ホロライブラバーズ『数多の星を照らす者』獲得ルート   作:468(ヨルハ)

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Part2 鍛錬、そして戦闘へ

 ひたすら鍛錬に励む(予定の)実況プレイはーじまーるよー。

 前回は雪花ラミィちゃんに出会って終了しましたね。

 ちなみに前回投稿主()の腹筋を壊しかけたDJモブ男ですが、気になりすぎてサポートセンターに問い合わせてみたところ、

 

「ストーリーには何ら関係のない一般NPCです。そういうものです」

 

 と返されました。

 

 

 

 そういうものなんだ。(洗脳済み)

 

 

 

 さて、それでは今回やることですが、まあホロラバ走者ならお馴染みひたすら鍛錬タイムですね。難易度が『ハード』とはいえトロフィー獲得条件に『学内バトルロワイヤルで合計10回以上1位をとる』がありますからね。

 数回程度なら取りこぼしても何とかなりますが、一番難易度の低い初回のバトロワは1位をとっておかないと後が相当キツくなってしまいます。

 

 一応入学までに欲しいスキルはいくつかあるのですが、それは手に入った時にでも説明しましょうか。

 

 

 

 

 

>今日は何をしようか?

▶鍛える

出かける

休む

 

 

 

 

 

 さてさてそれでは自由時間に入りましたので早速やっていきましょう。

 何か変化がない限り1、2週間はずっと鍛錬タイムですので、ここら辺は倍速してやっていきましょうか。

 では「鍛える」で!

 

 

 

 

 

>今日は外で鍛錬をしていこう。

 

>……………

 

>魔法の使い方に慣れてきた気がする。

 

《【ミッドチルダ魔導(セイクリッド)】の熟練度が上がった。》

 

《【空中機動】を習得した。》

 

 

 

 

 

 お、初手で【空中機動】スキルの習得はウマ味ですね。

 これは欲しかったスキルの1つなので説明を入れていきましょう。

 あ、裏では鍛錬風景を垂れ流ししておきますねー。

 

 さて、【空中機動】のスキル効果ですが、これは2つあり「空中での移動速度20%上昇」「空中での回避性能20%上昇」の複合スキルです。

 

 ちなみにこのスキルに限った話ではありませんが、殆どのスキルは熟練度の上昇によってスキル効果も上がっていきます。【空中機動】に関しては熟練度によって最大移動速度と回避性能が30%まで上昇していきます。

 スキル効果が汎用的なものなので初手でこのスキルを習得しておけば鍛錬で熟練度が上がり、入学最初のバトロワでより有利がとれるというわけですね。

 これは運が向いてきていますね!

 

 

 

 

 

>少年鍛錬中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

>少年鍛錬中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

>少年鍛錬中

 

 

 

 

 

 な ん で 等 速 に す る 必 要 が あ る ん で す か

 

 

 

 

 

 今日も1日が終わり残すは寝るだけとなった夜、不意にストライクハートから報告が入った。

 

 

 

「マスター、こんな時間に申し訳ないですが、()()()()

 

「…!うん、ありがとうストライクハート。こっちも感知したよ」

 

 いつも陽気な雰囲気を崩さないストライクハートだが、()()()になると鳴りを潜めて冷静になる。

 そうさせている自分自身に嫌気がさして謝罪の言葉が出かかるが、それをギリギリで飲み込んで行動を開始する。

 

 

 

「場所ははずれの森の中…エルフの森が隣接してるのか」

 

「被害を出させるのも忍びない…ですよね、マスター?」

 

「…敵わないな。さすが相棒」

 

「ええ、私はマスターの相棒ですから!」

 

「よし、最速でいくよ!ストライクハート、起動(セットアップ)!!!」

 

 ストライクハートを天に掲げて起動(セットアップ)する。

 その瞬間僕の体が光に包まれて、光が収まるとそこに二つほどの大きな変化があった。

 

 簡素な部屋着だったのもが、白を基調に青のラインが入ったロングコートとボトムスに、局所的に金属パーツや宝石が取り付けられており絢爛でありながらやや重厚感がある見た目へと変化…『バリアジャケット』へと換装していた。

 さらに右手には青い宝石がついた機械的な印象を受ける杖…『デバイスモード』のストライクハート。

 

 『バリアジャケット』の感触を確かめると、すぐさま『フライアーフィン』を展開、出しうる最高速度をもってはずれの森へ駆け出した。

 

 

 

 

 

 ええ…?(困惑)

 

 いきなりの急展開ですね。

 ま、まあこのシリーズはRTAではないので別に急いでいるわけではないのですが、このイベントは経験したことがないので不安半分期待半分といったところでしょうか。

 

 イベントの流れとしてはユー君とストライクハートが何かを感知して急行ですね。初めてというわけではなさそうなので過去から繰り返しやってきたことなのでしょう。被害云々の話が出たのでおそらく敵対戦力との戦闘になるでしょうか。

 そしてさらっと初めての戦闘スキルが出ましたので説明をば!

