ホロライブラバーズ『数多の星を照らす者』獲得ルート 作:468(ヨルハ)
「ぬ、ああぁ!!!」
「く、『
止まることのない異形の悪魔の猛攻、もう幾度防いだかも分からないその攻撃を、ノエルとラミィはもはや気合だけで跳ね返し続けていた。
繰り出される斬撃はノエルが
地を這うようにノエルに接近した異形の悪魔が下段からの切り上げを仕掛け、ノエルがそれを軌道上に滑り込ませるようにメイスを振って防御する。しかし当然未来を視る異形の悪魔がそれを読めないはずがない。体に軸を切り替えて急速転換したその斬撃は下からではなく右からの薙ぎ払いに瞬時に変化する。
「させま、せん!」
だが、ノエルとラミィもまたこの手の攻撃は幾度となく受けてきた。故にその対処法も既に用意してある。
あらかじめ展開していた『
本体を狙うのは相手の攻撃を止めるという点では愚策だ。異形の悪魔は『ラウンドシールド』が使える。本体へそのまま攻撃しようとすれば魔力障壁で防がれ、相手の攻撃は止める間もなくそのまま通ることになる。
であれば狙うべきは異形の悪魔が攻撃しようとしている腕部だ。それ自体で切り裂かれるにしても『ラウンドシールド』で防がれるにしても最低限攻撃は止めることができる。
「…!」
「よっし、これでも…くらえぇ!!!」
予想通り振り抜こうとした腕でノエルではなく氷の槍を砕いた異形の悪魔は一瞬視線がノエルからラミィへとずれる。そしてその瞬間を狙ったノエルは地面に向かってメイスを叩きつけた。
『
魔力を込めたメイスによる一撃は大地を砕き衝撃波を生む。
単発の直接攻撃はまず防がれるが、範囲攻撃ならたとえモーションを読まれても攻撃の余波で相手を退けることができる。
『ラウンドシールド』を展開した異形の悪魔ではあったが、意識がラミィに向いた状態で完璧なガードはできず、体を浮かされて衝撃波によって後方に吹き飛ばされる。
「…やっぱりあの悪魔、戦い慣れてないって感じ」
「どういう、ことですか?」
「あの視線がラミィちゃんに移ってからの『
要は、一度受けた攻撃パターンにもかかわらず二度目以降の予測ができていないのだ。
それを聞いて、ラミィは一つ思い当たるものがあった。
「…以前、悠くんと一緒にフブキ先輩と稽古したときに言われたことがあるんです。対人戦をしてない影響か、フェイクをせずに、その場その場の最適解で動いてる節があるって。もしかしてあの悪魔も…」
「かもしれんねえ。でもそれならなんとかなるかも、ね………!」
咆哮が、轟いた。
強く、悲しく、そして虚無を思わせる真黒の叫び。
そんな響きがノエルとラミィの鼓膜を叩いた瞬間、突如として周囲を覆っていた霧が晴れた。空を見上げればそこには朝とは違い雲一つない満天の星空が覗き、木々の隙間から差し込む月光がノエルを、ラミィを、異形の悪魔を照らす。
「これは、どういうこと…?」
「なにが…!ノエル先輩下がってください!!!」
ラミィが何かに気付くとノエルの前まで躍り出てありったけの魔力を練る。もうここで全てを吐き出すと言わんばかりに魔力の渦がラミィを取り巻き青銀の風が極低温の冷気を纏い、両手に収束していく。パキパキと冷気によって氷点下を下回った空気中の水分が凍結して氷の粒となりラミィの周囲を煌めく。
冷気を携えダイヤモンドダストによって彩られた彼女の姿はまるで氷の姫君。
そんな幻想を体現するラミィは険しい顔で視線の先の異形の悪魔を見つめる。異形の悪魔は棒立ち。しかし、魔力を扱うものならば心に冷たい刃が突き刺さるかのような根源的な恐怖を抱きかねない、暴力的な漆黒の魔力が異形の悪魔の頭についたふたつの角の中間点に収束して巨大な魔力塊を形成している。紛れもなく周囲の霧が晴れた原因は
