我拳は銃なりて   作:秋華

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第一話:親友登場!その名は龍牙!

ん…ここはどこだ?

確か俺死んで………!!!!

 

「あ゛ーーーー!!俺死んだってやっぱりマジだったのかよ!!っていうかあの神、もっとこうなんかあるだろ普通。死んだから他の世界に転生しろ!?そんなんで納得できるかーーー!!!!」

 

かーー

かー

ヵー

………

 

「………と言っても、今更仕方が無いんだけどね。まぁ、いきなり飛ばされるとかよりはマシなのかなぁ。はぁ…とりあえず現状確認だな。確か手紙かなんかが、俺のポケットに入っているって言ってたよな。…見てみるか。」

 

~神の手紙~

 

この手紙を見ておるという事は、無事に転生できたという事じゃな。

さて、もう一度言うがそこはネギまの世界じゃ。時代的には世界大戦真っ只中。赤き翼にラカンが加入する少し前といった所になる。まず、お主にはラカンと一緒に紅き翼に入り創造主を倒してもらう事になる。もちろん今のお主の力ではどちらも達成できんじゃろうから、自身を鍛える必要がある。その為ラカンが加入する2~3ヶ月前に降りてもらうことになった。

近くに荷物があると思うが、その中には魔法球を作るための材料と、魔法媒体を造る為の材料が入っておる。それと、魔法球に入っても歳をとらなくする魔導具の材料も、入っておるからうまく活用してくれ。少し歩けば町へ行けるし、すぐ近くに洞窟があるからそこで己自身を鍛えるが良いじゃろう。

3ヶ月たった後、近くの町にラカンと、紅き翼を倒して欲しいという依頼人が現れる事になっておる。そこから原作に介入して欲しい。町に行けばそのまま自然に介入できるはずじゃ。

ただし!!その時にどうしてもラカンと戦わなくてはいけなくなるため、可能な限り力をつけておく事じゃ。(実戦については心配ない。洞窟には誰も来る事は無いが、近くの森には幻獣など数多くの生物が生息しておる。そこで実戦を経験し、なれることじゃ)

ちなみにお主の年齢は14歳となっておる。それとあくまで不老不死ではないから、死なないよう注意するように。

二枚目にはお主が望んだ”然”の詳しい内容とデメリットが書いてある。それと言ってから思い出したのじゃがいくら魔法の才があっても知識がないと意味が無いので、魔法のことも少し記載しておいた。それ以上は誰かに教えてもらうように。手助けしようにも、もう送ってしまった後だったからそこら辺は納得して欲しい。

そして三枚目は、地図と今この世界の情勢が書いてある。あって損は無いはずじゃから使ってくれると嬉しい。

最後に、この世界では魔法世界がつくられた世界というわけではなく、ちゃんと生きておる。創造主とかは原作と同じ知識しかもっておらぬのでそうとは気付いておらんはずじゃ。なので心配せんでもよろしい。

ではお主の未来が幸福でありますように…

                                              神

~神の手紙・終~

 

「………ん。ちょっとはいい人?じゃん。何も分からないままと言うわけでも無さそうだし、いきなり原作介入なんて無茶な事も言わないから、ちょっとは感謝してもいいかもしれない。さてと…」

 

俺はそう呟いてあたりを確認すると手紙の通り近くに大きなバックとそのすぐ後ろには洞窟があった。おそらくこれが手紙に書かれていた物なのだろう。なので俺は、手紙に書いてあった通り、バックを持って洞窟へと入り、まずは自分を強くする為の環境作り…。そう魔法球の製作に取り掛かるのであった。

 

