スーパーカブ もう1人の物語   作:DDX

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ちょっと練習のため、50ccの原付に乗ってます。
クラッチが上手くできずエンストしてしまった( ´_ゝ`)

でも乗っている時は楽しかった(^∇^ )


第6話 BEURRE

 

放課後、一馬と恵庭と呼ばれた女子生徒は駐輪場にいた。

 

「「・・・・・・」」

 

とても疲れ果てながら・・・

 

「オマエな、教室であんな紛らわしい言い方するなよな。」

 

「ホント、ごめんなさい///」

 

教室のあの発言が原因であの場にいたクラスメートから一馬と恵庭が付き合ってるのかと話題にされた。

 

とりあえず、恵庭が誤解を説くことでなんとかなったが二人が疲れたのは言うまでもなかった。

 

「しかし・・・家に来いって言われて何事かと思ったら恵庭がまさか“BEURRE”の親っさんの娘だったとはな・・・」

 

「うん、私も高瀬くんが“常連”さんなんて知らなかった。」

 

 

“BEURRE”(ブール)は恵庭の両親がパン屋兼喫茶店である。

 

 

だが一馬は常連ではあるが店で食事したことはない。

 

一馬が通っている理由はコーヒー豆である。

 

一馬はアメリカンコーヒーを好んで飲んでいる。

 

その為、アメリカンコーヒーの豆を扱っている店がBEURREしかなく、コーヒー豆を買いに行くことしかしていないのだ。

 

「それにしても・・・店で恵庭に会ったことは無いよな?よく親っさんが同じ学校って解ったな。」

 

「あ、それは前に高瀬くんが制服でお店に来たことあったから覚えていたみたいで・・・」

 

「ふーん」

 

そこまで興味のない返事をする一馬は駐輪場にある自分のクロスカブである相棒に跨がりエンジンをかける。

 

恵庭も駐輪場にある自分の自転車を取り出した。

 

「へぇー“アレックス・モールトン”か・・・良く買えたな。」

 

 

アレックス・モールトンはイギリスで誕生した自転車である。

しかし、その値段は決して安くはない。

 

「高校の入学祝いにパパが買ってくれたんです。」

 

嬉しそうにアレックス・モールトンを撫でる恵庭の姿を黙って一馬は見ていた。

 

「・・・オレ、恵庭の後を追うから先に行ってくれ。」

 

一馬の言葉に恵庭は頷いてアレックス・モールトンに乗って走って行った。

 

「・・・“父親”・・・か・・・」

 

その呟きは誰かに聞かれることはなく一馬はBEURREに向かって走り出すのであった。

 

 

 

ーーーBEURREーーー

 

 

 

「お帰り、“椎”。それにいらっしゃい一馬くん。」

 

「ただいま、パパ。」

 

「・・・どうも。」

 

 

店に到着した二人は店の扉を開くとその先には恵庭の父親がいた。二人を出迎えた恵庭父は一馬と話しがあるようで一先ず、椎は着替えのため一旦、席を外した。

 

「・・・それで?いったい自分になんのようがあるんです?」

 

呼ばれる理由に心当たりがないため一馬は恵庭父に直接、訪ねる

 

「うん・・・実はね・・・一馬くんに頼みがあってね・・・」

 

「頼み?」

 

すると恵庭父は真剣な眼差しで一馬を見つめ・・・

 

「一馬くん、“バイト”する気はないかな?」

 

 

 

 

「・・・ハイ?・・・」

 

 

 

一馬の前途多難はまだ続く。

 

 

 

 

第6話、終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 





いかがでしょうか?前にも言いましたが現在、中型免許取得のため兄から50ccの原付を借りて練習しています。

そのため、更新が遅れました申し訳ありませんm(__)m

さて、次回は椎ちゃん視点の話となります。
上手く椎ちゃんらしく書けるよう頑張ります。

ご意見、ご感想の程、宜しくお願いしますm(__)m
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