他キャラ外伝も書きたいんだけど、現段階で書くと後の展開に支障をきたすような、そうでもないような。
まあその辺グダグダになっても何とかなるかなって思ってる自分もいる。
すでにグダグダだしね!orz
今回もゆっくりみていってね!
あの子と出会ったのはやはりというべきか異変の最中だった。前回の永夜異変から一つ季節が過ぎた春の日。新たな異変、いや異変というべきなのかは怪しい所ではあるが幻想郷に混乱をもたらした出来事であるのは確かだ。
今ならあの子に会えるかもしれない。そんな予感と共に私はあの子の家に出向くことにした。そしてやってきた。後ろにはあの子の友人である妖精を背負っていた。なんでもあの花の妖怪と魔理沙を含めた三人で一戦交えたらしい。命知らずな事をするものだと思った。
それから私はいくつかの質問をあの子に投げかけあの子の出方を見た。正直言ってあの子はあまりにもたんじゅ・・・純粋というか正直者というか相手を疑うことを知らないのかと思うほどに何でも答えた。これでは今まで警戒していた私がお笑い種だ。確かに周りが言っていた通りあの子は警戒する必要はないだろう。
むしろ何かに巻き込まれないよう守ってあげなければならないと思わせられるようなほどだ。
ところで私もそれなりに長い間生きてきた。大抵の人妖は一度会話をすればそのなりを知ることが出来ると自負している。出なければ幻想郷の賢者などとは呼ばれない。
さて、何故こんな話をするのか。
私があの子と話しをして分かったことが二つある。一つは純粋で相手を無条件に信じ受け入れるような器量と危うさを感じる妖怪であること。
もう一つは、分からないということ。
どういうことなのか、自分でも整理が追い付いていないので思った事をここに記す。あの子は確かに腹芸を得意とするようなタイプの妖怪ではない。ただ何かあの子の中にはあの子以外の何かがあるような、不明瞭な何かがあるような気がしたのだ。
言葉にするのなら、そう器と中身が別物。プリンの容器に茶わん蒸しが入ってるような。
・・・はあ、我ながら相当混乱しているらしい。もう少しましな例えは無いものか、ともかくそういった不気味さのようなものがあの子にはあるのだ。あの子は一体・・・。
とはいえあの子自身が何かの悪だくみに加わっている様子ではないので、このまま様子を見ることにする。必要であれば今後、彼女の力を借りてもう少しあの子の中身に迫ってみようと思う。
しかし、力を借りるにも簡単にはいかないだろう・・・。彼女のいる場所はそう簡単に行き来できる場所ではない。・・・いや、あの場所で異変が起こったならあるいは。あの祭り好きの者たちが、嫌われ者たちが住まうあの場所なら。
近いうちに地の底から彼女達がやってくる、そんな気がした。そしてあの子はきっとその場に居合わせるだろう。それが、あの子が望もうと望むまいと。
あの子は異変に好かれている。もしくは異変が起きる予兆を感じ取っているのかもしれない。
あの子がこれからどうなるのか、少し楽しみだ。