男のウマ娘がトレーナーとして頑張る話   作:神領千鶴

7 / 9
今回ちょっとシリアス要素ありです。許して。あと完全に妄想なんで嫌な方飛ばしてええどす。あ、アンケートは答えて下さいお願いします。次回から本格的に入ります。


第7話

メイクデビューから、無事無敗でジュニア級を制したテイオーとマックイーン。今日は年明けという事でトレーニングはオフである。

 

[柊斗]

「……。」

 

この男、村雨柊斗は今日もトレセン学園で仕事をしていた。主にこれからの予定についいてである。

 

[柊斗]

「……よし、終わり。」

 

[シービー]

「あ、終わった?」

 

[柊斗]

「ああ、終わったぞ。」

 

[シービー]

「そっか♪それじゃあご褒美の、投げキッス๑´ ³`)ノ〜♥」

 

[柊斗]

「ハイハイウレシイウレシイ。」

 

[シービー]

「棒読みじゃん!もう……。」

 

[柊斗]

「すまんすまん、ちょっとお使い頼んでいい?」

 

[シービー]

「いいよ〜!」

 

[柊斗]

「それじゃあちょっと飲み物買ってきてくんね?シービーのも買っていいから。」

 

[シービー]

「わかった!!」

 

柊斗はシービーにお金を渡すと、すぐに部屋を出ていった。

 

[柊斗]

「シャワー浴びるか。」

 

 

 

 

[シービー]

「ん〜どれにしよっかな〜。」

 

[ルドルフ]

「おや、シービーじゃないか。」

 

[シービー]

「やっほールドルフ。生徒会は?」

 

[ルドルフ]

「エアグルーヴとブライアンに休みを取れと言われてしまってな、早めに切り上げたのさ。」

 

[シービー]

「ほえ〜大変だね。ジュースいる?」

 

[ルドルフ]

「ふむ、では頂こうかな。」

 

シービーはお金を取り出し、コーヒーを2缶買った。

 

[ルドルフ]

「ありがとう。」

 

[シービー]

「柊斗は何が好きかな。」

 

[ルドルフ]

「トレーナー君かい?恐くだが、緑茶が好きだと思うぞ。」

 

[シービー]

「そうなの?」

 

[ルドルフ]

「この前トレーナー君の部屋に訪れたのだが、その時冷蔵庫に緑茶がびっしり入っていてね。」

 

[シービー]

「ほぼ確定じゃん。それじゃあそれでいいか。」

 

シービーは緑茶を買い、それを左手で持つと柊斗の部屋へ向かって歩き出す。その横を流れでついて行くルドルフ。

 

 

 

 

 

[シービー]

「帰ったよ〜ってあれ、いない。」

 

[ルドルフ]

「この音は……彼はシャワーを浴びているようだね。」

 

[シービー]

「シャワー浴びるなら言ってくれれば良かったのに……一緒に入ってあげたのに。」

 

[ルドルフ]

「生徒会長としてそれは認められないぞ?」

 

[シービー]

「本当は自分も入りたいのに?」

 

[ルドルフ]

「っ!?」

 

[シービー]

「ルドルフ顔真っ赤だよ?どうしたのかなぁ〜?」

 

[ルドルフ]

「な、なんでもないッ!!」

 

[柊斗]

「あ?お前ら来てたのか。」

 

[シービー]

「あ、柊斗上がったん……だ……。」

 

[柊斗]

「うん?どうした?」

 

[ルドルフ]

「と、トレーナー君///その……だな……///」

 

[柊斗]

「どうした?顔赤いぞ?」

 

柊斗は気になりながら2人の方へ歩いていく。

 

[シービー]

「しゅ、柊斗!!///そのまま来ちゃダメ!!///」

 

[柊斗]

「そのまま?」

 

柊斗はさっきまでの事を考えた。

 

シャワーを浴びる→2人が来る→出てくる→2人が焦る。

 

柊斗はそうじゃないことを祈りながら下を見ると……

 

[柊斗]

「……。」

 

見事に履いていなかった。

 

[柊斗]

「ま、いっか。」

 

[ルドルフ/シービー]

「「良くないッ!!//」」

 

柊斗は来客が来る前にすぐに下着を履いて、軽装を纏った。と言っても、タンクトップに本当短いズボンだけだったが。

 

[シービー]

「その服装と容姿だと完全に痴女だね。」

 

[柊斗]

「痴女ちゃうわ。」

 

[ルドルフ]

「ならもう少し別の格好をしないか?」

 

[柊斗]

「嫌だね。俺はこの服装だけで十分だ。もしこれで襲ってくる男がいたらホモ認定してやる。」

 

コンコン

 

 

[柊斗]

「どうぞ〜。」

 

ガチャ

 

[???]

