これぐらいの文章量だと休憩時間でちょくちょく書けばなんとか投稿できそう。
勉強は怠ってはいないので定期試験への邪魔にはなっていないはず……。
地下世界へ
何度目だろうか。
レイシフトにて特異点に出た時、空にいるのは。
「またこれかぁぁあ!?」
「またこれですかぁあ!?」
今までにもあった空中転移。サーヴァントが助けてくれたりしてくれていた前回などとは違い、辺りはただ森が広がるばかり。しかも、落ちる先は巨大な大穴だ。
「「わあぁぁぁぁあ!!!?」」
落ちる。落ちる。落ちる。
木々が上に通り過ぎ、土の壁が2人を取り囲む。
そのまま落ち続けて、やっと底に着いた。
「ぁぁあああヘブッ!?」
「ぁぁあああきゃんっ!?」
かなりの高さから落ちた2人は、黄色い花畑にダイブした。
しかし、2人には軽い擦り傷はあるものの、落ちた衝撃はほとんどない。
「あ……あれ?生きてる?」
「先輩!無事ですか!?」
「大丈夫。マシュは?」
「私も平気です……おそらく、この花のおかげかと」
「花?」
「はい。この花、強力な魔力を纏っています。この花が私たちを受け止めてくれたのかと…」
「へ〜……あれ、そういえばほかのサーヴァントは?」
「……どこにも見あたりませんね」
「う〜ん……とりあえずカルデアと通信をとってみよう」
機器の電源を入れてみる。しかし、砂嵐しか映らず……いや、何かがうっすらと映っていた。
「え……何これ?」
「…………顔?」
少しずつ浮かび上がっていくのは真っ白な顔。だんだんと見えてくるにつれて機器が不気味な音を出し始める。
直後、砂嵐が消え、真っ暗な画面に文字が浮かび上がった。
『ようこそ、人類最後のマスター』
「え?」
「これは……誰かからのメッセージでしょうか?いえ、これはカルデアとしか繋がらないはずです!」
『この機器は少しばかり借りている。しかし、私がこうして干渉していなくても、この特異点の持つ時空の歪みのせいで通信は出来ないだろうがね』
「時空の歪み……あなたは誰だ?オレたちに何をさせたい?」
『話が早くて助かるよ。では、まずはこの地下世界にいるニンゲンと会ってくれないか』
「人間……その人の情報は?」
『青とピンクの服を着た、笑顔を貼り付けている子どもだ。彼女ならば君たちに協力するだろう』
「子ども……とりあえず会ってみるか」
「はい、では進みましょう先輩」
『……待ちなさい』
「ん………なんだ?」
『そう信用していいのかい?あきらかに怪しい私の言葉を』
「今はそうするしかないからね。何か罠の類かもしれないし、気をつけては進むけれど」
「そうですね。いま私たちは何も分からない状態です。どんな情報でも、まずは確かめてから。信じなければ、それこそ何もできませんから」
『そうか……では、気をつけるといい。この地下世界には複数の殺人鬼がいるからね』
「え、殺人鬼!?それって……」
「先輩……映像が途切れました」
映像が消え、再び静かになる。2人は顔を見合わせると、互いに頷き奥へと進んでいった。
どうやらここは遺跡らしい。
壁や床には白い塵が付いており、所々が崩れていた。大量の瓦礫やトラップが進行を妨げるも、2人は注意深くそれらを突破していく。
「ここは何の遺跡なんだろう?」
「あらゆるデータをカルデアで見てきましたが、どれも見たことの無い作りです。これだけでは地球のどの辺りなのかも分かりませんね」
「うん……それにしても、こんなに崩れてたり塵があったり……しばらく誰もいなかったのかな」
「いえ、所々に足跡があったりします。誰かがいたのは間違いないかと。この崩壊も最近のものだと思われます」
まだ小綺麗な床に積もる塵は、突然出現したかのような不自然さを感じさせる。崩れている柱や壁も、まだパラパラと破片が落ちていた。
「こんな惨状を作ったナニカが、まだ近くにいるかもしれないね」
「はい、気をつけて進みましょう」
2人は周囲に気を配りながらも、恐れる様子もなく進んでいく。一般人であったマスターと世間をほとんど知らない少女とは思えぬ胆力だが、今までの冒険はそれほど過酷であったのだ。
カルデアはいま、喧騒に包まれていた。
「どうなってるんだ!?」
「機材の点検は済んでたのか!」
「はい、問題は無いはずです!」
レイシフトは完了した。しかし、それは立香とマシュの入ったコフィンのみ。
サーヴァントを送るための転送装置は活動を停止し、その後は何も反応を示さない。
特異点へ行けたのはマスターとデミ・サーヴァントのみという危険な状態であった。
「マズイぞ、現状で立香くんを守れるのはマシュしかいない。そうなると、接敵した場合は防戦一方……耐久戦においてマシュは優秀だけど、大量の敵が現れた場合はどうしようもないぞ!」
「う〜む……これは、現地での呼ばれたサーヴァントと協力するしかないが……これほどの歪み。抑止も手を出せるかどうか怪しいね」
頭を悩ませる天才と医療スタッフ。一応、立香とマシュのバイタルや魔力状態など、身体の健康状態などは観測できるため、なんとか存在証明は出来そうではある。
存在証明は行動や座標など、もっと様々な情報が必要なのだが、なぜか健康状態の情報だけでも2人は特異点に留まっている。
おそらく、特異点から招待を送ってきた何者かの所業だろう。
「2人は無事かなぁ……」
「おや、いつものロマニだね。2人を心配するあまり、少々信じきれてないような言動をするのはキミの悪い癖だ」
「うう……仕方ないじゃないか。心配なのは心配なんだ。こんなことは今までに無かったし……」
「まあ、気持ちはわかるけどね。とりあえず、今は2人が無事に特異点を修復してくれるのを待つだけさ」
「ああ、そうだね」
2人はこまめにバイタルや魔力循環を確認しながらも、未だなんの情報ももたらさない特異点の表示を睨みつける。
世界中を忙しなく瞬間移動しているかのような赤点は、そんな2人を嘲り笑っているかのようにブレ、移動し続けるのだった。
ちょっと口調が怪しいか?
主人公の口調をFGOの選択肢のようにするべきか、アニメのようにするべきか悩んでいたら混ざっちゃいました。
正直この作品どう思う?(気軽に、正直にお願いします)
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面白いと思うよ
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あんまり面白くないかな
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あまり興味をそそられない
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全然面白くない