空条承太郎「聖杯大戦だと?」   作:よきき

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承太郎の強さってぶっちゃけどのくらいで設定されてるのって、
リメイク前から思われてる方が多いと思います。
お答えしましょう……






またの機会に、ね
(今大半の人を敵に回しました)


EP04

「やはりな……魔術でもスタンドの繋がりは断ち切れないか」

 

 ベッドから女性のホムンクルスを投げ捨てながら、D I Oはそう語る。

 己の肉体が——ジョナサンの肉体が、確かにジョースター家の人間へとスタンドの繋がりを発しているのが感じ取れたから。

 

「それで俺がここにいるのまでバレたか?」

「おそらく。魔術協会の連中に、どうやらこの石仮面の存在が割れていたらしく、ジョースター家の一人が、その協会に雇われた犬と契約を結びました」

 

 ダーニックはそう言って、自らが持つ石仮面をD I Oに差し出した。

 

「ふむ、石仮面か。ジョナサンが研究していた物が俺と子孫どもとを繋ぎ合わせるとは、これも奇妙な縁だな」

 

 D I Oが思い出すのはジョナサンとの奇妙な友情。それを思い出すだけでも反吐が出るような、そんな思い出ばかり。

 

「ジョースター家の連中は必ずこのD I Oの野望を阻止しにくる。これは運命とも言えるもの。決定づけられた宿命。排除しなくては、ジョースターの血統を根絶やしにしなくてはなぁ……」

「如何様に致しますか」

「……サーヴァントだ。サーヴァントを使え、ダーニック」

 

 そう言って、D I Oは腕から茨のようなものを出し、水晶に絡みつかせる。

 映し出されるのは、飛行機に乗っている承太郎と、その隣に座る獅子劫 。どうやらルーマニアに来ているのは承太郎一人だけで、それに協力している人物もこの偉丈夫だけらしい。

 D I Oは内心ほくそ笑みながら、ダーニックに指示を飛ばした。

 

「黒のセイバーとそのマスターで奴を殺せ」

 

 

 

☆★☆

 

 

 承太郎はルーマニアに向かう飛行機の中にて、獅子劫から渡された聖杯戦争に関する文献を徹底的に読み込んだ。

 サーヴァントに付与される、七つの基本クラスそれぞれの特性。あるいは、サーヴァントを従わせ、自害させることすら可能な命令執行権、令呪について。客観的な記録が唯一残っている、前回の第三次聖杯戦争の顛末——。

 しかし、そこに書いている事が全てではない。これは獅子劫だけしか知らないが、その文献には隠された真実があり、それこそが聖杯戦争の真の目的の部分である。流石の獅子劫も、その部分を承太郎に見せることを躊躇った。

 ものの数十分もすれば、承太郎もそれらを読破できたらしい。忌々しげにその資料を膝の上に投げ捨てると、用意されたコーヒーを一口呷る。たちまち口内で充満する苦味。聖杯大戦の実態を知った今、その苦味すら甘いと承太郎は感じた。

 そんな承太郎の隣に座っている獅子劫は、思わず懐かしそうな目をして苦笑する。何をどう思ってそんな表情をしたのかは本人にしか分からない。承太郎も特にそういったことを詮索するタイプでもないので、気づかなかったかのように無視することにした。

 獅子劫もまたコーヒーに口をつける。そして喉を少しだけ潤すと、確認のために承太郎へ顔を向けた。

 

「聖杯戦争についての詳細はある程度分かったか?」

 

 獅子劫からそう尋ねられたため、承太郎は憎たらしげな顔を作る。

 

「とりあえず、魔術師って連中は全員正気じゃあないらしい。これだけの大掛かりなものを、今まで世間一般にばれずやってきたんだからな」

 

 それが文献を読んでみた承太郎からの素直な感想だった。

 第三次聖杯戦争の顛末が書かれている文献の中には、いくつかの魔術師がやったと思われる所業の数々が、璃正という神父によって書かれていた。その中には当然、非人道的な行いの記述もあり、承太郎が顔を歪めた理由もそこにあった。獅子劫も承太郎の気持ちが分かるのか、同じタイミングで息を吐き捨てた、