「失礼します……。」

 

扉が開き入ってきたのは、真っ黒、厨二病?とやらで漆黒って名前のつきそうなほど黒い髪を持ち、白いアホ毛が生えており、その目は吸い込まれそうな瞳を持っていたウマ娘だった。

 

[柊斗]

「どちら様で?」

 

[ルドルフ]

「彼女はマンハッタンカフェだ。」

 

[カフェ]

「生徒会長に、シービー先輩……どうも……。」

 

[柊斗]

「俺は村雨柊斗だ。チームハダルのトレーナーで一応こいつらのトレーナーをしている。」

 

[カフェ]

「お友だちから聞きました……。」

 

[柊斗]

「お友だち?」

 

[シービー]

「カフェには他の人には見えない物見えるんだって。」

 

[柊斗]

「あれか?幽霊的なやつか?」

 

[シービー]

「そんな感じ。」

 

[カフェ]

「あなたの後ろに……お友だちがいます。」

 

[柊斗]

「後ろ?」

 

柊斗は後ろを見るが、そこには誰もいなかった。

 

[柊斗]

「そのお友だちとやらは、どんな姿なんだ?」

 

[カフェ]

「私に似ています……。」

 

[柊斗]

「カフェに似ているウマ娘……………………あ、1人いたわ。」

 

[カフェ]

「そうですか……貴方が何故かここに来たがっていたのかわかりました……。」

 

[柊斗]

「まあアイツは負けず嫌いだったからな。ことある事に突っかかってきてたからな。」

 

[カフェ]

「突然入ってすみません……では失礼します……。」

 

[柊斗]

「ちょっと待ってくれ。」

 

カフェは扉から出ようとするが、柊斗がそれを止める。

 

[カフェ]

「どうかしましたか……?」

 

[柊斗]

「アイツは早いぞ?」

 

[カフェ]

「……ええ、とっても……。」

 

カフェはそう言って出ていった。

 

[柊斗]

「結構そっくりだったな。」

 

[シービー]

「そんなに?」

 

[柊斗]

「ああ。多分映画とかで代役頼まれてもおかしくないレベルで。」

 

[ルドルフ]

「そこまで似ているのか。名前は?」

 

[柊斗]

「サンデーサイレンスだ。」

 

[ルドルフ]

「サンデーサイレンスだと!?」

 

[シービー]

「大物だねぇ〜。」

 

[柊斗]

「そういえばシービー、飲み物は?」

 

[シービー]

「はい緑茶。」

 

[柊斗]

「サンキュー。」

 

[ルドルフ]

「トレーナー君。」

 

[柊斗]

「ん?」

 

[ルドルフ]

「今日の予定は知っているかい?」

 

[柊斗]

「え、自由なんじゃねえの?」

 

[ルドルフ]

「それが新年という事で、どうやら今日は学園主催の祭りをするらしいんだ。」

 

[柊斗]

「え、何それ聞いてない。」

 

[ルドルフ]

「実は私も今日聞いてな。それでトレーナー君に聞いてみいたって事さ。」

 

[柊斗]

「祭りか……祭りって何やればいいんだ?」

 

[ルドルフ]

「中には屋台をやる者もいるぞ。」

 

[柊斗]

「えぇ~俺なんも準備してない……。やれるの精々歌ぐらいなんだが……。」

 

[シービー]

「いいんじゃない?どうせなら今聞きたいかな?」

 

[ルドルフ]

「私も同感だ。」

 

[柊斗]

「ん~ダメ。何歌うか決めてないから。」

 

[シービー]

「おねがい……。」(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)

 

[柊斗]

(そんな顔するなよ……可愛いなお前。)

 

[柊斗]

「でも歌わんぞ。」

 

[シービー]

「そんなぁ……。」

 

[柊斗]

「……。」

 

[シービー]

「……。」(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)

 

[柊斗]

