いろいろ書こうかと思ってたけど時間無いからまた今度で!
今回はのんびり日常回だよ。やったね
さて、あれから数日過ぎました。俺は白玉楼に客人として正式に招かれ今はのんびり過ごしています。え?なんだか随分丁寧になったなって?ウフフ。何を言ってらっしゃるのかしら。私は最初からこうでしたよ?今は幽々子お姉様のお膝の上で仲良くご飯を食べています。おいしいですね
「幽々子様!またアトゥンちゃんに変なこと吹き込みましたね!!」
あら妖夢さんが私と幽々子お姉様の仲を裂こうと・・・
ッハ!俺は一体なにを・・・。
「あらあら、そんなことしてないわよ、ねえアトゥン」
「・・・え?あぁ、うん別に何もされてないよ、妖夢」
何もされてないよ、うん。というかさっきまで何してたっけ、あぁ幽々子様と朝ごはん食べてたんだったな。・・・最近物忘れが激しいようなやばいな耄碌するような年じゃないぞ、しっかりしろ山吹アトゥン!
今日も朝から幽々子様も妖夢も元気いっぱいでいいこったね。ってなわけで白玉楼にきてから数日過ぎて幽々子様とも冥界の住人の人たちとも仲良くなったぜ!今日も夕刻からプリズムリバー三姉妹が来て演奏してくれるらしい!もう何度か聴いてるけどいつ聴いてもいいもんだぜあれは、心が躍るってのはああいうのを言うんだろうなあ。
何でも俺が三姉妹の演奏が聴きたいって妖夢に言ったのを幽々子様に伝えてくれて、その時の俺の様子があまりに楽しそうだったから定期的に呼んでくれてるらしい。俺が言ったことを伝えてくれた妖夢にもそれを聞いてくれた幽々子様にもめっちゃ感謝してるぜ!俺に出来ることがあれば何だって手伝うんだけどな。
西行妖はさすがに手伝えないけど。妖夢も最初は警戒してたみたいだけどなんだかんだ世話を焼いてくれて、今ではすっかり仲良しだ。とはいえ、妖夢は昼間、春を集めているから白玉楼におらず三姉妹が演奏のため早くに来ていない日とかは大抵幽々子様と一緒に遊んでるだけなんだけどな。湖にある自宅まで一度戻ろうかとも思ったんだけど、そろそろ春も集まりそうなんだよな、いや集まっちゃいけないんだけどさ、ってことでもうしばらくここに泊めてもらうよ。弾幕ごっこの為の修行もここ最近出来てないのが気がかりではあるけど、幽々子様と一緒にのんびりするのが楽しくってついね。許して
にしてもチルノと大ちゃん元気にしてるかな~、結構時間経ってるしもしかして忘れられてたりして。な~んてね!・・・大丈夫だよね、うん、大丈夫に決まってるあんなに仲良しだったし。
この異変が終わったらちゃんと家に帰ろう。
「アトゥン~、ごはんつくって~」
幽々子様がちゃぶ台に身を預けたまま声を掛けてきた。ここ最近は忙しい妖夢に代わって、泊めてもらってるお礼として昼の御膳奉行を買って出たのだ。とはいえ、俺の作れる料理なんてたかが知れてるから幽々子様の口に合うものが作れるか心配だったけど、俺の料理を食べた幽々子様がおいしいって言ってくれたから妖夢も任せてくれたのだ!嬉しい
「はいはーい」
俺は軽く返事をすると、鼻歌交じりに台所へ向かう。今日は何作ろっかな~。オムライスにしよう、そうしよう。・・・別に俺が食べたいわけじゃないぞ!妖夢が和食中心に料理を作ってるから洋食を作っろうとだな。
オムライス食べたい
いいじゃんオムライスおいしいじゃん、俺はオムライスを作るぞおー!
