東方お絵描き転生   作:yuuyyuyuyuyuyu

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戦闘回挿むと長くなるねぇ
基本戦闘回はあんまり作る予定じゃないけど要所要所で戦いたいと思います。たぶん
今回は百合要素ほぼ入ってないね、どうだろうね
次回は短くまとまるかな、そうだといいなというわけで頑張るます


第三話

朝ごはんを食べた俺たちは霧の湖まで来ていたのだが、ついにこの時が来たか。

紅霧異変、後にそう呼ばれることとなる幻想郷を覆った紅色の空それを実際に見ることが出来ようとは。テンションあがってくるじゃねーの!

「すげー!空が真っ赤だ!!」

物珍しさかチルノはまあいつもはしゃいでるか。大ちゃんは幻想郷の終りが来たかと不安な様子が見えている。

「アンちゃん、何だか周りの空気が変だよ大丈夫かな?」

「大丈夫、大丈夫そんなに心配しなくてもこれくらいの妖気じゃ人はともかく俺たち妖精妖怪の類には問題ないよ」

と言いつつも実際、やばい雰囲気は漂ってるな。一日二日なら何ともないだろうけど、しばらく続くとなるとまずそうな・・・よくわからん!っても異変が起きたからにはあの二人が来るはず心配はいらないよな?

「あたいわかったぞ!きっとこの前の屋敷に悪いやつらがいるんだ!!アンちゃん大ちゃん行こう!あたいたちで悪いやつらをやっつけるんだ!」

そういってはりきったいる様子のチルノとは裏腹に大ちゃんの顔色はドンドン悪くなる。

「えぇチルノちゃん危ないよ!それにあのお家怖そうだから近づかないようにしようって約束したのに!」

というのもそのはずこの前湖の探検を三人でしていた際、件の屋敷紅魔館を発見したのだ。その時もチルノは中に入ろうと言い出して二人で止めたのだが。実を言えば入ってみたいんだよね俺も、やっぱり紅魔館って気になるじゃん?あの時は大ちゃんがあまりにも泣きそうな顔してたから止めたけども!今なら騒動のどさくさに紛れて中を探検できるかもしれない、そう思うとやっぱり行ってみたいわけで

「ね、ねぇ大ちゃんちょっとだけ見にぐわああああああ!」

行ってみよう。その言葉は最後まで続かなかった。というか何か吹き飛ばされた何?ちょーいてぇんですけど!!

「アンちゃん!?」「おまえたち!アンちゃんに何しやがる!!」

驚愕の声を上げる大ちゃんと誰かに向かって叫ぶチルノ。それが誰なのかそんなこと聞かずともわかる。

「わりぃわりぃ霊夢より先に行くことばっか考えてよく見てなかったぜ」

あっけらかんとした声を上げて謝る白黒の服を着た少女

「あんたそんなのだからいっつも実験とか失敗するんでしょ」

呆れた声を上げる紅白の巫女服に身を包む少女

二人の名は霧雨魔理沙と博麗霊夢この物語における主人公といっても差し支えない。やっぱり実物は可愛いね。そりゃそうか

「むー!おまえたち許さないぞ!大ちゃんあいつらやっつけよう!」

「う、うん!わかったよチルノちゃん!」

って二人とも!?チルノはわかるけど大ちゃんは無理しなくても!!スペカ持ってないじゃん!まって二人とも!せめて俺も一緒に戦うから!!

「ほぅいいぜ、妖精なんか束になったところで私達に敵うはずもないけどな!」

「あんた一人でやりなさいよ、もう仕方ないわねとっとと片付けるわよ」

やる気満々の魔理沙とどこか面倒くさそうな霊夢正反対のようでしっかりと息があっているところ、やっぱ仲いいんだね。って俺も後ろから援護しなきゃ!どうせ前にでても何の役にも立たないからね!

立ち上がった俺はキャンパスとクレヨンそれに一枚のカードを取り出す、唯一俺が持っているスペルカードただし絵柄は何もなく真っ白だけど。俺はそのカードを天に掲げ声高らかに宣言する。

「『白紙』ブランク・ワールド!!」

「なんだ!?いきなりスペルカード使うのかよ!面白いなあいつ!」

「うるさい、集中してよね魔理沙、にしても何も起きないけど」

開幕のスペルカード宣言に二人の注目がこちらに向く、そこにすかさずチルノと大ちゃんによる連携攻撃が繰り出される。チルノの突貫的攻撃を上手くフォローしつつしっかり相手に攻撃をするそれが大ちゃんスペルカードは持ってないけど持ち前の妖精としての力は他の妖精とは少し異なる。にしても、二人ともなんかすごいな鬼気迫るというかこんなに強かったっけこの二人。まあいいかこれならもしかするとあの二人に勝てるかもっ!