 

「ま、一般人からすれば魔術の世界ほど陰鬱なものはないわなー。なんだって俗世では異端としか思えないものが魔術儀式だ」

 

 獅子劫の発言に承太郎は気に食わなさそうに目を細める。ここにいるのは魔術の「ま」の字も知らないど素人ただ一人。ここにもう一人魔術師がいたならば、この空気感も違ったのだろう。承太郎から見た魔術師というのは、非人道的な行いを正当化しているだけの外道としか思っていない。それこそ、まるで力に溺れたスタンド使いと似ている。目的のためならなんでも行使するところとか特に。

 

「獅子劫。これが本当に貴様ら魔術師の言う戦争なのか?」

 

 承太郎からの尋ねに、獅子劫は感慨深げにうなずく。

 

「身も蓋もないな。それこそがまさに魔術師の言う、優れた魔術システム『聖杯戦争』の全貌だ」

 

 あらかじめ予想できていたその回答に、承太郎は呆れたようにため息をついた。そして、不機嫌さを表す様に頬杖をつき、べらりともう一度書類に目を通す。読み進めていけばいくほど、彼の額に皺が畳まれた。

 そんな様子を横で眺める獅子劫は、ふと内心で「こいつの前では魔術師っぽいことをするのはやめよう」と誓うのだった。

 

「……おい、獅子劫。お前はこの願望器とやらに何を望んでいる?」

 

 獅子劫は気分を変えるために飲んでいたコーヒーを口から離し、承太郎の何気ない質問に意識を向ける。

 

「そうだなぁ……大聖杯に懸ける望みなら、一族の繁栄だ。ジョジョは知らないだろうが、魔術師にはそれがとても重要だからな」

 

 些か平凡とも言える答えに、承太郎はもの問いたげに顔を上げる。獅子劫の言う通り、魔術師が一族の繁栄を願うのは、当たり前と言えば当たり前だった。

 

「意外だな」

「馬鹿お前。繁栄は大事だぞう? 子供がいれば、己の夢を継いでくれる。人間は寿命が短いからな。たかだか200年も生きることができやしない。そういう面では、ジョースター家は俺の目指す到達点みたいなもんだ」

 

 獅子劫はサングラスの位置を直して、厳かな笑みを浮かべる。

 世代を超えた家族の繋がり。承太郎からしてみれば、当たり前として認識していた絆の様なもの。科学的に見ても、何ら一つとして証明できないそのあやふやを、獅子劫は羨ましそうにしていた。

 承太郎からすれば、その有様にどのような過去が秘められているのか知る由もない。ただ、魔術師として一族の繁栄を願うという獅子劫に、承太郎は裏があるような気がしてならなかった。

 その証拠として、さっきの獅子劫の言葉には無駄が多い。

 夢を継いでくれる存在など、己で夢を叶えてしまえば必要ない。200年生きられないなら、生きれるようにすればいい。それよりも獅子劫が願ったもの。次世代を築き上げることを主として置いた願い。

 承太郎はこの問答をもって、獅子劫という男を少しだけ垣間見たような気がした。

 

 

 時刻は夕刻。

 日本からルーマニアに問題なく到着することができ、人知れず安堵した承太郎。エジプトに向かっている時は、D I Oの刺客によって海上への不時着を余儀なくされたが、今回はどうやら刺客を送ってくることはなかったらしい。やはり祖父ジョセフと乗っていなければ、トラブルに巻き込まれることはないのかもしれない。承太郎はこれからの人生においても、祖父と航空機に乗ることだけはやめようと固く決意した。

 

「ふー、ようやく着いたなー。ジョジョ、俺はこれから聖杯戦争に参加するにあたって色々と準備をしなくちゃいかん。お前さんはその間どうする?」

 

