それと、「〇〇(人の名前)の〇〇」というタイトル縛りが中々キツくなってきたのでそろそろ止めます(
もしかしたら今までのも変える可能性も微レ存...?
後日談、というか今回のオチ。
僕こと球磨川、善逸ちゃん、胡桃ちゃん。
僕たちはある場所で療養を取っていた。
蟲柱——— 胡蝶しのぶの家。
いや。
家というかこれはもう旅館と言っても過言では無いと思う。
広いという言葉では説明がつかないほど、すっごい広い。
「『
『ま、精神的なヤツだと思ってさ。思いっきり遊ぼうぜ』
「そうだねー。騒ぎ回りましょう。」
『いや、それはしのぶちゃんが怖いからやめとこう...』
あの子、器が大きい代わりに(直径70cmくらいだろうか)、一度怒るとそれはもうとんでもなく怖いのだ。
あれは昨日のこと。
僕は全力で「紅」を歌い、胡桃ちゃんもそのテンションに侵されてベッドの上で騒いでいた。
ちなみに胡桃ちゃんがこの歌を知っている可能性はゼロなんだけどね。
さながら修学旅行の気分だったのだけれど。
それはサビに入った時だった。
しのぶちゃんが「バァァァン!!!」と激しく扉を開けて入ってきた。
場が凍りついた。
手を全力で握り締めているのに対し、爽やかな笑顔だったのが印象的だ。
『…あ、あはは…どうしたんだい、しのぶ…さん?』
と言いつつも僕はちゃっかり螺子伏せようとしたのだが、しのぶちゃんは人差し指と中指で摘んで受け止めてみせた。
笑顔だった。
———まぁそんなこんなで僕はそこそこのトラウマになっていたのだった。
あぁ、今思い返しても恐ろしい。
あれだね、まさに『味方でいる分には頼もしいけど敵になったら一番怖い人物』だね。
頭の片隅にでも入れておくことにしよう。
「なぁ球磨川ぁぁぁぁ...体が動かない...」
あ、そうそう。そういえば。
善逸ちゃんの体の怪我は、「過去の明星」で爺ちゃんを憑依させていたせいで「死んだ爺ちゃんの怪我」判定だそうで、そもそもこの世に「存在しないもの」なので胡桃ちゃんの
なのでガチ療養。
水槽学園で絵図町筆くんの「
『頑張れよ、善逸ちゃん。君は一切頑張ってなかったからね。その分だと思いなよ。』
「うわぁぁ...恐ろし痛いぃぃぃ...」
善逸は布団に包まって叫ぶ。
...なんか、他人に寄生して堕落していく人間って見るの面白いよな。
あ、僕だけ?
閑話休題。
「まぁ、それに関連してなんだが、俺の意識が無い間って何があったんだ?俺今日やっと目覚めたから分かんねぇんだよ。」
『あぁ、確かに君だけあの壮絶な戦いを知らないなんて嫌だよね。』『つーわけで教えなーい。』
「は!?なんで!?」
『いや、今言ったけど...?』『ったくもう、しょうがないなぁ善逸ちゃんは。』『じゃ、あの時の話をちょっとだけ「却」色つけて話すよ。』『どうせ暇だし』
「そうだな...とりあえず却色も脚色もつけずに教えてくれ」
『おっけーおっけー、じゃあ僕の1人語り、始めるぜ!』
♦︎♦︎♦︎
<サイド球磨川>
「!?何を...」
『え?何って』『ちょっと自分の目を抉っただけだぜ?』『そんなに怖がるなよ』『僕は悪くないのに』『乙女心が傷ついちゃうぜ』
魘夢の中に、戦慄が走る。
こいつは、やばい———そう彼の経験が。第六感が伝えていた。
...が、そんなことで動揺するようでは、上弦どころか下弦にも入れない。
魘夢はすぐに落ち着きを取り戻した。
「ふぅん...でもね。僕はまだまだ全力をだしてないんだ。なんなら、触手をとんでもなく硬くすることだってできるよ。」
———螺子が刺さらないくらい、ね。
「この
『...』
球磨川は。
『あはは』
笑った。
『———強化、ねぇ』『強化、強化、強化、強化、強化...』『...ははっ』
「?どうしたの?絶望で気でも狂ったかな?」魘夢は事の重大さに気がつかず、今でさえ自分が優勢だと信じ込んで笑う。
そう、球磨川と同じように、過負荷的に。
『へい魘夢ちゃん。』球磨川が楽しそうに言う。『君、
「...」
数学なら、マイナスどうしの掛け算で生まれてくるのだが。
どちらかというと数学が苦手なのは球磨川だった。
『もしかして、「自分最強!」とか思っちゃった?』『自分が幸せ者だとか、思っちゃった?』『———甘ぇよ。』『
そして言い放つ。
———あくまでも
「…は?」魘夢が何を言っているんだこいつは、と顔から表情が抜ける。
何を当たり前なことを、という風に。
自分のことを棚に上げて。
『例えば「
「...何が、言いたいんだい?」
『じゃあ、君の「
「...さぁね」
『そっか、わからないか。』『じゃあ、僕の考察を教えてあげようか?』
「...もう、死ね。———鉄化!」魘夢は球磨川を人差し指で出す。
『僕が察するにさ。』が、しかし。
『「自意識過剰」、ってとこじゃ無いかな?』
———鉄でできた触手は現れず、普通の触手さえ襲ってこなかった。
『そういうことだ。』『今から僕は君の首を断つけどさ。あくまで僕は被害者だよね。』『てことはさ』『僕は悪くない。』
『君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い』
『君が悪くて———いい気味だ。』
「...何者なんだよ、お前。」
『え?言ってなかったっけ?』『じゃあ…ここで改めて自己紹介しよっかな。』『僕はね』
混沌より這い寄る
『うん、じゃ、そういうとこで!』『さようなら』『また明日とか!』
そして、球磨川禊は唖然としている魘夢の横を通って、易々と首の骨を切った。
———と、終われないのが彼だ。
先程まで首の骨があった場所へ行ったが、
それどころか、いつの間にかあの気持ち悪い、ぐにょぐにょした肉の触手すらも消えていた。
それらから考察できることはただ1つだった。
『あ、あれ?』『...もしかして、魘夢ちゃん』
『...逃げた?』
♦︎♦︎♦︎
『———というわけさ。めでたしめでたし。』
「いや、逃げられてんじゃねぇか」
『おいおい、何言ってんだい?あれは戦略的撤退と言ってね』
「敵の擁護をしてどうするの、球磨川さん。」
たしかに。
まぁそういうことだ。
逃げられました。
...
逃げられました!
文句があるかい?文句があるなら僕に直接言えばいいのさ。ほら言えよ。僕は画面の中だぞ、ほら。目の前だぞ言えよ。だがその声は僕には聞こえないがなッ!
聞こえないんだからそれはもう無いに等しいよね?うん、無いね。オッケーオッケー。
つまり、僕は悪くない。
僕にだって休む権利はある———というわけで療養編が始まるよ。
…まぁ、療養だなんて口が裂けても(使い方あってる?)言えないほど、あれは過酷な訓練だったが。
《Happy nightmare》is C”LOSE”D
Good morning!
いや、そもそも球磨川先輩の螺子、学校の壁のコンクリート貫くから鉄も楽勝で貫くと思うんですけどね。
療養編スタート。しのぶちゃんのサイコパスが炸裂するよ(希望)
クロスオーバー作品としてそれぞれのキャラに違和感はありますか?
-
ない
-
ちょっとある
-
めっちゃある