特命部の一夏くん   作:鉄壁拡散

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Mission3 予期せぬ出来事は突然に

束が一夏専用のバスタースーツを開発している間、一夏はヒロム達と同じ訓練をしていた。

 

一夏「ふっ! はっ!」

 

ヒロム「ふっ!」

 

リュウジ「やってるね~一夏君。」

 

マドカ「大切なものを取り戻したいのは兄さんも同じだから。」

 

実はマドカも束に自分専用のバスタースーツを作ってほしいと頼んでいたのだ。今ではマドカも情報分析だけでなくゴーバスターズの1人として訓練に参加している。

 

ヒロム「今日はここまでにするか。」

 

一夏「そうだな。」

 

訓練を終えた一夏達は司令室に集まった。

 

ニック『大分様になってきたな一夏。』

 

一夏「ありがとう。だけどヒロム達とはかなりの差ができたからもっと精進しないとな」

 

ゴリサキ『その意気だ。』

 

一夏「ってあれ? ウサダは?」

 

マドカ「そういえば今日は見てないような。」

 

リュウジ「あれ見て。」

 

一夏・マドカ「「ん?」」

 

ヨーコ「あん! あん!」

 

リュウジが指さした方向を見るとヨーコがやけ食いしていた。

 

一夏「ヨーコがあんなにやけ食いしてるってことは・・・。」

 

マドカ「まだ仲直りしてないんだ、ヨーコちゃんとウサダ。」

 

ヒロム「ああ。」

 

実はヨーコは勉強が苦手で数日前に宿題を仲間達に手伝わせたことで喧嘩したのだ。

 

一夏「そういえば今日はヨーコとウサダがエネトロンタンクの見回りに行く予定だったけど。」

 

マドカ「まさかウサダ・・・1人で行っちゃったの?」

 

ニック『そうなんだよ。』

 

ゴリサキ『心配だなぁ。』

 

そして皆が心配した通りウサダは誘拐されてしまい、誘拐犯にエネトロンを要求された。当然特命部もその要求には応じずウサダの救出作戦を開始した。

 

 

だがそこにヴァグラスが現れウサダはエンターに再び誘拐されてしまった。エンターもウサダを人質にエネトロンを要求してきたがゴーバスターズのチームワークでウサダを救出し、エネトロンも守ることができた。

 

一夏「それにしても今日も大変な一日だったな。」

 

マドカ「うん、ウサダは誘拐されるし、バグゾードまで現れるし。」

 

束「おーいいっくーん、まどちゃーん!」

 

一夏「束さん。」

 

束「ちょっと来て!」

 

束に案内されて一つの部屋に入るとゴーバスターズのみんなと黒木司令官、オペレーターの仲村、森下、バディロイド達が集まっていた。

 

マドカ「みんな集まってどうしたの?」

 

束「実は完成したんだ、いっくんのバスタースーツ!」

 

一夏「やっとですか!?」

 

束「うんやっとだよ! さあいっくん、早速やってみよ!」

 

そう言って束は一夏専用のモーフィンブレスを渡した。

 

仲村「これからは一夏君も戦いに加わるんですね。」

 

森下「彼にも大切なものがありますからね。」

 

黒木「まさかこんなに早くお披露目になるとはな。」

 

一夏「ふぅ・・・いくぞ!」

 

一夏は一度深呼吸して変身の構えをする。

 

モーフィンブレス(一夏)『It's morphin time!』

 

一夏「Let's morphin!」

 

変身が完了すると一夏はスーツカラーが白で虎を模した姿になった。

 

ヒロム「おお!」

 

ヨーコ「凄い!」

 

束「これがいっくんが変身した姿、その名もタイガーバスター!」

 

リュウジ「タイガーバスター。」

 

タイガー「しっくりくるぞ。」

 

束「まどちゃんのバスタースーツはもう少し待ってね。」

 

マドカ「分かりました。」

 

一夏「ふう。」

 

一夏はスーツのヘルメットを外して空気を吸う。

 

ヒロム「これから頼むぞ、一夏。」

 

一夏「ああ。」

 

束「実はもう一つ見せたいものがあるんだ!」

 

リュウジ「見せたいもの、ですか?」

 

束「そうだよ! ご覧あれ!」

 

束が指差す方向を見ると真紅の装甲に身を包んだISがあった。

 

ウサダ『あれIS?』

 

束「そう! 箒ちゃんの専用機、『紅椿(あかつばき)』だよ!」

 

一夏「箒の専用機?」

 

ニック『誰だそいつ?』

 

マドカ「束さんの妹で、私達の幼馴染。」

 

束「実は箒ちゃん日本の代表候補生になったんだ。」

 

一夏「箒が日本の代表候補生に?」

 

束「うん。束さんの力になりたいって言ってくれたんだ。」

 

一夏「そうだったのか。」

 

リュウジ「束さん、詳しく見てもいいですか?」

 

束「餅の論!」

 

一同は箒の紅椿をまじまじ見ながら触ったりしていた。

 

一夏「これが箒の専用機か。」

 

一夏が紅椿に触れると機体が光り出した。

 

束「い、いっくんに反応している!?」

 

ヨーコ「え!?」

 

仲村「うそ!?」

 

マドカ「兄さんがISを動かした!?」

 

一夏「マジかよ。」

 

ゴリサキ『ど、どうするのこれ!?』

 

その場にいる全員が驚愕した。

 

束「ねえいっくん、私のテストパイロットになってくれない?」

 

一夏「え?・・・あ、そういうことか。」

 

マドカ「うん、私も分かった。IS学園に行けってことでしょ?」

 

束「その通り!」

 

ヒロム「成程、あそこなら使いこなすのに最適な場所だな。」

 

マドカ「じゃあ私も行った方がいいかも。兄さん1人だと心配だし。」

 

黒木「IS学園の学園長には私から言っておく。放課後になったら何時でもここに来い。」

 

一夏「分かりました。」

 

こうして一夏は特命部に所属しながらIS学園に入学することになった。

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