こうして見ている今もなおその魔力量が周囲の魔力を取り込んで増大している。下手したら、悠の切り札である『スターライトブレイカー』にすら匹敵しうるかもしれない魔力量。本能的に理解できる。アレが放たれれば回避はできない。どこに逃げようかその射程圏から逃れることはできない。かといってすでに止められる状態ではない。無理に止めようとすればその場であの魔力塊が暴発して森の一帯が赤茶けた荒野になり果てることだろう。
だからこそ、ここで、今度はラミィが守ってみせる。
「立花よ、今ここに咲き誇れ。『
『
氷同士がぶつかる独特の音とともに氷の大輪がノエルとラミィの眼前に咲く。それは言葉にできないほど美しく、幻想的だった。
対して異形の悪魔が放射状に放った漆黒の魔砲撃は、音もなく…いや、音すら呑み込む虚無の轟砲。
ふたつの魔法、氷の盾と黒の矛の衝突は、しかして思った以上に呆気ない結末を迎えた。
バキンッ!
「ッ!待って…!お願い、耐えて…!!!」
衝突からわずか数秒、氷の花が漆黒に蝕まれるように脆い音を立ててひび割れる。それを見てラミィは縋るような声をあげて必死に魔力を込める。
誤算だと言うつもりはない。
元より悠の『スターライトブレイカー』に匹敵しうる魔力量などラミィ1人だけで受けきれるものではないことなんて分かりきっていた。それでもなおラミィが防御の選択をしたのは、その他に選択肢がなかったから。そして、あの攻撃が超広範囲の攻撃であれば一点集中の防御で守り通せるかもしれないという淡い期待があったから。
「う、あ、あああぁぁぁ!!!」
ラミィが喉を枯らさんばかりに必死に声を張り上げる。
だが結果は残酷だ。
拮抗は僅か数秒で崩れ去り、今もなお漆黒の砲撃が氷の花を呑み込まんと押し寄せる。すでに氷の花全体にヒビが入り、いつ砕かれても不思議ではない。それでもその臨界点ギリギリで留まっているのは、ひとえにラミィの意思の力だろう。守る、耐えるという意地にも似た誓い。
そんな彼女の誓いが、意思が、間一髪のところで星を呼び込むことに成功した。
「エクセリオンシールド!!!」
ラミィの耳朶を叩いたのは星の呼び声。絶望を希望へと変える、光の鐘。
幾重にも積み重ねられた光の魔力障壁がひび割れた氷の花を覆うように展開され漆黒の砲撃を防いだ。そしてラミィとノエルの眼前に降り立った2人の姿。それを見て、自然に顔はほころんでいた。
「悠くん、かなたちゃん…!」
「ただいま、2人とも」
「おまたせ!」
「間に合ったんだね…良かった…!」
ふたつの魔法の衝突によって吹きすさぶ風、それが4人の髪を揺らす中、傷だらけでありながらも希望を運んだ少年はそれでもわずかに眉間に皺を寄せた暗い顔をする。
「悠、くん…?」
そんな悠の表情を見て思わず声を上げたのはノエルだった。
よく見ればかなたも似たような顔つきだ。それはまるで、するべきこととしたいことが嚙み合っていないような、覚悟はしてても受け入れたくないと言っているような、そんな顔。
「…ラミィ、ノエル先輩。先に言っておかないといけないことがあります」
口を開いたのは悠。異形の悪魔が放った『
「まず、今回の事件。その全ての元凶はジェイルさんです」
「はぇ…」
「………やっぱりそうなんだね」
「はい。そしてその当人はすでに逃亡済み。捕まえることはできませんでしたが、代わりにあとは異形の悪魔と残った魔獣さえ倒せれば事態は収束できます」