 そんな承太郎の内心に気付いていないのか、獅子劫は妙に明るい声でこれからの方針を尋ねる。さっきまで遠見の魔術やら、使い魔やらの対策として、認識阻害の魔術をかけていた時とは大違いだ。

 それに対して承太郎は特に考えることもせず、血気盛んに答えた。

 

「さっさとこの写真の城に行き、ヤローをぶちのめす。それだけだ」

 

 それが面白かったのか。獅子劫は少し戯けた表情をして、承太郎の背中をバンバンと叩いた。口からは豪快な笑い声が飛ばされている。周りの渡航客も、思わずそちらへ顔をむけ、すぐさま目を合わさないよう散っていった。

 

「がははは、そりゃいい! そりゃいい……が、相手は籠城している。マスターも半世紀以上は生きた、見た目の変わらない化け物だ。何があるか分からない。攻めるのはきちんとした手筈を踏んでからだ」

 

 獅子劫の言うことは正論でしかなかった。ここで無駄に攻め込んだとしても、そもそもD I Oまでたどり着けるかすら怪しい。

 聖杯大戦の概要を信じるのであれば、ミレニア城塞には七人のマスターとサーヴァントがいるのだろう。それを全て単騎で倒せると思うほど、承太郎の頭はおめでたくはない。きちんとしたリスクヘッジを考えるのなら、攻め込むのは全面衝突が行われる時。獅子劫が所属する魔術協会&聖堂協会チームがミレニア城塞に攻め込む時である。

 そのため、それまでの間、承太郎は手持ち無沙汰になるのは確定だった。あと10日。いや、昨日のことだからあと9日か。それまでにD I Oを倒さなければいけないというのに、何もできない己に怒りが湧き立つ。祖父ジョセフからも、原因を排除するよう頼まれたというのに。

 だが、獅子劫はそんな承太郎を無視して、これからの方針を一方的に伝えてきた。

 

「俺は今夜サーヴァントを召喚する。お前さんとはここから別行動だ。手札はあまり仲間にも見せびらかさない方がいい時もある」

 

 そう言いながら、空港から外に出て、早速タバコを一本取り出す獅子劫。航空機から解放された開放感も合わさり、彼は思わず鼻歌を奏でた。

 

「お前さんはある意味じゃあ、魔術に関係無い一般人だからな。この時期にきた観光客ということで不審がられるだろうが、ユグドミレニアに戦力としてカウントされることもないだろう。あのアサシンが俺たち赤の陣営か、あちらの黒の陣営かお前が思い出せない現状、確約できんのが難点だけどな。とりあえず、俺が準備している間は情報収集を主に頼みたい」

 

 情報収集という単語に承太郎は具体的な方策を獅子劫に尋ねる。

 

「情報収集ってのは、具体的には何をすればいい」

「街を歩く——それだけで構わん。魔術を知らないお前さんができることは何か異常を感じることくらいだ」

 

 承太郎は意外にもあっさりとした情報収集の仕方に疑問に思う。けれど、承太郎自身、魔術を知ったのは昨日今日のことだ。そんな彼が自分の専門外について、何かしらのアクションをかけるべきではないだろう。下手をすれば獅子劫の足を引っ張ることにもなるし、承太郎としても、それは避けたいケースだった。

 それに、エジプトまでの旅路で、幾度となく刺客に襲われてきた承太郎ならではの「勘」が働くかもしれない。魔術に疎い承太郎ではあるが、相手の殺意や戦略には明るいところのも、また事実なのである。

 

「連絡方法についてだが……まあ、携帯でいいか。魔術師相手なら盗聴もされないし」

 

 そう言って、獅子劫が携帯電話を渡してきた。

 

「俺たちが行くところに公衆電話なんてものはない。中世の街並みが売り文句だからな。とりあえず、番号も登録しているから、そこに定期連絡してくれ」

 

 獅子劫はそう告げると、吸い終わったタバコの火を自身の靴底で消す。吸殻は携帯灰皿に入れ、渡航前に予約していたレンタカーに乗り込んだ。

 