 

 出てきた戦闘スキルは『バリアジャケット』ですね。

 これは【ミッドチルダ魔導】【古代ベルカ魔導】【近代ベルカ魔導】における共通スキルとなります。

 

 デバイス起動と同時に魔力で作られた防護服を着用するスキルで、効果としては「防御力上昇」「寒暖による影響の無効化」という複合スキルですね。

 地味にありがたいのが2つ目の「寒暖による影響の無効化」です。

 このゲームは本当に細かくて、ゲーム内の環境でプレイヤーに様々な効果が付与されます。例えば寒冷地では移動速度にデバフがかかり、熱帯地では「継続ダメージ」がかかります。

 

 他にも環境による効果は様々です。『バリアジャケット』はその中で先程説明した寒冷地と熱帯地の影響を無効化してくれます。今回ラミィちゃんは攻略していくつもりなので寒冷地に行くことはありそうですね。

 と、そろそろ目的地に着きますかね。

 

 

 

 

 

 はずれの森に到着すると、『フライアーフィン』を解除して地上に降り立つ。

 木が生い茂る森の中だ、空から森の中は見えないし戦闘時以外では魔力の無駄になるから飛行はしないでいこう。

 

 

 

「マスター、昔にこの町に住んでいたのですよね?」

 

「うん、といっても6年前に2年間だけだったけどね。その頃は魔法は使えなかったし、こんなはずれの森に行くことなんてなかったからここの内情なんて分からないんだけど」

 

 そんな会話をして森の中に入ると、魔力反応を追って対象を探していく。

 見つけたのはそのわずか5分後のこと。

 

 一見すればそれは獅子をかたどった魔獣であった。

 しかしその体長は一般的な獅子を軽く超えており5メートルほどはあるだろうか。加えて背中には蝙蝠のような翼、尻尾に至っては蛇になっている。

 探していた対象は合成獣…いわゆるキメラである。

 

「見つけたはいいけど…デカいな」

 

「そうですね、結構堅そうですし、下手な魔法じゃ傷一つつかない可能性もあるかと」

 

「まあそれならそれでやりようはあるよ。…さあ、始めようか」

 

 

 

 

 

 はい戦闘始まりましたー!

 予想はしてたけどやっぱりそうでしたね。

 まだ合成獣(キメラ)からは発見状態になっていないので今のうちに戦闘スキルと取得済みの魔法の確認をしましょうか。

 

 

 

 

 

>戦闘スキル

 

『バリアジャケット』『空中機動』

 

・魔法

『ディバインシューター』『ディバインバスター』『スターライトブレイカー』『フライアーフィン』『プロテクション』『ラウンドシールド』『バリアバースト』『レストリクトロック』

 

 

 

 

 

 お、このイベントまで鍛錬を続けてたおかげで初期では使えない『バリアバースト』と『レストリクトロック』が解放されてますね。

 ちなみに魔法の一種である『バリアジャケット』ですが、プレイヤーが任意で発動する魔法ということではないので魔法扱いとはなりません。

 ですがちゃんと展開と同時にMPは消費します。

 しっかりしてますね。(真顔)

 

 しかしまあこれだけ魔法の種類があると1個1個説明を入れたら時間がかかりすぎるので今回は魔法効果だけざっくり見ていきましょう。

 

 

 

 

 

『ディバインシューター』

 誘導操作が可能な魔力球を作り出して攻撃する小威力の射撃魔法。

 使用MPによって個数が変化し、最大は8個。

 

『ディバインバスター』

 魔力をチャージして撃ちだす高威力の砲撃魔法。

 チャージ時間は5秒(オーバーチャージで攻撃範囲と威力上昇)。

 防御無視効果、バリア特攻効果付与。

 発動中は移動不可。

 

『スターライトブレイカー』

 周囲に散らばった魔力を集めて放つ超高威力の収束型砲撃魔法。

 自身、相手が使用したMP総量によって威力上昇。

 防御無視効果、バリア特攻効果付与。

 発動中は移動不可。

 