ラミィは寝耳に水と言わんばかりの反応だったが、ノエルは事前に推測は話していたおかげですんなりと悠の言葉を呑み込んだ。無論信じたくないという気持ちもなくはないが、悠がここで確信のない憶測で話をするとは思わないためその気持ちを硬い意志で排除する。
しかしそうなるとひとつの疑問。
「…他に何か問題があるの?」
「………」
悠は言葉を返さず沈黙。
ノエルがそう思った理由は話を切り出す際の悠の表情だ。
悠はノエルにジェイルが犯人かもしれないと推測を話した段階で焦りはあれど自分の推測に疑問は持っていなかったし表情もいつも通りだった。であれば少なくとも、ジェイルが犯人であったと確信しただけではあんな顔はしないだろう。
じゃあ、どうして───
と、そこまで考えて、ノエルは悠の瞳を見た。見てしまった。
漆黒の砲撃の奥に見える異形の悪魔を見つめる悠の星の瞳が、どうしようもないほど悲痛に歪んでいた。
「…悠、くん……待って。嘘、だよね……?」
とある推測がノエルの頭を駆け巡った。正確には思い出したが正しいかもしれない。
自分たちが村に集合しようとした最初の理由。ジェイルが犯人かもしれないと推測した時点で弾き出された最優先事項。一体自分たちは、何のために村への到着を目指していたのか。
信じられない。信じたくない。
しかしそんなノエルの心情を真っ向から否定するように、悠は全てを覚悟の上で言葉を紡いだ。
「…あの異形の悪魔は、マシロです」
「っ………」
「そん、な………」
ノエルとラミィの顔から色が抜け落ちた。ラミィにいたってはあまりの真実に体に力が抜けてしまったのかぺたんと座り込み咄嗟にかなたがラミィの体を支える。ノエルはどうにか崩れ落ちることはなかったが浅い呼吸を繰り返す。少ししてきゅっと唇を結ぶと問いかける。
「助ける方法は、ないの…?」
「…マシロをあの姿に変えた原因は『魔鉱石』です。あれは純粋な魔力の結晶体にして、生物に埋め込むことでその組成を根本から書き換えるほどの事象改変を可能にする。魔鉱石を埋め込まれた
「っ!本当になにも方法は……!?」
視線は正面から逸らさず、そう静かに、淡々と事実を告げる悠にノエルはどうにかならないのかと詰め寄ろうとして。
そして、右手に握ったストライクハートを握りつぶさん勢いで力を込める悠を見てその手が止まった。
「悠…くん」
震えていた。握りこんだせいで爪が食い込み血が流れていてもお構いなしに、その力を緩めることはしなかった。それを見て、ノエルは自分の言おうとしたことの浅はかさを恥じた。
きっと、考えに考えを尽くしたのだろう。どうにか助けられないか。どうにか魔鉱石だけを取り除くことができないだろうかと。
当然だ。悠とマシロは傍から見ても本当に兄妹のようで、きっと本人たちにとっても、ただの知り合いだけにとどまらない思いがあったはずだ。だからこそ必死に考えて、知恵を絞って、それでもその方法を見つけることはできなくて。
悔しかったはずだ。自身の無力さを恨んだのかもしれない。呪ったのかもしれない。『魔鉱石』をよく知っている、そしてその原因の一端が悠自身にあるという事実がよりその思いを強くしてしまったのかもしれない。
それでも、何を言われるのも覚悟の上で、悠は自分たちに真実を伝えてくれた。
その折れてもなお立ち上がる気高き悠の心に、ノエルは胸を強く締め付けられる。
「僕は、異形の悪魔を…マシロを止めます。たとえその結果、どんな業を背負うことになっても。たとえ、あの子に恨まれることになっても。だからみんなは…」
「っバカ…!」
言葉は最後まで紡がれなかった。悠の言葉を遮ったのは、今の今までへたり込んでいたラミィだった。
