男のウマ娘がトレーナーとして頑張る話   作:神領千鶴

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皆さんこんにちは作者です。暫く期間空いてしまい申し訳ありません。試験とか試験とかがありました。あとウマ娘追加します。どんどん追加していきます。オマケにオリ主のプロフィール的なのも載せておきます。



名前:村雨柊斗

ウマ娘名:ノヴァ

水色ロングの髪に黄色の目。走る時の気分でポニーテールに変える。左目を隠しており、誰にも見られていない。かなりマイペースで、ウマ娘との時間を大切にしている。トレセン学園初期の頃からいる。年齢は???歳。今は引退しているが、その走りは未だ健在。

日常:見た目が女性に近い為よくナンパに遭遇する。本人は見た目は気にしているがナンパにはあまり気にしていない。

レース:レースの時になると異様な程の集中力を発揮する。


※もし実装されたら

『バトル・オブ・ザ・エンペラー』

称号:一・撃・離・脱

名前:ノヴァ

ステータス(星3時): 110 150 80 55 55 成長率スピード15% スタミナ15%

脚質:大逃げA 逃げB 先行B 差しB 追込A

コース:芝A ダートD

距離適性:短距離B マイルC 中距離A 長距離A

固有スキル:壱撃離脱

集中力もしくはコンセントレーションが発動した時、作戦が大逃げの場合発動する。その代償に賢さが強制的に1になる。 凄く早くなる。

所持スキル:直線加速、コーナー加速、直線回復、コーナー回復

覚醒レベルでのスキル:2 無し 3 曲線のソムリエ 4無し 5 大逃げのコツ

限定称号の取り方:大逃げで皐月賞を1分55秒以内に走りきり、URAファイナルを優勝する。

一言:この世で伝説を作れる者は、ほんの一握りだ。


第5話

現在、教室では生徒たちが授業中である時間。そんな中柊斗は外の木陰で寝ていた。理由は簡単、眠いからだ。つい最近新しい担当が増えた。その名はミホノブルボンとライスシャワー。何故かというと、ミホノブルボンの元トレーナーは地方の方と結婚するので新しいトレーナーを探していたらしい。ライスシャワーは、彼女の元トレーナーからの契約破棄。ライスはブルボンの三冠を阻んでヒール扱いされ、トレーナーの意見を聞かず自主トレをしたことにより契約解消。そんな二人を新しく持ったため仕事量が増えた。

 

[柊斗]

「zzz……。」

 

余談だが柊斗は基本的に夜更かしはしない。なら何故寝ているか。それは久しぶりに6人以上のメニューを作ったからである。最後に作ったのは数年以上前、久しぶりという事もあり今現在睡眠中。

 

そんなところに現れたのは……

 

ニャ~

 

可愛い猫ちゃんだった。それも1匹だけでなく何匹も。

 

[柊斗]

「ん……ああ猫か。」

 

猫の鳴き声で目が覚めた柊斗。猫を見つけると胡座の姿勢になり、ポンポンと叩き誘導する。すると沢山の猫が乗ってくる。入り切らない猫は肩や頭に乗ってきた。

 

[柊斗]

「可愛いなお前ら……ふぁあぁぁ……眠いなお前らも一緒に寝るか?」

 

ニャ〜

 

柊斗の言ったことに反応するかのように鳴く猫達。数分もすると、全員寝てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

何時間たっただろうか。ただ1つ言えることは、生徒達は下校時間かトレーニングが始まる時間だろう。柊斗はまだ寝ていた。今回トレーニングは筋トレメインで、既にメニューを寝る前に渡しておいた。そして今柊斗のいる場所は門のすぐ側の木陰であり、生徒達からの視線が凄い。

 

[???]

「……可愛いな。」

 

柊斗の前に1人のウマ娘が現れる。黒栗毛の髪、小さな体にバネの効いた筋肉、緑色の綺麗な瞳持つウマ娘だった。そして何より……

 

[???]