……ネギまの世界に着いてから一日が経過した頃。やっとの事で、魔法球を作り出すことに成功した。知識とかは何がつくりたいかを考えれば、頭にその答えが浮かび上がってくる感じだった。その感覚になれなくて、最初は違和感ありまくりだったが、魔法球を作っていく過程でその感覚にも慣れていき、最後の方には全く違和感が無くなっていた。魔法球自体は、プラモデルでもつくっているような感覚で、つくっておいたパーツをくみ上げていくだけなので、大して時間が掛からなかったが、魔法を発動する為の、呪文(と言うよりはおそらく式(しき)とか魔法円の方が近いかもしれない)を込めたりするのに慣れていないせいか、思ったよりも時間が掛かってしまい、結果一日が経過してしまった。

ちなみに、飯はバックの中に多少のお金があったので、地理の把握と本当にこの世界は自分が暮らしていた世界と違うのかを確かめる為に、近くの町へ行って買ってきた。

そして、町に行って今更だが、本当にネギまの世界に来たんだな~と実感してしまった。

見知らぬ土地で目が覚めた事と、神様の手紙で覚悟はできたはずだったが、やっぱり少し心細くなってしまったのは、仕方がない事だと思う。

 

「さてと…。魔法球は出来たし、中の時間も一時間を一日計算にした。後はどうしようか…」

 

そう言って少し考える。確かに、魔法球は出来たが、その中にはまっさら土地があるだけ、建物はおろか森も川も無い。そんな場所に行った所で、良い鍛錬は出来ないし、第一生きていける気がしない。なので、設定を少しいじり中に森とか川…更には滝まで作ることにした。森ができるまでは時間が掛かるらしくそれまでは中に入ることは出来なかった。

 

「こうして待っているだけってのも時間の無駄だな。どうせラカンと戦うのは必然なわけだから、少しでも早く鍛錬を開始するか。とりあえずは銃闘技を習得しないと…」

 

俺は頭の中にある銃闘技習得の鍛錬を開始し、その鍛錬のきつさに涙するのであった。

そして更に一日がたち……

 

「いたたた…全身…特に腕の筋肉痛がひどいな。まぁ仕方が無いのかもしれないけど。とにかくこれでやっと魔法球に入れる。歳のとらない指輪も出来たし準備万端だな。さて…いっちょ気合入れていきますか。」

 

これから待ち受けるきつい鍛錬に心が折れないように、明るく振舞って心を奮い立たせる。

そして中に入って最初にやった事といえば………自分が住む場所。つまり建物の建設だった。

 

以外にもそれが良い鍛錬になり、更に言うなら気の運用の仕方も学べたため良い経験になったと思うようになったのは鍛錬を始めて少したった後だった。

 

――ここよりは修行のダイジェストとなります。

 

銃闘技の修行

 

「120…121…ってなんで腕立てじゃなくて拳立てなんだよ。拳立ては骨に異常を起こすとかどっかの情報で耳にしたことがあるぞ!?」

 

「…ていうかいい加減拳立て飽きたんだよ。もっと他の鍛錬法とかねーのかー!!!!」

 

銃闘技をマスターするために拳立てをしていてあまりの地味さに発狂しかけている主人公こと武…だからと言って拳立てをやめない所は素直というか真面目と言うか……まぁただやる事が他に無いだけだからがもっとも有力だろうが…。それを言ってしまうとさすがに武がかわいそうだろう。

 

魔法の修行

 

「プラクテ ビギ・ナル”火よ灯れ”!!………って火ともんねーーーー!!」

 

「ああ…いい加減灯りやがれ!!!」

 

ボオオオオオオ……

 

「ケホッ……うん。まぁ魔法って危険だな。いい加減にやっちゃこっちの身が持たない。慎重にやっていこう。……じゃないとこれは軽く死ねる」

 

初級の魔法も出来なくてイライラしていた所。魔力が暴発してしまい漫画でよくある真っ黒になった武。これを気に慎重に魔法を使う事になる。

ちなみに、この時初めて漫画のおなじみの展開ができてちょっと感動してしまったのは仕方がないと思う。

 

初実戦

 

「なんだ…初めてだから大変だと思ったけどそうでもないかな。ま、こんな感じならよゆーだね。」

 

ポタ…ポタ…

 

