アルカナ~切り札の騎士~
第四期第六話「銀髪騎士のホントのココロ?」
真夜中の襲撃から数時間後。
あれから、襲撃を警戒せずに眠るのは自殺行為だと判断し、少し早いが王都に向けて出発することにした。
バイクロイドにも変形できるらしいサイクロイドだが、頑張っても定員は3人がいいとこなので、結局徒歩での旅だ。
「……お前、ついてくる意味殆どないな」
「そう邪険にしないでくれよ。一緒に戦った仲じゃねえのよ」
「あー、はいはい。言ってろボロチャリ」
まあ、緊急時にアテナたちを乗せて走って貰えばいい。そういう意味では役にも立つだろう。ちなみに、何故かバグロスまでついてきている。水陸両用だからいいが、正直図体がデカくて邪魔だ。
「しっかし、王都ってのはまだ着かないのか? 何度か休憩を挟んでいるとはいえ、もう昼だぞ」
うんざりしたように愚痴る剣士の言う通り、もう太陽はほぼ真上までこようとしている。
「王都から我らのいた海岸までは近くない。だが、我の記憶が正しければ、後半日はかからないだろう」
要するに、あと半日近くはかかるわけだ。
「……けど、お腹空きましたね」
「そうだね。私もお腹空いた。最後に食べたの何時だっけ……?」
「多分、さだめはかき氷……」
「凛、お前は散々食ってただろうが……」
アテナ、凛、さだめの歳下組も、少し大変そうだ。
「……休憩を挟んだとはいえ、確かに少し強行軍過ぎたな。おいボロチャリ。バイクモードになれ」
「ん? 別に構わねえが何処行くんだい?」
「食料を調達してくる。皆は、ここで休憩していてくれ」
「食料調達? ならさだめも……」
着いてこようとしたさだめを押し留める。
「いや、エースに一緒に来てもらう」
「我か?」
「ああ。お前なら、食べられる野草とか、そういうのもわかるだろう?」
「確かに、騎士の教練過程にサバイバルもあるから知っている。しかし、よくそんなことがわかったな」
「騎士だの兵士だのが、そういう知識ゼロなわけないだろ」
「……いや、希冴姫の奴なんかは知らんと思うぞ。一般からの叩き上げである我と違って、奴は貴族騎士の様なものだからな。そんな泥臭い知識、知らんだろう」
確かに、希冴姫がそこらの野草摘んで食べるところは想像できないな。
「でも、お兄ちゃん大丈夫? 疲れてない?」
「心配すんな。こちとら、誰かさんのおかげでタフさだけは自信があるんだ」
「う、皮肉っぽい……」
「よし。それじゃあ頼むぞ」
「あいよ。モーターセット! 変形合体!」
サイクロイドが掲げたカードから『チェンジギアモーター』が現れ、サイクロイドと合体する。
「変形完了! 乗りな兄さん、エースの姐さん!」
「……姐さんはよせ」
エースも、俺と同じくサイクロイドのことは苦手らしい。姐さん呼ばわりに、物凄く嫌そうな顔をしている。
「じゃあ、行ってくる。何かあったら水鏡で連絡、もしこの場に留まっていられなくなったら、移動して安全なところで落ち合おう。まあ、すぐに戻ってくるつもりではあるから、大丈夫だとは思うけど」
「しっかり体を休めておけ。いざというときは、躊躇うことなく逃げろ。退却することは恥ではない」
「わかっています。セツたちこそ、気をつけて」
「ああ」
道端に座り込み、各々休憩の姿勢をとるメンバーに頷いてから、俺とエースはバイクロイドに乗りこむ。
「エース、運転は?」
「……悪いが出来ん。機械は苦手だ」
「じゃ、俺が運転だ。しっかり捕まっとけ」
「ああ。というか、お前は運転できるんだな」
「普通の乗り物は一通り。飛行機や船は無理だが」
そんな会話をしながら跨る。俺の腰にエースの腕が回される。
「……役得。羨ましい」
「なっ!?」
「エースさんもさぁ、なんかユーキさんみたく、妙にいいとこ取りするよねぇ。っていうか、立ち位置的にも希冴姫さんポジションだし、キャラ的においし過ぎる気がする」
「い、意味がわからん! ほら、さっさと出発しろ!」
「はいはい。まあ後ろに乗っているのがエースじゃ、背中の感触は期待できそうになっ!?」
「はっ倒すぞ!?」
「……もう殴ってるだろ……運転中はやめろよ。クラッシュしてもいいなら話は別だが」
「貴様がヘンなことを言わなければいいだけの話だ」
エースの文句を聞き流し、アクセルを踏む。
「行くぞ、バイクロイド」
「おうよ! いきなりフルスロットル! 全開だぜぃ!!」
「うわ馬鹿勝手にアクセル全開にすんなっ!?」
「ひゃあああっ!?」
ドォンッ!!