「……羨ましい。」

 

大の猫好きである。

 

[???]

「ちょっと写真でも撮るか。」

 

カシャ

 

[柊斗]

「ん?」

 

[???]

「あ、悪ぃな。起こしちまったか?」

 

[柊斗]

「いや大丈夫だ。ほれ猫達お目覚めの時間だぞ〜。」

 

ニャ〜

 

[柊斗]

「いやあの退いてくれないと俺が動けないんだが。」

 

[???]

「いいじゃねぇか別に。猫ちゃん達が可哀想だろ?」

 

[柊斗]

「そうなんだろうけど、俺トレーニング見ないといけんから。」

 

[???]

「アンタトレーナーなのか?」

 

[柊斗]

「まあな。ほれ猫ちゃん達また明日な。」

 

ニャ〜

 

猫達は柊斗から降りると何処かへ行ってしまった。

 

[柊斗]

「ある程度寝れたし、行くか。」

 

[???]

「なあ、それ俺もついて行っていいか?」

 

[柊斗]

「別にいいぞ。そういえば名前は?」

 

[リョテイ]

「キンイロリョテイだ。」

 

[柊斗]

「リョテイか。俺は村雨柊斗。こんな見た目だが男で、元ウマ娘だ。」

 

[リョテイ]

「へー、ウマ娘ならぬウマ息子ってか。」

 

[柊斗]

「今まで前例がなかったしな、その性で色々大変だったぜ。」

 

[リョテイ]

「そりゃまた今度聞くわ。早速行こうぜ。」

 

[柊斗]

「そうだな。」

 

猫を通して仲良くなったリョテイとともにトレーニングルームへ向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

━━トレーニングルーム━━

 

[柊斗]

「う~す。」

 

[テイオー]

「あ!トレーナー!」

 

[柊斗]

「ちゃんと筋トレしたか~?」

 

[ブルボン]

「オペレーション『筋トレ』完了しました。」

 

[柊斗]

「うんうん偉い。みんなお疲れ、どうする?一周だけ走るか、今日はもう自由にするか。」

 

[テイオー]

「僕もう疲れちゃったよ~。」

 

[マックイーン]

「わたくしも同じですわ。」

 

[オグリ]

「お腹すいた。」

 

[ブルボン]

「私はこの後2000メートルを一周します。」

 

[ライス]

「ライスもそうしようかな……。」

 

[柊斗]

「おっけー。んじゃ三人はちゃんとアイシングしてからあがれよ~。てかシービーとルドルフはいないんだな。」

 

[ブルボン]

「先程生徒会長がシービーさんを連行していました。」

 

[柊斗]

「入れ違いだったか。すまんなリョテイ、あんまり見せられなくて。」

 

[リョテイ]

「いや、俺が無理言ったからな。気にするな。」

 

[テイオー]

「トレーナー、そのウマ娘は?」

 

[柊斗]

「言ってなかったな。こいつはキンイロリョテイ。さっき知り合ってトレーニング見るかって聞いたらついてきた。」

 

[ブルボン]

「何度か視認したことはあります。」

 

[柊斗]

「そういえばリョテイ、トレーナーは?」

 

[リョテイ]

「俺は居ない。と言っても、前はいたけどな。」

 

[ライス]

「リョテイさんって、契約を切られたの?」

 

[リョテイ]

「ああ。元々俺は勝ちたいから走るんじゃなくて、ただ走りたかっただけだからな。トレーニングだってそう、日によってばらつきあるし。」

 

[柊斗]

「だったら沖野のとこ行ってくればいいんじゃね?あいつの所結構自由だし。」

 

[リョテイ]

「アイツは無理、脚触ってきたから。俺の脚を許可なく触るやつは許さん。」

 

[柊斗]

「あらら。だったらウチはどうだ?あくまで仮だが。」

 

[リョテイ]

「どういう事だ?」

 

