我拳は銃なりて   作:秋華

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ようこそ、秋華が描く”ネギま”の世界へ

楽しんで行ってくださいね。


第Ⅰ部:ようこそネギまの世界へ
プロローグ


暗い

ああ…そうか電気消したっけ。

ってあれ?体が動かない。まさかこれが俗に言う金縛りって奴なのか?

うは~なんか貴重な体験してるな。

 

「なんじゃ。結構落ちついとるの」

 

は?

誰か俺の部屋にいるのか?

俺は一人暮らしのはずなんだけど…

 

「あぁその疑問については簡単じゃ」

 

へ?

 

「あのな…お主は死んだのじゃ」

 

は?………はああぁぁぁ!?

 

「それでじゃが…」

 

いやちょっとまてよ。何でそんなに軽いんだよ。ていうか死んだって何?

 

「ちなみにお主の死因は病死じゃ」

 

いやいや…そういうことを聞いてるんじゃなくてだな…。あーもう訳が分からん。最初から説明してくれ!!!

 

「ふむ。それもそうじゃな…。ごほん。まずお主はすでに死んだ。これは良いかの?」

 

良くないけどまぁ…話が進まないからそれでいい。

 

「懸命な判断じゃな。…でじゃ死んだお主は今輪廻の狭間に来ておる訳じゃが…大体のものはここを素通りして三途の川に行くのじゃ。が、お主は少々特別での、じゃからこうしてここにとどまっておると言うわけじゃ。」

 

ふ~ん。ていうか本当に三途の川なんてあるんだ…。

それで…一応死んだ事になっている俺が、特別ってどういうこと?

 

「お主は平行世界と言う言葉を知っておるかね?」

 

まぁ知ってるよ。簡単に言えば、俺がいた場所に良く似た別の場所のことだろ?

 

「まぁ、その理解で大体あっておる。本来、人とは同じ世界でしか生きられんものじゃ。どんな死に方をしても同じ。同じ世界に転生する事になるわけじゃが、数億人に一人と言う割合で、他の世界に行く資格を持ったものが現れる。それがお主と言うわけじゃな」

 

なんていうか…テンプレ?いや…違うな。でも、良く似たものを俺はよく知っている気がする。

 

「それはそうじゃろ。言ってしまえば、お主の世界で言う二次創作、いや外史といった方が分かりやすいかの?それと同じ運命をたどる必要があるということじゃからな。」

 

必要?

 

「うむ。ここからは、ちょっとしたこぼれ話になるわけじゃが…。世界と言うものには刺激と言うものが必要での。刺激のない世界じゃと、たとえどんな事をしようとしても、その世界は変わらない。ループしているのと同じなのじゃよ。」

 

ループねぇ…。ひどい世界だったら、それはいけないだろうけど、平和に暮らしている世界があるのなら、ループしているのも悪くないんじゃないのか?

 

「そう考えるのも分かるが、それではいかんのじゃよ。変わらない世界など、死んでいるのと同じじゃ。まぁ極論かもしれんがの。世界も人も一緒。日々変わっていく事で生きる事ができる。そのために、お主のように違う世界に転生する事が出来るものを探し、そっちに送り届けるわけじゃ。」

 

なるほど。極論って言ったけどなんとなく分かるような気がするわ。

 

「そう言ってもらえて嬉しいの。さて、話を戻すが、本来ならその資格があっても記憶を消してそっちに転生するようにすればいいのじゃが…。今回行く場所は少々特殊での。なのでこうして転生する前に話しをしとる訳じゃ。」

 

特殊ねぇ…ただでさえ別の世界に行く事になってるのに、さらに特殊とは…俺運がいいのか悪いのかわかんねぇ。

 

「まぁそう言わんでくれ。で、特殊と言うはじゃな。言ってみれば白い世界。つまりこれからつくられる新しい世界に飛ばされる事になっておるのじゃ。」

 

新しい世界…。つまり自分の思い通りに世界を創れるってことか?

 

「正確にはちょっと違うがの。新しい世界といっても一から創るわけじゃなく、元からある世界をベースに新しい未来を創ると言ったところかの。まぁあれじゃ、二次創作みたく原作破壊して自分が望む未来を創れってこのじゃの。」

 

みたくじゃなくて…まさにそのまんまじゃないか。

 

「それがそうとも言えんくての。大きく違う所は、規制が厳しいという事と、こちらの言う事を聞いてもらわなければならないということじゃな。」

 

めんどくさそう…

 

「そう言わんでくれ。まず規制についてじゃが、能力の制限じゃな。良くある他の世界の技術や技魔術などは原則としてもって行けん。つまり他の世界にFateの法具は持って行けんし、特殊能力とかも無しというわけじゃ。」

 

なんていうか、すでに死亡フラグが立ってる気がするんだけど?