「……1曲だけだぞ。」

 

[シービー]

「本当!?」

 

[柊斗]

「ああ……。」

 

[シービー]

「やったー!!それじゃあさ、これ歌って!!」

 

[柊斗]

「……お前これ俺が今日歌おうとしてたやつじゃねえか。」

 

[シービー]

「本当!?それじゃあ歌って!!」

 

[ルドルフ]

「どんな歌だい?」

 

[シービー]

「━━━ってやつ。最近見つけてこれいいなぁって思ってんの。」

 

※選んだ理由は最近作者がその曲がOPのゲームを久しぶりにやったから

 

[ルドルフ]

「聞いた事ない曲だな。是非聞かせて欲しい。」

 

[シービー]

「それじゃあカラオケ設定するからちょっと待ってね。」

 

シービーが設定をしている途中、柊斗は声を男にしていた。元の声が女性に近い為、変えなければいけないのだ。

 

[シービー]

「はい準備出来たよ〜。それじゃあルドルフ電気消して。」

 

[ルドルフ]

「了解した。」

 

ルドルフは電気を消して、シービーの隣に座る。

 

ピンポンパンポーン

 

[たづな]

『村雨柊斗さん、村雨柊斗さん、至急理事長室までお越しください。』

 

[三人]

「…………。」

 

[柊斗]

「……なんかすまんな。」

 

[ルドルフ]

「……まあ仕方ないさ。たづなさんに呼ばれてるんじゃ。」

 

[シービー]

「うぅ……もうちょっとだったのにぃ……。」

 

[ルドルフ]

「その代わり━━━が見れたからいいじゃないか。」

 

[柊斗]

「おい本人の前で言うな。」

 

[シービー]

「……それもそっか!!」

 

[柊斗]

「何故そこで嬉しがるシービー。お前らの方がよっぽどちzy━━」

 

[ルドルフ/シービー]

「「なんか言った?」」

 

[柊斗]

「……なんでもない。んじゃ行ってくるわ。」

 

柊斗は部屋を出て理事長室へ向かっていった。そして2人は思った。

 

[ルドルフ/シービー]

「「あの服装大丈夫かな……ま、いっか。」」

 

 

 

 

 

━━理事長室━━

 

ガチャ

 

[柊斗]

「はーい呼ばれて参上村雨さんだぞ☆(棒)」

 

[たづな]

「来て下さりありがとうございます♪ですがその服装はちょっと……。」

 

[柊斗]

「少し前にシャワー出たばっかだからな。しゃーない。」

 

[やよい]

「感激ッ!!中々良い筋肉のつき方をしているなッ!!」

 

[柊斗]

「そりゃあ他の連中よりも鍛えてますから。あとジロジロと見てくるな。」

 

[やよい]

「それはすまなかったッ!!」

 

[たづな]

「それで呼んだ理由なんですけど、柊斗さんのチームにサブトレーナーを就けようと思いまして。」

 

[柊斗]

「サブトレ?まあ仕事量減るから嬉しいっちゃ嬉しいけど、誰がやるか決めてんの?」

 

[たづな]

「はい♪もう隣の部屋にいます♪入ってきて下さ〜い♪」

 

ガチャ

 

[???]

「……。」

 

[柊斗]

「……。」

 

入ってきた白髪短髪で黄色の瞳を持った女性は、柊斗を見ると急に黙り、柊斗もその女性を見て黙り始めた。

 

[たづな]

「今回サブトレーナーに就いて貰う、『ホワイトカリ』さんです♪」

 

[柊斗/ホワイトカリ]

「「パスで。」」

 

[たづな]

「せめてもう少し考えてくださいよ〜。」

 

[柊斗]

「いやだって、たづなさんうちらの関係知ってるでしょ。」

 

[たづな]

「知ってますけど、話し合う時は結構仲良かったじゃないですか。」

 

[ホワイトカリ]

「その時はその時よ。にしても、前からあんまり変わんないじゃない。少し柔らかくなった程度かしら?」

 

[柊斗]

「俺だって歳取りゃ変わるさ。んで、真面目な話どうすんだ?」

 

[ホワイトカリ]

「そうね……最初はお試しって感じでいいかしら?元々私は医療方面で来たわけだし。」

 

[柊斗]

「そうか。んじゃ今から担当等に挨拶行くぞ。」

 