未だに顔を俯けながら、足元もおぼつかないまま立ち上がって、悠の背中を力の入っていない拳でポスンと叩く。その声は、泣き出す寸前の霞んだ声。
悠から告げられた衝撃的な真実にへたり込んでいた自分が何かを言える立場ではないのかもしれない。だけど、悠が言おうとした言葉。彼の性格から想像できるセリフを、ラミィはどうしても許すことができなかった。
「今、なんて言おうとしたの…」
「それ、は……」
「ラミィたちだけ逃げろって…?罪は自分だけが背負うからって言いたいの?…バカにしないでよ!!!」
未だにラミィは顔を上げない。しかし、ラミィの芯に響くような慟哭が、背中に叩きつけられた拳が、地に時折落ちる透明な雫が、否応なしに彼女の心情を伝えてくる。ラミィは止まることを知らずに続ける。
「なんで1人で背負い込むの?なんで1人で苦しもうとするの?なんで、ラミィたちを頼ってくれないの…?」
「………」
今思えばという話ではあるが、悠は今までもそういった節があった。
バトルロワイヤルの時も、今回の一連の戦闘でも。
悠は確かにラミィたちを頼ってはくれる。だが、その時は必ずと言っていいほどラミィたちに責任を負わせようとはしなかった。一緒に戦っていても、危険に晒そうとはしなかった。
一緒に戦っているのに、まるで同じ場所にいない。悠はラミィたちを隣ではなく、後ろに置きたがる。傷も、痛みも、責任も、全て自分1人で背負いたがる。
そしてそれを、決してラミィたちに見せようとしない。
果たしてそれは、頼っていると言えるのだろうか。
悠は、ラミィたちを信用していても、信頼はしていないのではないか。
「苦しいんでしょ?辛いんでしょ?本当は…こんなことしたくないんでしょ…?なら、せめてラミィたちにはそう言ってよ…!1人で全部背負い込もうとしないでよ…!」
悠は言葉を返せなかった。悠だけじゃない。傍で聞いていたかなたも、ノエルも、ラミィの必死の訴えに口を挟める者は、誰もいなかった。
「言いたいことは分かるよ。ラミィも立場が違ったら同じことを言うかもしれない。でも…悠くんが苦しいと、ラミィも苦しいんだよ」
彼が苦しい顔をすれば、ラミィも苦しくなる。胸がどうしようもなく締め付けられる。逆に彼が笑顔を向けてくれた時は、ラミィも自然と笑顔になる。胸の内が、ポカポカと温かくなる。
「悠くんがラミィたちを守りたいって思ってくれてるように、ラミィたちだって、悠くんのことを守りたい!苦しい時は一緒にいたい!辛い時は支えたい!」
「だから!後ろじゃなくて、隣で一緒に戦わせてよ!!頼りないかもしれないけど、罪も、罰も…ラミィたちに一緒に背負わせてよ!!!」
ラミィの心からの叫びと願い。ただただひたむきで、純粋で。穢れを知らない少女だからこそ出てきた言葉。
それはきっと、全てが正しいものではなかったのかもしれない。合理的ではなかったのかもしれない。私情と利己がかすかに入り混じった、しかしそれ故に雪花ラミィという少女の嘘偽りない悠への想い。
悠はそれを聞いて、憑き物が落ちたような顔をしてひとつ静かに息を吐いた。
───あぁ、僕はきっと、心のどこかでみんなを信頼してはいなかったのかもしれない。
もっと言うなら、踏み込みすぎないように、踏み込まれすぎないように一線を引いていたというべきなのかもしれない。
生まれながらに人の手が加えられたデザイナーチャイルド。兵器として、戦うためだけに生まれてきた存在。遠くない未来に消えると分かっているこの仮初の命。自分は他の人のように普通を生きるべきではないと心のどこかで思い、無意識のうちに遠ざけていた。特別な感情を持たないようにしていた。
