家出少女の奇妙な日常   作:アッシュクフォルダー

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第二十六話 作詞と作曲

作詞と作曲は、天馬咲希と青柳冬弥、白井仁奈、内田鈴菜の4人で、

やることになっていた。

 

「仁奈ちゃん!鈴菜ちゃん!手伝ってくれてありがとう!」

 

「私も作詞と作曲は、やったことがないですが、

内田さんと天馬さんが教えてくれますので、

スムーズに進むことが出来ます」

 

「作って欲しい曲は7曲か…」

 

「本当にいろいろなジャンルの曲があるね」

 

「それぞれの役に合わせた曲を作るんだね」

 

「そうか。役に合わせた、様々な曲を作って、

それぞれ違った曲を作って、ガラリと変えたいと」

 

「あれっ?あっ!寧々ちゃん!」

 

「みんな、曲作りはどうかな?」

 

「順調です!」

 

「星乃さんには、バンドテイスト。

桃井さんは、ポップス風。

今川さんと星川さんには、アイドル系。

白石さんには、ストリート系。

で、皆さんには、それぞれの曲を、

作って欲しいって思っているの」

 

「いろいろなジャンルの曲を作るから、

やりがいがあるから、頑張れる!」

 

「良い曲が作れるように頑張りましょう」

 

「おーっ!」

 

「仁奈ちゃん。それにしても、作詞と作曲。

初めてだけど、大丈夫…ですか?」

 

「えぇ、私は大丈夫です。咲希さんのためですから。

それに、私もやってみたいって、思っていますから」

 

「曲数的にも大変だから、助かっている」

 

「そっか…じゃあ、改めて、皆、よろしくね」

 

「では、早速担当する曲を決めようか」

 

「アタシは愛莉ちゃん先輩の曲を作りたいなー!

すぐにイメージが湧いちゃったから、早く作りたいなー!」

 

「咲希さんらしいですね」

 

咲希は愛莉の曲を、

仁奈と鈴菜は一歌の曲を、

冬弥は杏の曲を、

 

真凛と詩織の曲は、4人で考えながら作るようだ。

 

そして、早速、曲作りを始めた。

 

寧々は思った。

 

(作曲も作詞も、やり方がバラバラなんだね…

天馬さんは楽器で、

白井さんと内田さんは紙に書きながら、

しかも、書いている字が綺麗…

青柳くんはパソコンのソフトを使っている。

コードから考えたり、メロディーから考えたりで、

違うんだな…)

 

すると、冬弥が…

 

「すみません。試しにフレーズを作ってみました。

聴いてもらっていいでしょうか?」

 

「えっ?もう出来たの?」

 

「はい。まだ、ラフですが、イメージに合っているかどうか…」

 

「わかった。聴いてみるね」

 

「あ、アタシも聴きたーい!とーやくんの作った曲、

どんな感じになったの?気になる!気になる!」

 

「私も気になりますね…」

 

「あっ!私も!」

 

と、咲希、仁奈、鈴菜も気になるようだ。

 

「えぇ。それでは再生します」

 

冬弥の作った曲が、スタジオ中に響き渡った。

 

「あ…」

 

「す…すごーいっ!」

 

「内気な主人公の性格とか、

主人公の退屈している様子が、伝わって来て、

すごく良いと思う」

 

「そうですか。よかったです」

 

「わたしも、良いと思った。

上手く言葉には出てこないけど、

少し引っ掛かるかもしれない…」

 

「引っ掛かる?」

 

「何だろう、何か足りないって言うか…」

 

「となると、表現しきれてない部分があるかもしれないな」

 

「草薙。もっと、主人公のルルについて、

もっと教えてもらえないかな?」

 

「わかった」

 

寧々がルルの役柄を冬弥に説明した。

 

「おーい!」

 

「あっ、今川さん」

 

「差し入れ!買ってきちゃった!

向こうで食べてね」

 

「あ、ありがとう…」

 

と、詩織が人数分のおにぎりを握ってくれた。

 

それを、休憩室で食べる事になった。

 

 

 

 

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