[ホワイトカリ]

「案内頼むね。」

 

[たづな]

「それでは頑張ってくださいね♪」

 

柊斗とホワイトカリは理事長室を出ていった。

 

[たづな]

「最大のライバル同士……これからどうなっていくか楽しみです♪」

 

 

 

━━柊斗side━━

 

[ホワイトカリ]

「あ、そうそう。これから私の事人の名前で呼んでね。」

 

[柊斗]

「そうか?なんて名前だ?」

 

[遥]

「舘 遥(たち はるか)よ。」

 

[柊斗]

「遥な、了解。」

 

新しい名前を知ってからは、今まで何してたかとかの雑談をしながら歩いて行った。

 

 

━━トレーナー室━━

 

[柊斗]

「はーい戻りましたー。」

 

[ルドルフ]

「トレーナー君おかえり……誰だいその女性……?」ハイライトoff

 

wow帰ってくると早速ハイライトが消えました〜。そして何故シービーまで消える。

 

[柊斗]

「今日からサブトレのお試しに来た知り合いだ。」

 

[シービー]

「知り合い?もしかしてアタシは遊びだったノ?本命はその女?嘘だよね?」ハイライトoff

 

[柊斗]

「こいつとはそんな関係じゃねえよ。マジで。」

 

[シービー]

「……そっか。」

 

[遥]

「舘遥よ。一応柊斗と同じ元ウマ娘で、現役はホワイトカリって名前で走ってたわ。」

 

[ルドルフ]

「ホワイトカリ……確かトレーナー君と何度も勝負して、お互い勝ち負けを繰り返し、白いカリスマと呼ばれたウマ娘か?」

 

[遥]

「そ。そのホワイトカリよ。」

 

[シービー]

「へーて事は、柊斗のライバルって感じ?」

 

[柊斗]

「まあそうだな。ま、仲良くしてくれ。俺はちょっとコーヒー買ってくる。」

 

[シービー]

「お茶は?」

 

[柊斗]

「貰ったやつはもう飲んだし、冷蔵庫にあるのは緑茶に見せかけたウォッカだし。」

 

[ルドルフ]

「トレーナー君ってもしかしてかなりの酒豪かい?」

 

[柊斗]

「そんなにだぞ。飲みたい時に飲む程度だし、大量はあまり飲まんからな。そうだ遥、なんかいるか?」

 

[遥]

「私はコンビニで買ったフルーツオレがあるからいいわ。」

 

[柊斗]

「そうか。んじゃ、他の奴ら来たら説明してくれ。」

 

バタンッ

 

[遥]

「さて、君達には学生時代のアイツについて話そうか。」

 

[2人]

「是非。」

 

そこから、柊斗の学生時代の出来事から黒歴史、全てを暴露された。

 

 

 

━━数分後━━

 

[柊斗]

「あら、コーヒーねぇな。代わりにカフェオレでも飲むか。」

 

チャリンッ ガッコン

 

[柊斗]

「……部屋帰ったら寝ようかな。」

 

そう言って柊斗はトレーナー室へ歩いて行った。

 

 

 

 

━━シービーside━━

 

[遥]

「そういえば、君等柊斗の目について聞いた?」

 

[シービー]

「目?」

 

[遥]

「隠れてる左目について。」

 

[ルドルフ]

「左目については何も言われてないな。ただ怪我対策にかなり力を入れてるなとは思っている。」

 

[遥]

「知らないなら言っておくけど、柊斗の左目は怪我で隠してるのよ。」

 

[シービー]

「そうなの!?」

 

私は知らなかった……柊斗は髪が長いからそういう風にしてるだけだと思ってけど……。

 

[遥]

「どうせなら見せてあげる。柊斗が何故隠してるのか、何故怪我に対してあんなに敏感なのかを。」

 

遥はタブレットを出して一つの動画を流し始めた。それはオープン特別の時のレースだった。

 

[実況]

『今、スタートしました。いいスタートダッシュを決めたのは二番人気ノヴァ。一番人気ホワイトカリは後方からのスタートです。』

 

[解説]

『これはお互い理想的な形ですね。今日はどちらが勝つのでしょうか。』

 

[遥]

「このレースは私は柊斗、他のチームメンバーも出てたレースなのよ。距離は3600メートルの左回り。」

 

