするぜ。
あ?人理に危機が及ぶ?それでもやるのかって?
へへっ……どうでもいいさ。
世界が終わるのは何度も経験してきた。いまさら人理が崩壊したところでどうでもいい。
それが聞けて安心したって?へっ、お前さんだって研究のためなら壊すだろう?いや、もう何度か壊してんじゃないか?
…まあその辺は置いとくぜ。そろそろ行かねぇと間に合わないからな。
もしヤバくなったら……来てくれよ?
ああ、最後の手段としてな。
……はあ、こんなにいい物があるなら、もっと早く出して欲しかったぜ。
この『聖杯』、どう使ってやるかな。
基本は1000文字程度で投稿していこうと思います。
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