危なかったぜぇ。
最終章に入ったのにもかかわらず、未だどこから書くか悩んでます。
というわけであまり時間もないので
今回もゆっくりみていってね!
いつだって、あいつは面倒ごとと一緒にやってくる。
それは初めて会ったあの紅霧異変の時から変わらなかった。はじめは気にすることも無かった。
妖精なんてどこにでもいるし、妖精と仲のいい妖怪だっている。サイズ的にも妖精といわれた方がが違和感ない、そんな妖怪。唯一の違いと言えば他のやつらと戦い方が違うことくらいだった。
そんなあいつの記憶も薄れてきた頃、二つ目の異変が起きた。そしてそこにもあいつがいた。
とはいえ直前で前も一緒にいた妖精にも会ってることから、たいして気にしてもいなかった。
それからも何度か異変解決後の宴会の場であいつの話が上がっていたりした。魔理沙はなにやらあいつの事を気にしていたみたいだったけど、その時の私は何とも思っていなかった。
そんな私の考えが変わったのはそれからしばらく先、記憶にも新しい妖怪の山で起きた騒動の解決に向かった時の事だった。その頃にもなると、紫が彼女の事を調べまわっていて、耳にタコができるんじゃないかというくらいあいつの情報が入ってきていた。あいつの交友関係は、いったいどこで繋がっているのか、全くわからない。あの
初めましての相手に、余裕綽々でスペル避けられまくって、後から聞けばあいつが私達のスペル使って遊んでいたなんて、そんなのあんまりじゃない?
そういうわけで、その時初めてあいつに興味が沸いて、あいつの話をいろんな奴から聞いてみたんだけど。まさかその後一緒に異変解決することになるなんて思ってもいなかったわ。
・・・まあ紫には別の思惑があったみたいだけど。ともかく、そうやって一緒に過ごしてみて、近くであいつを見て、あいつを気に入ってるやつが多い理由が分かった気がする。
まず、とにかく危なっかしい。幽々子とか映姫辺りが気にするのもわかる。
次に嘘が下手で気持ちを隠す気がないところ、萃香とか魔理沙辺りはそういうところが気に入ってるんだろう。最後にこれはあいつの近くにというか、触れてみないとわからないかもしれないことだけど。あいつに触れてると、何か落ち着くっていうか、不思議と安心感があるのよね。妖精たちとか、フランがあいつに懐いたのはそういうところもある気がする。よくペタペタくっついてるし。まぁ、そんなわけであいつ自身はそこそこいいやつだってことを知った。
それから、地底での騒ぎも収まってやっと一息つけるって思った矢先の事だった。
あいつがいなくなったと連絡が入ったのは。
私の前に魔理沙が現れる直前の事だった。
今回は、随分直接的にトラブルを持ってきたわね・・・。
内心そう思いながら、私は魔理沙に声を掛けるのだった。
これから何が起きるのかも知らずに