『フライアーフィン』

 両足に魔力の羽を展開する飛行魔法。

 空中を移動中に継続してMPを消費する。

 空中で停止中はMPを消費しない。

 

『プロテクション』

 触れたものに反応して対象を弾き飛ばす防御魔法。

 物理耐性に上昇補正。

 防御範囲が広く、発動速度が遅い。

 発動中は移動不可。

 

『ラウンドシールド』

 魔方陣を展開して円形の盾を作り出す防御魔法。

 物理耐性、魔法耐性に上昇補正。

 防御範囲が狭く、発動速度が速い。

 

『バリアバースト』

 自身の防御魔法を爆発させる小威力の攻性防御魔法。

 防御魔法発動中のみ発動可能。

 吹き飛ばし効果付与。

 

『レストリクトロック』

 発動から完成までに指定区域内に脱出できなかった対象全てを光の輪で拘束する捕縛魔法。

 対象に移動不可、アクティブスキル発動不可効果付与。

 使用MPによって効果範囲、効果時間延長。

 対象の物理攻撃力によって効果時間短縮。

 発動から完成までは移動不可。

 

 

 

 

 

 わーお、いかにもセイクリッドタイプ()()()魔法ばかりですね。メリットとデメリットがとても分かりやすいです。

 しかし初期魔法もそうですが特に追加された『バリアバースト』と『レストリクトロック』の使い方がカギになりそうですね。

 

 さてさて、それではどう戦いましょうか………うん、決めました!

 事前に戦い方を言っちゃうのもアレなので、実戦形式でやっていくとしましょう!

 もしかしたら状況次第で変わるかもしれませんし。

 あ、戦闘中は口数減ると思うのであらかじめご了承くださいね!

 それじゃあいきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(合成獣(キメラ)はまだこっちに気づいてない…なら!)

 

 

 

 先手必勝とばかりに基本形態であるデバイスモードのストライクハートを構えて魔法を発動する。足元に僕の魔力光と同じ瑠璃色の魔法陣が展開され、周囲に計8個の同じく瑠璃色の魔力球が現れる。

 

 体外に発生した魔力に反応したのか合成獣(キメラ)がグルンとこちらに振り返る。しかし既に魔法は展開済み、合成獣(キメラ)が獅子の顔を獰猛に歪ませ威嚇の咆哮をあげるがもう遅い。

 

 

 

「ディバインシューター…シュート!!!」

 

 弾かれたように放たれた魔力球はそれぞれが別の軌道を描き合成獣(キメラ)に殺到する。

 森の木々を利用して時折魔力球が合成獣(キメラ)の視界から消える。

 それにイラついたのかうっとうしくなったのか合成獣(キメラ)はそれらを無視してこちらに向かって飛びかかってくるが、その次の瞬間、放たれたすべての魔力球が多方向から合成獣(キメラ)の体を穿った。

 

 魔力球によるダメージと衝撃で飛びかかりで空中にいた合成獣(キメラ)が地に落ちる。

 

 

 

「…やったか?」

 

 おいそれフラグ。

 

「あ、マスター、それフラグ…」

 

 

 

 僕のセリフ(フラグ)にストライクハートと天の声(?)が何かを察し、そしてその通りにことは動く。

 傷を負いながらもムクリと何事もなかったかのように起き上がった合成獣(キメラ)は、先程より顕著に怒りの表情を浮かべると再び凶悪な牙をむいて突っ込んできた。

 

 

 

「だから言ったじゃないですかマスター!」

 

「いや、うん…ごめんなさい」

 

 そんなコントじみたやり取りをする2人だが、状況は決して待ってくれない。

 もう眼前に迫った獅子の牙、それでも慌てることなく悠は右手に握ったストライクハートを突き出し次の魔法を発動した。

 

 

 

「ラウンドシールド!」

 

 

 

 ガキィィィン!!!

