Dust Fate 〜灰塵の復讐〜   作:サンサソー

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何気に1日に3回投稿は初めてですね。

FGOでモルガンどころかガヴェイン、トリスタンすら一体も出てこなかった。あれだけ回した石を返せ(泣)
せめて星4サーヴァントくらいよこせ……。



間に合わなかった

3人は自己紹介と、自分たちが置かれている状況を話しあった。

 

立香とマシュは、特異点のこととそれを生み出す聖杯のこと、この特異点を修復し本来の歴史にするために来たことを。

 

フリスクは、この地下世界に長く住んでいること(・・・・・・・・・)、ここには大量のモンスターがおり、それらを殺し尽くさないと(・・・・・・・・)地上に出れないことを。

 

「そとはそんなことになっているのか。まあ、私がすることは変わらないが」

「そうですね。モンスターを倒さないと出れない……まるでダンジョンのようです!」

「マシュ、なんかワクワクしてない?」

「え、いえいえ!そんなこと…」

 

ファンタジーのような出来事にはまだまだ弱いマシュ。今まで本の中で見てきたような展開に少し興奮していた。

 

「……懐かしい」

「え?」

「私がここに来た時……相棒と、そんなふうに胸を躍らせたものだ」

「相棒……その方はどこに?」

「ぬ……死んだよ。モンスターに殺されたんだ」

「そうなのですか……すみません、聞いてしまって…」

「気にするな。さて、そろそろ行くぞ。あのスケルトンのようなやつがアイツだけとは思えない。他のモンスターが殺し尽くされてしまうと、地上に帰れない……殺した者以外はな」

「そうなのか……よし、行こう!」

「はい、先輩!」

 

塵で汚れた遺跡を彼らは再び歩き始める。終点が近いのか、トラップの数も少ない。遺跡に入ったばかりの時よりもスムーズに3人は進んで行った。

 

「あれは……」

「家、ですかね。可愛いお家です」

「……ここは、この遺跡の管理人の家だ。ここまで来てモンスターが見当たらず、塵しか無かったのを見ると、この家にいるのか、はたまた1匹残らず殺られたのか」

「管理人……気をつけていこう、マシュ」

「はい。戦闘準備は万全、いつでも行けます」

「そうか……では行くぞ」

 

ピンク色の家へと3人は足を踏み入れる。フリスクは、手馴れた様子で部屋を物色し、キッチンへと足を運んだ。

 

「パイ……ママが見当たらない今、これが手に入ったのは嬉しい」

「ママ…ですか?」

「いや、なんでもない。気にしないでくれ」

(見つからない……ナイフはどこだ?)

 

1階の探索が終了し、残りは下層へと続く階段のみ。階段を下り、通路を進んで行くと何者かの声が聞こえてくる。

 

「話し声……」

「っ、先輩」

「こっそり見てみよう」

 

角の壁に隠れ、曲がった先を覗き見る。そこには、一体のスケルトンとヤギのようなモンスターがいた。

 

「あのヤギが管理人だ。名はトリエル。そして、おそらくあのスケルトンはサンズ。管理人と仲の良いコメディアンだ」

「……っ、あのスケルトン、さっきの敵と似てないか?」

「観測してみます……っ!?先輩!あのスケルトンから聖杯の反応が!?」

「なんだって!?」

「……聖杯、だと?アイツめ、そこまでして私を…!」

 

特異点を形成する聖杯。その持ち主があのサンズというスケルトン。先程の敵と似ているところも、あのスケルトンが殺戮を行っている主犯なのでは…?

 

そうやって3人が三様の反応をしている間にも、2人の会話は進んでいた。

 

「あなたの言っていた殺人鬼は見あたらなかったわ。この遺跡は安全よ。次は何をすればいいの?」

「……いや、いる。殺人鬼はアンタの命を狙ってる」

「……え?…どうして?殺人鬼はここで私たちを傷付けたりしないわ。恐れることは何もないのよ。とりあえず、落ち着いて?焼きたてのパイでもいかがかしら?」

「……あぁ……ええと…だな……」

「……どうしたの?」

「……オレは………」

「…………」

「………っ」

 

サンズが右腕を振り抜く。その手には、1本のおもちゃのナイフが握られていた。しかし、おもちゃだというのにその威力は高く、トリエルの体を斜めに斬り裂いた。

 

「なっ!?」

「そんな……」

「やっぱりあのスケルトンが殺戮を行っていたんですね…!」

 

トリエルは膝をつき、痛みに顔を歪ませる。サンズはその姿を、顔を悲痛に歪めながらも見続けていた。

 

「……あなたは…本当にあの人なの?」

「………………」

「あなたは、私に色んなジョークを言っていたわよね。このドアの後ろで……」

「………………」

「……あなたを信じていたのに」

「……………っ」

「あなたは、私にこれが大切なことだと言ったわよね。だから、私が心配していた殺人鬼は……あなただったのね」

「……ああ、これは大切なことだ」

 

サンズの返事を聞いたトリエルは、その顔を哀れみと悲しみに染め、塵となった。

 

「……ごめんよ、おばさん」

 

サンズはフードを被り、大きなドアから外へと出て行った。

 

「……私たちのEXPを盗んだな…!」

「……とりあえず、あとを追いかけよう」

「はい、あのスケルトンから聖杯を手に入れれば、この特異点も少しは安定するはずです」

 

3人もドアを開け、奥へと進んでいく。やがてこれまた大きな階段とドアが現れる。ドアを開けると、そこは雪に包まれた白銀の世界だった。

 

 




勉強疲れた……。

定期試験が終わったら、こちらよりもゆらぎ荘の帝王様の方を優先しますので、投稿が間が空いた場合はそういうことなんだなと思ってください。

正直この作品どう思う?(気軽に、正直にお願いします)

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