[柊斗]

「仮契約だ。少しの期間そのチームに入って自分に合ってるか確かめるんだ。合わなかったら入らなければいいだけだしな。」

 

[リョテイ]

「いいなそれ。んじゃ頼むわ。」

 

[柊斗]

「おう。よろしく。」

 

2人は握手をする。

 

[テイオー]

「トレーナー、僕が次走るのっていつ?」

 

[柊斗]

「とりあえずテイオーとマックイーンはジュニア級だからな、とりあえずテイオーはホープフル、マックイーンは京都ジュニアだな。他の奴らはどうする?こう目標とかあるか?」

 

[オグリ]

「早いウマ娘と走りたい。」ŧ‹”ŧ‹”

 

[ブルボン]

「私は再びクラシック三冠を目指します。」

 

[ライス]

「ライスは……まだ決まってないかな。」

 

[柊斗]

「成程。俺としては2人が被ってるからどっちか先に走って欲しいな。」

 

[ブルボン]

「では先にテイオーが走るのを勧めます。」

 

[テイオー]

「僕?」

 

[ブルボン]

「テイオーの目標は無敗でクラシック三冠。これを達成するには早めがいいと判断。それに私は1度クラシック路線を通ったので譲りました。」

 

[柊斗]

「おっけ。んじゃテイオーとマックイーン優先だな。あとは好きにしてくれ。」

 

そう言われると、ブルボンとライスはターフへ向かい、テイオーとマックイーンは寮へ向かった。

 

[柊斗]

「俺もシービーでも拾ってくるか。」

 

[オグリ]

「……。」(´~`)モグモグ

 

[リョテイ]

「暇だし俺も走ってこようかな。」

 

[柊斗]

「無理しなければいいぞ。」

 

各々のやりたいこと(オグリは別)を見つけ、直ぐに行動へ移す。

 

 

 

━━生徒会室━━

 

[シービー]

「ねールナちゃーん、そろそろ返してくんなーい?」

 

[ルドルフ]

「断る。」

 

生徒会室の中で二人のウマ娘が話をしていた。

 

[シービー]

「もう写真送ったじゃーん。早く帰りたーい。」

 

[ルドルフ]

「ダメだ。まだ渡してない写真があるはずだ。」

 

[シービー]

「えーこれ以上私の秘蔵フォルダの中身をあげたくなーい。」

 

[ルドルフ]

「ルナだって欲しいの!!」

 

ガチャ

 

[柊斗]

「シービー帰るぞ~。」

 

[シービー]

「お、んじゃアタシはこれで━━━」

 

[ルドルフ]

「すまないトレーナー君、今日はシービーと一夜を共にするんだ。」

 

[柊斗]

「そうか?それじゃあ俺は帰るぞ。」

 

[シービー]

「え、あちょっと━━━」

 

ガチャン

 

[ルドルフ]

「さてシービー、これでじっくり話し合うことが出来るぞ。」

 

[シービー]

「えぇ……。」

 

[ルドルフ]

「さあ、さっきの続きをしようか。」

 

この後の結末は皆さんにお任せします。

 

 

 

 

 

 

 

━━次の日━━

 

朝、柊斗はトレーナー室にいた。だがそこには柊斗以外のウマ娘もいた。

 

[シービー]

「うぅ……。」ポロポロ

 

[ルドルフ]

「うむ。実に良かった。」

 

昨日生徒会室で何かをしていたルドルフとシービーだった。今はシービーが柊斗に抱き着いている所だ。

 

[柊斗]

「えーと、何があったん?」

 

[シービー]

「聞いてよ柊斗!ルナちゃんがアタシの秘蔵ファイル勝手に盗んだんだよ!」

 

[柊斗]

「秘蔵ファイル?なんじゃそりゃ。」

 

[シービー]

「柊斗の裸姿とか私服姿の━━━」

 

[柊斗]

「おいそれ何時撮った。」

 

