「俺、彼女ができたんだッ!!」
そんな天地が前周りして後ろ周りしてハンドスプリ ングしてトリプルアクセルしてもあり得ないような 話を聞かされることになった春。いきなりそんな夢 物語をいいだした少年、イッセーこと兵藤一誠。
これがもし普通の男子ならサバトの生け贄ぐらいす ませてたが、こいつの場合は違う。
なんてったってエロい。まぁ、エロい奴はこの年な らだいたいそうだろ。みんなエロ本の一冊や二冊く らいは常備してるだろ。けど、こいつはここで終わ らない。学校・・・いや、近隣の学校に通ってる奴 なら大体が知っているほどのコイツはエロい。むし ろエロさしかない。エロの為に生きてる様なもんだ 。ほんと・・・将来、一体何になるんだ?頼むから 犯罪にだけは手を染めないでくれよ……。
それが、俺、本道 ほんどう 進 すすむ がみてきた。兵藤一誠という存在の簡単な理解だ。
そんな奴であったせいか、俺ははじめこいつのいっ ていることがまったく理解できなかった。いやいや 、真剣に頭に変な菌がわいちまったんじゃないかと 思ったよ。
「うるっせぇーぞ、イッセー!ギャルゲ出来ねぇじ ゃねぇかッ!!大体、んな地球が四回転半しようとし て失敗して今から地球が太陽に突っ込むみたいな嘘 いわなくていいんだよッ!!」
「事実だよ!!てか、俺が女の子と付き合うのは世界 滅亡並の嘘と同列なくらい信じられないことなのッ !?あと地球どんだけ俊敏なんだよッ!?」
「っせぇーな、うるっせぇーなッ!!こちとら今から ギャルゲして二次元の嫁たちに会いにいこうとして るのを、お前に止められて殺意がわいてんだよッ!! しかも、理由が彼女ができたからぁ!?んな有り得な い事言ってないでささっと帰ってシコってねろッ!! 」
まったく、イライラする。俺ははやく嫁たちに会い たいんだ。
「いやだからホントだってッ!!ほらッ!!携帯見ろって ッ!!女の子の名前書いたるじゃんかッ!!」
そう言って顔の前携帯電話の液晶画面を無理やりを 近づけてきた。
「ほら、見ろって。ちゃんと女の子の名前があるだ ろ?」
そういって見せてきたディスプレイにはくっきりと (天野夕麻)とかいてあった。
「てんの…ゆうま?え?男?」
読めん…。いやまじで…目が悪いとかじゃなく頭が 悪い方向で読めない。
「あ・ま・の・ゆ・う・まッ!!!ホント頭弱いな…… 」
そう言って俺に残念そうな視線を向けてるくるイッ セー。
「悪かったなッ!!実際頭が悪くなった原因は親父の せいだッ!!」
ホント、あれはないわ…。 なんでガキの頃からあんなに殴られなくちゃならん 。拳法の練習とか、修行とかいうレベルの話じゃね ぇだろあれ…。
「まぁ…アレはヒドかったけど…。俺の親が何度育 児機関に連絡したか…。ってそんなことほっといて 彼女だよ、彼女。」
ほっとくな。こちとら命がけだったんだぞ、こら。 雨も嵐も雷も関係なく毎日死んでた。文字通り心停 止してた。そのたびに一撃胸に食らって心臓を動か させられてた…。もう行き過ぎてさー。三途の川に 知り合いができちまうぐらい。まぁ、それは置いと いてだ。
「イッセー……、ついに空想彼女を創るようになっ てしまったか………。待ってろ、今すぐ腕のいい精 神科に…」
「違うっつーのッ!事実だってのッ!!どうしたらわ かってくれるのさッ!?少しは親友の言葉を信用して ほしいんですけど!?」
「ハッハッハッ…。一ミリも信用してねぇよ」
「いやいや、信じろよ。なんで十年来の友の話を信 じてくんねぇーんだよッ!!」
「逆に聞くが普段から色欲全開でクラスどころか学 校通り越して地域の皆様方が知るぐらいの変態歴が 十年以上あるこのあたりの女子からゴキブリの大群 が寄せ集まったものをみるような視線を常日頃向け られる奴がいきなり彼女できたっていわれて、おま え信じるか?」
「無理…です……」
「だろ?それが今俺が抱いてる気持ち。今すぐにで も墓にぶち込んでやりたいの我慢して青酸カリ飲ま してあの世に送るので手をうってやろうと考えてる 俺の慈悲に感謝して自殺しろよ」
「あぁ、ありが…。ってどれもエンディングにむか ってるんですけど!?感謝を要求できる要素一ミリも 見えないんですけど?」
「チッ…バレたか……」
「俺、時々。お前との付き合い方を真剣に考えるべ きだとおもうんだけど…」
んな事知ったこっちゃねーっての。
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とまぁ、そんなやりとりがあってしばらくたったが 、いまだに話し合いに決着がつかないでいた。
「あぁ〜まぁ、世界滅亡がほんとに今すぐ起きると 言うのも信じてしまうと仮定において、おまえに彼 女が出来たとしよう」
「あぁ、…ん、もぐっ・・・んく。そうしてくれ。 しかし、このほうれん草のお浸し旨いな」
「はぐっ…もぐもぐ……。そうかぁ?」
とりあえず、イッセーが晩飯まだだというのでは晩 飯食いながら話を続ける事にした。
「まぁ、それよりもだ。んでなんで俺の所に報告な んざにきた。ただ自慢したかったってだけなら明日 学校の屋上からお前全裸にして パイルドライバーかますからな」
「うぐっ…」
俺の言葉に喉に食べ物を詰まらせるイッセー。みる と心なしか顔色が悪い。
「なんだ図星か?だったらコロサナキャナランノダ ガー?」
なんだってリア充の誕生を祝福しなきゃならんのか なぁー?かな?
