東方お絵描き転生   作:yuuyyuyuyuyuyu

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おそろしい時間に投稿することになってしまった。
ふふ、最終回だぜ!!
今まで見てくださった方々、本当にありがとうございます!!
最終回なんですけど、もう全然うまくまとまらなかったんで温かい目で読んでやってください!
後十月中最終回投稿無理でした!ごめんなさい!!

というわけで今回もゆっくりみていってね!



最終回

人数差で言えばこちらが圧倒的有利、それも賢者(八雲紫)幽霊(西行寺幽々子)吸血鬼(レミリア・スカーレット)達含め幻想郷の手練れが集まったと言っても過言ではない。

相対するは、たった一人の少女。にもかかわらず、目の前の彼女はそのことをまるで意にも介さず、といった様子で本当に嫌になってくる。

分身を相手にするだけでも厄介だったのに。

霊夢は奥で横になっている映姫達に目を移す、どうやらアトゥンを助けられたみたいね。ボロボロになってはいるけどその姿を見て霊夢は少し安心した、そして目の前にいるディーアへの警戒心を最大限まで引き上げる。あまり認めたくない話だけど妖精たち三人衆は強い。

映姫やフランは当然として、チルノ、大妖精、アトゥンの三人もチームとしての完成度は群を抜いているといっていい。一番の攻撃役チルノを中心に守りの結界を使いとスペル自体は強力だけどその分準備に時間がかかるアトゥンを大妖精が上手くカバーしながら戦場をコントロールする。

この三人の息はぴったりで、それに加えて妖精の二人は弾幕勝負の腕も初めて会ったときとは比べ物にならないくらい強くなっている。そんな5人をもってしてもディーアには叶わなかったのか。それでも、ディーアの身体にところどころ弾幕を受けたような跡を見て、かなりの善戦をしたのは間違いないはず。ともすれば、あと一歩のところであのとんでも弾幕、おそらくは切り札であろうそれを切って来たみたいね。

両者見合ったまま、静寂が訪れる。向こうは傲慢にもこちらを待っている、そしてこちらは誰が彼女と戦うのかを決めかねている状況、というのもこれだけの人数が一斉に一人に対して仕掛けても、互いが互いの弾幕を打ち消してしまうであろうことは想像に難くない。

だから誰が出るのか、慎重になる必要があった。誰もが様々な理由でディーアを倒したいと思っているだけに、各々譲る気がないのも確かであった。

 

「悪いけど、誰が何と言おうとあたいはいかせてもらうよ」

 

一番最初に沈黙を破ったのは、小町だ。いつになく真剣な表情で、そこにいつもの飄々とした様子は微塵もない。誰も異論は挟まなかった。

 

「はぁ、私はいいわ、あんたたちがやる気ならどうぞ」

 

次に声を上げたのは霊夢、もちろん霊夢とて、幻想郷を混乱させたディーアに思うところが無いわけじゃないが、この場では自分より適当な者たちがいると薄々わかっていたので大人しく引き下がることにした。

 

「咲夜、フランたちのところに行って、あいつは私がやる」

「・・・かしこまりました、お嬢様」

 

そうレミリアに言われた咲夜は一瞬でフランたちの元へ駆ける。

 

「妖夢、あなたもあの子達のところに行きなさい」

 

いつになく、強い言葉に妖夢は一瞬委縮してしまうが、すぐさま行動に移った。

すでに三人、戦いに過度な影響が出ないようにするなら残り一人か、多くても二人といったところだろう。紫は自分が出ようと、口を開こうとするが、それは後ろから掛けられた声により遮られる

 

「私が出ましょう、彼女の弾幕をある程度ならどうにかできます」

 

そこにいたのは、今回の異変には不干渉の姿勢を貫いていた、地霊殿の主 古明地さとりだった。紫が一度アトゥンが行方不明になったことを認めた手紙を送ったが、その後の地底の対応は不干渉だったので、紫は彼女が来るとは思っていなかった。