「『氷符』アイシクルフォール!!」「えい!」

一気に畳みかけるようにとチルノがスペルカードを宣言する、するとどこからか無数の氷の弾が二人に降り注ぐ大ちゃんもすかさずそれに合わせて弾を打ち出した。

「ちぃ!面倒だな緑の方からさきに倒すか!」

「了解!遅れんじゃないわよ魔理沙!」

一瞬乱れた二人の動き。しかし、すぐさま態勢を整えると二人が一気に大妖精に接近してくる。

「わわっ」

あまりの速さに驚きの声をあげる大妖精後ろに下がろうとするがおそらく間に合わない、だから二人は気付かないここで大妖精を倒すということに気を取られ、相手にもう一人一番最初に動いてからまだ何もしていないやつが、俺がいることを!!

「『氷符』アイシクルフォール!!」

「えっ」

「なに!?」

俺は再び手を掲げ色づいたカードを宣言する。そのカードはチルノが使ったものとほぼ同じ絵姿の『氷符』アイシクルフォールだった。

大妖精に気を取られていた二人は突然の奇襲に対応しきれずところどころにその弾幕を喰らった。

「ちぃ、なんだ今の!あの青いやつが使ったのか!?」

魔理沙が距離を取りながらチルノを警戒している。

「違うわね今のはあの後ろのやつね」

忌々し気にこちらを睨んでくる霊夢、めっちゃこえぇな。やべー足震えてきたぞ、もうやめといたほうがいいんじゃないか逃げたほうがいいんじゃないか、なんて思ってしまいそうになる。

でも・・・それでも、それ以上に!もっと戦いたいって気持ちが昂ってくる!!

俺は再び色を失ったカードにクレヨンで色を落とし始める。この間ものすごく無防備だけど、俺はチルノと大ちゃんを信じる、だから俺は絵を完成させることだけを意識する。

こうして俺たちの戦いは新たな局面へと移ったのだ。

 

 

うがああああもうだめだー!やっぱり二人はつえええよおおおお!!

あの後二人の怒涛の攻撃にチルノと大ちゃんは避けることで手一杯で、俺の方にも流れ弾が飛んでくるのでなかなか絵が完成しない。おそらく次の攻撃がこちらの最後の攻撃になることだろう、二人の体力も限界が近い。

「ちっ手間のかかるやつらだぜ!」

言葉とは裏腹に楽しそうな表情の魔理沙とムスッとした表情のままの霊夢。あんまり疲れてなさそうなのがまたすごいねえこの二人。っと完成したぜ!!

「チルノ、大ちゃん!」

俺は二人に伝える、二人は俺の声に応えるかのように頷いて返す。ここが正念場だ。

「いくぞ白黒に紅白!あたいたちのさいきょー!の一撃!!」

大ちゃんがチルノと俺に二人を近づけないように弾幕を張り続ける。

「へっ、つまりそれを避けきればわたしたちの完全勝利ってことだな!」

「とっととかかってきなさいよ真向勝負でぶったたくだけよ!!」

「二人ともお願い!!」

大ちゃんがこちらを振り向くもうこれ以上は限界みたいだ。ならば!!

「いくよチルノ!!」「アタイとアンちゃんのさいきょー技見せてやる!!」

「「『凍符』パーフェクトフリーズ!!!」」

無数の弾幕が波を打つように霊夢魔理沙の両名に迫る。

「この程度!」

「どうってことないぜ!!」

しかし、二人の身体能力はさすが全く意に介さずといった様子だ。だが!!この弾幕は今までのとは一味違うぜ!!

瞬間全ての弾幕が急停止する。

「なっ!」

「っ!」

そして次の瞬間一方向に流れていた弾が乱方向へと暴れだす!!

「こんのっ!鬱陶しい!!」

「ははっ!面白いなあこりゃあ!」

キレ気味の霊夢と心底楽しそうな魔理沙、ここまでしても二人を捉えることは出来ないのか!!やっぱり強いな、この二人は!!

全ての弾幕を避けきった二人、対するこちらは満身創痍これ以上はもう戦えない全力を出し切ったんだ悔いはない、それにこれで終わりじゃないしね、弾幕ごっこは命の取り合いじゃないんだし。

「面白かったぜお前ら、お礼に私のとっておき、見せてやるぜ!」

ニカッと懐っこい笑みを浮かべミニ八卦炉を構える魔理沙。っ!まずいこれはチルノと大ちゃんは大丈夫として俺の耐久度じゃ絶対防げな

「『恋符』マスタァースパーク!!!」

おぁあああああ!!

 

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