今回で原作キャラが登場します。
因みに自分は小熊ちゃんがお気に入りです(^^ )
ピーピーピー
「う、ん・・・あっ、朝か・・・」
スマホのアラーム音で起きる一馬の朝は早い。
起きた一馬は直ぐ様、顔を洗い着替える。着替え終えたらすぐに朝食の準備をする。
昨日の夜の内に炊飯器のタイマーをセットしてあるので既に炊けているご飯をよそうとタッパーにつめる。
更に昨日の残りの味噌汁もタッパーにいれ、冷蔵庫から野菜炒めを取り出し、レンジで温める。
その間にトースターに食パンを入れ、スイッチを入れて焼いていた。温まった野菜炒めもタッパーに入れると“ランチジャー”と呼ばれる弁当箱に詰めると同時に食パンが焼けた。
「いただきます。」
食パンを取り、マーガリンを塗るとそのままガブリつく一馬。
その食パン一枚を食べ終え眠気覚ましとブラックコーヒーを飲む。
「さて、行くか。」
バックに弁当箱を入れ、背に背負う。手袋をハメ、ヘルメットを持って外に出た。
「おはよう、相棒。」
一馬の目の前には相棒と呼んでいるクロスカブがあった。一馬はクロスカブに跨がり、エンジンをかける。
ブロロロロォ・・・
エンジンをかけたらヘルメットを被り、学校へと向かうのであった。
「フゥ・・・今日もありがとうな。」
学校に到着し、感謝の言葉を言いながらクロスカブを撫でる。
キーンコーンカーンコーン
「ヤベェ、行かないと・・・」
一馬は少し駆け足で教室に向かうのだが・・・
彼は気付かなかった。
彼のクロスカブの近くに“見知らぬカブ”があることに・・・
ーーー教室ーーー
「(退屈だな・・・)」
一馬は退屈していた。いま、習っている授業は“とっくの昔”に覚えているためだ。
前の一馬なら知っていてもどうでもいいからただただ聞いているだけであったのに今の一馬の頭にあるのは相棒であるクロスカブのことだけだ。
「(帰ったらどんなパーツがあるか調べないと・・・整備もやれた方が良いよな?・・・工具なんかも揃えないと・・・)」
そう考えていると既に授業は終わり、次の授業のためクラスメートは移動する準備をしていた。
「次は・・・家庭科か。(高校生でやるか?家庭科って・・・)」
そう思っても口には出さず、一馬も家庭科室へと向かうのであった。
ーーー家庭科室ーーー
授業の内容は巾着袋を作ることだった。
そのため、教師から好きな布地を取りに来いと言われたので適当なモノを一馬は選び作ろうとすると・・・
「そんなに大きいの何に使うの?貧乏性だなー」
「まさか、夜逃げの準備とか。」
女子生徒が誰かをからかっているのかそんな会話が聞こえたがどうでもいいと作業を続けようとしたが・・・
「ヘルメットとグローブを入れようと思って“バイク”の・・・」
ピタッ
バイクというワードに手が止まる一馬。彼は聞き耳をたて、会話を聞くと先程の女子や男子が興味を持ち何に乗っているか訪ねている。
「“スーパーカブ”・・・中古の・・・」
その言葉を聞いて一馬は声がした方に視線を向けた。
カブと聞いて興味失くした生徒達がいなくなった先には小柄な女子がいた。彼女は黙ったまま自分の席に戻っていった。
が・・・
そこにもう1人の女子がその子に声をかけている。
ガタッ
一馬も立ち上がりその二人に近づくのであった。
ー???sideー
私には両親いない。
友達もいない。
趣味もない。
お金もない・・・
でも、ついこの間、カブがあるようになった。
カブに乗っていることを誰かに言っても興味ないようだ。
「(これでいい、もともと目立つのは得意じゃないし・・・)」
そう思っているとクラスメートの1人が私に声をかけてきた。
「あなた・・・カブに乗っているの?」
「中古だけど・・・」
「そう。」
そう言うと彼女は後で見せてほしいと言ってきた。
私はなんて返事しようか悩んでいると・・・
「オレにも見せてくれないか?」
彼女の後ろから1人の男子がいた。
この時、私の・・・違う。
“私達”の物語は大きく変わり出していたのだろう。
???side end
第3話、終わり
いかがでしょうか?名前はまだ出ていませんが原作キャラはちゃんと出しましたよ?
因みに主人公は自分のクロスカブを相棒と呼んでいます。
また感想、ご意見いただけましたら幸いです。
読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m