しかし、彼女ならある程度周りの意図を汲みながら、想起のスペルで相手のスペルを打ち消すことが出来る。ならばこれ以上無暗に人を増やし彼女の負担を増やすべきではないと悟った紫は、彼女の参加を認め、任せることにした。魔理沙や騒霊の姉妹たちが何か言いたそうではあったけれど、飲み込んでくれたようだ。

 

「もういいのか」

 

こちらの準備が整ったことを感じたのか、ディーアが口を開いた。そしてこちらの無言の了承を受け取ると、今度は口角を上げて口火を切った。

 

「ならば、かかってこい、お前たちの力見せてみよ・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晴れ渡った空を眺めながら、膝の上で静かに眠る少女の頭の上に手を乗せる。

 

「ディーア、もうすぐみんな遊びに来るから起きて」

「ん・・・ぅ~、も、すこし・・っが!!」

 

そのまま俺は頭からスッと膝を抜き、ディーアの頭が床と衝突する。ちょっと痛そうだけどまぁいいでしょ。

 

「アンよ、我の扱いがいささか雑ではないか?」

「気のせいだよ」

「そうか、そうだな。我らは一心同体、姉妹のようなものだからな!」

「はいはい、わかったからみんなが来る前にちゃんと顔洗いなよ~」

 

言いながら、俺は台所へみんなが来た時の飲み物を用意しに行く。

 

あれから、激戦の末ディーアは幽々子様達に負け、目が覚めた俺に涙目で助けを求めてきた。

その時のみんなの圧がすごくて、すっと身を引いたのは言うまでもない。めっちゃ怖かった

ディーアが異変を起こしたのは、気まぐれだったらしく、もともと信仰が薄くなり、消えそうになったところ、ちょうど瀕死の妖怪と魂だけになった俺がいたので神様パワーで融合し、その中で休んでいたらしい。その後俺が色々やってるのを見て、羨ましく思いある程度の力が戻ってきたからこうして行動に移ったらしい。幻想郷の住人そっくりな奴らに関しては、もともと魂を入れた本物を作る予定だったけど、途中でめんどくさくなってきてだったら人形に本物倒してもらってそこから魂貰ってやればいいやってなったらしい。ちなみに人形が本人と別の人を襲っていたのは、普通に本物から人形に魂を移し替えたんじゃ面白くないからだそうだ。キレそう。

そして、途中俺が死んだことになってたらしいんだけど、ディーア曰く殺す気とかは全くなくて、全部終わったら普通に身体は返そうと思ってたらしい。いい子だ。

しかし、それがなんの因果か、分身を乗っ取って俺として確立させてしまったらしく、分身をすべて消した今も、俺はこうしてディーアとは別の体に魂が宿っている。最初は神様の分身体とかめっちゃ強いじゃんとかだからスケッチブックいらずでスペルが撃てるようになったのかとか思ってたんだけど、翌日には体と魂が馴染んだらしく、ほぼ元の能力に戻ってた。普通に落ち込んだ。

 

他のみんなはというと、

紫さんはなんだか今までの疲れがでたのか、しばらく動きたくないと言って隠れ家で惰眠をむさぼっているらしい。

文は、今回のことを上司に報告するのと、今回の異変の新聞を書くと意気込んでいたので、しばらくしたら完成した新聞を持って遊びに来ると思う。楽しみ

レミリアたちとは、フランと遊んだりすることもあるからたまに紅魔館に遊びに行ったりしている。ただ、以前にもまして過保護になった気がする、フランだけでなく、俺に対しても。心配かけないようにしないとね。

幽々子様には、迷惑をかけた罰として、一週間のうち必ず一度は白玉楼に泊まることを約束されてしまった。でもって、スキンシップが前よりも遥かに激しい。あのモチモチが頭から離れない。

プリズムリバー三姉妹は地上での音楽活動を再開していて、ライブがいつあるかを教えてくれるので、見に行っている。でも大体家に帰るまでの記憶がない。なぜ?