「いや、その。待ってくれ。確かに一割はそうだけ ど…」
「よし、すなおに話したのでパイルドライバーはや めて床に画鋲敷き詰めてそこに顔面からバックドロ ップするので手を打とう」
「すげー…譲歩してるように見えて一ミリも譲歩し ていない。その上、顔面をズタボロにするだけで生 殺しにもほどがある…。鬼だ、鬼がいる…」
「んで、残りの九割は?」
俺が今日のメインである魚に箸を入れながらイッセ ーにきく。
「あ、あぁ…実は…」
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「…ってわけで、手伝ってくんね?」
「………」
イッセーの頼みを要約するとこうだ。《いきなり彼 女出来たんだけどどうしたらいいかまったくわかり ません。デートもしたことないからどうしたらいい か一緒にかんがえてよ》ってことだそうだ。
「とりあえず、何はともあれぶっ殺していいか?」
「待つんだ!!確かに俺もおまえの立場なら迷わずそ う言っていたが落ち着いてくれッ!!!」
ハッハッハッ…。そんなムチャな。
「俺の右腕が手めぇを殺せとひしめき合う…」
「おちつけ、今度ギャルゲ一本奢るから」
「任せろ、イッセーッ!!デートにかんしちゃ俺の右 腕にでるものは五万といるッ!!」
「スタイリッシュ手の平替えしッ!?」
「さぁ、始めようじゃないかッ!!カマンカマンッ!!! 」
どんとこいやぁー!!!デートときいちゃあ、ギャルゲ で培った経験が生かせるぜッ!!!
「じゃ、じゃあ。進ッ!!!まず何からすれば!?」
「知らん」
「さらなるスタイリッシュ手の平替えし!?う、うら ぎりが速すぎる」
狼狽するイッセーに手で静止させる。
「まぁ、まて。イッセー。落ち着け。策ならある」
「な、なにぃー?い、いったいどんな」
かなり驚いた顔をして近づくイッセー。俺は更それ を手で制止させてから言葉を続ける。
俺は立ち上がり両手を大きく広げながらイッセーに 問いかけた。
「イッセーよ。おお、イッセーよ。我が十年来の下 僕でありぼろ雑巾よ。俺の趣味を述べてみよ」
「え?色々とツッコミ所はあるけどまあ、話を進め たいんでむしるけど。ギャルゲだよな?」
「そうだッ!!!!私の趣味はギャルゲッ!!!それも若干十 を数える頃から続けている。いわば私の魂の癒しに も似たものだ。そしてイッセーよ。思い出すのだ。 ギャルゲの正式名称を!!!」
「ギャルゲって…確か…。ま、まさか!?」
「そのまさかだよ、イッセー。ギャルゲの正式名称 は《恋愛シュミレーションゲーム》つまり恋愛を想 定したゲームなのだよ」
「なるほど、恋愛想定したゲームならデートに関す る事の一つや二つはあるだろう、つまりそれを参考 にして…ッ!!!」
イッセーも立ち上がり目をきらきらと輝かしながら 見てくる。俺も同じくらいテンションがあがりなが らそれに答える。
「あぁ、さっきいってたデートプランを決めちまお うッ!!!」
「あ、ありがとう進ッ!!!お前は天才だよッ!!!」
「誉めるなよ、ただ少し諸事情があってな」
「な、何だ?どうしたんだ?」
「最近俺のパソコンのギャルゲのデータを整理して てな。今いっこしか入ってないんだ」
まあ、豆に整理しとかないとすぐいっぱいになって処理落ちとかなるからね。
「へぇー、どんなゲーム?」
「いや、それがあんまり覚えてなくてだな。安売り の時にまとめて買っちまったもんでよ。とりあえず 、入れるだけ入れといて放置してたのを整理したと きに見つけたんだ、だからついでしそれを参考にし ようかと」
「あー、まーなんでもいんじゃね?俺もギャルゲし たけどなんか数えるほどしかしてないしさ」
それもそうだな。まあ、パッケージの後ろのCGにはデートみたいなの合ったし大ジョブだろ。うん。
「んじゃ、デートの参考するために《怒りの日》ってゲームをするか!!!」
「おーっ!!!」
《あなたは既知感というものをご存じー》
色々と書き直していたらかなり時間が食った。やぁ、ギャルゲをこよなく愛する男、シャニムニだよ。最近はまってるゲームはdies irae。はまってるゲームのヒロインは櫻井螢。はまってるアニメのヒロインはヴァンガードの戸倉ミサキ。ハイDですきなヒロインはロスヴァイセと小猫ちゃん。まあ、簡単にいうとこんな感じかな?とりあえず、ほかの細々しいことは活動報告やらでかいてきます。ではでは、また明日。