[ルドルフ]

「今の所特に変わった点はないが?」

 

[遥]

「もうそろそろね。」

 

[シービー]

「……。」

 

[実況]

『おぉと!?ノヴァペースが上がっていっている!!この速度で最後まで持つのか!?』

 

[解説]

『彼のスタミナは無尽蔵ですからね。このままいくかもしれません。』

 

[遥]

「少し飛ばすわね。」

 

遥はタブレットに触れ、動画を少し飛ばす。

 

[実況]

『まもなく第四コーナー。ホワイトカリが上がってきている!!先頭はノヴァのまま!!このまま行ってしまうのか!!』

 

[ノヴァ]

『っ!?』

 

フラッ……

 

[ルドルフ/シービー]

「「!?」」

 

[遥]

(分かったみたいね。)

 

[実況]

『ノヴァの動きがおかしいぞ!?走りが安定していません!!』

 

バタンッ!!

 

[ルドルフ/シービー]

「「トレーナー君!!(柊斗!!)」」

 

[実況]

『ノヴァが転倒しました!!ノヴァに故障発生です!!』

 

ノヴァは時速75kmで転倒し、そのままコースの枠へ衝突した。しかも顔から。走ってたウマ娘達は、何人かはそのまま走っていったが、1部のウマ娘はノヴァの介護をしていた。

 

[ホワイトカリ]

『大丈夫かノヴァ!?』

 

[ノヴァ]

『……。』

 

[???]

『救護班早く!!少し見せろ。』

 

???は柊斗に顔を見せるように指示する。

 

[???]

『酷いな……頭からの出血に左目に強い衝撃と異物混入。脚は━━』

 

[ノヴァ]

『多分右脚は完全に逝ったな……左も多分ヒビが入ってるかも……。』

 

[ホワイトカリ]

『起きたのか!?よかった……。』

 

[???]

『正直今の状態はかなり不味い。もう少しで救護班が来る筈だ。そのままにしてた方がいい。』

 

[ノヴァ]

『いや……ゴールするぞ。』

 

[ホワイトカリ/???]

『『はあ!!??』』

 

[???]

『絶対ダメだ!!これ以上脚に負担掛けたら確実に歩く事さえ出来なくなる!!』

 

[ノヴァ]

『俺は這ってでも行くぞ……ゴールがある以上、絶対に。』

 

[ホワイトカリ]

『はぁ……本当に馬鹿ね。』

 

そう言いながら、ホワイトカリは柊斗に肩を貸す。

 

[???]

『……しょうがないな。私も肩を貸すぞ。』

 

[ノヴァ]

『サンキューな……。』

 

ノヴァは2人に助けられながらもゴールした。その瞬間、沢山の拍手が起きた。

 

[遥]

「こんな感じね。あの後病院に行って、脚はギリギリ治ったわ。正直、柊斗のバカみたいな量のトレーニングがなかったら間違いなく治らなかった。顔は傷跡が少し残る程度で治まった。だけど目は……。」

 

[シービー]

「治らなかったの……?」

 

[遥]

「……ええ。予想以上に目に土や芝が入って、その上打撲に切り傷。それに加えて柊斗の無茶、それで目に負担をかけすぎた性で治らなくなったのよ。」

 

[ルドルフ]

「そんな……。」

 

[遥]

「だからね……貴方たちや担当達にお願いがあるの。」

 

[遥]

「どんな事があっても、柊斗の傍にいてあげて。」

 

[シービー]

「……うん!!」

 

[ルドルフ]

「勿論です……彼を知っている者として、全力を尽くします。」

 

[遥]

「そっか……それじゃあ暗い話はお終い!!気分を変えましょうか。」

 

[シービー]

「そういえば、柊斗って昔どんなウマ娘だったの?」

 

[遥]

「そうね……努力を怠らず、常に勝利を目指し、他者の力になるウマ娘って感じね。あとは……挑発されたら同じか倍返しで、ヤジを飛ばす観客には容赦しないって感じだったわ。誰だったかしら……確かライスシャワーって子がブーイング受けてる時『こいつら焼き入れてくるわ』って言ってたわね。」

 

[シービー]

「柊斗らしいね……でも優しいから。」

 

[遥]

「柊斗は生粋のウマ娘バカだからね。いつも仕方ないで済ましてたわ。」

 