「あと中世の街並みを意識しすぎてか、バスも出てない。ジョジョもバイクは乗れるんだろ? ほれ、あそこのバイクを使え。時計塔の伝手を使って用意しておいた。俺は自分の車を取りに行ってくる」

 

 そう言って指し示すのはバイクが停められている駐輪場。そこに「Qtaro Kujo」と書かれた紙が、青いバイクの後部座席に貼られていた。偽名を使うにしても、もう少しましなセンスは無いのかと思う。

 承太郎が呆れ半分で「分かった」と言うと、獅子劫は胸ポケットから鍵を取り出した。そしてそれを投げ渡す。見たところ、渡された鍵はバイクの鍵であった。

 

「事故るなよ?」ニマニマと笑う獅子劫。

「あんたこそな」そんなものに乗っかる気もない承太郎は、適当にあしらうだけだった。

 

 獅子劫はエンジン音を轟かせると、勢いそのまま出発した。承太郎もそれを見送り、学生ズボンのポケットからタバコを取り出す。彼も時間をずらしてトゥリファスに向かうため、ひとまずは一服しようと考えた。

 ふと、空を見上げれば、そこにはどんよりとした雲が広がっていた。分厚いその黒灰色は、今にも泣き出しそうな、というイメージが相応しい。その下を飛ぶ鳩なんか、まるで命令されて飛んでいる戦闘機にも見える。規則正しく隊列で飛んでいるところなんて、まさにそっくりだ。承太郎はぷかぷかと白色の煙を吐き出しながら、そんな空を観察し続ける。

 その時だ——。

 

「あの、すみません。私をあなたのバイク? とやらに乗せてくだいさませんか」

 

 腫れ物に触るような声で尋ねたのは、金髪白人の少女だった。歳はざっと見て承太郎とあまり変わらないくらいだろうか。いや、承太郎は実年齢にそぐわぬ風貌をしているから、この言い方は少女に失礼かもしれない。とにかく10代後半か、もしかしたら20歳にちょうどを差し掛かったくらいの少女が声をかけてきた。

 少女の手には、小柄ながらも両手で持たなければいけないくらい重そうな旅行鞄が一つ。空港の駐輪場で声をかけてきたところから推測しても、彼女がルーマニアに渡航しにきた人間だと言うことは分かった。

 

「……悪いが、他をあたりな。バス停はあっちだ」

 

 承太郎がそう言って、親指でバス停の方角を指す。

 しかし、少女はその方角を一瞥し、少し困ったように笑った。

 

「そうしたいのは山々なのですが、残念ながら、私が行きたいところのバスが出てないんです。なので、こうしてヒッチハイクを」

 

 少女のその申し訳なさそうな態度に、承太郎は鼻を鳴らす。

 

「なら近くまでなら出ているものもあるだろう。そこでタクシーを拾えばいい」

「はい。確かに近場までのバスは明日には出ます。でも、その……できれば今日向かいたいのです」

「……」

 

 なぜ今日でなければいけないのか。自然とそんな疑問は承太郎に浮かんでこなかった。ただすんなりと、目の前の少女は明日までに目的地に着かないといけない、と言う情報だけがインプットされる。

 不思議な少女だ。

 言っていることは真剣味を帯びているものの、本当だと確証できるものはない。嘘だと言われても仕方のない情報が羅列されている。そもそも、そんなに急いでいるのに、なぜここまで旅程に狂いがあるのか、とか普通は考えれば分かるのだ。

 それなのに、他人を信用させるだけの力が彼女にはある。

 そのため承太郎は、道中であれば送ってやってもいいかと思えた。

 

「俺の行き先とこの空港の間に、あんたの目的地があるなら送ってやる。場所は?」

 

 承太郎がそう尋ねると、少女は顔に笑顔を咲かせる。どんよりとした空模様とは対照的な、可憐で明るい笑顔だ。

 それに対して承太郎が特に感想を抱くことはなく、ひとまず彼女の返事を待った。

 

