世界救い終わったけど、記憶喪失の女の子ひろった   作:龍流

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勇者と四賢

 昔の話である。

 それはまだ、世界を救う勇者が『黒輝(くろがね)の勇者』として、その名を知られる前。彼がその特徴的な魔法効果と命知らずな戦い方から『(くろがね)の勇者』という異名で呼ばれはじめた頃。

 

「あなたに、この子の指導をお願いしたいんです」

 

 勇者は、真っ直ぐに頭を下げて、そう言った。

 頭を下げた先に座る人物。ステラシルドという国で、最も魔術という技術に精通した魔導師。世界最高の四人の賢者と謳われる、四賢の一人。

 ハーミット・パック・ハーミアは、少年の嘆願を鼻で笑った。

 

「話にならん。ボウズ、お前舐めてるのか? なぜこのアタシが、アタシの貴重な時間を割いて、そんなことをしなきゃいけないんだ?」

 

 王立魔導学院の長。宮廷魔導師の筆頭でもあるハーミアは、魔導の道を志す者にとって生ける伝説。言葉を交わすだけでも恐れ多い、雲の上のさらにその先に座しているかのような存在である。

 そんな彼女に正面から言葉で威圧されて、勇者の少年は深くため息を吐いた。

 

「えー、でもハーミア先生、なんでもしてくれるって言ったじゃないですか……ケチだなぁ」

「なんでもとは言ってないだろ! なんでもとはぁ!? アタシが叶えられる範囲でお前の望みを叶えてやると言ったんだ! あと先生呼びはやめろ! アタシはべつにお前の先生になってやった覚えはない!」

「でも四賢のハーミア先生がそう言ってくれたら、なんでも叶えてくれるんだろうなぁ、って思っちゃうじゃないんですか。え? もしかしてハーミア先生の言うアタシが叶えられる範囲って、そんなに狭いものだったんですか? 四賢なのに? 世界最高の魔導師なのに?」

「口閉じろクソガキィ!」

 

 ハーミアはキレた。それはもう、年甲斐もなくキレまくった。

 しかし、対する少年は、のほほんと穏やかな笑みを浮かべたままである。

 

「ちっ」

 

 我に返って、ハーミアは舌打ちをこぼした。これはよくない。完全に、目の前の小僧に踊らされている。

 その少年は無礼で、馬鹿で、馴れ馴れしく、会話の相手を自然と自分のペースに引き込む、不可思議な雰囲気を持っていた。それこそ、ハーミアが普段の威厳をかなぐり捨てて、こうして相手との口喧嘩の土俵に降りてしまう程度には、少年は人を惹きつける何かを持っていた。

 

「くそっ……そもそもお前のようなボウズと関わりを持つべきじゃなかった」

「でも、ハーミア先生は、おれみたいな生意気な若者のことはきらいじゃないでしょ?」

「ああ。そうだな。そういうことを自覚的にほざける若僧は虫酸が走るほど大嫌いだ」

「そんな悲しいこと言わないでくださいよ。ハーミア先生がお忍びで並んでたお菓子屋さんで売り切れた商品を譲ってあげた仲じゃないですか」

「やかましいぞ」

「あのあと、アリアがちょっと機嫌悪くなってまあまあ大変だったんですよ」

「ふん。お前の方こそ、連れ去った姫君とお忍びでデートとは良い身分だな。そんな脳天気な旅を続けていて、本当に世界が救えるのか?」

「ハーミア先生はデートとかしたことなそうですもんね」

 

 もはや言葉は不要だった。

 ハーミアは指先一つで攻撃魔術を放ち、少年はそれを避けようと素早い反応で即座に回避行動に移り、しかしそれを読んでいたハーミアの魔術は空中で跳ね曲がり、結果魔術が直撃した少年の体は部屋の隅まで勢いよく吹き飛んだ。

 

「あいたたた……ちょっとハーミア先生! 死んだらどうするんですか!?」

「身体が鉄の硬さになるヤツはこの程度では死なん」

「ところで今の空中で曲がるやつ、どうやったんですか?」

「企業秘密だ。そもそも、教えたところでお前のような魔術の才能がないバカには理解できない」

「えー」

「えーじゃない」

 

 何事もなかったように起き上がった少年は、軽く埃を払いながら、その辺にあった本を手に取った。

 

「でも、真面目な話。おれが一番ほしい見返りは、変わらないんですよ」

「腕のいい魔導師がほしいなら、そこらで探せばいいだろう。お前も、あの姫騎士さまも、ルーキーとしては悪くない腕前だ。そのうち、手練れの良い魔導師と巡り合うこともあるだろうさ」

 

 教師らしく、ハーミアは声のトーンを落として、そう諭した。

 生き急ぐ若者の肩に手を置いて諌めてやるのも、大人の大切な役目だと、ハーミアは自認している。

 しかし、少年は本を開いて眉をひそめながら、軽く言った。

 