ガチャ

 

[柊斗]

「戻りました~。」

 

[遥]

「お帰り~。あ、柊斗の学生時代の全て話しといたから。」

 

[柊斗]

「あ、ふ~ん。」

 

[遥]

「……なんか反応薄くない?」

 

[柊斗]

「別に恥ずかしいこととかねえしな。どうせ怪我の事も言ったんだろ?」

 

[遥]

「勿論。担当である以上、トレーナーの事を知っておかないとね。それよりも、その左目どうなったの?」

 

[柊斗]

「あれ、言ってなかったっけ。」

 

[遥]

「だって貴方、見せてくれないし、なんかはぐらかすじゃない。」

 

[柊斗]

「見せてもいいが、本当にいいのか?」

 

3人は頷く。柊斗はため息をつきながら髪をずらした。

 

現れたのは、結膜、虹彩、角膜が黒くなっており、瞳孔が赤くなった目だった。

 

[柊斗]

「見ての通り、左目はもう完全に使えない。中でも出血して、腐ったりしたのを無理やり止めたせいでこのザマだ。」

 

[柊斗]

「だからルドルフとシービーも、あまり無茶は━━」

 

[ルドルフ/シービー]

「「トレーナー君!!(柊斗!!)」」

 

柊斗は言っている途中、ルドルフとシービーに抱きつかれた。

 

[ルドルフ]

「トレーナー君……その約束、必ず守る……だからトレーナー君も、無茶はしないでくれ……。」

 

[シービー]

「柊斗……柊斗は凄いよ……どんな事があっても他人の為に動くなんて……。」

 

[柊斗]

「お前ら……分かった。」

 

[遥]

「あらあら、現役女子高生に抱きつかれてるなんて、こりゃ見つかったらヤバいね。通報してあげようかしら?」

 

[柊斗]

「いくら貯金があるとはいえ流石に無職になるのはマズいからやめてくれ。」

 

[シービー]

「クビになったらアタシが養ってあげるよ。貯金ならあまり使ってないから沢山あるし。」

 

[ルドルフ]

「トレーナー君、クビになったら私が生徒会役員として雇ってあげよう。」

 

[柊斗]

「頼むからクビ前提で話を進めないでくれ。」

 

[遥]

「まあ柊斗がクビになったら私が専業主婦として養ってあげるよ。」

 

[柊斗]

「話聞いてました?」

 

[シービー]

「柊斗の正妻はアタシ!!」

 

[ルドルフ]

「いや、私だ。」

 

[遥]

「なら愛人にでも立候補しようかな?」

 

[柊斗]

「もういいや……。」

 

ガチャ

 

[テイオー]

「トレーナー!!遊びにきたよー!!」

 

[柊斗]

「あ、\(^o^)/オワタ」

 

[テイオー]

「トレーナー?ソノオンナダレ?」ハイライトoff

 

[ルドルフ]

「テイオー、彼女は舘遥さん。このチームのサブトレーナーになった人だ。そしてトレーナー君と共に勝負しあったウマ娘だ。」

 

[テイオー]

「そうなの?僕はトウカイテイオー!夢は無敗の三冠ウマ娘!」

 

[遥]

「よろしくねトウカイテイオー。」

 

[テイオー]

「トレーナー、僕と一緒に買い物行かない?」

 

[柊斗]

「いいぞ。」

 

[シービー]

「お使い頼んでいい?」

 

[柊斗]

「何だ?なんかほしいのあんのか?」

 

[シービー]

「お菓子♪柊斗がよさそうだと思ったので♪」

 

[柊斗]

「はいはい適当な。」

 

[ルドルフ]

「私は必要ない。」

 

[遥]

「同じく。」

 

[柊斗]

「ほいよ。テイオー、車か歩きどっちがいい?」

 

[テイオー]

「歩きがいい!早く行こ!」

 

[柊斗]

「んじゃ行くか。」

 

ガチャン

 

柊斗とテイオーが部屋を出ていくと、入れ違いでブルボンとライスが入ってきた。その時の反応は……まあ察してください。

 

 

 

 

 




みなさんこんにちは作者です。ウマ娘、次回から本格的にストーリー入ります。なのでアンケートお願いします。あと4月から働くので遅くなります。

三冠

  • ゲーム
  • 史実
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。