妙に上擦った悲鳴と共に抱きついて来たエースの身体が押しつけられる。しかし、そんなことを考える余裕もなくバイクロイドは急発進。
「あっ! お兄ちゃん!」
さだめたちの声を遠くに置き去りにして、俺とエースは遠くに見える森へとすっ飛んで行くのだった。
アテナたちから別れて、俺とエースは街道から少し離れたところにある森へと足を踏み入れていた。バイクロイドは、森の中まで入って来られなかったので、入口で待機だ。……まあ、物凄く不満そうだったが。散々ぶー垂れていたが。
「手近なところで食料を調達するとなると、やはりこの森だろう」
木漏れ日の降り注ぐ、繁った森だ。きのこや木の実、野草など、自然で育まれた恵みが多く取れるらしい。
「このまま奥まで進むぞ。その方が安全だ」
「奥の方が安全? どういうことだ?」
普通なら、奥まで進むにつれて危険が増していくものだと思った俺が、エースに尋ねる。
「そうだな……確かに、普通の森ならそうだろうが、この森の奥は、遥か古から変わらぬ聖域がある。お前たちには『古の森』と言えば分り易かろう」
『古の森』……フィールド魔法で、戦闘を行ったモンスターを破壊する、争うことを許さない森……なるほどな。
「つまり、その古森までいけば、俺たちを襲う獣や昆虫はいなくなるってわけだ」
「そういうことだ」
そこで、気になっていたことをエースに尋ねる。
「……これ、獣道だよな。それも、かなり大きなものだ。クマでもいるのか?」
「さあな。この精霊界には、人間界では想像もつかんほど巨大な獣もいる。もしかしたら、昆虫やもしれん」
「……人二人が楽に通れる獣道を作る昆虫か。ぞっとしないな」
「何を言う。中には森を丸ごと潰しかねん程巨大な昆虫とている。その程度で怯えるな」
別に怯えているわけではなかったが、妙に勝ち誇った顔のエースが微笑ましくて口を挟まないことにした。こんな時にまで藪を突く必要はないだろう。タダでさえ、森に住む精霊たちを刺激するのは避けたいのだから。
「……おい」
が、どうやら騎士様はそれが気に食わなかったらしい。
「なんだ?」
「その……ああもうなんだお前は!? 移動中は散々弄んでおきながら!」
「……は?」
突然爆発したエースに、俺は困惑する。
「いきなり殊勝になるな! 我は、お前に嘲笑の視線を向けたのだぞ!? その……もうちょっと相応しい反応があろう!?」
「えーと……とりあえず落ち着け馬鹿」
「ば、馬鹿とは何だ!? わ、我は馬鹿ではないっ」
「いやなんでニヤけてるんだお前は」
コイツ、なに『そうだ、その反応だ!』みたいにしてるんだろう。
「なんだ、お前アレか、Mなのか? 罵られないと満足できない体になっちゃったのか?」
「? えむ、とはなんだ?」
「ああもうやりにくいなぁこの純真騎士!」
そんな、きょとんとした眼でこっち見んな! いたたまれないよ! なんか、そんな反応されると、俺がいたたまれないよ!
