新西暦200X年
一人の若き科学者により開発されたマルチフォーム・スーツ「インフィニット・ストラトス」、通称「IS」。元々宇宙を目指して作られたものだが「白騎士事件」をきっかけに女性にしか動かせないという欠点を残して兵器化された。だがメガゾードと呼ばれるロボットが存在したため、女尊男卑の主義が広まることはなかった。
そして現在、都市生活を支える巨大なエネルギーエネトロン。それを狙い人類を脅かす存在、ヴァグラス。それと戦い、人々を守る特命を受けて戦う若者たち。その名は、ゴーバスターズ!
ここは、ある一軒家。ここにある家族が住んでいる。
???「千冬姉、マドカ! 朝食できたぞ!」
この少年は織斑一夏。織斑家の長男で家事をこなしている。
???1「できたか。」
???2「お腹すいちゃった。」
台所に入って来たのは2人の女性。1人は一夏の姉である織斑千冬、もう1人は妹の織斑マドカだ。今は訳があって3人で暮らしている。席に座り朝食をとる。
千冬「ところで一夏、進学はどうするんだ?」
一夏「・・・千冬姉。」
千冬「なんだ?」
一夏「俺、特命部に入るよ。」
マドカ「兄さん。」
千冬「・・・・そうか、そう言うと思っていた。」
一夏「え?」
千冬「お前がこそこそメガゾードの勉強をしていることなどお見通しだ。」
一夏「千冬姉。」
千冬「絶対に勝って戻って来い。」
一夏「分かってる。」
千冬「その代わり。」
一夏「ん?」
千冬「マドカも連れて行け。」
一夏「え!?」
千冬「私よりお前のほうが面倒見がいい。」
マドカ「でも姉さんって家事できたっけ?」
千冬「厳さん達の所に行ってできるようにする。心配するな。」
一夏「そっか。」
翌日
一夏の自宅の前に特命部の迎えの車が来ていた。
一夏「じゃあ千冬姉、行ってくる。」
マドカ「姉さん、行ってきます。」
千冬「ああ。桜田達にもよろしくな。」
「では行きましょう。」
一夏とマドカは車に乗り、特命部の基地に向かった。
エネルギー管理局・ゴーバスターズ基地司令室
エネルギー管理局の基地に着いた2人は司令室である男対面していた。
黒木「よく来たな一夏、そしてマドカ。」
一夏「お久しぶりです、黒木司令官。」
マドカ「またお世話になります。」
この男は黒木タケシ。特命戦隊ゴーバスターズの司令官だ。
黒木「すまないな、お前にまで頼ってしまって。」
一夏「いえ、桜田センター長には俺達もお世話になってましたから。」
黒木「早速だがバスターマシンの格納庫に行ってくれ。」
一夏「分かりました。」
一夏達は格納庫に行き、様子を伺った。そこには赤い人型ロボット、ゴーバスターエースがあった。
一夏「これがヒロムの。」
マドカ「大きい。」
??1「あれ? 一夏じゃないか。」
??2「マドカちゃんも。」
??3「久しぶり!」
そこに声を掛ける者達がいた。
一夏「ヒロム! リュウジさん! ヨーコ!」
それは特命戦隊ゴーバスターズの3人、レッドバスターの桜田ヒロム・ブルーバスターの岩崎リュウジ・イエローバスターの宇佐見ヨーコだった。
ヒロム「待ちくたびれたぞ。」
一夏「すまない、千冬姉に言おうかどうか迷ってて。全部お見通しだったけど。」
リュウジ「流石は千冬さん。」
マドカ「ヨーコちゃん元気だった?」
ヨーコ「勿論! ウサダもね。」
リュウジ「早速で悪いんだけど頼めるかな、バスターマシンのメンテナンス?」
一夏「了解。」
特命部の了解ポーズをする。
一夏「あ、そう言えばヒロム。」
ヒロム「?」
一夏「リカさんのことはどうなったんだ?」
ヒロム「・・・もう少し時間がかかる。」
一夏「そっか。」
ヒロム「大丈夫。いつか分かってくれるさ。」
一夏「だといいけどな。」
心配しながらメンテナンスに向かう一夏だった。
??「いっくん、束さんもサポートするよ♪」
ひっそりと一夏を見守る存在にも気づかず。