「すいませーん!」
エプロンをかけ、台所でオムライスの材料を確認していた時表の方で元気のいい声がした。おそらくプリズムリバー三姉妹が来たのだろう、俺は一旦手を止めて三姉妹を出迎えに行く。
「いらっしゃーい」
俺は玄関につくと戸を開け歓迎する。
「お、アトゥン今からご飯?」
声を掛けてきたのは三姉妹の三女リリカだ明るく話しやすいから割とすぐに仲良くなれた。悪戯好きで演奏前とか準備中によく姉たちに何かやってたりするところを見かける。羨ましい
「今から作るとこ3人はもう食べてきてたりする?」
リリカの問いに応えつつ俺も3人に確認をとる、まだ食べてないようなら一緒に食べたいしね。
「アトゥンちゃんが作ってくれるの~、わ~い私アトゥンちゃんのごはん食べる~」
そう言って抱き付いてきたのは、次女メルランリリカ以上に明るく元気でのんびり屋さんのお姉さんだ、ちなみに三姉妹の中で一番でかい、身長の話だからね?柔らか・・・
「いいの?今日は朝からまだ何も食べてなかったから私達は助かるけど、大変じゃない?」
心配そうに声を掛けてくれるのが長女ルナサ、二人の妹と比べるとかなり暗い。けど真面目で面倒見のいいお姉さんだよ!ちょっとマイペースで天然なところもあるけどそこがまた可愛い!
「大丈夫、大丈夫。幽々子様が食べる量と比べたら3人増えるぐらい大して変わんないから~」
その言葉に三人はどこか思い当たる節があったのか苦笑いを浮かべている。
「そういえば妖夢いつも大変そうだもんねー」
「いっぱい食べるのはいいことよ~」
「あの体のどこにあんな量入るのか」
そのまま三人と談笑しながら居間へ案内する。
「じゃあ俺は台所に戻るから何かあったら呼んでー」
三人を案内し終えた俺は台所へと向かう、さっさと準備しないと幽々子様が干からびちゃうからね。さてと、3人分の食材を追加で用意してと。
「アトゥン、手伝うよ」
後ろから落ち着いた声が聞こえてくる。振り向くとルナサが台所の戸口に立っていた。
「いいよ、ーこの後演奏の準備とかリハーサルとかあるでしょ~?」
3人はそのために今日ここへやってきたわけだから他のことに気を使わせてしまうのはよくないと思ってそう応えたんだけど。
「大丈夫、そちらに影響は出ないよこれでもプロだからね。だから手伝うよ、いいでしょ?」
あっさりそう言われた。まあルナサがそういうんなら大丈夫なんだろう、これ以上断りを入れるのも失礼だし、ここは素直に甘えとこう。
「そっか、じゃあ一緒に作ろっか」
「ん、」
そうして俺はルナサと二人でオムライスを作った。やっぱり料理っていいね!話とかはしないんだけど自然と打ち解けられるような感覚になれるし、何より食材を切ったり炒めたりする音が心地いい!ルナサとだからか音楽を奏でているような一体感がある。楽しいな
そうして出来上がったオムライスを抱えて、俺とルナサは居間へ向かった。
「おおー!美味しそうだねー」
居間で寛いでいた三人が一斉にこちらに目を向けた。
「たくさんあるからいっぱい食べてね~」
「わ~い!」
「アトゥンはやく~私のオムライスちょうだ~い」
言いながらにじり寄ってくる幽々子様に俺は一際大きなオムライスを差し出す。
「やったー」
満面の笑みを浮かべてそれを受け取る幽々子様に自然とこちらも頬が緩む。こんなに幸せそうな顔を見ると作ったこっちも心が温かくなる。きっと妖夢も幽々子様のこの笑顔が見たくていつも頑張ってるんだろうなあ。
そんなことを考えながら俺もスプーンを取りルナサと自分の作ったオムライスを見る。
自信を持っておいしいと言えるそんなオムライスが作れたよ