[ルドルフ]

「見ただけではわからないが、中々引き締まった体をしているのだね。」

 

[柊斗]

「まあお前らより走ってたしなって話を逸らすな。大体そんな写真撮ってどうするんだよ。」

 

[シービー]

「その写真を売ったりそろぴょいのお供に使うんだけど?」

 

[柊斗]

「ごめんね聞いた俺がバ鹿だったわ。てかそんな堂々と言われても困るんだが?」

 

[シービー]

「だって事実だし。というか柊斗って性欲とかないの?」

 

[柊斗]

「あるに決まってんだろ。ただちゃんと分けてるだけだ。」

 

[シービー]

「偉いね~柊斗は。」

 

[ルドルフ]

「仮に私達が両思いだったとしよう。この状況で襲いたいと思うかい?」

 

[柊斗]

「両思いだとしても社会的に死ぬから却下。」

 

[シービー]

「じゃあこの学園がそういうのを推奨してたらどうする?」

 

[柊斗]

「襲いたいけどやっぱり卒業まで待つかな。仮にもお前らは生徒だし立場ってもんがあるからな。」

 

[シービー/ルドルフ]

「「成程。つまりは卒業したら襲うと。」」

 

[柊斗]

「声を揃えて言うな。互いに好きだったらな。」

 

[シービー]

「アタシはいつでもOKだからね。」

 

[柊斗]

「はいはいありがと。」

 

[ルドルフ]

「話は変わるが、テイオーは無敗の三冠を目指すのだな。」

 

[柊斗]

「らしいな。」

 

[ルドルフ]

「トレーナー君はどう思う?テイオーは取れると思うかい?」

 

[柊斗]

「スピードに関してはな。スタミナは今はまだ足りない。それに……。」

 

[ルドルフ]

「……やはり脚か?」

 

[柊斗]

「ああ。流石にフォームを変えたとしてもそれだけでどうにかなることじゃない。」

 

柊斗はテイオーの脚を気にしていた。彼女の脚は一級品である。だがその分リスクがあった。柊斗はその方を気にしていた。

 

[シービー]

「彼女がこれから当たる壁、どうやって乗り越えるかね。」

 

[柊斗]

「トレーナーってのはサポートしか出来ないからな。それはテイオー次第だ。」

 

[ルドルフ]

「トレーナー君は厳しいね。間違いではないけれど。」

 

[柊斗]

「事実だからな。さて、俺はメニューでも作るかな。と言っても、すぐ出来ちゃうけど。」

 

[ルドルフ]

「では私も生徒会の仕事をしよう。では。」

 

そう言ってルドルフはトレーナー室を出ていく。

 

[柊斗]

「そういえばシービー授業は?」

 

[シービー]

「今日は免除。だから今日はずっと柊斗と一緒にいるよ!」

 

[柊斗]

「そうか。まあゆっくりしててくれ。」

 

 

 

⏰大体5分位

 

 

 

 

[シービー]

「しゅ〜と〜構って〜。」

 

[柊斗]

「早い早いまだ終わってないぞ。」

 

[シービー]

「ひ〜〜ま〜〜。」

 

[柊斗]

「そういえばシービー、Umatubeって知ってるか?」

 

[シービー]

「知ってるよ。アタシはウマッターって言うのしかやってないけどね。それがどうしたの?」

 

[柊斗]

「いや、他のウマ娘達がそんな事を言ってたから聞いてみただけだ。」

 

[シービー]

「ふ〜ん。気になるならやってみれば?」

 

[柊斗]

「やり方知らん。」

 

[シービー]

「それはアタシが教えてあげるよ。」

 

[柊斗]

「それはありがたいけど、落ち着くまでやる気はないな。」

 

[シービー]

「やりたくなったらいつでも言ってね、機材とかやり方教えてあげるから。」

 

[柊斗]

「サンキュー。……これでよしっと。」

 

[シービー]