「ん?雨か?なら今日はこれくらいにして……………は?」

 

「いや…あのね。確かによゆーとかいって調子のったのはいけないと思うよ?でもさ…なんでここで竜がでてくるのかなぁ。……しかも俺の事なんかロックオンしてない?いやいや…あれですよ。俺なんか食っても美味しくないし、第一貴方の大きさじゃ俺を食っても腹膨れないでしょ?だから…その………逃がしてくれませんかね?」

 

グオォォォォォン

 

「ヤッパムリデスカーーータスケテクレーー」

 

調子に乗って森奥に進んでしまい。竜とエンカウント必死に逃げて何とか逃げ切れたのは良かったけど、それ以降何故かエンカウントしやすくなってしまった。

ある意味主人公の宿命。ちなみにそれ以降しばらく森に入れなかったのだが、それは仕方がない。

 

 

 

そしてあっという間に時間は過ぎていき、武がネギまの世界に来てから3ヶ月が経過した。

 

 

「ふう…。いろいろあった3ヶ月とうとう原作へ介入か……思い起こせば………うん。つらかった思い出しかないな。強くなるために篭りっきりだったからなぁ…あまりに人と喋らないから幻獣に話しかけてしまった時は……今考えると末期だったんだろうな。」

 

目を細めてそう呟く。

何故か涙がこぼれ落ちているのはこの際気にしてはいけない事なんだろうと思う。

 

「まぁいいか…そのおかげで幻獣と実はお話ができる事がわかったし、ほとんどストーカーみたいに俺を追い回した竜は恋人に振られてやけになってただけらしいし……ってあれ?俺って一歩間違えれば竜の奥さん貰ってたわけ?…………考えるのはやめよう。涙がまたあふれそうだよ。」

 

必死になって考える事をやめ、涙を堪えていると自分のすぐ下から声がかかる。

 

「どうしたん?タケやんそろそろ向かわんと今日までに町につけへんで?」

 

そう声をかけてきたのは幻獣達が住む森で仲良くなった一匹の虎。

変な関西弁と人懐っこい正確から龍牙(りょうが)と名前をつけた。愛称は龍ちゃん。

 

出会いは最初話しかけてしまったのがこの龍ちゃんで、話している中で妙に馬が合いそれからは一緒に行動を共にしている。話を聞くと幻獣の中には、人に化けれるモノもいるらしいのだが、それには歳を重ねないといけないらしく、現在の龍ちゃんには無理との事。だけど、体自体を小さくしたりするのは可能なので、前に一緒に町に行った時はぬいぐるみサイズになって、肩に乗っていた。

ちなみに、戦闘能力はかなり高い。

おそらく、それなりに強そうな魔法使いや、最高位レベルの幻獣以外なら、おそらく倒す事ができるだろう。

そんな龍ちゃんとのケンカの成績は、50勝49敗と勝ち越しているが、お互いに本気でやりあうとかなりやばい事になる為、最初の一回以降全力ではやっていない。

 

「いやな。ちょっとこれからのことを考えてただけだよ。」

 

「ふ~ん。でもタケやん。そんなちょっと、かっこよさげな事言っても、二枚目にはなれへんで?」

 

「なっ…!!おいおい龍ちゃん…俺はどうみても…」

 

「三枚目やで♪」

 

「ムカッ!!てめっ!!今日こそその減らず口閉じさせてやる!!」

 

「やれるもんならやってみいや~!!!!」

 

 

 

――しばらくケンカしておりますのでしばらくお待ちください――

 

 

 

「はぁ…はぁ…龍ちゃん。なんかもうどうでもよくなったから、そろそろ行こうか?」

 

「せやな。暗くなる前にいこか」

 

ぼろぼろの体を引きずりながら町へと向かう一人と一匹。

 

これからもっと大変な事が起こるというのにこんな調子で果たして大丈夫なのだろうか?

 

とにかく話は進みとうとう原作介入へ…

 

筋肉バカ登場まで後もう少し

 

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