FGOでモルガンどころかガヴェイン、トリスタンすら一体も出てこなかった。あれだけ回した石を返せ(泣)
せめて星4サーヴァントくらいよこせ……。
3人は自己紹介と、自分たちが置かれている状況を話しあった。
立香とマシュは、特異点のこととそれを生み出す聖杯のこと、この特異点を修復し本来の歴史にするために来たことを。
フリスクは、この地下世界に
「そとはそんなことになっているのか。まあ、私がすることは変わらないが」
「そうですね。モンスターを倒さないと出れない……まるでダンジョンのようです!」
「マシュ、なんかワクワクしてない?」
「え、いえいえ!そんなこと…」
ファンタジーのような出来事にはまだまだ弱いマシュ。今まで本の中で見てきたような展開に少し興奮していた。
「……懐かしい」
「え?」
「私がここに来た時……相棒と、そんなふうに胸を躍らせたものだ」
「相棒……その方はどこに?」
「ぬ……死んだよ。モンスターに殺されたんだ」
「そうなのですか……すみません、聞いてしまって…」
「気にするな。さて、そろそろ行くぞ。あのスケルトンのようなやつがアイツだけとは思えない。他のモンスターが殺し尽くされてしまうと、地上に帰れない……殺した者以外はな」
「そうなのか……よし、行こう!」
「はい、先輩!」
塵で汚れた遺跡を彼らは再び歩き始める。終点が近いのか、トラップの数も少ない。遺跡に入ったばかりの時よりもスムーズに3人は進んで行った。
「あれは……」
「家、ですかね。可愛いお家です」
「……ここは、この遺跡の管理人の家だ。ここまで来てモンスターが見当たらず、塵しか無かったのを見ると、この家にいるのか、はたまた1匹残らず殺られたのか」
「管理人……気をつけていこう、マシュ」
「はい。戦闘準備は万全、いつでも行けます」
「そうか……では行くぞ」
ピンク色の家へと3人は足を踏み入れる。フリスクは、手馴れた様子で部屋を物色し、キッチンへと足を運んだ。
「パイ……ママが見当たらない今、これが手に入ったのは嬉しい」
「ママ…ですか?」
「いや、なんでもない。気にしないでくれ」
(見つからない……ナイフはどこだ?)
1階の探索が終了し、残りは下層へと続く階段のみ。階段を下り、通路を進んで行くと何者かの声が聞こえてくる。
「話し声……」
「っ、先輩」
「こっそり見てみよう」
角の壁に隠れ、曲がった先を覗き見る。そこには、一体のスケルトンとヤギのようなモンスターがいた。
「あのヤギが管理人だ。名はトリエル。そして、おそらくあのスケルトンはサンズ。管理人と仲の良いコメディアンだ」
「……っ、あのスケルトン、さっきの敵と似てないか?」
「観測してみます……っ!?先輩!あのスケルトンから聖杯の反応が!?」
「なんだって!?」
「……聖杯、だと?アイツめ、そこまでして私を…!」
特異点を形成する聖杯。その持ち主があのサンズというスケルトン。先程の敵と似ているところも、あのスケルトンが殺戮を行っている主犯なのでは…?
そうやって3人が三様の反応をしている間にも、2人の会話は進んでいた。
「あなたの言っていた殺人鬼は見あたらなかったわ。この遺跡は安全よ。次は何をすればいいの?」
「……いや、いる。殺人鬼はアンタの命を狙ってる」
「……え?…どうして?殺人鬼はここで私たちを傷付けたりしないわ。恐れることは何もないのよ。とりあえず、落ち着いて?焼きたてのパイでもいかがかしら?」
「……あぁ……ええと…だな……」
「……どうしたの?」
「……オレは………」
「…………」
「………っ」
サンズが右腕を振り抜く。その手には、1本のおもちゃのナイフが握られていた。しかし、おもちゃだというのにその威力は高く、トリエルの体を斜めに斬り裂いた。
「なっ!?」
「そんな……」
「やっぱりあのスケルトンが殺戮を行っていたんですね…!」
トリエルは膝をつき、痛みに顔を歪ませる。サンズはその姿を、顔を悲痛に歪めながらも見続けていた。
「……あなたは…本当にあの人なの?」
「………………」
「あなたは、私に色んなジョークを言っていたわよね。このドアの後ろで……」
「………………」
「……あなたを信じていたのに」
「……………っ」
「あなたは、私にこれが大切なことだと言ったわよね。だから、私が心配していた殺人鬼は……あなただったのね」
「……ああ、これは大切なことだ」
サンズの返事を聞いたトリエルは、その顔を哀れみと悲しみに染め、塵となった。
「……ごめんよ、おばさん」
サンズはフードを被り、大きなドアから外へと出て行った。
「……私たちのEXPを盗んだな…!」
「……とりあえず、あとを追いかけよう」
「はい、あのスケルトンから聖杯を手に入れれば、この特異点も少しは安定するはずです」
3人もドアを開け、奥へと進んでいく。やがてこれまた大きな階段とドアが現れる。ドアを開けると、そこは雪に包まれた白銀の世界だった。
勉強疲れた……。
定期試験が終わったら、こちらよりもゆらぎ荘の帝王様の方を優先しますので、投稿が間が空いた場合はそういうことなんだなと思ってください。
正直この作品どう思う?(気軽に、正直にお願いします)
-
面白いと思うよ
-
あんまり面白くないかな
-
あまり興味をそそられない
-
全然面白くない