「終わった!?」

 

[柊斗]

「終わったぞ。さて、この後どうするか。」

 

[シービー]

「それじゃあ今日一日アタシの所有物ね!!」

 

[柊斗]

「おい待てどうしてそうなる。」

 

[シービー]

「ダメ?それじゃあアタシの執事かペット、どっちがいい?」

 

[柊斗]

「それだったら執事だな。」

 

[シービー]

「それじゃあ柊斗、アタシを食堂まで運びなさい。」

 

[柊斗]

「え?今から?」

 

[シービー]

「早くしなさい。」

 

[柊斗]

「……はぁ。畏まりました。(仕方ない……。)」

 

スッ

 

[シービー]

「うぇ!?」

 

[柊斗]

「どうかしましたか?」

 

[シービー]

「う、ううん何でもない。」

 

今の体制は柊斗がシービーをお姫様抱っこをしている体勢である。その状態で食堂へ向かっていると、学校に登校してきた生徒達に会いよく見られる。

 

[シービー]

(これがお姫様抱っこかぁ……///)

 

[ウマ娘達]

(シービー(先輩)がニヤけてる……。)

 

[柊斗]

(天使の様な顔しとる。)

 

[テイオー]

「あ!トレーナー!」

 

そんな事思ってると、テイオーがやってきた。その後ろにはマックイーンもいた。

 

[テイオー]

「トレーナー?何でシービー先輩の事抱っこしてるの?」

 

[柊斗]

「アレだ、ご褒美的なやつ?」

 

[シービー]

「そうそう!今度2人もやってもらえば?」

 

[テイオー]

「ほんとっ!?」

 

[柊斗]

「あーんーまあ……いいか。」

 

[テイオー/マックイーン]

「「絶対だよ(ですわ)!!」」

 

それだけ言ってそのまま2人は走り去って行った。

 

[シービー]

「それじゃあ早く行こう!アタシはお腹が空いてるの!」

 

[柊斗]

「分かっとるから急かすな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

━━食堂━━

 

食堂に着くと、真っ先に視線を感じた。その本人達は……

 

[柊斗/シービー]

「「カツデゥーンふたーつ!!」」

 

全く気にしてなかった。

 

[料理長]

「はいカツ丼2つ。」

 

[柊斗]

「シービーお前が持て。」

 

[シービー]

「はいは〜い。」

 

シービーにカツ丼を持たせ、席に座りに行く。

 

[シービー/柊斗]

「「いただきます。」」

 

[???]

「相席いいか?」

 

[柊斗]

「いいぞ。」

 

[???]

「ありがとう、トレーナー。」

 

[シービー]

「相変わらず凄い量食べるねオグリちゃんは。」

 

[オグリ]

「む、そうか?」

 

[柊斗]

「ま、そんだけ食べれば食堂の人たちは嬉しいだろうな。」

 

[オグリ]

「……。」ŧ‹”ŧ‹”

 

[柊斗]

「……やっぱりここの飯は美味いな。」

 

[シービー]

「ねえ柊斗、1つ頼みがあるんだけどいい?」

 

[柊斗]

「なんだ?」

 

[シービー]

「歌を歌って欲しいの。」

 

[柊斗]

「歌?なんでまた。」

 

[シービー]

「だって柊斗ウィニングライブ基本的出なかったじゃん。」

 

[柊斗]

「最初の方は無かっただけだけどな。まあいいけど。」

 

[シービー]

「やったー!!」

 

[オグリ]

「トレーナーが歌うのか?」

 

[柊斗]

「らしいっす。歌うのはいいが、何歌えばいいんだ?」

 

[シービー]

「ヒ·ミ·ツ」( *´ ³`)ノ ~♡

 

[柊斗]

「可愛い。」

 

[オグリ]

「……。」ジー ŧ‹”ŧ‹”

 

[柊斗]

「ŧ‹”ŧ‹”……ゴックン。ご馳走様でした。」

 