映姫様はあれだけの傷を負っていたのに、異変解決の次の日には元気に復活していて、やっぱり仕事をさぼっている小町にお説教をしている。仕事のお休みの日にはほぼ毎日家に来ては俺とディーアの世話を焼いてくれている。そのせいか最近映姫様がいるのが当たり前すぎて、ついいない時も映姫様の名前を呼んでしまうほどだ。流石に依存し過ぎているなと自分でも思うものの抜け出せそうにない。

そして件のディーアだけど、瓜二つの俺とディーアの姿に、ディーアは自分の事を姉だと言い張った。まぁ、別にいいけどさ。

そして姉だからという理由で、今は俺と一緒に暮らしている。

 

 

 

「遊びに来たぞー!!」

 

玄関の扉が開き、チルノの声が響く、大ちゃん、フランたちと一緒にやってきたみたいだ。

 

俺は3人を迎えに玄関へ歩いていく。

 

「いらっしゃーい、ってうおぉ・・・!?」

 

玄関までいった途端、チルノとフランに抱き付かれバランスを崩した俺はそのまましりもちをついた。

 

「二人とも」

 

その声がした途端、周囲の温度が2度くらい下がったような気がして、身震いする。声の主である大ちゃんの方を向けば、顔は笑っているのに、その背中には修羅が見えた気がした。そんな大ちゃんのすごい気迫にも気圧されず、二人は俺の身体により一層引っ付いてくる。俺は冷や汗がやばい。

 

「おぉ、来たか」

 

そんな緊張感の中救世主が現れた!

 

「ディーアちゃん」

「ディーア!遊びに来たぞ!」

「ディーア、いたの」

 

3人が一瞬ディーアに気を取られた隙に俺は二人の抱擁から抜け出す。チルノとフランの二人がディーアに遊びに連れられ外に出て、大ちゃんと二人になってしまった。ご飯までには帰ってくるだろうし、まぁいいか。

 

「アンちゃん」

「ん?」

 

大ちゃんに呼ばれて振り返る。

少しの衝撃の後、柔らかい感触が、唇に伝わった。

 

「・・・っ!?」

「ん・・・っ」

 

頭が真っ白になる。

触れた唇から、くすぐったいような、柔らかい気持ちよさが脳天を貫いて。最後に残った理性で顔を離そうとするも、大ちゃんが俺の体を抱きしめて離さない。

そのまま壁に押し付けられて、再び唇を重ね合わせる。

時間にして数秒か、数分かわからないけど俺は大ちゃんと口づけを交わしていた。

 

「ぷはぁ・・・っ、だ、いちゃん」

「・・・ふふ、しちゃった」

 

そう言った、大ちゃんは、顔を赤らめ少し照れた様子で、今まで見た笑顔の中で、

 

一番美しかった。

 

 




というわけで、あとがきです。
最終回、本当は戦闘シーン書こうかなって思ったんだけど、もう限界だった。
キャラを出し過ぎたんだ・・・。
処理が追い付かなかったので、次回作からは少し絞ったり絞らなかったりします。
ということで次回作はすでに書こうと思ってます、同時に東方病恋愛の方も書こうかなと思います。
次回作も東方シリーズになるかはわかりませんがよろしくお願いします!
今回多くの方々の目に触れる作品を初めて書くということで、非常に緊張しました!
それでも感想をいただけたりした時はとても嬉しく、作者は狂喜乱舞してました。
あとがきを書いている時点でUA(UAがなんなのか理解してないけどたぶん視聴者数みたいなもんだと思ってる)が2万を超えたということで、読んでいただけた方々には本当に感謝感激あめあられといった気持ちでいます!!
他にも書きたいことは色々とございますが、今回はこれくらいで
それでは皆様また次回作にてお会いできる日をお待ちしております!!
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