「その意味は、さだめの奴にでも聞け!」
アイツなら、それこそ嬉々としてレクチャーしてくれるだろう。……余計な知識も大量に喋り倒しそうだが。
「……要するに、あまり健全ではない意味なのだな?」
「……お前がさだめに抱いているイメージが良くわかったよ」
いや事実なわけだが。兄としては、妹のイメージが非健全で固定されているこの状況は、事実だとしても微妙に安心できない。
「とにかく、争いを許さないような森に足を踏み入れる俺たちが、ここで争ってどうすんだってことだよ」
「……なんだ。張り合いのない……」
物凄く不満そうに、というか若干拗ねたように呟くエースに、俺は思わず呆れたような声を出していた。
「あのな……こんな時まで張り合ったって仕方ないだろ。それはお前だってわかってんだろ?」
「むぅ……」
まだ不満そうなエース。というか、少し戸惑っているらしい。
「エースって、案外子供だよな。色々と」
「なっ何を……!」
「そうやって、すぐムキになるところとか」
「むぐっ……」
「意外と無知なところとか」
「こ、この……」
「そんで……滅茶苦茶意地っ張りの頑固頭。まだ、まともに俺以外とコミュニケーションとれてないだろ」
エースが俺たちの所に来た時から、この精霊界での旅を見ていて、ずっと思っていたことだ。コイツは、あんまり人付き合いが得意ではない。
「ぬ……それは……」
「取るにしても、基本的に俺か希冴姫を通して。希冴姫が居なくなってからは、ほぼ俺一択。仲間なんだから、その人見知りはそろそろ治そうぜ」
「…………」
黙り込むエース。多分、俺に突っかかって来たのも、そこら辺が関係しているんだろう。ずっと神殿に篭って、他人との接触を断ってきたコイツは、その接し方がわからない。
「だから、唯一まともにコミュニケーションのとれた俺との喧嘩を取っ掛かりにしているんだ。でも、|喧嘩(それ)がある程度非常識な手段だと理解もしているから、俺以外とはその手段を取れない」
流石に、俺の言わんとしていることが理解できたらしく、エースが俺を鋭い目で射抜く。
「……貴様、まさか我を連れてきたのは……」
そう。始めからコレが目的だった。イマイチメンバーと馴染めていないエースに、もう少し歩み寄りを求めるために。勿論食料も目的だが、それはあくまでついでだ。
「お前との喧嘩は楽しいからな。つい俺もお前にちょっかい出したりしてしまうんだが……いつまでもそれじゃあ、疲れるだけだぞ?」
「……」
複雑そうな顔で黙り込むエースに、俺はさらに言葉を重ねる。
「エース。俺たちは、仲間だ。同志だ。それなのに、お前が遠慮して、イザって時に連携が取れなきゃどうしようもない。こんなこと、騎士団長のお前なら、当たり前のようにわかっていることだろう?」
「……当然、だ……素人に言われるまでもない」
その絞り出すような、弱々しい声に、まだ納得していないと感じた俺は、攻め方を変えることにした。
「……なら、言い方を変えようか」
俺は、戸惑いの表情を浮かべるエースに目を合わせる。
「俺たちは、皆友達だ。遠慮したりすることはない。固く考えず、自然なお前を見せてやればいい。そうすれば、皆受け入れてくれるさ」
「……だが、その自然な我と言うのは……」
「ほら、また難しく考えてる。子供っぽい癖に、無い頭使うな」
「な、無い頭とはなんだ!? わ、我が馬鹿だとでもいいたいのか!?」
ガーッと噛み付いてくるエース。その顔は、やはり生き生きとしている。やっぱコイツ、若干M気質あるんじゃないか……?