[シービー]

「ご馳走様でした。それじゃあ柊斗頼んだよ。」

 

[柊斗]

「ハイハイ……。」

 

再びシービーを担いで皿を置きに行く。

 

[オグリ]

「……。」ジー ハイライトオフ ŧ‹”ŧ‹”

 

その後ろ姿を見ていたオグリの瞳から、ハイライトが消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━芝2000mコース━━

 

時間は進みトレーニングの時間。2000mのコースには担当全員がいた。

 

[柊斗]

「今日から本格的なトレーニングを始める……って言っても大してやること変わらないけどな。んじゃみんなもう一度自己紹介してな。」

 

[ルドルフ]

「シンボリルドルフだ。君達と練習出来て嬉しいよ。」

 

[テイオー]

「トウカイテイオーだよ!目標はカイチョーと同じ無敗のクラシック三冠!」

 

[マックイーン]

「メジロマックイーンですわ。目標は天皇賞連覇ですわ。」

 

[ブルボン]

「ミホノブルボンです。よろしくお願いします。」

 

[ライス]

「ラ、ライスシャワーでしゅ!(噛んじゃった〜……。)」

 

[オグリ]

「オグリキャップだ。よろしく頼む。」

 

[シービー]

「ミスターシービーだよ〜。よろしくね〜。」

 

[リョテイ]

「キンイロリョテイだ。担当ではないが少しの間よろしく。」

 

[シービー]

「では次に、ウマ娘トレーナーの村雨柊斗さんお願いします。」

 

[柊斗]

「あ、俺も?んーとりあえず、身体に違和感があったりしたらすぐ教えてくれ。もしそれが怪我に繋がったらヤバいからな。あとトレーニングは別に強制するつもりはないから『やる気がでね〜』とかなったら別に休んでもいいぞ。その代わりちゃんと言ってくれ。」

 

[シービー]

「は〜い。」

 

[柊斗]

「んじゃ2400を1回。先頭は……ブルボンよろしく。」

 

[ブルボン]

「了解しました。マスター。」

 

[柊斗]

「あ、そうそう。今回は少しレースを想定して走ってくれ。」

 

そう言われ担当たちは走り出す。順番は前からブルボン、テイオー、マックイーン、ライス、リョテイ、オグリ、ルドルフ、シービーの順番だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

結果を言おう。1着はシービーだった。

 

[ルドルフ]

「ミスターシービー、全力でないとはいえ、随分早くなったな。」

 

[シービー]

「そりゃ勿論アタシだからね。それにルドルフに負けたままじゃ嫌だからね。」

 

[柊斗]

「よーしアップしたなー。んじゃ次は1時間のインターバルトレーニングしてくれ今日はそれで〆だな。」

 

[テイオー]

「懐かしいな〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

[シービー]

「ねえ柊斗、」

 

[柊斗]

「何?」

 

[シービー]

「脚ガクガクで動けない。」プルプル

 

勿論シービーだけでなく他の奴らも同じような状態になっていた。

 

[柊斗]

「やっぱりか。んじゃ今日はこれで終わりだから、寮戻ったら相方にマッサージでもして貰え。」

 

[テイオー]

「トレーナーやってくれないの?」

 

[柊斗]

「やだ。」

 

[ルドルフ]

「前はやってくれたのに?」

 

[柊斗]

「前はな。」

 

[シービー]

「乙女の脚を合法的に触れるんだよ?」

 

[柊斗]

「ワースゴイウレシイナー。」

 

[シービー]

「気持ちが入ってないよ~?」

 

[柊斗]

「そりゃ今は触りたいとは思ってねえからな。」

 

[リョテイ]

「トレーナーのマッサージって気持ちいいのか?」

 

[テイオー]

「すっっっっっごい気持ちいいよ!!」

 

[マックイーン]

「テイオーの言っている通りですわ。」

 

[ルドルフ]