 

 

 

 発生した強烈な衝撃と音に周囲の木々が激しく揺れ動く。

 ぶつかりあうは獅子のの牙と円形の魔法陣。

 2つの力がせめぎあい、火花を散らす。

 しかし仮にもヒトと魔獣、膂力の差は歴然である。

 その力は完全に拮抗しているとは言えず、悠が徐々に押し戻されるが、浮かべる表情は余裕の笑み。

 

 もうすでに、悠は勝利への道筋は描き切っていた。

 

 

 

「バリアバースト!」

 

 派手な爆発とともに合成獣(キメラ)がはるか後方に吹き飛ばされる。

 攻性防御魔法の『バリアバースト』は発動中の防御魔法を魔力を流して暴発させるものである。物理攻撃でバリアに接触している相手にしか効果はないが、条件が整っていればその効果は折り紙付き。

 彼方に吹き飛ばされた合成獣(キメラ)はその勢いのまま木に激突し崩れ落ちる。

 

 しかしこの程度でやられるのであれば最初の『ディバインシューター』でとうに決着がついている。魔力ダメージと木に体を打ちつけた衝撃で多少ふらつきながらも四肢を踏みしめて立ち上がる。

 そして不意に背中の翼をはためかせると、その巨躯からは想像もできない速度で空へ舞い上がった。

 

 だが、それでもなおこちらが一手早い。

 

 

 

「捕まえ…た!」

 

 その瞬間、合成獣(キメラ)の四肢、胴体、翼が光の輪に捕らわれる。

 突然の事態に自身の膂力の限りで暴れまわる合成獣(キメラ)だが、光の輪はビクともしない。

 捕縛魔法『レストリクトロック』による光の輪での拘束である。

 そして同じく『フライアーフィン』を使って空にあがってきた悠に初めて恐怖の顔を浮かべる。

 

 

 

「空に上がってくれて助かったよ。この魔法は範囲が広くて森を薙ぎ払っちゃいそうだからね。ストライクハート、モードチェンジ」

 

「モードチェンジ、『カノンモード』」

 

 

 

 杖の形態をとっていたストライクハートがその姿を変える。

 宝石の周囲を囲んでいた金属パーツが変形し、横から見たそれはまるで砲口のようである。

 

 ガシャンッと重厚な音を立ててストライクハートの切っ先をキメラへと向ける。そして魔法陣を展開、足元に円形が1つ、ストライクハートを取り巻くように円環状が4つ。するとストライクハートの切っ先に膨大な魔力が集まり、なおさらに膨らんでいく。

 

 それを見た合成獣(キメラ)は必死に光の輪から逃れようとするが、それが壊れる兆しすら見えない。

 

 

 

「ディバイィィン………」

 

 

 

「チェックメイト、です!」

 

 

 

「バスタアァァァ!!!」

 

 

 

 

 

 ストライクハートと僕の声をトリガーに溜められた魔力が一斉に放出され、放たれた瑠璃色の光が一瞬で合成獣を呑みこむ。

 空に駆ける一条の光はさながら流星のような煌めき。

 

 魔力の放出が終わり、その場にいたのは完全に黒く変色しシルエットと化した合成獣(キメラ)の姿。僕がそれに無造作に素手で触れると、触れた端から体が音もなく崩れていく。

 そして、最後に残ったのは紫色の中央が淡く光る鉱石のようなもの。それを僕は躊躇いなく持つと、ストライクハートに触れさせて回収した。

 

 

 

「魔鉱石、回収完了」

 

「はい、マスター。解析しましたが、やはり()()()の魔力が含まれています」

 

「そうか…よし、とりあえず目的は果たしたし帰ろうか。誰かに見つかったら大変だ」

 

「そうですね!帰ってゆっくり眠りましょう!」

 

 そうして僕とストライクハートはこの場を後にする。

 

 これからはもっと戦いも厳しくなる…()()()()()()も使わなくちゃいけないかもしれない。

 …ひとまずは体を休めよう。

 明日からはまた、いつも通りの日常だ。

 

 

 

 

 

《【ミッドチルダ魔導(セイクリッド)】の熟練度が上がった。》

 

《『ディバインシューター』『ディバインバスター』『ラウンドシールド』『バリアバースト』『レストリクトロック』の熟練度が上がった。》

 

《【???】→【カートリッジシステム】を解放した。》

 

《『アクセルシューター』『ディバインバスター・エクステンション』『エクセリオンシールド』『クロススマッシャー』を習得した。》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…んー、戦闘音がすると報告を受けてきてみたけど、最後のスゴイ魔力攻撃以外に情報はナシかー。とりあえず周囲への被害もないし、出直しだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 初戦闘終わりましたー!

 口数減るどころはほとんど無言でしたね。

 ユー君のフラグ発言にツッコんだくらいです。

 

 そして戦闘完了による経験値も美味しいです!

 なにより【カートリッジシステム】の解放ですね!

 これで戦闘の幅がグッと広がります。

 

 最後にセリフだけ出てきた人は一体誰だったんでしょうか…。(すっとぼけ)

 

 

 

 ということで今回はここまでにしたいと思います!

 ご視聴ありがとうございました!





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