表面上では仲良くしていても、きっとみんなを同じ存在だとは思っていなかった。庇護対象としてしか、見ようとしていなかった。
だけど、そうじゃない。
たとえ生まれ方が違っても、限られた命だとしても、歩み寄ってきてくれる人を拒絶するのは、間違ってる。歩み寄ることは、きっと間違いじゃない。仮初だとしても、生きていればそれは確かな命で、そこに違いはない。
他でもないそれを最初に教えてくれたのは、この世界で最初に信頼した父さんと母さんだったはずなのに。
本当に、どうして忘れてしまっていたんだろうか。
「………ごめん、ラミィ」
「あ……」
悠は後ろを振り向き、こちらを見つめていたラミィと目を合わせる。
ひどい顔だった。ぐちゃぐちゃに泣き腫らして、あふれる涙は今も止まってなくて、普段の令嬢然とした気品は一切感じられない。
それでも、悠は目の前の少女を綺麗だと思った。美しいと思った。
「僕が間違ってた。踏み込ませたくないって、みんなから一線を引いてた」
ラミィから視線を外して、かなたとノエルを見やる。
「かなたに、ノエル先輩も…」
かなたは、笑顔で握り拳をこっちに向けてくれた。
ノエルは、ただ優しく微笑んでくれた。
言葉にせずとも、2人の想いは、悠にしっかりと届いた。悠の言うべきことは、もう決まっていた。
「
真摯に、ひたむきに、まっすぐに。
対等に、平等に、悠から歩み寄ったその言葉。
「異形の悪魔を食い止めるために、マシロを解放するために!」
それを聞いた3人は、静かに、でもしっかりと、笑顔で頷いた。
「それで、どうするの?」
「…まずは、僕がこの砲撃を止めます。そしてみんなには、3分以内にどうにか
漆黒の砲撃が未だに盾を突き破らんと撃たれ続けている中、ノエルの質問に悠は簡潔に答える。
悠はサクッと言ってくれたが、言うは易し、行うは難しだ。『未来視』でこちらの行動を読める相手を空中まで飛ばす難易度は相当なものだろう。
「りょーかい!その後は、任せていいんだよね?」
「うん。絶対に、決めてみせる」
「…分かった。ラミィたちも、絶対につないで見せるから!」
しかしそれでも、ラミィたちはふたつ返事で請け負った。
悠は信じてくれた。たとえ至難なことであっても、ラミィたちならやってくれると。保険などない一発勝負で、失敗すれば悠だけではない全員の命が危ぶまれる状況になるとしても、それでも悠は、前に進むために己の命をラミィたちに預けてくれた。
だったらその期待には応えなければ。それこそが、ラミィたちが悠に返すことができる、信頼の証。
疑うことなく首を縦に振ってくれた3人を見て、悠は隠し切れない安堵と歓喜を浮かべて右手に握る相棒を見やる。
「…ストライクハート…いいものだね、信頼し合うって」
「…はい。その通りですね」
「あ、心配しなくても一番信頼してるのは間違いなく
「それは当然そうでしょう!そうじゃなかったら怒りますよ!」
一瞬の静寂。
すると、どちらともなく同時に小さく噴き出す。そんなことをしている状況ではないのだが、それでも自然と笑みが零れる。
「それじゃあ、3分でキッチリ決めようか!」
「はい、いつでもいけます!」
顔を上げ、目の前をまっすぐに見据える悠の星の瞳が一番星のように強く煌めき、それに呼応するように瑠璃色の魔力が荒れ狂う力の奔流となる。
右手を前に、ストライクハートを眼前に突き出す。
「ストライクハート、
「Load Cartridge.」
弾倉に残った最後のカートリッジが勢いよく排出され、眩い星の輝きが光の柱となって1人と1機を包み込む。
「「
光の柱は、一条の極光へ。
そして、天穹を衝く光の翼へと至る。