「うむ。あれは凶器だ。」

 

[リョテイ]

「ほう。それは気になるな。」

 

[オグリ]

「トレーナー、私にもやってくれないか?」

 

[ブルボン]

「私も興味があります。」

 

[ライス]

「ら、ライスもお願い……しても、いい?」

 

[柊斗]

「ダメだ、逃げ場がない。」

 

[リョテイ]

「逃げ場?ねぇよンなもん。」

 

[柊斗]

「……仕方ない。んじゃ順番にな。」

 

[シービー]

「アタシは最後ね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

[柊斗]

「うし、終わったぞ。」

 

[シービー]

「はああぁぁぁ……最高///」

 

[リョテイ]

「……///」

 

[オグリ]

「確かにこれは最高だな!!」

 

[ブルボン]

「ステータス『快感』を検知。これかも継続することを願います。」

 

[ライス]

「ふわぁ……///」

 

[テイオー]

「みんな凄い事になってるよ……。」

 

[マックイーン]

「でもトレーナーのマッサージが凄いのは同感ですわ。」

 

[ルドルフ]

「これからは1人ずつやってもらおうか。」

 

[柊斗]

「ハイハイ……ま、担当の為だと思ってやるか……。」

 

[シービー]

「よろしい 」

 

[柊斗]

「んじゃお前ら気をつけて帰れよ~。」

 

トレーニングを終え、全員自分たちの寮に帰る準備をする。シービーと柊斗は同じ家に住んでいるので駐車場へ向かう。

 

[柊斗]

「そうだシービー、今日ディーラーに出してた車回収する日だから寄り道していいか?」

 

[シービー]

「いいよ~。」

 

シービーの了承を得たのでディーラーへ車を進める。

 

[柊斗]

(やっとあの車が乗れる♪)

 

[シービー]

(なんかアタシといる時よりウキウキしてる……。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━ディーラー━━

 

[スタッフ]

「村雨柊斗さんですね?車の整備終わりましたので、どうぞこちらへ。」

 

[柊斗]

「ありがとうございます。」

 

スタッフの人に連れてこられた場所に会った車。それは他の車に比べて異質の存在ともいえるような見た目をしていた。

 

 

【挿絵表示】

 

【挿絵表示】

 

 

[柊斗]

「やっと乗れる~!!いや~本当にありがとうございます。」

 

[スタッフ]

「いえ、こちらも久々の改造車でしたので大変でしたけど、柊斗さんが丁寧に乗っていたので思ったより早く済みました。」

 

[柊斗]

「そうですか。んじゃシービー帰るぞ。」

 

[シービー]

「お金は?」

 

[柊斗]

「先払いしてあるから大丈夫。」

 

日産の誇るスポーツカーBNR34。ノーマルでも十分早いが、この34はただの34ではない。重量を極限まで落とし、馬力を極限まで上げるといった矛盾と言う言葉がピッタリの車に仕上げてある。

 

エンジンを動かすと、そこから発せられる音は正に異質。シービーは初めての事だったので戸惑っていたが、柊斗は慣れていた為そのまま走らせて行った。

 

[シービー]

「ねえ柊斗……。」

 

[柊斗]

「どうした?」

 

[シービー]

「すごい見られてるんだけど……。」

 

そう、視線が凄い。そりゃまあスポーツカーが走ってたら誰だって見るでしょ。

 

[柊斗]

「そのうち慣れるぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車を走らせ数十分後……

 

[シービー]

「着いた〜!!」

 

[柊斗]

「ごめんなシービー、付き合わせちゃって。」

 

[シービー]

「大丈夫だよ柊斗、未来の旦那さんに寄り添うのは妻の役目だからね!」

 

[柊斗]

「んじゃ晩飯準備するか。」

 

[シービー]

「今日はアタシが作るよ~。」

 

[柊斗]

「マジで?楽しみだな。」

 

[シービー]

