東方お絵描き転生   作:yuuyyuyuyuyuyu

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頭くっそいてぇ。
ってことで今回で地底編終了です!たぶん
まもなく終盤ということで頑張って書きたいと思います!
今回もゆっくりみていってね!


第三十六話

目の前で繰り広げられる、熱戦に見入っていると、後ろから声が掛けられた。

 

「よう、こんなところで何してるんだ」

「え?・・・魔理沙、久しぶり」

 

振り返るとそこにいたのは魔理沙だった。当然といっちゃ当然か彼女も異変解決にやってきたのだろう。俺たちが出発した時には見なかったから、その後やってきてもう追い付いたのか。

早いなぁ。

 

「久しぶり、で?何してるんだこんなところで、まさかまた変な事に首突っ込んでんじゃないだろうな」

「違うよ、今日は霊夢の付き添いで来たんだ。何でかは知らないけど紫さんに連れてこられたんだ。っていうかなんだよ、いつも厄介ごと持ち込んでくるみたいな言い方は」

「実際そうだろ」

 

返す言葉もございません・・・、へへっ。

 

「あー、霊夢は忙しそうだし、私たちが先に行って解決してやるぜ。お前も来るか?」

 

そわそわした様子で魔理沙が聞いてくる。大変魅力的な提案ではあったけど、回復してきたとはいえまだ、満足に動けないのと紫さんに霊夢と一緒にいてねって言われてるんだよな。ここは断ろう。

 

「それも面白そうだけど、いいや、紫さんから霊夢と一緒にいてって言われてるし、今結構疲れてるから、一緒に行っても足引っ張っちゃうしね」

「そうか・・・じゃあ先に行くぜ」

「うん!応援してる!」

「っ!お、ぉう。じゃあな!」

 

・・・?、なんか魔理沙がシュンとしたり、急に元気になったりどうしたんだろ、ん~。まあいいや、それより弾幕、弾幕しっかり目に焼き付けとかなきゃ。

 

 

「お疲れ様~」

「はぁ~、ほんと疲れたわ」

 

結果は霊夢の勝ちだった。いやぁ、すごかった。さとりさんの弾幕もスペルも、霊夢の中にある色んな記憶から持ってくるから、全然飽きないし。霊夢のスペルも実は直接対決した時以外はあまり見る機会が無かったから、すごく新鮮に感じた。当事者として使われるとのんびり見てる暇なんか無いし、そういう意味でも今回はいいことづくしだ。

後はこのままさとりさんの視界から滑らかにフェードアウトすれば最高の一日になるね。

 

などと思ったのがいけなかったのだろうか。

その後すぐに霊夢が魔理沙を追いかけて行ってしまった。俺も着いていくって言ったんだけど。

 

「あんたまだ疲れてるんでしょ?そんな状態じゃ足引っ張るだけだから休んでなさい」

 

って言われて、紫さんもあっさり許可してしまって今、さとりさんと二人きりです・・・。死にそう。霊夢もこんな時に変に気を使わなくていいのに!

 

「どうかしましたか?」

「え、えっとぉ」

 

やばい、心を読まれるのが不安でさっさとこの場から離れようと思ってたのに!どど、どうしよう。

 

「心を読まれるのが不安でさっさとこの場から離れようと思っていたけど、それが出来なくて焦っている。といったところですか」

 

読まれてる~!ってそりゃそうですよねー。

 

「・・・まぁ、帰ってもらっても構いませんよ、慣れてますから」

 

そう言って少しだけ、ほんの少しだけ。もしかしたら見間違いだったかもしれないと思うほどの刹那、さとりさんが寂しそうな表情を浮かべたような気がして、すぐにそれは無表情な顔に戻ったんだけど。それに気づいてしまったから、いや、俺がそう思ったから、そう思ってしまったからには、その場を離れようとは思えなくなっていた。この際心の中を覗かれていようと構うもんか。もし仮に、さとりさんが本当はそんな事を思ったわけでなかったとしても、たとえそれがいらぬお節介だったとしても。さとりさんを笑顔にしたかった。

 

「帰らないのですか?」

「うん。・・・みんなが帰ってくるまでここにいちゃダメ、かな」

「・・・。はぁ、いいですよ。全く、地上にはお節介が多いのですね」

 

そう言って、少し呆れたようにさとりさんは笑った。その姿はとても可愛かった。

 

それから、またしばらく二人でお茶を飲みながら、話をしていると霊夢達が戻ってきたので俺も二人と一緒に帰ることにした。帰り際さとりさんにまた遊びに来てもいいかダメもとで聞いてみようと思ったら、

 

「暇なときになら、相手になりますよ」

 

と、心を読まれたか先に言われてしまった。けどまた来てもいいってことだよね!素直に嬉しかった。というわけでその日はそのまま地上まで行って解散!後日、宴会をやるときにまた声を掛けるという言葉に喜びを爆発させて家に帰った。

 

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