そこは見知らぬ世界でした……なのorz 作:dslprojecter
ごめんなさい、なのm(_ _)m
仕事、キツイ(T_T)
優花とミュウは異世界への転移疲れかヘスティアから
ミュウはハジメ達を恋しがり、優花もまた地球にいる家族や仲間、愛しい人々を恋しがった為、お互いを抱き合う形で眠りについていた。
そんな二人をヘスティアは素直な瞳で見つめていた。
(こうしていると其処らにいる普通の子と変わらないな、むしろ可愛いじゃないか。お父さん達の事は置いておいて、現状はミュウくん達が元気に育ってくれる事を願おうか。)
ヘスティアは神の目線でミュウ達を見つめ、子供たちを見守り続けようと思った。たとえハジメ達がオラリオに来ようと自分の立ち位置は変わらない。裏を返せばミュウくん達を保護した自分は被害者にはならないだろうという打算もあった。
明日からは優花くんとミュウくんが一緒にダンジョン攻略に挑むだろう。そこでどの様な事が起ころうと笑顔で流して見せる、と一抹の不安を覚えながら微睡みつつ眠りについた。
翌朝、軽い食事を取りダンジョンへと向かう二人を応援し、ヘスティアはいつものアルバイト(ジャガ丸くんの売り場)へと向かう。
ミュウと優花は手を取りながら二人でメインストリートを歩いていた。相変わらず二人の周りには不自然な空間が拡がっていたが、気にしたら負けだ、と冷や汗を掻きつつも笑顔で歩いていく。
丁度、この間、ご飯待機を言い渡された
食堂の前を通り掛かった時だった。
「ダンジョンに潜るなら昼食は要りませんか?」
薄鈍色の髪をした緑色のメイド服を着た少女が声を掛けてきた。ミュウ達はお互いを見合わせ、そう言えば、と頷き合った。
「昼食を二人分下さい、おいくらですか?」
優花は少女に二人分の代金を訊ねる。メイド服がハジメの好みである事を意識しつつも、流石に空腹では翌日の食費を稼げない。自分の衣装の何が気になっているのだろう、と不思議に思いつつも少女は笑顔を絶やさなかった。
「差し上げますよ。ただ後で夕食にでもうちに立寄って戴けたら嬉しいです」
笑顔の眩しさが一段と極まり、うっ、と優花はたじろいだ。ミュウはそんな優花を見て一言。
「優花お姉ちゃんもメイド服着るの?」
ミュウの何気ない一言が少女を変えた。
「ソレは良いですね。なら、夕食時に来られた際、メイド服を着ませんか?」
優花はミュウに胡乱な顔をしつつも断りを入れようとした。
「いや、流石にメイド服は……」
引き気味に断りを入れようとしたが、何故かミュウと少女は意気投合を発揮、優花を黙らせた。
「優花お姉ちゃん、絶対似合うの。パパもイチコロなの」
「気分転換に一度、着てみてはどうですか?意中の男性に違う自分を見せてポイントを上げたい、と思いませんか?」
「いやいやいやいや、流石に南雲はココに居ないし……ミュウちゃん、とりあえずスマホを仕舞おう」
優花のメイド服姿を写メに収めようと、ミュウは乗り気であった。流石、魔王の娘、畳み掛けるように優香を追い込んでいく。
そんなこんなのやり取りをしつつも、夕食時には立ち寄る事を確約し、昼食をゲットしたミュウ達はダンジョンへと向かっていった。