「楽しみにしててね~。」

 

と、実際楽しみにしていた柊斗。手洗いうがいを済ませ、シービーは料理を始める。今回のメニューはカレーだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[柊斗]

「なあシービー。」

 

[シービー]

「なぁに?」

 

[柊斗]

「このカレーうめぇ。」

 

[シービー]

「本当っ!?」

 

[柊斗]

「ああ本当だ。多分、いや絶対俺が作るカレーより美味いな。」

 

[シービー]

「やったぁ!!」

 

[柊斗]

「シービーは食べないのか?」

 

[シービー]

「んーそれじゃあ……」

 

シービーは柊斗の横に座り

 

[シービー]

「あ~ん。」

 

をやってきた。それを見た柊斗は約2.3秒程フリーズしたが直ぐに戻ってきた。

 

[柊斗]

「あ、あーん。」

 

パクッ

 

[シービー]

「ん~いいね!」

 

[柊斗]

「そ、そうか……なんか恥ずかしいな。」

 

[シービー]

「それじゃあさ、食べ終わったら歌ってくれない?」

 

[柊斗]

「そんな約束したな。まあいいけど、何歌えばいいんだ?」

 

[シービー]

「う~ん……それじゃあ柊斗のウィニングライブの時に歌ったやつで。」

 

[柊斗]

「それじゃあ結構あるけど引退するときのでいいか?」

 

[シービー]

「ラストライブね。いいよ。」

 

その後はシービーに食べさせたり、食べさせてもらったりいろいろした。そして時間になると歌の準備になるのだが……

 

[柊斗]

「何でカメラおいてるん?」

 

[シービー]

「だって録画したいし、みんなに見てほしいからね。」

 

[柊斗]

「どういうことだし。」

 

[シービー]

「ライブならライブらしく配信しようと思ってね。」

 

[柊斗]

「は?」

 

[シービー]

「あ、もう始まってるからね。」

 

[柊斗]

「拒否権なしかよ。まあいいか。」

 

そして柊斗はラストライブで歌った『極楽浄土』を披露した。歌だけでなくダンスもあったので視聴者の中には『すげえ!!』といった簡単なコメントだったり、『どうやったら綺麗に踊れますか。』とか質問が流れたり、『この曲知ってる。ノヴァのラストライブに歌われてた奴だった。』といった古参の奴もいた。

 

そして最後まで歌い終えると、コメント欄にはスゴイ量のコメントが流れてた。

 

[柊斗]

「え~その、みんな有難うございました。」

 

[シービー]

「凄いね柊斗、コメント欄面白いよ。本格的にUmatubeデビューすれば?」

 

[柊斗]

「う~ん……試しにやってみるか?」

 

[シービー]

「みんな聞いてた!?みんな概要欄からアタシのウマッターに飛んでフォローしてくれればこの人のアカウント直ぐに見れるよ!!」

 

そう言うと視聴者は『今からフォローしてくる。』っといったコメントが嵐のように流れた。

 

[柊斗]

「え~と名前は……これどうすればいい?」

 

[シービー]

「アタシはMr.CBだよ。」

 

[柊斗]

「だったら俺も昔の名前にするか。」

 

こうして決まった名前がNovaになった。

 

[シービー]

「それじゃあみんな、また会おうね~。」

 

シービーは配信を終え、機材をしまう。

 

[柊斗]

「今時のネットって便利なんだな。これなら広告とか楽になるな。」

 

[シービー]

「それだけ時代が進んで行ってるってことよ。」

 

この後は少し雑談をして、直ぐに眠りについた。

 

だがこの時、柊斗は気づいてなかった。

 

 

 

 

 

 

 

Umatubeとウマッタ―のフォロワーの数が大変なことになっていることに。




皆さんこんにちは作者です。遅くなってしまい大変申し訳ございません。あ、内定受かりました。あと今回短めでしたが、もしかしたらもっと短くなるかもしれません。
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