「手練れの良い魔導師、じゃだめなんですよ。その程度の腕前の魔導師を仲間にしたどころで、おれはきっと世界を救えない。仲間にするなら、あなたのような世界最高の魔導師じゃないと」

「欲が深いな。理想も高い」

「夢を追う若者って、大体そういうものでしょう?」

「開き直るな、馬鹿が」

「あ、やっぱりハーミア先生に仲間になっていただくっていうのは」

「もう一発ブチ込まれて、今度は部屋の外まで吹き飛んでみるか?」

「すいませんでした。じゃあ、やっぱりあの子のことをよろしくお願いします」

 

 そして、話がまた最初に戻る。

 しれっとまた少年がそんなことを言うものだから、ハーミアは眼鏡を外して、眉間を強くもんだ。

 

「アタシはまだ引き受けるとは言ってないぞ?」

「そうですね。でも、これを見たら引き受けてくださると、おれは信じてますよ」

 

 少年は、部屋の隅でずっと縮こまっていた少女を、手招きして呼び寄せた。

 

「先生。この本って高いですか?」

「ああ。お前が想像できない程度の金額ではあるな」

「それはよかった。シャナ」

「はい」

「これ。増やして」

「わかった」

 

 少女の手が、本に触れる。

 次の瞬間、分厚い背表紙のハードカバーが、何の前触れもなく二冊に増えた。

 ハーミアは、外していたメガネを掛け直して、少女の姿を凝視した。

 

「おい、ボウズ。なんだ、これは」

「どうぞ」

 

 差し出された二冊の本のカバーを確認する。細かな傷の位置まで同じだ。

 中身を開いて、確認する。ハーミアが百十一ページに赤いインクで書き込んだ文字が、どちらの本にも残っていた。

 

「魔法の名は『白花繚乱(ミオ・ブランシュ)』。効果は触れたものを『増殖』させること。そして、この魔法効果はもちろん、自分自身に対しても有効です」

 

 少年は、淡々と言葉を紡ぐ。

 ハーミアは、眼鏡の奥からその不遜を睨み据える。

 

「一人ではありません。先生には、世界を救える百人の魔導師を、育てていただきたいんです」

「大したクソ度胸だな、ボウズ。アタシが大の()()()()()であることは、お前にも話したはずだが?」

「もちろんお聞きしました。でも、だからこそ……この子の魔法は、先生の弟子になるのに、これ以上ないほどに適しています」

 

 生意気なだけではない。

 少年の声音には、目的を達するための野心が滲んでいる。

 はったりだけではない。

 少年の瞳には、手段を選ばない覚悟が滲んでいる。

 

 

「自分を超える魔導師を育てる。ハーミア先生の生涯の夢を、この子なら……シャナなら、必ず叶えることができると、おれは信じています」

 

 

 故に、ハーミット・パック・ハーミアはその日、後に世界を救う勇者と、契約を交わした。

 

 

 

 

「……こまった」

 

 武闘家、ムム・ルセッタはむむ、と唸っていた。

 突然の襲撃を受け、応戦。そのままやられることこそなかったものの、完全にシャナたちと分断されてしまった現状は、はっきり言って最悪に近い。

 ムムを襲ってきた相手……あの仮面の行商人は、最初からこちらを倒すことは考えていなかったらしい。ムムを谷底に突き落として、パーティーの戦力を分断させる。あれはそれしか考えていない立ち回りだった。

 静止の魔法という絶対の防御を持つムムに対して、シンプルだが有効な一手である。

 

「うーん。困りましたわね。これ、登れる気がしませんわ〜」

 

 ムムの隣で、死霊術師が脳天気に言った。

 

「登れる登れないの問題じゃない。すぐに助けに戻らないと」

「とは言いましても、わたくしたち一回負けてるわけですし、無策で戻ってどうにかなる相手ではないのは明らかではありませんこと?」

 

 敵に為す術なく首を切り落とされ、崖下に突き落とされたリリアミラ・ギルデンスターンは、のほほんとそんなことを言う。ムムは、しぶい顔でまた唸った。

 

「でも、勇者たちが危ない」

「とはいえ、敵の狙いは魔王さまか賢者さまでしょう? すぐにどうこうされることはないと思いますわ。あの勇者さまと同じ顔の不届き者の存在、この村の経済の回り方……どこをとっても、きな臭いことだらけですから」

 

 まったく、とんだ村に来てしまったものだ。

 腕を組んで、ムムはリリアミラの言葉に耳を傾けた。

 

「勇者が、もう一人いた。そんなことができる魔法は、シャナの魔法しかない」

「ええ、その通りです。であればむしろ、勇者さまと同じように、賢者さまももう一人いる……と。そう考える方が自然というもの」

 