「吠えるな吠えるな。そういう単純な思考回路に従って答えを出せばいいじゃないか」
「た、たんじゅん……?」
「単純だろ。物凄く。お前の行動、殆ど全部衝動的なもんだし、今お前の考えていることとかも、結構簡単にわかるぞ?……お前は次に、なら読み取って見るといい! と言う」
「なら読み取って見るといい!……はっ!?」
「……ほらな?」
あっさり読み取られて愕然としているエースを見て、俺はククッと思わず悪い笑みを浮かべてしまう。というか、一度やってみたかったんだよな。これ。
「単純過ぎるぞ。そんなの、俺じゃなくたって読み取れる」
「ぐ……」
「だからさ。お前は衝動的に、思ったまま行動してみろ。意外とあっさり受け入れてもらえるぞ?」
「…………そういう、ものか?」
「そういうもんだ。つか、そんな難しく考えたって完璧な友達との付き合い方なんてわからないよ。だったら、不器用なりに“らしく”やってりゃいいんだよ。知ってるか? 自然体ってのはある意味最強なんだぜ?」
「……そうか」
「……ったく」
パァンっ!
「ひゃあぅっ!?」
まだ少し不安そうなエース。その背中を思い切り引っ叩く。
「ほら、元気出せ。さだめみたいのでも友達になってるような奴らだぞ? お前くらいで尻込みする奴らじゃないっての」
「っ……っ……!」
「……エース?」
「なっ……なんでもない……!」
……おや?
「ま、まあとにかく、コミュニケーション不足ってのは思わぬ誤解を産んだりするからな。そういうのはしっかり話せよ?」
「わ……わかっている」
若干涙目で頬を染めるエースを見て思う。
――あー……もう間違いない。こいつ、ライトなM体質だ……。
発覚した微妙に衝撃の事実は忘れることにして、俺はまとめに入る。
「とりあえず、あいつらお前が俺に惚れているんじゃないかって誤解しているっぽいから、その誤解だけでも解いておけよ」
「む……その話か」
落ち着いたのか、息を整えたエースが苦々しげな顔をする。
「あ、やっぱり警告というか、忠告というか、されてるんだな」
「口には出さんが、目は口ほどに物を言う、というやつだ」
目というか、オーラだが。とエースは苦笑する。
「俺から見れば、例によって接し方が不器用だから誤解されているだけ、と見るが、その辺どうなんだ?」
「……さあな。我の思考は単純でわかりやすいのだろう?」
「ところが、感情の方はそうもいかない。頭でどう考えているのかはともかく、心でどう感じているのかは、読み取るのは容易じゃないな」
特に、恋愛感情だのという奴は、とことん複雑で難解だ。鈍感であるつもりはないが、想いの深度を図ることまでは出来そうにない。
「俺はお前のことを、掛け替えのない親友だと思っている。だけどまあ、男女間の友情ってのはささいなきっかけで恋愛に変わったりもするからな。尚更わからん」
溜息を吐く俺に、エースは少し意地悪げな目を向ける。
「随分と積極的ではないか。希冴姫も含め、五人もの女に言い寄られておいて、まだ増やすつもりか?」
「……んなつもりはない。俺は、ただはっきりさせておきたいだけだ」
「……ふむ」
エースは、少し考え込むかのように顎に手を当てる。
「……ここで我が好きだ、と言えば……どうする?」
「俺は難攻不落だぞ、と返す」
「……もう少し考えろ。もしこれが我の、一世一代の告白だったりしたらどうする」
不満そうに唇を尖らせるエースに、苦笑を返す。
「言っただろ。お前の考えることはわかるんだ。そんなあからさまなジョークにうろたえるほど、俺は可愛らしくはないぞ?」
エースはむぅ、と小さく唸って黙り込む。
「これだから女慣れしている男は……」
「ちょっと待て。その言い方は看過できん」
「事実だろう。五人も侍らせておいて、今更」
「……だからこそ、妙な誤解でごちゃごちゃするのは嫌なんだよ。修羅場なんて、傍から見れば楽しいんだろうが、その当人としちゃどうしても避けたいもんだ。タダでさえ、ウチのお姫様方は物理的に武力が高いんだから」
冗談交じりにそう言うが、ぶっちゃけ冗談じゃない。ヤンデレる危険性すら濃厚なさだめ以下五名。冗談では済まされない。特に、最近わけのわからない力に目覚めたさだめや、精霊の力を行使できるアテナ、破滅の女神ルイン、騎士の希冴姫、終焉のユーキちゃん……ああもうどいつもこいつも!