「トゥリファスです。そこに親戚が待っているので、送っていただきたい」

 

 ——トゥリファス。

 それを聞いた瞬間、承太郎の眉間に縦皺が出現した。

 なぜなら、その街はこれから承太郎が赴こうと考えていた町。もっと言うなら、聖杯大戦の戦場となる地名だからである。

 獅子劫は言っていた。「この時期にトゥリファス方面に行く奴は、ほぼ魔術師だ」と。その助言を信じるのであれば、目の前の少女も魔術師、もしくわ、それに準ずる何者かだ。

 だが、そんな疑いは次第に晴れていく。承太郎の心の中に少女が発した「親戚が待っている」という台詞が、重く深く沈んだからだ。彼女は聖杯大戦のためにルーマニアに来たのではない。本当に親戚へ会いにルーマニアに来たのだと、いつの間にか承太郎は信じ込んでいた。なんの違和感もなく、特に懐疑心が再燃することもなく。そんなおかしな心理状態だというのに、疑おうと思えない。

 

「……道中なら良いと俺も言ってしまったからな。目的地は一緒だ。乗りな」

 

 承太郎はヘルメットを少女に差し出した。最初はあれだけ渋っていたのに、最後はすんなりと乗せようと思っている。承太郎は優しいところもあるが、ここまで優しいのには少女特有の空気感が原因だろう。

 

「え、貴方もトゥリファスに?」

「ああ」

「へー、奇遇ですね」

 

 承太郎が少女から旅行鞄を奪い取ると、それをバイクに固定する。そして前に乗り込むと、それに倣って少女も承太郎の後ろに跨った。

 ブゥゥンとエンジンが掛かる。エジプトの町で運転した以来の二人乗りだ。承太郎はポルナレフが今頃どうしてるのか気になりながらも、その考えを吹き飛ばすように、バイクを発進させた。

 

「馬とは大分違いますね、やはり」

 

 流れ行くブカレストの風景を眺めながら、少女が言う。見たところただの女学生のように見えたが、かなり育ちがいいのかもしれない。乗馬の方がやり慣れている学生など、日本ではまず有り得ないことだ。

 承太郎は速度を次第に上げていく。速度違反など気にも止めない。馬に慣れているのなら、ある程度の速度で飛ばしても、大丈夫だろうと踏んだからだ。

 その予想は見事に的中し、少女は驚嘆の声はあげるものの、恐怖の声は上がってきていない。マフラーから出る黒い煙に感心し、時折揺れる後部座席に笑みを浮かべている。馬の乗り心地に若干だが、似ているせいだろうか。

 

「えーと……名前なんて言うんですか!?」

 

 バイクのエンジン音と風切り音が会話の邪魔をするため、少女は声を張り上げる。それでも若干聞きにくいのだが、承太郎はヘルメットをしていないため、なんとかその声を拾った。

 

「空条——空条承太郎だ。好きに呼びな」

 

 ほとんど教える気がないと思えるボリュームで承太郎は呟いた。第一、名前なんてものはどうでもいいとすら彼は思っている。

 だが、そんな彼の気持ちとは裏腹に、少女の耳にはきちんと届いたのか、

 

「クゥジョージョートゥアロー、ですか……。ではジョジョ——、ジョジョと呼びましょう。ジョーとジョーがくっついてジョジョ!」

 

 なんと一族の男がよくつけられるあだ名を、嬉しそうにつけるのだった。

 

「では、ジョジョ! トゥリファスまではあと何時間ほどでしょう!?」

「このペースなら3時間で着く」

「早いですね! それならあっという間です!」

 

 少女は気分が上がったのか、嬉しそうにそうはしゃいだ。




地の文はリメイク前、というより本来の私の作品より大分減っています。
これでいいのだろうか、サクサク行くためにも必要ではあるが……
皆さん的には、こんなものですかね。もっとあって欲しいですかね。難しいものです。
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