早く純狐様ピックアップしてくれないかな。 どうでもよかったね。
さて、今回はちょい百合(当社)回です。病み要素もちょっとだけ。
今回もゆっくりみていってね!
アンちゃんは、優しくて、いつも新しい友達を作っては、私は不安になる。
もしかしたら、これからは遊んでくれなくなってしまうかもしれない、またたくさん傷を作って帰ってくるかもしれない。そう思うと私は心配で不安でおかしくなりそうになります。アンちゃんの危うさを思い知ったのは、たぶんあの鬼と知り合った日が初めてだったかもしれない。
あの日はアンちゃんと遊ぶ約束をしていて、アンちゃんの家に行っていた。家に着くと張り紙に少し出かけるから、中でくつろいでいてと書いてあったから、入らせてもらうことにした。アンちゃんの家に来ることは珍しくなかったし、止まったこともあったけど、本人がいない時に入ることは稀だった。私は少しいけないことをしてるみたいで、ちょっとワクワクした。アンちゃんの家には可愛いぬいぐるみとかがたくさん置いてあって、家にあるものは大体アンちゃんの能力で作ったものばかりだった。私はアンちゃんがくるまでソファでくつろいでいようと思ったんだけど、少しだけ魔がさしたというか、アンちゃんのいつも眠っている(最近はほとんど家にいないけど)ベッドが目に入った。泊まるときは私たちもそこで眠るんだけど、今は誰もいないわけで・・・、少しくらいいいよね。私はアンちゃんのいつも使ってるベッドにダイブした。
私の大好きなアンちゃんの匂いに包まれちゃった。ふふふ
アンちゃんは大抵のことは人間の大人の人と同じようにできちゃうし、大人っぽいところも多くてすごいなって思う。だけど、欠点、というか短所というか、アンちゃんは自分の事をよくわかっていないところがある。アンちゃんは自分の事を俺って男の子みたいに言うんだけど、とっても可愛いし、色っぽいところがあるんだけど、それを自覚してないから、服が乱れてたり、肌が出てたりしてもあんまり気にしないし、男の子みたいに雑な仕草をするせいで、余計に色気が出ていることを本人はわかっていない。そういうところを含めて好きなんだけど・・・。
アンちゃんまだ帰ってこないのかな。家に入ってから30分経った頃、扉が開いて、アンちゃんが帰ってきた。腰から血を流しながら。驚いた私に、アンちゃんはふらふらとしながら何かを呟きながら倒れそうになる。
「だ、いちゃ・・、あ、そ・・・ぉ」
私は慌ててアンちゃんを抱きとめると、急いでアンちゃんを治療する。腰にはまるで鋭い爪で抉ったような後が残っていた。基本的な処置を終えて、アンちゃんをベッドに寝かす。一体だれがアンちゃんにこんなことを・・・。一息ついて冷静さを取り戻すと同時に、ふつふつと怒りがわいてくるけど、今アンちゃんの傍を離れちゃダメだと思いなおす。私はアンちゃんの傷に触れないようにそっと抱きしめて眠った。
それからも、ことあるごとに私をかばってくれたり、よくわからないことに巻き込まれて怖い思いをしたり、それでもアンちゃんはいつも笑っていて。とにかくアンちゃんは危なっかしくて、本当は片時も離れたくなかった。
そう、離れちゃいけなかったんだ。
アンちゃんが、アンちゃんがいなくなった。いつも勝手にどこかにいっちゃうことはあるけど、今日はそうじゃなかった。アンちゃんは、私の目の前でいなくなってしまった。一緒に晩御飯の仕度をしている時だった。チルノちゃんとフランちゃんとアンちゃんの家に遊びに来ていて、今日はお泊りする予定だった。だけど、だけどアンちゃんが急に苦しみだして、そのまま消えてしまった。
チルノちゃんもフランちゃんもびっくりして、私も呆然と見ているしかなかった。どうすればいいかわからなくて、とにかくフランちゃんのお姉さん、レミリアさんに伝えに行くことにした。紅魔館に着いた頃には、少し状況が整理出来てきて、それが余計にアンちゃんがいなくなったことを自覚させて、泣きそうになりながら私たちはレミリアさんにアンちゃんがいなくなったことを伝えた。レミリアさんは話を聞くと、すぐにアンちゃんを探すのを手伝ってくれると言ってくれた。
それから、アンちゃんがいなくなったことは、すぐに広まったんだ。だけど、大変なことがおきて。でも、そんなことはどうでもよくって、私はチルノちゃんと一緒にアンちゃんを探しました。早く見つけないと・・・。あんな苦しそうなアンちゃんは初めて見た、あの時私に何かできれば・・・っ!今度は、今度は私が、私たちが助けるんだ!大好きなアンちゃんを!
声が・・・、アンちゃんの声が聞こえる・・。
向こうの方からだ、行かなくちゃ。
待っててアンちゃん。