 敵の正体は、もう一人の勇者ともう一人の賢者。

 つまるところ、もう一人の自分。

 あまりにも馬鹿らしい話だが、馬鹿らしい想像を現実のものにしてしまうのが魔法である。

 

「それにしても……商売人としては先を越された気がして、少しおもしろくありませんわ」

「……何の話?」

「あらあら、単細胞の武闘家さまはまだ気づかれておりませんのね。あ、うそです。拳を構えないでください。ジョークですジョーク。きちんと解説しますから殴らないでください」

 

 ムムが拳を振り上げて先を促すと、リリアミラは後ろに下がりながら言葉を紡いだ。

 

「この村の産業。おかしいとは思いませんでしたか?」

「おかしい?」

「はい。作られている品物の、高い品質。そして、その品質に不釣り合いなほどに用意された品物の数々。基本的に、量産品というのは品質にある程度の折り合いをつけて、生産性を担保するものです。ですが、この村に並んでいる品々は、すべてまったく同じ最高級の品質を保ちながら、店頭に並び、取引されていました」

 

 ムムは、村の中に広がっていた夥しい数の造花を思い出した。恐ろしいほど精巧に丁寧に織られた、まったく同じモノにしか見えない、造り物の花たち。美しい人口の絨毯。

 それに目を奪われたのは否定できない事実だが、同時に言い様のない違和感を覚えなかったといえば、それは嘘になる。

 あんなにきれいな花が、あんなにも寸分違わず咲いているわけがない。そんな、マイナスの違和感。

 

「シャナの魔法で、生産したものを増やしている?」

「ええ、そうとしか考えられませんわね」

 

 ムムの言葉を、リリアミラは肯定した。

 一を百にする。ムムたちはそんなシャナの魔法の力を当たり前のように享受してきたが、少し見方を変えてみれば、その魔法は世界の在り方そのものを変えかねない力である。

 

「そうですわね。一つ、例え話をしましょう」

 

 自分より千も年上の武闘家に向けて。しかしリリアミラは物怖じする様子もなく、話し始めた。

 

「三十年の経験を持つ、腕の良い刀鍛冶がいました。彼の技術は大変素晴らしいもので、簡単には替えが効きません。そんな人物が暮らす土地では、彼の存在そのものが一つの産業として成立するでしょう」

 

 つらつらと、色素の薄い唇が言葉を紡ぐ。

 

「彼は拘りが強く、素材も最高品質のものしか使いませんでした。彼が一年に制作する刀剣は、最大で二十四本。それ以上の数を制作したことはありません。彼の刀剣は王侯貴族から前線で戦う兵士たちにまで分け隔てなく評判がよく、常に強く求められてきました」

 

 ある種の極論になってしまうが。

 職人が大切にされるのは、その職人が唯一無二の存在であり、たった一人しかいないからだ。

 だが、それだけの技術を有する職人が作った武器が、一気に百倍になるとしたら? 

 

「賢者さまの魔法があれば、それだけで二十四という数字は二千四百になります。賢者さまの魔法があるだけで、生産力は百倍になるのです」

 

 ムムは何も言い返せなかった。あまりにも、恐ろしい話だった。

 谷の上を見上げて、花に包まれたその村を睨む。普通とは違う方法、魔法に頼った特別な方法で、この村は閉鎖的な環境でありながらその力を伸ばしてきたのだ。

 

「……ゆるせない」

「ええ、ええ。まったくもって本当に許せませんわ!」

 

 珍しく両手を握りしめて、生粋の商売人でもある死霊術師は荒い息を吐いた。

 

「実はわたくし、以前賢者さまに提案させていただいたことがあるのです。賢者さまの魔法でわたくしが仕入れてきた品物をどんどん増やして、ばんばん輸出して、一緒にガッポガッポと儲けませんか、と」

「うわ」

 

 普段のリリアミラに対するそれとは別の意味で、ムムは引いた。魔法を完全に金儲けに使うことしか考えていない発想である。

 さすが、魔王軍の財布を管理していた死霊術師は、汚い。あまりにも金に汚い。

 

「ですので、この村の産業の在り方はかなりわたくしの理想に近いというか、先を越された気分というか……むきーっ! こんな辺境の閉じた村ではなく、全世界を股にかけるわたくしの会社が一枚噛めば! もっともっと莫大な利益を生み出すことが可能なはずなのにっ! ますます腹がたってきましたわ!」

「……」

 

 全裸のままジタバタするたびに、質量のある双丘がぶるぶると揺れる。

 いつも思っていることだが、なんでこの女か味方なんだろう? 

 ムムはなんだか悲しくなった。

 

「……とにかく、方針を決める」

「と、仰いますと?」

「最優先に考えるべきは、賢者たちの救出。次に勇者と騎士。そのためにはまず、この崖を登って村に戻る必要がある」

「あ、わたくしそういう肉体労働は本当に無理なので、良い感じに背負って行っていただけると助かります。もちろん抱っこでも結構ですわ」

「……」

 

 なんでよりによってこの女と二人組になってしまったんだろう? 