 

「そうかの?あれらは言ってみれば、強くなるための付属にすぎん。強くなるのに最も必要なのは己が肉体と努力。…そして何より強くなりたいと思う意志の強さじゃよ。それに、別に才能を与えてはいけないと言う事ではないから、そう深刻になることもないじゃろうて。次に、こちらの言う事を聞いて欲しいということじゃが…これは今から生み出される世界によって違ってくるのでな。今はどうすればいいとかは言えん。でもまぁ、どんな世界に行ってもやってほしい事の一つは決まっておる。ハッピーエンド。これだけは実行して欲しい。」

 

それはあたりまえだろ?誰が好んでバットエンドなんかなるかよ。

 

「ま、そうじゃろうな。では、あらかた説明が終わった所で…お主が行く世界を教えよう」

 

いよいよか…柄にもなく緊張してるな。

出来れば知ってる世界が嬉しいが…

 

「お主が行く世界はネギま。魔法と科学両方が存在する面白い世界じゃ!!」

 

へ~ちょっと嬉しいかもしれない。まぁこれが本当のことだったらだけどね。

 

「なんじゃ。まだ疑っとるのか?…まぁそれが普通かの。で、じゃ。そこでお主はハッピーエンドを目指す事になるのじゃが、それを達成する為に、幾つかの力を授けようと思う。さて、まず最初はお主の力…つまり魔力とか気の力のことじゃな。すまんがこれはお主の意見は聞けん。ベースの強弱を壊されてしまっては意味がないのでの。」

 

まぁ確かにチートって奴にあこがれはあるけど、チートすぎるのもどうかと思うから別にいいです。

 

「良い心がけじゃの。さてまずお主の魔力じゃが、最終的にはナギと同じくらいにはなれるが、初期は赤き翼のアルより少し下と言う程度にしておく。そして気も最終的にはラカンより少し下と言う程度にはなるが、最初はガトウより下と言うところになる。」

 

えーそれってすでにかなりのハイスペックじゃないですか。チートにはしないって言ってたのにどういうことですか?

 

「それは仕方がないんじゃ。お主が飛ばされるのは丁度世界大戦の真っ只中。それくらいないと一人では生きていけんからの。それに無敵と言う訳でも無いし、ちゃんと修練しなければ宝の持ち腐れになるだけじゃから。世間一般的なチートとはまた別モノじゃろうて。で、次なんじゃが、お主の能力についてじゃ。何か希望はあるかの?」

 

希望ねぇ…じゃあまず自分でオリジナルな魔法をつくってみたいかな。後はエヴァを人間に戻してやりたいんだけど…それも出来るのか?

 

「オリジナルについては魔法の才能をつけておく。それで大丈夫じゃろう。そして…エヴァを人間に戻したいと言うことじゃが…これも大丈夫じゃな。ただそれ単体の力というものは、ほぼ無意味になってしまうから、呪いも結界も状態異常も治せる力を授けることにするぞ。他にはあるかの?」

 

他…他…あ!ちょっと聞きたいんだけど、他の世界の技はもっていけないってことだけど、あっちで自分で再現するっているのはありなのか?

 

「ありじゃな。それに技と言ったがそれは特殊な力を用いなければ出来ない技。例を挙げるならNARUTOの血継限界を用いた技のことじゃからな。普通の武術や他の力で代用可能なものならいけると思うぞ?」

 

なら俺、銃闘技を使ってみたいんだけど…それは大丈夫なのか?

 

「む!それはなかなかマニアックな…。若い世代など知らんじゃろおそらく。まぁいい。それについては可能じゃ。グレーゾーンではあるが、あれは特殊な鍛錬を用いる事によって、できるようになる技じゃ。ブラットバーン…セカンドスキルについても才と言うほどのものじゃないから別にかまわん。しかし、ブラックアウトとかはちゃんと起こるから注意が必要じゃけどな。気を用いれば強力な武になるじゃろうて…。まぁその分鍛錬はつらいものになるじゃろうが…そこはお主次第じゃな。それじゃ、そのために必要な武の才とついでに知識を授けておこう。鍛錬方法も必要じゃし、原作にも詳しくは書かれてなかったからの。…あぁサービスとして他の世界の武術の知識も与えておく。どう使うかはお主しだいじゃ。」

 

おお!!それはうれしい。あ~あと一つだけ欲しいんだけど闇の魔法と感卦法を一緒に使える技みたいなのがほしいな。これってやっぱり無理?

 

「む~。なかなか難解なことをいうな。じゃができない事はない。ただしそれ相応のデメリットは存在する事になるがかまわんか?」

 

まぁそれが無いともう人じゃなくなるから仕方がないと思う。

 

「この考え時点ですでに人の道から外れる事になっておるんじゃが…まぁ良い。あくまでネギまの世界にのっとった力じゃからあの世界でももしかしたら実現可能かもしれんからな。さてその力については了解じゃ。詳しくはあちらに着いたときにポケットに紙を入れておくのでそれをみてくれ。あと名前じゃが…然となずけるが良い。これはネギが開発した太陰道よりもっと進んだ技法じゃ。これぐらい大それた名をつけてもよいじゃろ。」

 

分かった。これで十分。他はいらないよ。

 

「言われんでももう無理じゃよ。あぁこれは必要として授けるのじゃが、練金の知識と才もつけておく。銃闘技についても然についても、ある程度実戦で使えるようになるには時間が必要じゃ。魔法球があれば効率よく出来るし、魔法媒体も自分でつくらんと手に入れるのは苦労するじゃろうからな。」

 

それはありがたいね。…ってなんか話進めちゃったけどこれは実は夢でしたっていうオチはやっぱり無いわけ?

 

「ないぞ?それじゃ送るから達者でな」

 

え…いやちょっと…まって…いや…まってくだs……

 

こうしてこの話の主人公こと伊達武はネギまの世界へと旅たつのであった。

そこに待ち受けるのはどんな物語なのか…

 

それでは我拳は銃なりて…その物語を始めましょう。

 

 

 

 

「いったの。ワシはもう見守るしか出来ん。お主の未来が幸あらんことを。」

 

「あ、最初の課題いい忘れたの。まぁ……紙で指令を送ればよいか…さて次の案件は………」

 




最後まで見ていただいてありがとうございました。

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