球磨川?あぁ、うん、活躍するよ(すっとぼけ)
010
[サイド球磨川]
やぁ皆。いつかぶり。
僕だよ。
というわけで今回、
『さーってと、しょうがないから僕はこっち側見回って見ようかなぁ...』
そう言いながら、僕は
美しいフォルムだった。
いや、そこはどうでもいい。
つまりは先程まで歩いてきた道を向いた。
『って』
『そんな訳ないよね!』『僕は人に命令されることが世界で一番嫌いなんだ。』『きっと彼女にもそれは分かっていたことだろう?』
『つまり。つまりは、だ。』
『これは僕を試してるんだ。』『「球磨川さんは私に見合う男か」って具合にね。』『全く、胡桃ちゃんも素直じゃ無いなぁ』『が、そのツンデレ』『嫌いじゃないぜ。』
『ま、そういうこった。』『悪いね乗客の皆!』『僕は君たちの命より、冠石野ちゃんの命もとい僕の恋心のほうが大事なんだ!』『恨むならこっち側の車両に乗った自分を恨めよ!』『僕は悪くない!』『じゃ、また明日とか!』
そう、眠っている人間に対して長広舌をふるった球磨川は、その予告通り、冠石野が向かった方向へ向かった。
再び、ドアに手を掛けると、その時、予期していなかった脅威が猛威を奮った。
すなわち「いつものこと」。
『...あれ、扉が開かね...』
その後、球磨川が扉を開くことができたのは現在から15分後の話だ。
静かな部屋に、過負荷の唸り声が虚しく、切なく響く.................。
......................
.............
.......
...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[サイド冠石野]
『えーっとー、球磨川さんの思考ってどんな感じでしょうね』
『『よーっし、僕が君の胸に飛び込んでやる!だから待ってろ迷える眠り姫!』『なんとしてでも結構な美少女を助け出して裸エプロンにしてやるぜ!』』
『...こんな感じでしょうか?』
と、かなり失礼な、だが球磨川ならやりかねないと正当性を見出してしまうような辛辣な独り言を発していたのは、冠石野胡桃。
彼女は今、ピンチに陥っている。
かなりシンプルなものだ。
そう。
(
『いやだって仕方ないでしょうよ。乗客全員寝てる静かな列車だよ?逆によくここまで頑張ってきたよね...』
冠石野は既にその場に座り込みたくなっていた。
元々、彼女はヘタレなのだ。
それに加えて球磨川の
本当なら、一般人であれば他の乗客と同じように(理由は違うが)、怠惰のあまり再び眠り始めてもおかしくなかった。
それでも歩き続けることができるのは、何故か。
一般人ではないからだ。
生半可な力で、端末になれるわけでは無い。
そう、生半可では————「完全」に近くなければならない。
あるいは球磨川のような、負完全。
『じゃあ行きましょうか...次の部屋、ひらけごまー。』
のへーっとした台詞と共に次の扉を開いた。
すると、予想外の光景が見える。
———血。
血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。血。
そして———鬼。
「...あれぇ、おかしいなぁ。起きた人間の気配は、なかったはずなんだけど...」
『...貴方が元凶ですか』
「そうだよ...僕は魘夢。短い間だけど、宜しくね。」
静寂が、彼女らのいる車両を支配する。
ガタンゴトン、ガタンゴトン、と列車が動く音のみが聞こえる。
「...それで?どうやって僕に気づかれずに此処に来れたんだい?」
『質問に答えてくださいっ!』
「...質問したのは僕だよね?」魘夢が普通に困惑する。
『あ、そうですね。ごめんなさい。...嘘です。ちょっとした冗談にツッコミができない貴方が悪いです。気が狂っていると言っても過言じゃないですよ、実際問題。』
『じゃあ折角なので
『馬鹿ですねぇ。』
『そんな救いようの無い貴方に、寛大な私は解答を教えて差し上げましょうかね。寛大な私がね。』
『はい。』
『そんなの』
私の「気配」を「
『...
『あの
『ほんと、雑魚鬼ですね。やーいざーこざーこ。』
『...おや、無視ですか?子供みたいな幼稚なことす「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!」
うるせぇ!!!!!!!!!
おっと、これはこれはーーーー
冠石野は、静かに話を聞いていたと思ったら唐突に叫び始めた魘夢を見て、ペロッと舌を出す。そして、思わずニヤッとしながらつぶやく。
『————『僕は悪くない。』ってやつですね。』
とうとう、ここ無限列車で、初の戦闘が発生した。
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[再度、サイド球磨川]
彼は未だ扉を開けることができずにいた。
『...もしかして安心院さん、この嫌がらせがしたくて
『いくら安心院さんでも、流石にそんなくだらないことしないよな...』
『...』
『いや、すげぇありそう!』
という感じです。如何だったでしょうか。
また癖の強いキャラが出てきちゃいましたね。いやぁ困った困った。この子書くのすげぇ楽しいぞ。
クロスオーバー作品としてそれぞれのキャラに違和感はありますか?
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ない
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ちょっとある
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めっちゃある