 わりと真剣に、ムムは抱っこを求めてくる死霊術師を置いていくことを検討し始めた。

 

「あと、そもそもの話なのですが」

「なに?」

「上に着いたとして、みなさんをお助けする策はあるのですか? 我々、一度見事にしてやられているわけですし」

「……さっきは油断した。次は勝つ」

「それは一度負けた人間が、もう一度チャンスを得た時にだけ吐くことができるセリフですわね」

 

 耳の痛い指摘だった。

 いつもなら殴って黙らせるところを、ムムは黙ってリリアミラを見上げて睨み据えた。

 

「倒せなくても、止めてみせる」

「いけませんわ。武闘家さまがあの仮面のエセ商人にかかりきりになったとして、その場合他の相手は誰がするのです? 偽物の勇者さまと賢者さま、あの村の兵士たち。無策で戻って勝てる相手ではありません」

「でも、死霊術師」

「ムムさま」

 

 名前を呼ばれて、ムムは言葉を止めた。

 

「簡単な話です。倒せなくても止めてみせる、というのは、天下無双の武闘家さまにしては気弱に過ぎます」

 

 ムムの頬に指を這わせながら、死霊術師は満面の笑みで微笑んだ。

 

「死んでも殺す、と。それくらいの覚悟で臨まなければ、アレを倒すことは困難でしょう」

「わたしは、命を使い捨てにする、お前の考え方が、昔から好きじゃない」

「ええ、ええ。もちろん存じ上げております。でも、致し方ないでしょう?」

 

 リリアミラの笑みの種類が、皮肉を含んだそれに切り替わる。

 

「たくさんあるもの。替えが効くもの。数が用意できるもの。そういったものは、唯一無二のものと比べて、どうしてもその価値を落としてしまうのです。ですが同時に、数は強さでもあります。意地を張って口論を重ねるよりも、今は協力し合うべきですわ」

 

 その言い様は、本当に賢者の魔法を皮肉っているとしか思えなかったが、反論のしようがない正論でもあった。

 

 

「……話はまとまったかい?」

 

 

 横入りするような声が、聞こえた。

 仮面とローブ。あの村に出入りする人間特有のその姿にムムは身構えたが、声の主は敵対する意思がないことを示すように、両手を挙げた。

 

「そこのちっちゃいアンタ、あの勇者のボウズの師匠なんだろ? アタシも同じなんだ」

 

 不自然なほど黒い黒髪が、ずるりと剥けて落ちる。変装用だったのだろう。カツラを取って仮面を外し、その下から出てきた顔には、ムムもリリアミラも見覚えがあった。

 王都に出入りしたことがある者なら、必ず彼女の銅像を目にする機会がある。

 魔術に触れる機会があるなら、その名を聞かないことは、ありえない。

 

「……四賢」

「これはこれは、見知った顔が出てきましたわね」

 

 シャナ・グランプレが世界を救った賢者として知られる前から、魔術を極めた最高の賢者と謳われた頂点が四人、存在する。

 砂岩系の術式を極め、土塊に指先一つで命を宿すと恐れられた世界最高のゴーレムマスター、鋼鉄のオセロ。

 純粋な魔術攻撃の威力のみを突き詰め、それらの普及と悪用に成り上がった、魔法と魔術の融合の体現者。朱炎のバーナーダイン。

 この世で唯一、魔導陣を使わない魔導師として知られる異端、魔導の祖の血を引く生きた伝説。口遊むシャイロック。

 そして、あらゆる魔術を解き明かし、現在の魔導学院における基礎を築いたと言われる女傑。清澄のハーミア。

 

「そう。アタシの名は、ハーミット・パック・ハーミア! この世界で唯一にして絶対! 魔術のすべてを解き明かす、最高の魔導師にして大賢者だ。そして……あのバカ弟子どもの師匠でもある」

 

 世界を救った、賢者の師。

 ハーミット・パック・ハーミアは、武闘家と死霊術師に向けて、笑いかけた。

 

「救出作戦、やるんだろ? アタシにも、協力させてもらおうか」




今回の登場人物
ハーミット・パック・ハーミア
世界最高の賢者、四賢の一人。清澄のハーミア。近代魔術の基礎を築き、ステラシルドにおける「魔術を学ぶ」環境と体系を作った偉人。三つ編みメガネ魔女帽おねーさん。ただし実年齢は百歳超え。
四賢の中で唯一、色魔法を持たない一人。魔法に頼らず、理に沿った魔術を至上とする、生粋の魔導師。ノセられやすく、キレやすく、面倒見が良い。生粋の教育者。
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