書こう書こうとしていたら、いつの間にか
6月終わってたorz,
6月のある日空は、もう梅雨入りしているというのに
カラッと晴れわたった青空が広がっている。
そんな蒼穹の下、純白の建物.......教会の一室
【新婦控え室】に彼女は居た。
「あ〜う〜」
「もうイブマリー、落ち着きなさいよ」
純白の、それはもう混じりっけ一つない
ウェディングドレスを着たイブマリーが
落ち着かない様子でそわそわして、
そんなイブマリーの姿に苦笑しながらも
エンネが化粧を施して行く。
「あっこら動かないの」
「くすぐったいのよ」
余り濃い化粧はイブマリー自身が嫌がるために
あくまでもナチュラルも良いところな化粧では
あるが、元々の素材が良い為か化粧をしている
エンネですら「ほぅ」とため息が出てしまう。
カインツがこのイブマリーを見たら固まるんじゃ
無いだろうかと想像し、エンネは小さく吹き出す。
「..........何わらってるのよ?」
「ふふっ、なんでも無いわ。ふふっ」
堪えきれないと言った様子のエンネに、
イブマリーが不満気な顔に成り何か言おうとするが
ーコンコンッー
「イブマリー?エンネ?
準備はできているかしら?」
ドアを開けて二人の担任教師であったジェシカが
新婦控え室に入ってくる。
「あら.....ふふ、綺麗ねイブマリー」
「ぬゥ〜」
「何照れてるのよイブマリー。
先生でこんな反応じゃ、カインツに褒められたり
なんかしたら、どうなっちゃうのかしらねぇ〜?」
-それから時間が経って-
「では皆様、新婦の入場です」
司会の男性の声がホールに響き、
参列者達の視線がホールの出入り口に注がれる。
そして、ゆっくりと扉が開き
新婦であるイブマリーが父親役を買って出た
ゼアと腕を組みホールに入ってくる。
その後ろには5歳位の男の子が
ドレスの裾を持って続いている。
腰まで伸びた美しい黒髪が純白のドレスによく映え、
うっすらと施された化粧は彼女の美しさをより
際立たせ、頬は緊張からかただ照れているだけなのか、
ほんのり赤く染まっておりそれが、美しさの中に
可愛らしさを覗かせている。
「・・・・・?!」
実は、実はカインツは今この時までイブマリーの
ウェディングドレス姿を見たことが無かった。
そもそもドレス自体イブマリーが
余り頓着しなかった事もあり、
いつの間にかエンネが選んでいたし、
化粧が終わってからも面白がったエンネの悪戯心から
カインツには会わない様にと友人連中が動いて
いた為に、今この時、永遠の愛を誓うこの場にて、
カインツ・アーウィンケルは己の妻となる女性の
晴れ姿を目にしたのであった。
見惚れて仕舞うのは仕方が無い
カインツが呆然としている間にいつの間にか
イブマリーはカインツの横に立っており
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
壇上二人の前に立った司祭がそう問いかける。
「「誓います」」
二人は声を揃えて迷うことなく答える。
「では、誓いのキスを」
そう促され、二人は漸く向き合う。
「・・・」
「・・・・何よ?」
「いや、その。
綺麗だよイブマリー」
「/////ばっ、なに言ってるにょよっ?!」
「思った事をそのまま、口にしてるだけだよ」
「////////!?」
「こほん」
いつまで立っても誓いのキスをせず
イチャイチャしている二人を
司祭が態とらしい咳で促す。
「私を幸せにしてくれるのよね?」
「勿論、世界中の誰よりも」
キス寸前にもしっかりイチャつき、
二人の唇は静かに重なった。
ウチのトレミア・アカデミー生達は皆仲良しって事で。
カインツとイブマリーのイチャイチャを書こうと
思ったんだが、最後だけになってしまった。
7月の七夕ネタは、
出来れば7月7日に書き上げたいものですね。