「……誤解では、なかったとしたら?」
エースは立ち止まり、俺に体ごと向く。
「その時は、その時で考えるさ」
さぁ、と森の風にエースの銀髪が靡く。
「……」
「……」
「……我は」
そこで一つ、間を置くエース。
「……どうなんだ? エース」
しびれを切らした俺の問いかけに、エースは徐々にこちらに近づいて来る。
「お、おいエース?」
そのままエースは俺の頬に手を伸ばし……。
「……ふぁっ?」
俺の頬を引っ張った。
「ふぇ、ふぇーふ?(え、エース?)」
「……ふん。図に乗るな。誰が貴様なんぞに」
「ふぁ、ふぁらもっはいふるふぁ!(な、なら勿体ぶるな!)」
「これで我の一勝、だろう?」
「いだっ!?」
最後に強く頬を抓り、エースは森の先に進んで行く。
「ちょ、待てよ!」
慌てて後を追う。と……
フッ……
「は……?」
振り向いた瞬間、頬に軽い接触感。それは本当に一瞬の出来事で。
「え、エース?」
「……貴様は気を使い過ぎる。仲間だ友だというのなら、余計な気を回さず、どっしりと構えていろ。ただでさえ貴様は奴らのリーダーなのだ。このようなことで心を乱すな」
「いやっそれよりもお前いまっ……!」
今さっき起こった事実に混乱して、らしくない醜態を晒してしまう。そんな俺に、エースは初めて見るかもしれない満面の笑みを浮かべて振り向いた。
「これで、二勝だ。さて、今のお前に、我の事が読めるかな?」
そんなもの、読めるわけがない。今のエースが何を考えているのか、どんな想いを抱いているのか、俺にはさっぱり分からなかった。
「……口で言うほど、難攻不落でもなさそうだな?」
「ってめ……!」
「さあ、腹を空かした仲間たちが待っている。この森の食糧、根こそぎかっぱらって行くとしよう」
古の聖域だと言うのに、物凄く不謹慎なことを言ったエースは、話は終わりだ、とでも言うように先に進んでいく。俺も慌てて意識を切り替える。
「お、おう……これなんかどうだ!? このきのこ……」
「あっ馬鹿そいつは……」
俺が手に取ったきのこから糸のようなものが伸び、俺に巻きつく。
「……きのこマンだ」
呆れたようなエースがその糸(恐らく菌糸)を切り捨て、きのこマンを追い払う。
「くっく……なんだ。貴様、案外純情ではないか。我に散々子供だ子供だと言っておいて」
「う、うるさい。余りに予想外の展開が続いて、頭が着いてこないだけだ!」
くすくす笑うエースに、俺は体に残る菌糸を取り除きながら答える。完全にやり込められたことが悔しくて、どうにも顔が合わせられなかった。
――結局、俺がエースの真意を体よく誤魔化されたことに気付いたのは、皆の食事を作り始めていた時なのだった。
さ「な~っにっかな~な~っにっかな?」
ル「今回は、これ」
『古の森』
さ「フィールド魔法の一種で、戦闘を行ったモンスターをバトルフェイズ終了後に破壊する効果だね。『ジェノサイドウォー』のフィールド魔法版、みたいな感じだね」
ル「これがあると、迂闊に戦闘できない」
さ「どうにも扱い辛さが目立つカードだけど、効果破壊されないモンスターと組み合わせたり、戦闘破壊耐性持ちのモンスターに対して相手モンスターに強制攻撃させたり、後は能動的に自分のモンスターを破壊できるカードだと思えば、意外な使い道があったりなかったり」
ル「……曖昧な表現」
さ「どうしても専用構築になっちゃうからね。カード一枚に頼った専用構築はどうしても依存度が高い分事故率が跳ね上がるんだよ。汎用性もないしね」
と、言うわけでエース回です。改定前のアルカナで、エースがまともにラブコメしたの、この回だけのハズなのに異様にエースの人気が爆上げされた回でもあります。作者としてもエースは好きなんですが、正直明確にヒロイン認定してないのにここまで人気が出るとは思いませんでした。みんな、ツンデレ好きよね……。
それでは、悠でした!