サマーセールとかまじ何買うか迷うよね・・・。
さて、今回もゆっくりみていってね!
弾幕ごっこから数日。もう少しで大ちゃん無しでは生きられない身体にされるところだった俺は、ようやく外に出ることを許された。危なかったぜ。今日は久しぶりにチルノと遊ぼう、そう思って大ちゃんと一緒に外に出る。外に出るとき大ちゃんが手を繋いできた、少し照れた様子で。天使か!全く大ちゃんは可愛いなあ。なんて思いながら俺は手を握り返す。大ちゃんは顔を赤くして、照れてしまったけど離す様子でもないのでそのまま歩く。
「チルノいないねー」
「そ、そうだねどこかで遊んでると思うんだけど」
しばらく辺りをさがしていたんだけどチルノどころか妖精すら見ない。むむむ
心当たりはある、おそらく萃香の仕業だろう、彼女が起こした異変はとにかく人や妖怪を集めて宴会を開こうというものだった。今年は春が短く、ほとんど宴をしていなかったことに不満を感じ自らの能力で宴会を執り行ったというわけだ。はた迷惑な異変だけどまあ気持ちはわからんでもない、というわけで恐らく色んな種族の人間やら妖怪を集めて宴会を開いているのだろう。いいなー
実は俺、白玉楼でやった宴会以外の宴会に参加したことがないんだよね。いつもピチュってたし。しょうがないよね。
・・・宴会かー。行ってみようかな。たしか博麗神社で宴会させてたはずだし。そうと決めればさっそく博麗神社へごー!大ちゃんの手を引いて俺は博麗神社へと向かうのだった。
博麗神社に着くと既に宴会が行われており、様々な妖怪や妖精が集まっていた。その中にはチルノやルーミア達の姿もあった。
「おーい、チルノー、ルーミア!」
「アンちゃん!大ちゃん!」
「ごめんね、チルノちゃん、最近一緒に遊べてなくて」
「ううん、アンちゃんが元気になったからいいよ!また明日から遊ぼう!」
数日会えなかっただけだけど、チルノたちも元気そうでよかった。ふとルーミアが近づいてくる。
「アトゥン~、これ美味いぞー」
「どれー?あ、んぐ・・・っ!・・・!」
そう言って手に持っていた焼き鳥を口に突っ込まれる。のっ!喉が詰まるッ!
あ、危なかったあー!必死で抵抗し、なんとか焼き鳥を口から出してもらう。
「ゲホッごほっ、・・・っすぅーはぁー」
「大丈夫かー?ごめんなー、これ美味かったからアトゥンにも食べさせようと思ったんだけど、失敗しちゃった」
ルーミアがしょんぼりした顔で落ち込んでいる、ああ、可愛いなあ!
「大丈夫!ちょっとびっくりしたけど嬉しかったよ!も、もう一回食べさせてくれたら嬉しいなー、なんて」
「いいぞー、ん-」
今度はルーミアが持っている串に俺がかぶりつく。美味しい、口の中で味わって食べる。この肉感とタレの相性が抜群に良い!これはいい毎日食べたいくらいだ!っとのんびり食べてたらルーミアに悪いしどんどん口へと運んでいく。焼き鳥って食べていくと途中から縦のままじゃ食べられない部分が出てきたので、横からかぶりつく、そのまま串から外そうと顔を横にずらしていく。
「あむっ」
その時、向かいで串を持っていたルーミアが串に残っている最後の部分にかぶりついた。そのままルーミアも顔を横にずらしてくる。ルーミアも食べたかったのね、ごめんね、一人で食べてて、あれ?ルーミアそっちの手にも持ってない?こっちはまた別の味なの?そっか、え?こっちも食べさせてくれるの?やった。あーん、ん!こっちも美味しいこっちは塩かあ、タレとは違ってあっさりしてて食べやすいなこれはお米が欲しくなってくるねえ。もっと食べたいー、あっちにまだたくさんあるって?よしみんなの分と合わせていろいろとりにいこっか!ルンルン
ルーミアとお皿にたくさんの食べ物を乗せた俺はチルノたちのもとに戻る。途中宴会の幹事らしい魔理沙に声を掛けられたけど、まさか顔を覚えられていたとは!理由は変なやつだったかららしいけど、それでも嬉しいね!
戻ってくると大ちゃんがなぜか放心状態でチルノがしきりに声を掛けている。
「どしたのー?」
「アンちゃん!わかんない!急に大ちゃんが黙っちゃってずっと呼んでるのにっ!」
涙目でチルノがこっちに助けを求めてくる。俺とルーミアは料理を置くと大ちゃんに声を掛ける
「大ちゃーん、だいじょうぶ~?」
「だいじょうぶかー?」
大ちゃんは全くの無反応だ。よく見てみると口元だけ微かに動いているような・・・?
むむむ、これは・・・や・き・と・り?焼き鳥だ!大ちゃんはきっと焼き鳥が食べたかったんだ!
俺は急いで皿から焼き鳥を何本かとり、大ちゃんの口に近づける。
「大ちゃん!ほら、焼き鳥だよ!あーん」
すると大ちゃんの目の光が戻り始め・・・
「あむ」
やったぜ!俺はチルノとルーミアに軽くウィンクをする。大ちゃんは意識が戻ったのか少し気恥しそうに、顔を伏せる。
「どう?おいしい?」
「うん、おいしい。」
そう言って控えめに串に口をつける大ちゃん、このまま俺が串を持ってていいのかな、いや俺はいいんだけど大ちゃん食べづらくないかな?このまま渡した方が、いやでも、う~ん。
・・・どうしたらいいんだあああ!
「アンちゃん、食べ終わっちゃった。もう一本ちょうだい?」
そう言って口を開けて待っている大ちゃん。これは・・・!いいってことだよね!?そういうことでいいんだよね!俺はゆっくりと大ちゃんの口に次の串を運ぶ。
その後、チルノとルーミアにも食べさせてと言われてみんなに食べ物を食べさせたり食べさせてもらったりしていたら宴会の終りを迎えた。
いやあ幸せな時間だった!